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7巻

7-3

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「……ツグ兄ぃ、出来た?」
「んー、もう少し。前後の身頃を接合しないと……っと、これで完成だな」

 完成までもう一歩のところで、そろぉっとヒバリが問いかけてきた。出来上がりを見たいのか、お菓子がなくなったのか……。
 手は止めずゆっくり返事をしていたらちょうど作業が終わり、仕上がり具合を確認するため服を持ち上げると、ヒバリが拍手はくしゅしてくれた。
 ぱっと見ほつれもゆがみもないし、素人にしては上出来だと思う。ヒバリの拍手にヒタキやミィも気づいたらしく、こちらにやって来た。

「ひとつ完成、ですわね。このように素敵な品を見てしまうと、欲しくなってしまいます」
「ん、格好良くて実用性に優れている。選んだ私も納得の一品。皆も羨望せんぼう眼差まなざし間違いなし」

 べた褒めしすぎじゃないだろうか? さすがにちょっと恥ずかしい。

「褒めてくれるのは嬉しいけど、スキルのおかげでもあるからなぁ」

 照れ隠しで謙遜けんそんすると、ミィがぎゅっと拳を握りしめ顔を近づけてくる。おぉ、近い近い。

「それでも、ですわ! きちんとスキルを使いこなせて、このように素晴らしいものを作る。それができない方が多いのです。誇ってくださいまし」
「お、おぅ」

 彼女の勢いにちょっと、いや、かなり押され気味になってしまった。
 ええと、製作時間は驚異の3時間。いや、4時間くらいか? 現実世界じゃありえないな。
 あぁそうだそうだ。しまう前に説明を見よう。


【シックなインバネスコート】
 ボタン代わりの大きめリボンがポイント。色も抑えてあり、全体的に大人の雰囲気。耐寒に優れており、耐熱はオマケ程度。レア度6。
【製作者】ツグミ(プレイヤー)


 おぉ、見よう見まねで作ったにしては良い評価。【服飾】などのスキルレベルが高くなったのに、ヒバリ達の服とレア度が同じなのは、市販の生地を使っているから……かな。
 よく分からないけど、上出来だから気にしない方向でいこう。
 丁寧にたたんだコートをインベントリにしまっていると、ヒバリが俺の手元を覗きつつ話しかけてくる。

「ねぇねぇツグ兄ぃ、このままルリちゃんのお洋服も作る?」
「ん? そうだなぁ、次に遊ぶときに渡したいし……でも、うぅん、悩むな」
「あはは、そんなに悩むことじゃないよ。お外はまだてんやわんやだし、ここでやれることやってたほうがいいもんね。だから作ろ?」

 俺がにょもにょも悩んでいたら面白そうにヒバリが笑い、至極簡単に結論を出してくれた。
 だよなーそーだよなーって感じ。ありがたい。
 お兄ちゃん思いの妹に感謝しつつ、閉じたばかりのインベントリを開いて、ルリ用に買った生地一式を取り出す。
 これもワンピースの応用と考えれば、渡された参考画像とスキルで誤魔化ごまかせる……はず。でも女の子の服だし、出来るだけ可愛く作ってあげたい。

「用意してくれた作り方を参考にはするけど、ところどころ変えちゃっても良いかな?」
「えぇ、大丈夫ですわ。ルリちゃんは、ツグ兄様に任せると言っておりましたし、そのほうが見栄みばえが上がると思います。とはいえ全体的に控えめなので、わたし達の服のほうが目立つかもしれませんが……」
「それは、うん、そうだね」

 3人の着物ドレスを作ったときは久しぶりの裁縫さいほうだったし、初めての体験ばかりで気分も高揚しすぎていた。今ならあんなにノリノリで装飾を付けないとは思うんだけど。
 軍服ワンピースなんて言っても、俺の腕ではカッチリした制服が作れない。そこで、ちょっと厚めの生地で誤魔化したワンピース……になるかもしれない。
 まぁルリの希望なのだから、俺は気にせずもらった採寸表で型紙を作った。

