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「大丈夫かなーって思ったけど念の為ね、起きるまで近くにいようかなって思って……。」
どんな理由でも良い。
なんでも良い。
隣にいてくれるならそれだけで良いのだ。
「かすみさん!」
エルの声が、自然と明るくなる。
「どうかな?体調、悪くない?」
「はい!生まれてから一番の絶好調です!」
「そっか、良かった。」
「てっきり、もう帰ってしまったと思ってました……。」
「だって、約束したから……。」
「え?」
「今日、お泊まり会するって……。有耶無耶になりそうだったけどこの約束は守らなきゃって思ってさ……。」
小恥ずかしい。
ぷいっとそっぽ向くかすみ。
「そうです……そうですね!二人きりのお泊まり会、楽しみましょう!」
エルは、屈託のない笑顔でそう言った。
どんな理由でも良い。
なんでも良い。
隣にいてくれるならそれだけで良いのだ。
「かすみさん!」
エルの声が、自然と明るくなる。
「どうかな?体調、悪くない?」
「はい!生まれてから一番の絶好調です!」
「そっか、良かった。」
「てっきり、もう帰ってしまったと思ってました……。」
「だって、約束したから……。」
「え?」
「今日、お泊まり会するって……。有耶無耶になりそうだったけどこの約束は守らなきゃって思ってさ……。」
小恥ずかしい。
ぷいっとそっぽ向くかすみ。
「そうです……そうですね!二人きりのお泊まり会、楽しみましょう!」
エルは、屈託のない笑顔でそう言った。
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