61 / 151
8
8ー11
しおりを挟む
一枚、一枚。
一冊、一冊。
それら全てを確認していく。
違う。
いない。
これも違う。
こちらにもいない。
そこから先のことは、彼女自身あまりよく覚えていない。
脱け殻のような身体をなんとか動かしたが、食事など喉を通るわけでもない。
心配する両親に、無理に笑って見せたようだ。
ベッドに横になるが、当然寝れるわけがない。
このおかしな現象の正体はなんなのだ?
どうすれば解決する?
理解出来る?
分からない。
ただ同じことの堂々めぐり。
そうして朝がやってきた。
そうすれば、当然彼女らがやって来る。
「おはようございます、かすみさん。」
「……おはよう、かすみちゃん。」
幼馴染と名乗る二人の少女だ。
「お、おはよう、二人とも。」
彼女らは何者なのだ?
一冊、一冊。
それら全てを確認していく。
違う。
いない。
これも違う。
こちらにもいない。
そこから先のことは、彼女自身あまりよく覚えていない。
脱け殻のような身体をなんとか動かしたが、食事など喉を通るわけでもない。
心配する両親に、無理に笑って見せたようだ。
ベッドに横になるが、当然寝れるわけがない。
このおかしな現象の正体はなんなのだ?
どうすれば解決する?
理解出来る?
分からない。
ただ同じことの堂々めぐり。
そうして朝がやってきた。
そうすれば、当然彼女らがやって来る。
「おはようございます、かすみさん。」
「……おはよう、かすみちゃん。」
幼馴染と名乗る二人の少女だ。
「お、おはよう、二人とも。」
彼女らは何者なのだ?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
12
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる