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第四章「ワンダとミリア」
「どうしたんだ? 二人で」
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「どうしたんだ? 二人で」
尋ねると、ワンダさんはひひ、と笑った。
「アンタが心配だったんだって」
「俺が?」
「ミリアの護衛のためにこのバーで待ってるって言ったからね。ここ、界隈じゃ有名な出会い系のバーだよ」
オリバーに視線を移す。どこかふてくされたような顔をしていた。
「ああ、それで虫除けになってくれたんだ。……別に自分でなんとかできたのに」
オリバーが口を尖らせる。
「そりゃそうかもしれないけどさ……。でも、万が一ってこともあるじゃないか。さっきだってあんな近くに接近されてたし」
オリバーが俺の隣に座り、その隣にワンダさんが腰掛ける。ミリアさんはそんな二人にサービスとしてジュースを与えていた。
「でも、もしかしたら悪手かもね~。オリバーの彼女ってことでもっと注目されるかも」
「えっ!?」
俺達はミリアさんの方を見る。彼女は相変わらずニコニコと笑っていた。
呆れたようにワンダさんも苦笑を浮かべる。
「そりゃそうでしょ。今、恋人候補が二十人になったんだっけ? 普通さ、そんなことありえないから。ミッシャークラブのエースでその外見。加えて予知夢によっていくらでもお金を稼ぎたい放題。そんだけ男としての条件が優れていたら他の男から嫉妬を買いやすいし、そんな男の彼女はどんな具合か試したくもなるってもんでしょ」
二十人? 以前聞いた時には十八人だったはずだ。増えすぎではないのかとオリバーを見ると、彼は怪訝な顔をしていた。
「どこで聞いたの? そりゃ、確かに増えたし、一時間ずつローテーション組んでお茶にいっているけどさ」
「は?」
自分でも驚くほどの低い声が出てしまった。オリバーは肩をビクリと震わせて俺の方を振り返る。
「なにそれ……。じゃあ、毎日三人とは会ってるってことか?」
「いや、仕方ないじゃん……。だって、誰が俺の記憶を消したか早くつきとめたいんだから!」
「だからって三人は多くないか? どうせ今日はたまたまワンダさんの日で話の流れで来ただけだろ!?」
う、とオリバーが言葉に詰まる。
彼が懸命に事件解決に向かって動いているのはわかるが、それでも胸がムカムカとする。先程、恋人だと言われてときめいた気持ちをなかったことにしてしまいたい。
「はいはい。喧嘩しないの。確かに今日は私の日だったけど、私からお願いして会ってもらったの。この前の無礼をお詫びして、嘘ついたことを謝るために」
ワンダさんがオリバーごしに両手を合わせ謝罪を表すポーズをした。
「……え?」
「オリバーの子種は諦めるの。で、それを含めて謝ろうとしたのにさぁ、ずーっとウィルのことばっかり聞いてくるんだもん。じゃあもう、会いに行けばいいじゃんって思ってここに連れて来たの」
「ちょっと、ワンダ……」
オリバーはワンダさんの方を振り向く。彼女は苦笑して両手を横にひらひらと振った。同居人は話をそらしたかったのか、ミリアさんのほうに振り向いた。
「それにしても、さっきの話って本当なのかい? 俺の恋人だからって手を出す人がいるなんて」
「いないわけないでしょ~。むしろちょっとした燃料を与えちゃったようなものだよ?」
ミリアさんは呆れた顔をした。けれどオリバーは本当に理解ができないようだった。
「意味わかんないよ。相手の恋人でその人を見るなんて」
ふいに、ウェンディとの会話を思い出す。オリバーが隣にいることで、自分の価値があがると話をしていた。
黙っていればいいのに、つい口に出してしまう。
「自分の見る目に自信がないんだよ。だから、誰かに選ばれているものだと知って価値があるように思ってしまうんだ。その人にとっては価値があっても、自分にとっても価値があるかはわからないのにね」
