21 / 42
《21》
しおりを挟む
ドアにバリケードを作って、先生が扉を叩いてる間みんなで身を寄せ合う。僕一人じゃ何もできないけど、みんななら大丈夫。僕はまだ希望を捨てずに生きていける。
また新しい作戦を考えていた時だった。あっちの寮の裏で、騒いでる声が聞こえる。ただごとではなさそうだったので、小走りでそこに向かった。
「ああ……起きてっ! 起きてくれよ……っ、どうしてこんなこと……っ」
「何があったの」
紅玉が近寄ると、その輪にスペースができた。真ん中には誰かを抱いたリシアが、髪を振り乱して泣き叫んでいた。いつもの彼からは想像できない姿だ。
「心臓が、動いていない……っ、息をしていない」
誰かが先生を呼びに行っていたらしい。校長が現れて、僕は端に寄った。
「先生っ……先生助けて、くださいっ……彼が、死んでしまう」
校長は脈を確認した後、心臓マッサージを始める。僕達はどうすることもできなくて、ただ鼓動を早くしていた。
いつの間にかあの人が帰って来ていて、倒れていた子を確認した後この学校から連れ出した。校長もついて行ってしまったので、僕達はそこに待ちぼうけになった。今なら学校の外へ出られるかもしれない。でも、出るつもりはない。先生達のようにバイクや車があればなんとかなるが、徒歩では森で迷って終わりだろう。ここで待っていても仕方ないと、寮に戻った。今更あの男が来てどうしたのか聞いてきたけど、答える気もなかった。
なかなか眠りにつけなくて、まだ暗いうちに起き上がった。みんなもそうだったようで、一緒に教会へ向かった。祈ってから、ただ黙って壁に背をつけて座っていた。ここにいれば奇跡が起きる気がした。
控えめな音がして、扉が開く。校長は白い布に包まれた大きな物を腕に抱いていた。
「皆さん……彼に……お別れをしましょう」
棺が用意されて、そこに彼は入れられた。全員集まって、静かに鎮魂歌を歌う。白の生徒はほとんどが泣いていて、上手く歌えないみたいだった。僕もそれにつられて詰まってしまったけど、彼の為にもしっかり歌わなきゃいけないと、堪えて声を出した。
彼は土の中ではなく、教会の地下へと運ばれた。薄暗いけど、土ではなくここで良かったと思った。花を置いて、棺を見つめる。僕達はあまり関わりが無かったけど、同じ運命を背負った者同士だ。仲間を失ったのは辛かった。白の生徒達はもっと辛いのだろう。
終わった後、リシアは理由を聞きたがった。校長は言い淀んでいたけど、しばらくしてその口を開いた。
「彼は……即死だったようです。原因は毒物を口にしてしまったこと。……でもここにそんなものは」
「何かを混ぜれば……違う物質に変化するかもしれない。洗剤とか……だとしたら自分で口にするはずなどない。誰かに飲まされた……」
殺された? 考えていなかった可能性が浮上する。誰がそんなこと……もしかしてあの人が? いや、例え最低な教師だとしても、わざわざ毒物なんて用意するだろうか。僕らは弱い。彼なら暴力でなんとかした方が早いだろう。それに毒物を用意して計画的にというよりは、カッとして殴ってしまったという方がしっくりとくる。まさかその裏をかいて……?