「……胸、私のほうが1センチ大きい」
「……ヒバリ、そういうのはどんぐりの背比べって言うんだぞ」
「うぐっ」

 俺の隣に来て採寸表を覗き込み、ぼそっと呟いたヒバリに世間の厳しさを教えてやる。するとヒバリは、ダメージを負ったように引き下がっていった。
 きっとヒバリには、どうしても言わなければならない事情があったんだ。たぶん。おそらく。
 さて冗談はともかく、プリンセスラインのワンピース、前ボタン開き、というのが大体のイメージになるかな。
 ボタンは諸事情でリボンになるけど、リボンのほうが見栄えも良さそうだ。
 厚手の生地を使ったり、裏地の布を何枚か重ねたり、首回りや裾の部分にさりげなくレースを取り付けたり、ヒバリ達と同じく髪結かみゆい用のレース付きリボンを作ったり。
 そうして完成したものを並べると、これはいい出来だと確信が持てた。


【大きなリボンがアクセントな軍服風ワンピース】
 ボタン代わりのリボンがアクセントとなった、軍服風のワンピース。襟元や裾にレースやフリルをあしらうことで、控えめながらも可愛らしさを表現することに成功した。厚めの生地のおかげか、多少の攻撃なら微量の軽減ができる。レア度6。
【製作者】ツグミ(プレイヤー)


 説明を読んで何度か頷いた俺は、軍服風ワンピースを畳んでインベントリにしまい込む。言い回しがあれだけど、攻撃軽減があるのは嬉しいな。
 作業が終わったので、借りたミシン魔具や生地の残りを片づけていると、楽しそうなヒタキが隣にやって来た。

「やはり私の目に狂いはなかった。ぐっじょぶツグ兄、お疲れさま」
「ありがとう、ヒタキ。あぁ外、真っ暗になっちゃったな」

 ふと外を見るといつの間にか夜になっていた。それでも超弩級龍出現の騒ぎはまだ続いており、多くの人で混雑している。早く落ち着いて欲しいところだけど……。
 片づけが終わったので、続いて約束していたお菓子づくりかと思いきや、そうはならなかった。新しく予定を立て直したので先に聞いて欲しい! とのこと。
 椅子に座った俺は頭上のリグを膝に下ろし、数少なくなったクッキーをリグの口へ運ぶ。

「2日間遊びたいって気持ちに変わりはないけど、お祭り騒ぎがすごいし、絶対に行きたいところだけ行って、あとは様子を見て撤退も視野に入れてる」
「ん、無難な案。朝になればほとんど普段通り、だと思うから。住民、たくましいし」

 ヒバリやヒタキの言うとおり、今は街中お祭り騒ぎだからなぁ。どこへ行くのも大変かもしれない。
 すると唐突にミィが手のひらを打ち合わせ、それはそれは輝かしい表情で口を開いた。

「あ! 安心してくださいまし、ツグ兄様! 国の大きな収入源である闘技場の大会は、騒ぎがあってもきっと開催されますわ! わたしの勘がささやいておりますの」

 魔王が現れたときも、無血開城とはいえ内乱があったときも闘技場大会は行われたので、今回も大丈夫だろう……と。
 俺はミィの言葉に、「あっはい」としか返事できなかった。仕方ないよな。
 とりあえず話をまとめると、必ず行きたい場所がひとつあって、他は様子見で構わない。そしてミィとルリが楽しみにしている闘技場の開催は大丈夫、か。
 遊べる時間が限られているし、中止なんて事態にならずホッとした。

「ちーなーみーにー、絶対に行きたい場所ってのは、北門から出て少し歩くと見える、テントとか張ってある大きないちみたいなの!」
「なんか、ふわっとした説明だなぁ」

 ヒバリがかなり曖昧あいまいな説明をしてくれた。ま、まぁ、なんとなく分かったからいいか。
 闘技場大会に向けても王都が盛り上がっている、ってことだろう。

「それでツグ兄様、今日はなんのお菓子を一緒に作りますの? 先ほどわたしはお茶をダメにしてしまいましたが、次はきっと、きっと!」
「え、あぁ、インベントリにある材料で作れるものと言ったら……んんー」

