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「え?」
美咲の言葉を聞き返すかすみ。
「ずるいずるいずるいずるい!私も見たい!やだやだやだやだ!かすみの着替え見たいよ!」
じたばたじたばた。
美咲が床に寝転び、子どものように暴れながら駄々をこねる。
「う、うわぁ、みさちゃん!?ど、どうしたの?」
見たことのない彼女の様子にただただ困惑してしまうかすみ。
「え、えぇ……。」
「……なにこれ……。」
かすみと同じように、困惑してしまう二人。
その衝撃に、一歩下がりたじろいでしまう。
「私も見たいよ!良いでしょ!?ねぇ、良いでしょ!?」
「え、いや……まぁ……うん。」
これほど豹変するとしなかったかすみ。
つい、許可してしまう。
「本当!?やったー!」
かすみの声に飛び起き、身体全体でその喜びを表現する美咲。
そこには、今までのただならぬ者であるというオーラなどなかった。
彼女の年よりも、さらにいえばかすみ達よりも幼い印象をもってしまう。
それは、周囲を驚かすには十分過ぎるギャップであった。
「納得出来ません!」
事態が丸く収まる。
そんな時に聞こえた声。
エルのものだ。
心なしか怒りが含まれているようにみえる。
「……私も同意見。」
ゆかりも彼女と同じようだ。
「え?」
なぜだろう。
確かに、無駄に恥ずかしい思いをするのはかすみだ。
しかし、彼女が我慢すれば、事態が収拾するはずなのだ。
「なんでよ!」
美咲にとっては当然の反論だろう。
「あなた、かすみさんの本当の幼馴染なんでしょう?」
「それがなによ。」
彼女が何を言おうとしてるのか分からない美咲。
「私達にない特権、もう持ってるじゃないですか!」
「……うん、ずるい。」
またもエルに賛同するゆかり。
「これは私達の特権です!よって、かすみさんの着替えは見てはいけません!」
「ただの嫉妬じゃない!」
「えぇ、そうです、嫉妬です!」
「開き直れば良いってもんじゃないのよ!?」
「もう下らない小細工などしません!正々堂々行きます!」
「なっ!?ふざけるな!私のかすみになにするつもりだ!」
ぎゃーぎゃーわーわー。
朝から元気だな。
エルと美咲を見てそんな呑気なことを思うかすみ。
彼女には、渦中の人物であるという自覚がないようだった。
「……かすみちゃん?」
「うん?」
ゆかりに声をかけられた。
「……今のうちに着替えたらどう?」
美咲の言葉を聞き返すかすみ。
「ずるいずるいずるいずるい!私も見たい!やだやだやだやだ!かすみの着替え見たいよ!」
じたばたじたばた。
美咲が床に寝転び、子どものように暴れながら駄々をこねる。
「う、うわぁ、みさちゃん!?ど、どうしたの?」
見たことのない彼女の様子にただただ困惑してしまうかすみ。
「え、えぇ……。」
「……なにこれ……。」
かすみと同じように、困惑してしまう二人。
その衝撃に、一歩下がりたじろいでしまう。
「私も見たいよ!良いでしょ!?ねぇ、良いでしょ!?」
「え、いや……まぁ……うん。」
これほど豹変するとしなかったかすみ。
つい、許可してしまう。
「本当!?やったー!」
かすみの声に飛び起き、身体全体でその喜びを表現する美咲。
そこには、今までのただならぬ者であるというオーラなどなかった。
彼女の年よりも、さらにいえばかすみ達よりも幼い印象をもってしまう。
それは、周囲を驚かすには十分過ぎるギャップであった。
「納得出来ません!」
事態が丸く収まる。
そんな時に聞こえた声。
エルのものだ。
心なしか怒りが含まれているようにみえる。
「……私も同意見。」
ゆかりも彼女と同じようだ。
「え?」
なぜだろう。
確かに、無駄に恥ずかしい思いをするのはかすみだ。
しかし、彼女が我慢すれば、事態が収拾するはずなのだ。
「なんでよ!」
美咲にとっては当然の反論だろう。
「あなた、かすみさんの本当の幼馴染なんでしょう?」
「それがなによ。」
彼女が何を言おうとしてるのか分からない美咲。
「私達にない特権、もう持ってるじゃないですか!」
「……うん、ずるい。」
またもエルに賛同するゆかり。
「これは私達の特権です!よって、かすみさんの着替えは見てはいけません!」
「ただの嫉妬じゃない!」
「えぇ、そうです、嫉妬です!」
「開き直れば良いってもんじゃないのよ!?」
「もう下らない小細工などしません!正々堂々行きます!」
「なっ!?ふざけるな!私のかすみになにするつもりだ!」
ぎゃーぎゃーわーわー。
朝から元気だな。
エルと美咲を見てそんな呑気なことを思うかすみ。
彼女には、渦中の人物であるという自覚がないようだった。
「……かすみちゃん?」
「うん?」
ゆかりに声をかけられた。
「……今のうちに着替えたらどう?」
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