「皆さん、気持ちは分かりますが犯人探しなどはしても意味がありません。疑心暗鬼になるよりも互いに信用し合う。こうすればもうこのような悲しい事故は起こらないでしょう」
確かに、ここには警察が来ない。疑い合うよりも信頼と言いつつ、お互いに監視した方がいいだろう。でも、みんなの頭の中には一人の人物が浮かんでいた。それを始末すれば、彼は報われる。
結局それぞれが寮に篭ってしまい、他のクラスの生徒と話すことはできなかった。僕達は空いた時間で先生を観察する。
先生達は基本ずっと職員室にいた。生徒が犯人の訳が無い。これは部外者の犯行だ。
一週間ほど観察を続け、次はどうやって毒を用意したのか、隅々まで学園内を探索した。一番可能性のありそうな理科室。まぁ理科室としての役目は果たしていないけど、薬品のようなものは一応あった。紅玉によると、それは消毒液や重曹などで、死に至らしめるものではないらしい。大量に摂ったら危険だろうけど、それが使われた様子はなかった。後、多分これでは即死と判断されない。
結局、証拠になるようなものは見つからなくて、先生を監視するしかなかった。
僕は甘かったんだ。一度起きたらみんなが警戒するから、もう起きることなんてないって、そう思い込んでいた。まさかまた起こってしまうなんて。しかも、先生のアリバイは僕たちが証明できてしまう。
この前は夜に発見されたけど、今回はまだ暗くなる前だった。中庭に倒れていた制服は僕達と少し違う深緑。うつ伏せに倒れていて、僕はそれを窓の外に見つけた。扉を開けて中庭へと駆け出す。少し離れたところにいた蛇紋や翠も追いかけてきた。
「よ、呼んできて……先生を」
ああと返事をして蛇紋が走り出す。僕は震える手で、彼の細い腕を握った。まだ暖かい。でも……動いていない。測り方が悪いのか? 脈ってどこ? いくら触っても、何も感じられない。手が震えていたけど、恐る恐る肩を掴んだ。ひっくり返す前にみんなが集まっていて、僕は緑の彼らに突き飛ばされた。僕のことなど御構い無しに、すぐに倒れていた彼を抱きしめる。目を閉じていたが、口が僅かに空いていた。そこに薄っすらと紫の液体が付いているだろうか。彼が口をつけて人工呼吸をしようとしたので、後ろから引っ張った。
「ダメだよ! 口に毒がついてるかもしれない」
「じゃあほっとけって言うのか! 息してないんだよ! 急がなくちゃ……」
「落ち着け! お前まで死ぬつもりか」
皇華が彼を引っ叩いた。それを受けて泣き出す彼を見て、皇華も涙を流していた。それからはまた同じような流れで、僕は何かの映像を見ているかのように、ただそれを眺めていた。声が遠くに聞こえて現実味がない。僕がやっと実感できたのは、二つ並べられた棺に触れた時だった。
圧倒的にこの前より状況が悪化している。気がついた瞬間手が震えた。あの時間に先生を監視していたのは、僕、翠、蛇紋以外のメンバー。交代で、大体二、三人で行っていた。きちんとメンバーが決まっていた訳ではない。
「先生は……いた。職員室に。でも、白の先生はいなかった」
灰蓮が小声で伝えた。見ていたのは灰蓮兄弟三人らしい。残りの人は、僕達と同じように探索していたはずだ。
「白の先生は最初の事件が起こった時、職員室にいたと緑の先生はともかく、校長も証言している。今回の事件は最初と全く別なのかもしれないけど……そうだとは思いにくい」
僕はまだ気づいていなかった。みんなの目線が以前と全く違うことに。教会から出た後、彼らに睨まれていた。
「どうして、白と緑から一人ずつ殺されたと思う?」
感情の上下がない声で、リシアが尋ねた。
「まだ殺されたとは限らない」
紅玉が言い終える前に、他の生徒が叫んだ。
「じゃああいつらが自殺したとでもいうのかよ!」
「……先生達のアリバイがはっきりしていないよ。最初の事件の模倣だという可能性も考えた方がいい。一人だと決めつけるのは……」
「そんなことは分かっている。ただ疑うべきその対象にお前達が追加されたということだ! 僕は絶対に許さない。犯人が見つかれば絶対に処刑する」
「君たちは仲間に犯人がいないと思っている。僕だって同じだ。証拠がないのに、僕の仲間を傷つけたら容赦しないよ」
もしかしたらと思っていた。僕らの仲が悪かったのは親が原因なのだから、自分達は仲良くなれると。でも、もう無理だ。一生この溝は埋まらない。完全に僕達は分けられてしまった。