 微妙な空気を吹き飛ばすように話題を振ってくれたミィなんだけど、すごく力が入っている。さっきちょっとやってしまったからな。
 そして俺はインベントリを開いて食材とにらめっこし、皆で楽しく作れるものを考え中。
 簡単なもの簡単なもの……俺が卵白らんぱくなしのスコーンを作って、妹達が卵白でメレンゲクッキー。あ、ついでにこの余ってるソーセージでアメリカンドッグでも作ろう。
 案外早く決まったな。
 危ないので、ペット達にはテーブルに近づかないように伝えた。
 俺は今から、3人と戦う決意で料理に挑まないといけないからな。大げさかもしれないけど。

「まず、手を洗いますわ」
「ん、次は使うものを良さげな位置に置く」
「私は時間のかかるかまどに火を入れとくね~!」

 おぉ、俺より先にミィ達が動き出した。リアリティ設定を無しにしているから、手を洗わなくても構わないんだが……まぁ、やる気があるのは良いことだ。
「よしっ」と小さなかけ声で気合いを入れて、俺も立ち上がる。
 食材を持っているのは俺なので、妹達がどんなに準備をしても料理は始まらない。足早に作業台へ向かい、インベントリから食材を取り出し台の上に並べていく。
 アメリカンドッグはあとにして、まずはお菓子作りをしよう。
 スコーンに必要なものはスライムスターチ、バター、砂糖、卵、レーズンなどの乾物。
 メレンゲクッキーは卵白、砂糖、スライムスターチか。
 少しくらい材料が足りなくても、俺の【料理】スキルが補ってくれるはず。
 何度か手伝ってくれたことがあるから、妹達の準備は万端ばんたんだった。

「ええと、まずボウルをふたつ使って、卵白と卵黄らんおうに分けて……あぁ、スライムスターチを粉ふるいにかけないと」
「粉ふるいでしたらわたし達にお任せを!」
「ん、ぽんぽんしとく」

 ミィとヒタキが元気に手伝いを始めてくれた一方、ヒバリは竈と戦っているので参戦できない。
 ヒタキの言葉どおりぽんぽんと軽快な音を立て、2人にスライムスターチを振るってもらったんだけど、適量をはるかに超えてしまった。
 た、楽しかったのなら仕方ない。まぁ他の料理にも使えるし、保存だってインベントリがあるから大丈夫だ。
 ミィとヒタキにはスラムスターチをいったん置いてもらい、卵白を泡立ててメレンゲを作ってもらう。砂糖は頃合いを見計らって、数回に分けて入れるからな。
 ええと、俺は室温にしたバターを別のボウルに入れてクリーム状にし、スライムスターチと砂糖を入れてムラがないように混ぜる。卵黄も入れ、さらによく混ぜていく。
 するとヒタキが俺のほうにボウルを向け、つんっと立派に立ったメレンゲのツノを見せてきた。

「ツグ兄、こんな感じでどう?」
「メレンゲはツノが立てば……お、いい感じだな」
「混ぜすぎるとぼそぼそになる、ですわよね。大丈夫ですわ。力任せの料理はあの日をさかいに卒業いたしました。たぶんですけども」

