上 下
3 / 8

しおりを挟む
帰宅して風呂を済ませ、今日も今日とて日課のサイト巡回タイムに入る。すると目当ての人物から返信が来ていて、つい口元が緩んでしまう。

『お疲れ様。今日も暑かったね。仕事を終えて今帰宅しました。そこのカフェいいよね、ぜひエイトと行ってみたいな』

思いがけない誘いに嬉しくなり、俺は一目散に行きたい!と返信する。
このサイトを始めて早1ヶ月。そこそこの人数とそこそこのやり取りをしてきたが、未だ実際に会うまでは至っていなかった。今一歩が踏み出せないというのもあったが、そこまでして会いたいと思える人に出会えていないというのもある。そんな時、サツキと名乗る男からメッセージが来た。顔は載せておらず身体のみの写真だったが、いい感じに筋肉が付いていてかなり好みの美ボディだった。そしてパンツ越しでもわかるほど、あそこがデカい。俺は興奮気味に返信するとすぐにまた返事が来て、そこから長いことメッセージを続けている。一通一通が丁寧だし信頼できそうで、この人ならいいかも……と初めて思えた。音楽や芸能に疎いらしく、身バレしなさそうなのも決め手だった。

『会ってくれるの?嬉しいな。エイト初心者っぽいけどほんとに大丈夫?』
『うん……まだ誰にもあったことないけど、サツキなら信頼できそうだし、早く会いたいって思ってる』

気恥しいが素直な気持ちをしたためて返信する。するとサツキは大いに喜んでくれて、早速スケジュールの擦り合わせが行われた。するとちょうど来週末が互いに都合がつくとのことで、その日に会うことになった。

『ずっとエイトと会いたいって思ってたから、めちゃくちゃ嬉しいし楽しみ……やばい、今からもう興奮してきちゃった(笑)』

そんなことを言われて、つられて俺も興奮してきてしまう。来週遂に、抱かれるのだ。サツキと、セックスをするのだ。緊張もあるけど、それよりも大幅に期待と興奮が上回っていた。

『俺も、すごく興奮しちゃってる。来週が待ちきれない』
『そんな事言われたら、ほんとに我慢できなくなっちゃうよ……あのさ、エイト、お願いがあるんだけどいい?』
『なに?』
『エイトの、えっちな写真が欲しいんだけど』
「……っ!」

思いがけないおねだりに、俺は咄嗟にスマホを落としそうになる。今までえろい会話はそれなりにしてきたけど、写真を求められるのは初めてだった。

『えっ、えっちな、って……!』
『俺も送るからさ、お願い。もうムラムラしてしょうがないんだよね』

そんな返信が来た直後にとんでもない画像が送られてきて、俺は盛大にぎょっとする。バッキバキに勃起した、それはそれは逞しいでかちんぽの画像だった。へそにつくほど反り返り、血管を浮かせてパンパンに張り詰めている。カリが立派に張って淫水焼けしたそのちんぽは、見てるだけで涎が湧き上がるほどの代物だった。これが今度、俺のナカに……♡と思うと、下半身がみるみる熱を帯びていく。

『エイトのも見せて?お願い』
「……っ!」

長いことちんぽに見蕩れていると、サツキから催促のメッセージが来る。俺はそれにはっとし、自らの下半身に目をやる。そこは、サツキに負けないくらい硬くなってパンツを押し上げていた。

『うぅ、めっちゃ恥ずい……ちょっと、待って……』
『うん。いくらでも待つよ。ちんぽ痛いけど(笑)』

俺はパンツをずり下げ、下半身から抜き取った。ガチガチになったそこは、サツキのものとはまるで正反対だ。標準サイズだが童貞丸出しのピンク色だし、皮も被っている。それでも一丁前にビクビク怒張するちんぽを押さえ、俺は写真を撮って送信した。

「……」

メッセージ欄に自分のちんぽの画像が載り、恥ずかしさが増す。すぐに既読がつき、そして少ししてからサツキから返信が来る。

『ごめん。興奮しすぎて見惚れてた……お願い聞いてくれてありがとね、エイト』
『うん……恥ずかしいけど、こんなので喜んでくれるならよかったよ』
『すごく嬉しいし速攻で保存したよ(笑)そんで、我慢できなくてもうシコっちゃってる』

俺のちんぽをおかずに、サツキがあのでかちんぽを……そう思うと、恥ずかしいのにゾクゾクしてきてしまう。その衝動のまま、俺も自らのちんぽに手を伸ばした。

「っ、んん……っ♡はぁ、ぁ……♡」

送られた画像を見ながら、ちゅこちゅこちんぽを扱く。これが有り得ないほど興奮して、気持ちよくて、大きく開いた脚がビクビク震える。たちまち息も荒くなり、ちんぽからだらだら我慢汁が溢れる。

