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終.
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翌日、私達は再びハノーヴァー家の屋敷を訪れ、正式に婚約の話をするに至った。
きちんと話し合った後で祝宴が始まり、酔いも回ってきたところで昨夜つまみだされたあとの二人の話を聞いた。
リリィはミュスカーなんて全然好きじゃないと言い放ち、おまえのせいでアーロン兄様に嫌われたとミュスカーを散々に罵った。
それでミュスカーもリリィに切れて、泥沼の修羅場を演じたらしい。
どうやら彼女は本当に私とミュスカーで遊びたかっただけで、彼への恋愛感情はゼロだったのだそうだ。
本気で結婚を迫られたら困るから、婚約解消しないギリギリのところを楽しんでいたらしい。
心底性格が悪いと思う。
あれだけ本性を見せつけられれば、さすがに彼の洗脳も解けたことだろう。
あの少女が精神的に弱いなんて妄想は、さっぱり覚めてそろそろ自分を責め始める頃かもしれない。
そのまま昔のミュスカーに戻ってくれればいいとは思うけれど、彼を友人として許せる日は遠いだろう。
きっとリリィは自分の両親にもあんな調子で誘導して、デイジー迫害を増長させていたのだ。
それも多分、今回みたいに暇つぶしを理由に。
デイジーはあの家を出て正解だった。
二度と戻らないという彼女の選択は、間違いなく最善策だろう。
デイジーの幸せを祈るばかりだ。
「結局私たちはあの二人に振り回されただけだったのね……」
思わずため息が出る。
「無駄な時間、とは思いたくないけど」
アーロンが苦笑して言う。
「そうね……確かに私、あの当時アーロンと婚約出来ていたら、こんなふうに話すことは出来なかったかも」
「妻に逃げ回られたらつらいな」
「でしょう? だからその、心の準備期間として必要だったと思うことにするわ」
正式な婚約から二週間が経ち、今はアーロンの部屋だ。
結婚の話はあの日から特には進んでいない。
しばらくは小難しい話は保留にして、二人でゆっくり話しなさいという親たちの配慮に甘えた形である。
ハノーヴァー卿によれば、リリィは永久に出入り禁止、ミュスカーは卒業を待って遠い親戚のところに奉公に出されるらしい。
物凄く厳しい人らしいから、ミュスカーの甘ったれた根性も少しはマシになるだろうとハノーヴァー卿は笑っていた。
しばらくは彼と顔を合わせる心配はなさそうだ。
アンダーソン家にはあの後すぐに呼び出して事のあらましを告げたらしい。
リリィの両親はその場で彼女を物凄く責めて、リリィと絶縁する代わりに付き合いを継続させてくれと懇願してきたらしい。
リリィは絶望の表情を浮かべていたそうだけど、同情の気持ちは湧いてこなかった。
あんなに可愛がっていたのに、自分たちの立場を脅かすとなった瞬間あっさり捨てるのかと思うと、やはりあそこの家の人間とは相容れないと感じた。
もちろんハノーヴァー卿はそれを断ったし、嫌悪感も露わに追い返していたそうだ。
その後手段を変えたのか、リリィへのフォローもなくデイジーの連絡先を教えろという手紙を毎日のようにアーロンに送ってきている。
「教えるわけがないよね」
アーロンは微笑みながら言って、今日受け取ったばかりの手紙を容赦なく燃え盛る暖炉に放り込んだ。
一応ひとつの家族が追い込まれているというこの状況だ。
彼のその冷たい微笑みに新しい魅力を感じて、胸が高鳴ったのは誰にも言わないでおこう。
デイジーからすでに捨てられているのだと気付いた時、彼らはどんな顔をするのだろう。
今は完全に無視されている形のリリィがまた返り咲くのだろうか。
どちらにせよ、もう彼女と関わることもないからこの先を知ることはないのだけど。
「もう二人のことは忘れよう」
「そうね、それが一番だわ」
苦笑を交わし合う。
「それで、式についてなんだけど」
コホンと咳払いをして、照れたようにアーロンが切り出す。
「ミュスカーと予定していた日はもう嫌だろう? だから日を改めて、一年くらい先にしようと思う」
気遣わし気に聞かれる。
もちろん親や列席者たちの都合も考慮する必要があるが、まずは二人で話し合いなさいと言われたのだ。
ミュスカーとの結婚は卒業とほぼ同時期の予定だった。
つまりもうあと半年もない。
確かにその日はもうケチがついた、とも言えるかもしれない。
やめて別の日にするのが普通なのだろう。
だけど私は。
「もしアーロンが気にしないのなら、予定通りその日にしたいわ」
「いいのかい? かかる費用とかは気にしなくていいんだ」
「ううん、そうじゃなくて」
ぎゅっと手を握って、真っ直ぐにアーロンの瞳を見つめる。
「早くあなたの妻になりたいの」
心からの願いだ。
本当はもう一秒だって離れたくない。
帰る場所は彼の隣がいい。
アーロンがじわじわと頬を朱に染めていく。
それから目を逸らすことなく私の手を握り返した。
「……うん。俺も。早くアメリアの夫になりたいな」
淡く微笑んで、私の手を引き寄せ指先に口付ける。
結婚相手が挿げ替わるのだ、多少の混乱や邪推はあるだろうけれど、アーロンとなら乗り越えていける。
そう信じることが出来た。
「デイジーは来てくれるかしら」
「ああ。あそこの家とは完全に縁を切ったから、式に来る心配もない。デイジーだけ友人として呼ぼう。きっと喜んでくれる」
彼女の満開の笑顔を思い出して胸が温かくなる。