 俺達のやりとりを聞いていたミィが、最初は元気に、最後はぼそっと小さく言った。
「あの日」というのはおそらく、ベリー大爆発事件のことだな。詳細ははぶくが、真っ赤なベリーが破裂し、キッチンが惨劇さんげきの場になった。
 ま、まぁそれは置いておこう。
 とりあえずこれで、メレンゲクッキーはほぼ出来たと言っても過言ではない。
 スライムスターチを加えて軽くかき混ぜたあとは、包装紙を手早く折って、絞り袋の代わりを作り、天板に絞っていく。量が多いのでミィとヒタキにも手伝ってもらっているが、ちょっと形がいびつになってしまうのはご愛敬あいきょうだ。
 さて、しばらく時間がかかるだろうし、俺は俺の作業へ戻るとしよう。
 粉っぽさがなくなったスコーンの生地をふたつに分け、乾物系とプレーン系を作る。
 包装紙に生地を乗せ、上にも包装紙を被せ生地を広げていく。
 今回の厚みは3センチ。厚いほうが腹持ちがいいからな。
 スコーン用の天板を用意し、切り分けたり並べたりしていると、それはもうとても良い笑顔でヒバリが声を上げた。

「竈の準備出来たよぉ~! 温度どうする~?」
「ありがとう、ヒバリ。そうだなぁ、140度だな。クッキーもスコーンも一緒に焼く」
「おっけぇ~い!」

 本当はメレンゲクッキーは100度、スコーンは180度くらいがいいんだけど、ゲームならではのスキルがあるから大丈夫だ。

「ツグ兄様、こちらも準備万端ですわ!」
「俺のほうも出来たから、どんどん運んで竈に入れていいよ。あ、いや、やっぱり運んできてくれるか? 俺が竈の中に入れるから」
「ん、いそいそ持ってく」

 指示が二転三転するのは良くないけど、悩んだ結果だから仕方ないと思ってほしい。
 ヒバリも加わり3人がどんどん持ってくるので、竈に入れるのが少し大変。だが入れ切ったときの達成感は気持ちいいものだった。
 メレンゲクッキーは意外と焼き時間が長いので奥に、スコーンはその半分もかからないので手前に。これで取り出しやすくなる。
「焼き加減は俺がちょくちょく見るから座ってていい」って言ったんだけど、妹達は「使ったものを片づける!」と鼻息を荒くしていたので頼むことに。
 料理はアレだけど、片づけの手際はいい感じ。

「アメリカンドッグ用以外は全部片づけるよぉ~。あ、あ、あ、あっめりきゃ~ん♪」
「ヒバリちゃん、すごく楽しそう」
「ふふっ、ご機嫌きげんで何よりですわ」

 3人が仲良く働いている姿を横目で眺めつつ、俺はクッキーとスコーンをがさないように竈を見守った。

「……これくらいか」

 ヒバリ達が後片づけを終わらせてから30分くらい。お菓子を焼くのは簡単に見えて、結構時間がかかるから気をつけたほうがいいぞ。
 先にスコーンが、続いてメレンゲクッキーがいい感じに焼けたので、座ってお喋りをしていたヒバリ達を呼ぶ。3人は待っていました! とばかりに駆けてきた。
 まず俺が焼けたものを取り出し、彼女達に包装紙を敷いたかごの中に入れてもらう。
 火傷やけどしないと分かっていても、現実ならもっと熱いと分かっていても、思わずあつあつと言ってしまう。
 ちょっと焦げ目が強いのは仕方ないし、ヒバリ達がつまみ食いするのもしかた……それはどうなんだ? まぁ、1枚くらいなら良いか。
 お手伝いが終わったら、ヒバリ達に作りたてを3分の1くらい渡し、残りは俺のインベントリへ。
 これでしばらくの間はお菓子に困らない、かも。

「んん~、さくふわぁ~!」
「美味しい。お手伝い効果もある」
「メレンゲクッキーもですが、こちらのスコーンも美味しいですわ。幸せです」

 ヒバリ達の浮かれた声を聞きながら、俺はインベントリにしまったお菓子の説明を見る。
 確認せずにいられないお兄ちゃん心。ぱぱっと見ちゃおう。


【さくふわメレンゲクッキー】
 兄妹の合作メレンゲクッキー。外はさくっと中はふんわり。優しい甘さが幸せな時間を運んでくる。少し形が崩れているのはご愛敬。レア度3。満腹度+3%。
【製作者】仲良し兄妹(プレイヤー。詳細は名前をクリック)