三人の視線が集まった。ミリアさんは眉尻を下げる。
「あー、わかるなぁ、それ。私にとってはワンダはすっごく魅力的だけど、世間一般にはワンダ……、っていうか、私達兎人は誠実な人にはあまり好かれないもんね」
「フリーセックスが基本だもんね。特に人狼には相手にもされないよ」
ワンダさんもケラケラと笑った。
「その点、オリバーの価値はわかりやすいもんね。だから、君が選んだ相手なら間違いないだろうってなるんだよ」
ミリアさんがオリバーに告げる。オリバーは不満そうに渡されたグラスに口をつけた。
「全然わからないや。……自分が好きになった相手がすでに他の相手に選ばれていて、それでもその人を欲しいって思うから手を出すっていうんならわかるけどさ」
不貞腐れたようにジュースを飲む彼に、ワンダさんとミリアさんが悶える。
「えー、なにそれかわいい!」
「そういう相手でもいるの? まぁ、二十人も居たら中には気になる子もいるだろうけどさー!!」
前と横から抱きしめられ、オリバーは諦めているようにされるがままにされている。ここだけ見たらまるで姉と弟みたいだな、と考えながら俺は自分のグラスに口をつけた。
記憶喪失だからといって、恋人候補だと名乗るんだからよほど己に自信があるか他の狙いがあるかだ。例えばウェンディのように、シャリーを見返したいからという目的があったとしても、一緒にお茶に行って好きになってしまうかもしれない。
「……その人はお前に対する好意がなければ立候補もしないだろ? 望みがないわけじゃない」
口ではそう言いつつも、内心では二人きりで会わないでいてほしいのは言うまでもない。
オリバーの顔が見られない。これで嬉しそうにされていようものならたまったものじゃなかった。
「……ないよ」
けれど、オリバーの声は沈んでいた。
「全然ない。それはもう確かめた」
「……え」
目を丸くしてオリバーを見た。つまり、ウェンディの次に好きになった相手がいて、その人に告白してふられてしまったのだ。
「……そうなのか?」
オリバーは頷く。いつの間に、そんな好きな人が出来てしまったのだろう。横顔が寂しそうで胸が痛んだ。
「へー、オリバーでもフラれることってあるんだ?」
空気を読まないミリアさんの声が響く。
「ちょ、ワンダ!」
「良いよ、別に。……フラれたわけじゃないし。ただ、脈がない事をつきつけられただけだから」
ますます声が重くなる。思わず俺は自分の尻尾をつかんで服のスキマから取り出し……オリバーの手に触れさせていた。
「……俺のしっぽ、触るか? もふもふだぞ」
「え?」
オリバーのきれいな瞳が見開かれる。俺はぎゅ、と彼の手に尻尾を触れさせた。記憶を無くす前は、俺の尻尾を撫でるのが好きだった。
「何それ、慰めてくれてるの?」
オリバーはくすりと吹き出すとふわふわの尻尾に手を這わす。彼が触りやすいようにと背中を向けてあげた。
「なんだか、癒やされるなぁ。ねぇ、これ、根元のあたりどうなってるの?」
オリバーの楽しそうな声が聞こえ、俺の尻尾の付け根あたりをなぞる。
「ん……っ」
思わず変な声が漏れてしまった。ピタリと手が止まる。
「……付け根は、触るな」
振り返り睨むと、ワンダさんとミリアさんのニヤニヤ顔が視界に飛び込んできた。彼女たちは同居人の耳元に近寄り、囁く。
「オリバーったら大胆だねぇ」
「人狼の尻尾の付け根は性感帯だよ」
みるみるうちに彼の顔が赤くなる。
「ごめん! そんなつもりはなくて!」
オリバーが両手を離すと、だらんと尻尾が垂れ落ちる。
「えー? 公開プレイするっていうんなら、お姉さんたち見てるけど?」
いまだクスクスと二人は笑っている。からかうのが楽しいようだ。
竜人である彼は尻尾の付け根を触られても何も感じないらしいので、俺もそうだと思っていたのだろう。俺は尻尾をしまう。
「俺は気にしていないから……」
「うん……」
オリバーの目は完全に泳いでいる。俺は気にしていなくても、彼は気にしているようだ。
気まずく思っていると、一人、また一人と客が入ってくる。