お互い少し泣きそうな顔で笑って、こつんと額を合わせる。
それからゆっくりと目を閉じて、初めてのキスをした。
きちんと話し合った後で祝宴が始まり、酔いも回ってきたところで昨夜つまみだされたあとの二人の話を聞いた。
リリィはミュスカーなんて全然好きじゃないと言い放ち、おまえのせいでアーロン兄様に嫌われたとミュスカーを散々に罵った。
それでミュスカーもリリィに切れて、泥沼の修羅場を演じたらしい。
どうやら彼女は本当に私とミュスカーで遊びたかっただけで、彼への恋愛感情はゼロだったのだそうだ。
本気で結婚を迫られたら困るから、婚約解消しないギリギリのところを楽しんでいたらしい。
心底性格が悪いと思う。
あれだけ本性を見せつけられれば、さすがに彼の洗脳も解けたことだろう。
あの少女が精神的に弱いなんて妄想は、さっぱり覚めてそろそろ自分を責め始める頃かもしれない。
そのまま昔のミュスカーに戻ってくれればいいとは思うけれど、彼を友人として許せる日は遠いだろう。
きっとリリィは自分の両親にもあんな調子で誘導して、デイジー迫害を増長させていたのだ。
それも多分、今回みたいに暇つぶしを理由に。
デイジーはあの家を出て正解だった。
二度と戻らないという彼女の選択は、間違いなく最善策だろう。
デイジーの幸せを祈るばかりだ。
「結局私たちはあの二人に振り回されただけだったのね……」
思わずため息が出る。
「無駄な時間、とは思いたくないけど」
アーロンが苦笑して言う。
「そうね……確かに私、あの当時アーロンと婚約出来ていたら、こんなふうに話すことは出来なかったかも」
「妻に逃げ回られたらつらいな」
「でしょう? だからその、心の準備期間として必要だったと思うことにするわ」
正式な婚約から二週間が経ち、今はアーロンの部屋だ。
結婚の話はあの日から特には進んでいない。
しばらくは小難しい話は保留にして、二人でゆっくり話しなさいという親たちの配慮に甘えた形である。
ハノーヴァー卿によれば、リリィは永久に出入り禁止、ミュスカーは卒業を待って遠い親戚のところに奉公に出されるらしい。
物凄く厳しい人らしいから、ミュスカーの甘ったれた根性も少しはマシになるだろうとハノーヴァー卿は笑っていた。
しばらくは彼と顔を合わせる心配はなさそうだ。
アンダーソン家にはあの後すぐに呼び出して事のあらましを告げたらしい。
リリィの両親はその場で彼女を物凄く責めて、リリィと絶縁する代わりに付き合いを継続させてくれと懇願してきたらしい。
リリィは絶望の表情を浮かべていたそうだけど、同情の気持ちは湧いてこなかった。
あんなに可愛がっていたのに、自分たちの立場を脅かすとなった瞬間あっさり捨てるのかと思うと、やはりあそこの家の人間とは相容れないと感じた。
もちろんハノーヴァー卿はそれを断ったし、嫌悪感も露わに追い返していたそうだ。
その後手段を変えたのか、リリィへのフォローもなくデイジーの連絡先を教えろという手紙を毎日のようにアーロンに送ってきている。
「教えるわけがないよね」
アーロンは微笑みながら言って、今日受け取ったばかりの手紙を容赦なく燃え盛る暖炉に放り込んだ。
一応ひとつの家族が追い込まれているというこの状況だ。
彼のその冷たい微笑みに新しい魅力を感じて、胸が高鳴ったのは誰にも言わないでおこう。
デイジーからすでに捨てられているのだと気付いた時、彼らはどんな顔をするのだろう。
今は完全に無視されている形のリリィがまた返り咲くのだろうか。
どちらにせよ、もう彼女と関わることもないからこの先を知ることはないのだけど。
「もう二人のことは忘れよう」
「そうね、それが一番だわ」
苦笑を交わし合う。
「それで、式についてなんだけど」
コホンと咳払いをして、照れたようにアーロンが切り出す。
「ミュスカーと予定していた日はもう嫌だろう? だから日を改めて、一年くらい先にしようと思う」
気遣わし気に聞かれる。
もちろん親や列席者たちの都合も考慮する必要があるが、まずは二人で話し合いなさいと言われたのだ。
ミュスカーとの結婚は卒業とほぼ同時期の予定だった。
つまりもうあと半年もない。
確かにその日はもうケチがついた、とも言えるかもしれない。
やめて別の日にするのが普通なのだろう。
だけど私は。
「もしアーロンが気にしないのなら、予定通りその日にしたいわ」
「いいのかい? かかる費用とかは気にしなくていいんだ」
「ううん、そうじゃなくて」
ぎゅっと手を握って、真っ直ぐにアーロンの瞳を見つめる。
「早くあなたの妻になりたいの」
心からの願いだ。
本当はもう一秒だって離れたくない。
帰る場所は彼の隣がいい。
アーロンがじわじわと頬を朱に染めていく。
それから目を逸らすことなく私の手を握り返した。
「……うん。俺も。早くアメリアの夫になりたいな」
淡く微笑んで、私の手を引き寄せ指先に口付ける。
結婚相手が挿げ替わるのだ、多少の混乱や邪推はあるだろうけれど、アーロンとなら乗り越えていける。
そう信じることが出来た。
「デイジーは来てくれるかしら」
「ああ。あそこの家とは完全に縁を切ったから、式に来る心配もない。デイジーだけ友人として呼ぼう。きっと喜んでくれる」
彼女の満開の笑顔を思い出して胸が温かくなる。
お互い少し泣きそうな顔で笑って、こつんと額を合わせる。
それからゆっくりと目を閉じて、初めてのキスをした。
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