【2種類のスコーン】
 クルミやレーズンが入ったものとプレーンの、2種類の美味しそうなスコーン。お茶請けに最適。レア度4。満腹度+5%。
【製作者】ツグミ(プレイヤー)


 R&Mを管理するAI――そのAIの1人が女神エミエール様なのだが――はすさまじい勢いで学習するので、説明文が面白くなるのは仕方ないことらしい。どんどん女神様のキャラが濃くなってきたような気がする……いろいろと。
 まぁそれはそれとして、作業台の上にあるアメリカンドッグの材料に目を向ける。
 スライムスターチ、砂糖、卵、牛乳、ソーセージ、適当な串。
 これだけの材料で食べごたえのあるものが出来るのは、食べ盛りな妹を持つ主夫としてありがたい。
 木のボウルに、スライムスターチと砂糖を振るう。
 卵と牛乳をボウルの中に入れ、泡立て器でしっかり混ぜる。親のかたきかというくらい混ぜると良い生地になるぞ。
 生地を休ませる間に、ソーセージを串に刺す。あ、フライパンに油を入れて170度くらいまで熱するのも追加で。
 休ませていた生地をたぐり寄せ、面倒なので、串に刺さったソーセージで生地をざっと混ぜる。これは、誰も見ていないときにこっそりやったほうが良いかもな。
 生地をソーセージにたっぷりと絡ませ、ひっくり返しながら5分くらい揚げれば完成だ。


【あつあつアメリカンドッグ】
 生地にもソーセージにも味がついているため、そのまま食べても美味しい一品。あつあつでサクサク、冷ましたらしっとりと2度美味しい。レア度3。満腹度+12%。
【製作者】ツグミ(プレイヤー)


 アメリカンドッグの説明文を見て、俺は大変なことに気づいてしまった。ケチャップ、マヨネーズ、ソース、醤油しょうゆ、塩、味噌。なんでも合うだろうし、そのままでも良いだろう。
 だが俺としては! 主夫歴の長い俺としては、手作りの調味料を用意しなければ!
 インベントリの中身をザッと見渡し、1人静かに頷く。
 そして3人にまだやることがあると伝えてから、俺は材料を取り出した。
 トマト、タマネギ、塩コショウ、酢、水。
 セットものを買うと使いかけが出たりするから、余りがあれば入れていいかも。
 タマネギの皮をいてみじん切りにし、小さいボウルの中へ。
 トマトは水洗いしてヘタを取り、ざく切りにしてフライパンに入れ、弱火で果肉をつぶしながら煮詰める。そんなに火を入れなくていいから、すぐザルに移してし、皮と種を取り除く。
 フライパンを軽く水で洗い、中火でタマネギをいため、透き通ってきたら水を入れ、濾したトマトペーストを入れて弱火で煮詰める。
 煮詰めて浮いてきた灰汁あくを取り終えたら火を止め、常温に冷ましてから濾し器で丁寧に濾す。
 何度か濾してなめらかになったら塩コショウで味を調ととのえ、もう一度フライパンに戻して弱火で煮詰める。
 好きな煮詰め具合でいいと思うけど、大体3分の1くらいまで水分を飛ばしたら、酢を入れ火を止める。これで市販のケチャップと比べても、味は劣らないはず。
 出来上がったトマトケチャップをびんに詰めている途中で、気になったので説明を見た。


【手作りトマトケチャップ】
 愛情のこもった手作りケチャップ。調味料と料理の中間。しっかり味付けされているので、そのままお湯に溶けばスープの代用とすることも可能。レア度4。満腹度+25%。
【製作者】ツグミ(プレイヤー)


 1個1個の満腹度を表示する食べ物もあれば、1瓶まるごとの満腹度を表示するものもある。
 この違いはなんだろうな。特に不都合はないけど。
 さて、後片づけをすればここでの用事は終わりだな。あとは朝まで待って、ヒバリ達が行きたがっていた北門の近くに行けばいい。
 かなり時間が経っているから、あと数時間で夜が明けるだろう。
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