廊下で少し姿が見えただけでも、その視線は鋭く僕達に突き刺さってきた。僕達の中に誰かを殺すような人がいるなんて、そんなはず絶対にないのに。
「呪い、かもしれないね」
誰かが呟いた。本当に幽霊とかそういう存在がいて、彼らを殺したとか。もはやそんな可能性しか考えられなかった。
「あああああ! クソッ何なんだよ! 何なんだよお前ら……っ、殺したのか? そんなちっせー手で? 罰当たりだな……罰当たりだ。の、呪いなんてそんなのあるわけねーだろ」
「先生は本当に何も知らないんですか」
「ああ? 知らねーって……知るわけないだろ。なんだよその目……気色悪いな、てめぇらの誰かに決まってるんだ! ほら、お前なんて誰彼構わず殺せそうじゃねーか! 分かるんだよ俺は……っ!」
お前と言ったけど全員を慌ただしく見ていたので、誰に向けたのかは分からない。
「く、クソッ! 俺はもう知らねえこんなところ! 勝手にくたばればいいんだ。俺は帰るぞ、いられるかよこんなところ!」
先生は出ていった。最後は半狂乱であの人に掴みかかって、バイクを貸せと騒いでいた。それからどうなったかは知らないけど、もう二度と彼はここには来ないだろう。一応先生を追い出すという目標は果たせたので良かったけど、心は晴れないままだった。
また新しい作戦を考えていた時だった。あっちの寮の裏で、騒いでる声が聞こえる。ただごとではなさそうだったので、小走りでそこに向かった。
「ああ……起きてっ! 起きてくれよ……っ、どうしてこんなこと……っ」
「何があったの」
紅玉が近寄ると、その輪にスペースができた。真ん中には誰かを抱いたリシアが、髪を振り乱して泣き叫んでいた。いつもの彼からは想像できない姿だ。
「心臓が、動いていない……っ、息をしていない」
誰かが先生を呼びに行っていたらしい。校長が現れて、僕は端に寄った。
「先生っ……先生助けて、くださいっ……彼が、死んでしまう」
校長は脈を確認した後、心臓マッサージを始める。僕達はどうすることもできなくて、ただ鼓動を早くしていた。
いつの間にかあの人が帰って来ていて、倒れていた子を確認した後この学校から連れ出した。校長もついて行ってしまったので、僕達はそこに待ちぼうけになった。今なら学校の外へ出られるかもしれない。でも、出るつもりはない。先生達のようにバイクや車があればなんとかなるが、徒歩では森で迷って終わりだろう。ここで待っていても仕方ないと、寮に戻った。今更あの男が来てどうしたのか聞いてきたけど、答える気もなかった。
なかなか眠りにつけなくて、まだ暗いうちに起き上がった。みんなもそうだったようで、一緒に教会へ向かった。祈ってから、ただ黙って壁に背をつけて座っていた。ここにいれば奇跡が起きる気がした。
控えめな音がして、扉が開く。校長は白い布に包まれた大きな物を腕に抱いていた。
「皆さん……彼に……お別れをしましょう」
棺が用意されて、そこに彼は入れられた。全員集まって、静かに鎮魂歌を歌う。白の生徒はほとんどが泣いていて、上手く歌えないみたいだった。僕もそれにつられて詰まってしまったけど、彼の為にもしっかり歌わなきゃいけないと、堪えて声を出した。
彼は土の中ではなく、教会の地下へと運ばれた。薄暗いけど、土ではなくここで良かったと思った。花を置いて、棺を見つめる。僕達はあまり関わりが無かったけど、同じ運命を背負った者同士だ。仲間を失ったのは辛かった。白の生徒達はもっと辛いのだろう。
終わった後、リシアは理由を聞きたがった。校長は言い淀んでいたけど、しばらくしてその口を開いた。
「彼は……即死だったようです。原因は毒物を口にしてしまったこと。……でもここにそんなものは」
「何かを混ぜれば……違う物質に変化するかもしれない。洗剤とか……だとしたら自分で口にするはずなどない。誰かに飲まされた……」
殺された? 考えていなかった可能性が浮上する。誰がそんなこと……もしかしてあの人が? いや、例え最低な教師だとしても、わざわざ毒物なんて用意するだろうか。僕らは弱い。彼なら暴力でなんとかした方が早いだろう。それに毒物を用意して計画的にというよりは、カッとして殴ってしまったという方がしっくりとくる。まさかその裏をかいて……?
