ゲイの平凡処女受けバンドマンがどうしてもセックスがしたくてゲイ向け出会い系サイトに登録したらエラいことになってしまった話

すれすれ

文字の大きさ
上 下
1 / 8

しおりを挟む
「んぁぁ、あ゛っ♡♡♡イくっ、イくぅ゛っ♡♡♡っっ、~~~~~~~~~っっ♡♡♡♡」

頭も視界も真っ白になるような、とてつもない快感に全身を灼かれる。折れそうな程に身体が反り、ビクッ♡ビクンッ♡と何度も大きく跳ねる。

「んん゛っ♡♡♡くぅぅ゛、ぅ゛~~~~♡♡♡ふぇぁぁ♡♡ぁ゛~~~……♡♡♡」

アナルにずっぽりハメこんだバイブを、奥へ奥へとぐりぐり押し付ける。お気に入りのマグナムサイズのそれは、大好きな雄ポルチオにまで優に届く。極まったそこをぐにゅぐにゅ嬲ると、おしっこが漏れちゃいそうな程の快感に駆られる。

「お゛♡♡♡んお゛ぉぉ゛♡♡♡お゛っっほぉぉ゛♡♡♡ぉ゛~~~~~~♡♡♡」

誰も見ていないのをいいことに、鼻の下を伸ばしただらしないまんこ顔で下品に唸る。ベッドの上で未だブリッジのように反りながら、腰をへっこ♡へっこ♡揺らす。気持ちよすぎて、ガニ股に踏ん張った脚がガクガク震える。

「んぉ゛、ぉ゛……っ♡♡♡くふぅぅ、へぁぁ……♡♡♡」

長く尾を引く絶頂の波が、じわじわ引いていく。それを切なく思いながら、高く浮いた腰をベッドに降ろす。余韻でふわふわしながら、俺は大きく息をついてまぶたを閉じた。

「はぁ、はーー……♡♡きもち、よかった……♡♡」

ここのところ多忙でオナ禁状態だったため、心做しかより一層凄かった。もう一回しちゃおうかな……♡とも思ったが、そうすると明日に響いてしまいそうで泣く泣く自重する。呼吸がようやっと落ち着くと、突っ込んだままのバイブをゆっくり引き抜いた。

「っ、んん……っ♡♡」

エグいほど張ったカリ首がぬぽんっっ♡と抜けると、反射的に腰が跳ねてしまう。長大なブツが中から抜け、まんこも胎も切なげに疼いた。

「はぁ……♡あ~~~……彼氏欲しい……」

虚しさのあまり、赤裸々な欲望が思わず口をついて出る。この際彼氏じゃなくてもいいから、とにかく一度誰かに抱かれたくてしょうがなかった。でも女相手ならともかく、男相手なんてそう簡単に見つかるものじゃない。ネットでそういったサイトを使えばいいのかもしれないが、生憎俺はただの一般人ではない。最近ようやく日の目を見つつあるバンドマンなのである。もしそこで誰かに会い、俺だとバレてしまったら……自意識過剰かもしれないが、絶対無いとは言いきれない。それに怯えてずっと相手探しを躊躇ってきたが、だんだん我慢できなくなってきつつある。

(セックスがしたい……♡本物のちんぽで、ぐちゃぐちゃにされたい……♡)

無機質なバイブじゃなく、脈打つ熱いちんぽに貫かれたい。こうして事が終わった後も、一緒にいて抱きしめて欲しい。そんな数々の欲望が溢れ出ると、いてもたってもいられなくなる。俺はスマホに手を伸ばし、それっぽい検索ワードを打ち込んでみた。するとまさに求めていたサイトがヒットし、恐る恐る覗いてみる。

(おお、すごい……真剣な出会いから、遊び相手の募集まで……)

そこは多種多様のタイプの男たちがひしめき合っていた。年齢層も幅広く、見ていて飽きない。中には好みっぽそうな男がネコの相手を募集してたりして、俺は俄然興味を惹かれる。

(……す、少しだけ……音楽に興味無さそうな人を厳選すれば……)

誘惑に負けた俺は自分にそう言い聞かせ、遂にサイトに登録してしまった。勿論写真は載せていないし、プロフィールはフェイクまみれである。そしてしばらくすると、早速ちょこちょことメッセージが届き始める。

(お、この人いい身体してるし、顔も結構タイプ……けど趣味がバンドってのはな……)

泣く泣くその人は諦め、そうやって相手を選別していく。その中で何人か大丈夫そうな人を絞り、メッセージを重ねる。ずっと自分の嗜好を隠してきた俺は、大っぴらにそういった話ができるのが新鮮で楽しかった。

(……って、やばい!もうこんな時間か……)

明日も朝早くから練習の予定が入っている。俺は名残惜しげにサイトを閉じ、シャワーを浴びに向かった。その間も、どんな人からメッセージが来てるだろう……とあのサイトのことで頭がいっぱいだった。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

お兄ちゃん大好きな弟の日常

ミクリ21
BL
僕の朝は早い。 お兄ちゃんを愛するために、早起きは絶対だ。 睡眠時間?ナニソレ美味しいの?

美形な幼馴染のヤンデレ過ぎる執着愛

月夜の晩に
BL
愛が過ぎてヤンデレになった攻めくんの話。 ※ホラーです

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

美形でヤンデレなケモミミ男に求婚されて困ってる話

月夜の晩に
BL
ペットショップで買ったキツネが大人になったら美形ヤンデレケモミミ男になってしまい・・?

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

鬼ごっこ

ハタセ
BL
年下からのイジメにより精神が摩耗していく年上平凡受けと そんな平凡を歪んだ愛情で追いかける年下攻めのお話です。

5人の幼馴染と俺

まいど
BL
目を覚ますと軟禁されていた。5人のヤンデレに囲われる平凡の話。一番病んでいるのは誰なのか。

処理中です...