客たちはオリバーを見て色めき立ち、右耳のピアスを確認すると落胆していた。
そして閉店時間になった。
尋ねると、ワンダさんはひひ、と笑った。
「アンタが心配だったんだって」
「俺が?」
「ミリアの護衛のためにこのバーで待ってるって言ったからね。ここ、界隈じゃ有名な出会い系のバーだよ」
オリバーに視線を移す。どこかふてくされたような顔をしていた。
「ああ、それで虫除けになってくれたんだ。……別に自分でなんとかできたのに」
オリバーが口を尖らせる。
「そりゃそうかもしれないけどさ……。でも、万が一ってこともあるじゃないか。さっきだってあんな近くに接近されてたし」
オリバーが俺の隣に座り、その隣にワンダさんが腰掛ける。ミリアさんはそんな二人にサービスとしてジュースを与えていた。
「でも、もしかしたら悪手かもね~。オリバーの彼女ってことでもっと注目されるかも」
「えっ!?」
俺達はミリアさんの方を見る。彼女は相変わらずニコニコと笑っていた。
呆れたようにワンダさんも苦笑を浮かべる。
「そりゃそうでしょ。今、恋人候補が二十人になったんだっけ? 普通さ、そんなことありえないから。ミッシャークラブのエースでその外見。加えて予知夢によっていくらでもお金を稼ぎたい放題。そんだけ男としての条件が優れていたら他の男から嫉妬を買いやすいし、そんな男の彼女はどんな具合か試したくもなるってもんでしょ」
二十人? 以前聞いた時には十八人だったはずだ。増えすぎではないのかとオリバーを見ると、彼は怪訝な顔をしていた。
「どこで聞いたの? そりゃ、確かに増えたし、一時間ずつローテーション組んでお茶にいっているけどさ」
「は?」
自分でも驚くほどの低い声が出てしまった。オリバーは肩をビクリと震わせて俺の方を振り返る。
「なにそれ……。じゃあ、毎日三人とは会ってるってことか?」
「いや、仕方ないじゃん……。だって、誰が俺の記憶を消したか早くつきとめたいんだから!」
「だからって三人は多くないか? どうせ今日はたまたまワンダさんの日で話の流れで来ただけだろ!?」
う、とオリバーが言葉に詰まる。
彼が懸命に事件解決に向かって動いているのはわかるが、それでも胸がムカムカとする。先程、恋人だと言われてときめいた気持ちをなかったことにしてしまいたい。
「はいはい。喧嘩しないの。確かに今日は私の日だったけど、私からお願いして会ってもらったの。この前の無礼をお詫びして、嘘ついたことを謝るために」
ワンダさんがオリバーごしに両手を合わせ謝罪を表すポーズをした。
「……え?」
「オリバーの子種は諦めるの。で、それを含めて謝ろうとしたのにさぁ、ずーっとウィルのことばっかり聞いてくるんだもん。じゃあもう、会いに行けばいいじゃんって思ってここに連れて来たの」
「ちょっと、ワンダ……」
オリバーはワンダさんの方を振り向く。彼女は苦笑して両手を横にひらひらと振った。同居人は話をそらしたかったのか、ミリアさんのほうに振り向いた。
「それにしても、さっきの話って本当なのかい? 俺の恋人だからって手を出す人がいるなんて」
「いないわけないでしょ~。むしろちょっとした燃料を与えちゃったようなものだよ?」
ミリアさんは呆れた顔をした。けれどオリバーは本当に理解ができないようだった。
「意味わかんないよ。相手の恋人でその人を見るなんて」
ふいに、ウェンディとの会話を思い出す。オリバーが隣にいることで、自分の価値があがると話をしていた。
黙っていればいいのに、つい口に出してしまう。
「自分の見る目に自信がないんだよ。だから、誰かに選ばれているものだと知って価値があるように思ってしまうんだ。その人にとっては価値があっても、自分にとっても価値があるかはわからないのにね」
三人の視線が集まった。ミリアさんは眉尻を下げる。
「あー、わかるなぁ、それ。私にとってはワンダはすっごく魅力的だけど、世間一般にはワンダ……、っていうか、私達兎人は誠実な人にはあまり好かれないもんね」