「皆さん、気持ちは分かりますが犯人探しなどはしても意味がありません。疑心暗鬼になるよりも互いに信用し合う。こうすればもうこのような悲しい事故は起こらないでしょう」
確かに、ここには警察が来ない。疑い合うよりも信頼と言いつつ、お互いに監視した方がいいだろう。でも、みんなの頭の中には一人の人物が浮かんでいた。それを始末すれば、彼は報われる。
結局それぞれが寮に篭ってしまい、他のクラスの生徒と話すことはできなかった。僕達は空いた時間で先生を観察する。
先生達は基本ずっと職員室にいた。生徒が犯人の訳が無い。これは部外者の犯行だ。
一週間ほど観察を続け、次はどうやって毒を用意したのか、隅々まで学園内を探索した。一番可能性のありそうな理科室。まぁ理科室としての役目は果たしていないけど、薬品のようなものは一応あった。紅玉によると、それは消毒液や重曹などで、死に至らしめるものではないらしい。大量に摂ったら危険だろうけど、それが使われた様子はなかった。後、多分これでは即死と判断されない。
結局、証拠になるようなものは見つからなくて、先生を監視するしかなかった。
僕は甘かったんだ。一度起きたらみんなが警戒するから、もう起きることなんてないって、そう思い込んでいた。まさかまた起こってしまうなんて。しかも、先生のアリバイは僕たちが証明できてしまう。
この前は夜に発見されたけど、今回はまだ暗くなる前だった。中庭に倒れていた制服は僕達と少し違う深緑。うつ伏せに倒れていて、僕はそれを窓の外に見つけた。扉を開けて中庭へと駆け出す。少し離れたところにいた蛇紋や翠も追いかけてきた。
「よ、呼んできて……先生を」
ああと返事をして蛇紋が走り出す。僕は震える手で、彼の細い腕を握った。まだ暖かい。でも……動いていない。測り方が悪いのか? 脈ってどこ? いくら触っても、何も感じられない。手が震えていたけど、恐る恐る肩を掴んだ。ひっくり返す前にみんなが集まっていて、僕は緑の彼らに突き飛ばされた。僕のことなど御構い無しに、すぐに倒れていた彼を抱きしめる。目を閉じていたが、口が僅かに空いていた。そこに薄っすらと紫の液体が付いているだろうか。彼が口をつけて人工呼吸をしようとしたので、後ろから引っ張った。
「ダメだよ! 口に毒がついてるかもしれない」
「じゃあほっとけって言うのか! 息してないんだよ! 急がなくちゃ……」
「落ち着け! お前まで死ぬつもりか」
皇華が彼を引っ叩いた。それを受けて泣き出す彼を見て、皇華も涙を流していた。それからはまた同じような流れで、僕は何かの映像を見ているかのように、ただそれを眺めていた。声が遠くに聞こえて現実味がない。僕がやっと実感できたのは、二つ並べられた棺に触れた時だった。
圧倒的にこの前より状況が悪化している。気がついた瞬間手が震えた。あの時間に先生を監視していたのは、僕、翠、蛇紋以外のメンバー。交代で、大体二、三人で行っていた。きちんとメンバーが決まっていた訳ではない。
「先生は……いた。職員室に。でも、白の先生はいなかった」
灰蓮が小声で伝えた。見ていたのは灰蓮兄弟三人らしい。残りの人は、僕達と同じように探索していたはずだ。
「白の先生は最初の事件が起こった時、職員室にいたと緑の先生はともかく、校長も証言している。今回の事件は最初と全く別なのかもしれないけど……そうだとは思いにくい」
僕はまだ気づいていなかった。みんなの目線が以前と全く違うことに。教会から出た後、彼らに睨まれていた。
「どうして、白と緑から一人ずつ殺されたと思う?」
感情の上下がない声で、リシアが尋ねた。
「まだ殺されたとは限らない」
紅玉が言い終える前に、他の生徒が叫んだ。
「じゃああいつらが自殺したとでもいうのかよ!」
「……先生達のアリバイがはっきりしていないよ。最初の事件の模倣だという可能性も考えた方がいい。一人だと決めつけるのは……」
「そんなことは分かっている。ただ疑うべきその対象にお前達が追加されたということだ! 僕は絶対に許さない。犯人が見つかれば絶対に処刑する」
「君たちは仲間に犯人がいないと思っている。僕だって同じだ。証拠がないのに、僕の仲間を傷つけたら容赦しないよ」
もしかしたらと思っていた。僕らの仲が悪かったのは親が原因なのだから、自分達は仲良くなれると。でも、もう無理だ。一生この溝は埋まらない。完全に僕達は分けられてしまった。
廊下で少し姿が見えただけでも、その視線は鋭く僕達に突き刺さってきた。僕達の中に誰かを殺すような人がいるなんて、そんなはず絶対にないのに。
「呪い、かもしれないね」
誰かが呟いた。本当に幽霊とかそういう存在がいて、彼らを殺したとか。もはやそんな可能性しか考えられなかった。
「あああああ! クソッ何なんだよ! 何なんだよお前ら……っ、殺したのか? そんなちっせー手で? 罰当たりだな……罰当たりだ。の、呪いなんてそんなのあるわけねーだろ」
「先生は本当に何も知らないんですか」