「んんっ、ぁ♡♡はぁっ、はっ♡♡んん……っ♡♡」
『……もしかして、エイトもシコっちゃってる?』
「……っ!♡♡」

まんまとオナニーに没頭してしまった矢先に、サツキからそんなメッセージが届く。盛大に図星を突かれた俺は、どう返信すべきか必死に頭を働かせる。

『ねえエイト、またお願いなんだけど……ビデオ通話してもいい?』
「っ、え……っ!?」
『エイトがあの可愛いちんぽ扱いてるとこ見たい……♡ねえ、お願い……♡』

またしてもとんでもないおねだりをサツキがかましてくる。ということは、こっちもサツキのオナニーが見れるということだ。そう思うと、羞恥よりも好奇心の方が勝ってくる。あのでかちんぽを扱く、サツキのいやらしい姿が見れる……♡

『……わかった。恥ずかしいけど、いいよ』

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

媚薬使ってオナってたら絶倫彼氏に見つかって初めてなのに抱き潰される話♡

🍑ハンバーグ・ウワテナゲ🍑
BL
西村つばさ 21歳(攻め) めちゃくちゃモテる。が、高校時代から千尋に片思いしていたため過去に恋人を作ったことがない。 千尋を大切にしすぎて手を出すタイミングを見失った。 175cm 大原千尋 21歳(受け) 筋トレマニア。 童顔で白くてもちもちしてる。 絵に描いたかのようなツンデレ。 つばさが大好きだけど恥ずかしくて言えない。 160cm 何故かめちゃくちゃ長くなりました。 最初、千尋くんしか出てきません…🍑

旦那とご無沙汰のドスケベ妻♂が宅配配達員と浮気セックスを楽しむ話

さくた
BL
寝取りもののつもりで書いてたけどあんまり寝取り感でなかったな

幼馴染と興味本位で抜き合いしてしまったらそれがめちゃくちゃ気持ちよくて、更に快感を求めてセックスまでしてしまう話

すれすれ
BL
抜き合いもセックスも最初はドン引きだったけど、なんやかんや流されて気持ちよすぎてどハマりしてしまうありがちなやつです。 【全7話】 服の上からちん触り、手コキ、兜合わせ、寸止め、前立腺責め、結腸責め、連続絶頂、中出しetc ♡喘ぎ、濁点喘ぎ、汚喘ぎ、淫語盛り沢山。攻め喘ぎもあり。 【攻め】 翔吾(しょうご) 成績優秀イケメンのパーフェクト男子。受けとは幼馴染だが通ってる学校は違う。暇さえあれば受けの部屋に入り浸っている。好奇心旺盛で性欲強い。 【受け】 文希(ふみき) ごく普通の平凡男子。むっつりスケベの真面目くん。べったりな翔吾に呆れながらもなんだかんだ受け入れている。

親友だと思ってた完璧幼馴染に執着されて監禁される平凡男子俺

toki
BL
エリート執着美形×平凡リーマン(幼馴染) ※監禁、無理矢理の要素があります。また、軽度ですが性的描写があります。 pixivでも同タイトルで投稿しています。 https://www.pixiv.net/users/3179376 もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿ 感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_ Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109 素敵な表紙お借りしました! https://www.pixiv.net/artworks/98346398

オスハメジムにドハマり

BL
最近体型変化を気にしていた「翼」がスケベなトレーニングを行うジムに入会し、そのままメスイキオスハメにドハマリする話。攻めは不特定多数で皆さん名前はありません。全体的に軽いノリなのでフィクションとしてライトにお楽しみください  なにかありましたら(web拍手)  http://bit.ly/38kXFb0 Twitter垢・拍手返信はこちらにて  https://twitter.com/show1write

スパダリショタが家庭教師のメスお兄さん先生と子作り練習する話

さくた
BL
攻め:及川稜 DS5。文武両道、とてもモテる 受け:狭山由貴 稜の家庭教師。文系。数学は苦手 受けの名前出てないことに気づいたけどまあええやろ…

疲れマラ専用♡おまんこ車両でよしよししてもらうはずだった話

桜羽根ねね
BL
常識改変された世界でのおはなし。 年下巨根イケメン×年上短小社蓄のハッピーエロコメです♡ 何でも美味しく食べる方向けです。 世界観がアイドルドッキリの話と繋がってます!

メスイキ遊園地にドハマり

BL
スケベなジムで受けトレーナーとして働く「翼」が貰ったチケットでドスケベテーマパークへ赴き、様々な形のメスイキアクメを楽しむ話。攻めのスタッフ・係員の方々に名前はありません。フィクションとして朗らかにメスイキ遊園地をお楽しみください。メスメス! ・web拍手 http://bit.ly/38kXFb0 ・X垢 https://twitter.com/show1write

処理中です...