「フリーセックスが基本だもんね。特に人狼には相手にもされないよ」
ワンダさんもケラケラと笑った。
「その点、オリバーの価値はわかりやすいもんね。だから、君が選んだ相手なら間違いないだろうってなるんだよ」
ミリアさんがオリバーに告げる。オリバーは不満そうに渡されたグラスに口をつけた。
「全然わからないや。……自分が好きになった相手がすでに他の相手に選ばれていて、それでもその人を欲しいって思うから手を出すっていうんならわかるけどさ」
不貞腐れたようにジュースを飲む彼に、ワンダさんとミリアさんが悶える。
「えー、なにそれかわいい!」
「そういう相手でもいるの? まぁ、二十人も居たら中には気になる子もいるだろうけどさー!!」
前と横から抱きしめられ、オリバーは諦めているようにされるがままにされている。ここだけ見たらまるで姉と弟みたいだな、と考えながら俺は自分のグラスに口をつけた。
記憶喪失だからといって、恋人候補だと名乗るんだからよほど己に自信があるか他の狙いがあるかだ。例えばウェンディのように、シャリーを見返したいからという目的があったとしても、一緒にお茶に行って好きになってしまうかもしれない。
「……その人はお前に対する好意がなければ立候補もしないだろ? 望みがないわけじゃない」
口ではそう言いつつも、内心では二人きりで会わないでいてほしいのは言うまでもない。
オリバーの顔が見られない。これで嬉しそうにされていようものならたまったものじゃなかった。
「……ないよ」
けれど、オリバーの声は沈んでいた。
「全然ない。それはもう確かめた」
「……え」
目を丸くしてオリバーを見た。つまり、ウェンディの次に好きになった相手がいて、その人に告白してふられてしまったのだ。
「……そうなのか?」
オリバーは頷く。いつの間に、そんな好きな人が出来てしまったのだろう。横顔が寂しそうで胸が痛んだ。
「へー、オリバーでもフラれることってあるんだ?」
空気を読まないミリアさんの声が響く。
「ちょ、ワンダ!」
「良いよ、別に。……フラれたわけじゃないし。ただ、脈がない事をつきつけられただけだから」
ますます声が重くなる。思わず俺は自分の尻尾をつかんで服のスキマから取り出し……オリバーの手に触れさせていた。
「……俺のしっぽ、触るか? もふもふだぞ」
「え?」
オリバーのきれいな瞳が見開かれる。俺はぎゅ、と彼の手に尻尾を触れさせた。記憶を無くす前は、俺の尻尾を撫でるのが好きだった。
「何それ、慰めてくれてるの?」
オリバーはくすりと吹き出すとふわふわの尻尾に手を這わす。彼が触りやすいようにと背中を向けてあげた。
「なんだか、癒やされるなぁ。ねぇ、これ、根元のあたりどうなってるの?」
オリバーの楽しそうな声が聞こえ、俺の尻尾の付け根あたりをなぞる。
「ん……っ」
思わず変な声が漏れてしまった。ピタリと手が止まる。
「……付け根は、触るな」
振り返り睨むと、ワンダさんとミリアさんのニヤニヤ顔が視界に飛び込んできた。彼女たちは同居人の耳元に近寄り、囁く。
「オリバーったら大胆だねぇ」
「人狼の尻尾の付け根は性感帯だよ」
みるみるうちに彼の顔が赤くなる。
「ごめん! そんなつもりはなくて!」
オリバーが両手を離すと、だらんと尻尾が垂れ落ちる。
「えー? 公開プレイするっていうんなら、お姉さんたち見てるけど?」
いまだクスクスと二人は笑っている。からかうのが楽しいようだ。
竜人である彼は尻尾の付け根を触られても何も感じないらしいので、俺もそうだと思っていたのだろう。俺は尻尾をしまう。
「俺は気にしていないから……」
「うん……」
オリバーの目は完全に泳いでいる。俺は気にしていなくても、彼は気にしているようだ。
気まずく思っていると、一人、また一人と客が入ってくる。
客たちはオリバーを見て色めき立ち、右耳のピアスを確認すると落胆していた。
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