「ああ? 知らねーって……知るわけないだろ。なんだよその目……気色悪いな、てめぇらの誰かに決まってるんだ! ほら、お前なんて誰彼構わず殺せそうじゃねーか! 分かるんだよ俺は……っ!」
お前と言ったけど全員を慌ただしく見ていたので、誰に向けたのかは分からない。
「く、クソッ! 俺はもう知らねえこんなところ! 勝手にくたばればいいんだ。俺は帰るぞ、いられるかよこんなところ!」
先生は出ていった。最後は半狂乱であの人に掴みかかって、バイクを貸せと騒いでいた。それからどうなったかは知らないけど、もう二度と彼はここには来ないだろう。一応先生を追い出すという目標は果たせたので良かったけど、心は晴れないままだった。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
膀胱を虐められる男の子の話
煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ
男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話
膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)
くまさんのマッサージ♡
はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。
2024.03.06
閲覧、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。
2024.03.10
完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m
今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。
2024.03.19
https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy
イベントページになります。
25日0時より開始です!
※補足
サークルスペースが確定いたしました。
一次創作2: え5
にて出展させていただいてます!
2024.10.28
11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。
2024.11.01
https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2
本日22時より、イベントが開催されます。
よろしければ遊びに来てください。
秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
めぐみ
BL
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆
―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。―
モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。
だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。
そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
最弱伝説俺
京香
BL
元柔道家の父と元モデルの母から生まれた葵は、四兄弟の一番下。三人の兄からは「最弱」だと物理的愛のムチでしごかれる日々。その上、高校は寮に住めと一人放り込まれてしまった!
有名柔道道場の実家で鍛えられ、その辺のやんちゃな連中なんぞ片手で潰せる強さなのに、最弱だと思い込んでいる葵。兄作成のマニュアルにより高校で不良認定されるは不良のトップには求婚されるはで、はたして無事高校を卒業出来るのか!?
雪を溶かすように
春野ひつじ
BL
人間と獣人の争いが終わった。
和平の条件で人間の国へ人質としていった獣人国の第八王子、薫(ゆき)。そして、薫を助けた人間国の第一王子、悠(はる)。二人の距離は次第に近づいていくが、実は薫が人間国に行くことになったのには理由があった……。
溺愛・甘々です。
*物語の進み方がゆっくりです。エブリスタにも掲載しています
記憶は未だ戻らない(創作BL)
りよ
BL
事故で記憶喪失になったミサキ。記憶のないまま学校の寮に戻るが、そこには
自分の恋人だったと名乗る人間がいて……。
記憶がないミサキは誰かと付き合っていたのか? 好きな人がいたのか?
そもそも自分はどんな人間だったのか?
主人公総受け系です。R18ついてますがエロくはないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる