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悪戯
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それはいつもの『悪戯』だ。彼がどう反応するかなんて分かりきっているし、俺はその反応のために悪戯をするのだ。大好きだった親戚のお兄ちゃんは、今ではもう俺の恋人になった。まあ、恋人というのは世間体で、実際のところ、別のものでもあったりするのだけれど。
無防備に眠っている彼のシャツを捲り、肌を露出させた。腹部にマジックペンで大きく、「ひろき専用メスマンコ奴隷」と書く。書いている途中に彼が起きた気配がしたが構わずに最後まで書いた。起きた彼は己の腹にでかでかと書かれた文字を見て、まず目を丸くして、次に”あの”目つきになり、俺の瞳を見つめてから、立ちあがった俺の足先に口づけた。
そして、正座をし、手を床について俺を見つめながら『懇願』の言葉を口にする。
「どうかその立派な一物を舐めさせてください……ひろき様」
俺は無言でジーンズのチャックを開けるようにあごで指示する。すると彼は、こちらに這い寄り、俺のジーンズを口のみで脱がせにかかった。もうよく躾けてあるから手を使うなんて馬鹿な真似はしない。以前、無礼にも手指を使って脱がせようとしたことがあるが、その時は彼が立てなくなるまで殴ってやった。もうそれも記憶に新しいわけではなく、ここ数年は俺からの特別な許しがない限り、彼は手を使わない。ふ、とあのとき彼を殴った感触を思い出していると、俺の性器を彼の舌がなぞった。彼は、勃起したそれを愛おしそうに、丹念に舐め上げる。十分に俺の息子が硬さを持ち、そして彼の唾液が絡んだ頃合いで、彼は舐めるのを止めた。さあ、次の『懇願』だ。床に尻をつき、足を浅ましくも大きく開き、その足を抱えたうえで彼は言葉を口にした。
「……っは、どうぞ、どうぞ俺のケツマンコをお使いくださいっ、使ってください、お願いします……!」
そう、うわごとのように使ってくださいと口にする彼の一物もまた完全に勃起していて。俺は期待に満ちた彼のまなざしに答える代わりに挿入した。どちゅ、と鈍い水音が部屋に響き、それと同時に彼が大きく声を上げる。
「そうにゅう……あいがとうございますっ、あ、は、ぁあ」
そして俺が教え込んだ通り、ナカが入口から奥にかけて大きくうねる。俺を歓迎する動きだ。彼は自分で締め付けたというのに、それにさえ感じて身を震わせる。彼に構わず中で突き動かすと、彼はより一層高い声を上げた。これから俺たちを待っている愉しい夜を思い浮かべて俺は口の端を引き上げるのを抑えられなかった。
無防備に眠っている彼のシャツを捲り、肌を露出させた。腹部にマジックペンで大きく、「ひろき専用メスマンコ奴隷」と書く。書いている途中に彼が起きた気配がしたが構わずに最後まで書いた。起きた彼は己の腹にでかでかと書かれた文字を見て、まず目を丸くして、次に”あの”目つきになり、俺の瞳を見つめてから、立ちあがった俺の足先に口づけた。
そして、正座をし、手を床について俺を見つめながら『懇願』の言葉を口にする。
「どうかその立派な一物を舐めさせてください……ひろき様」
俺は無言でジーンズのチャックを開けるようにあごで指示する。すると彼は、こちらに這い寄り、俺のジーンズを口のみで脱がせにかかった。もうよく躾けてあるから手を使うなんて馬鹿な真似はしない。以前、無礼にも手指を使って脱がせようとしたことがあるが、その時は彼が立てなくなるまで殴ってやった。もうそれも記憶に新しいわけではなく、ここ数年は俺からの特別な許しがない限り、彼は手を使わない。ふ、とあのとき彼を殴った感触を思い出していると、俺の性器を彼の舌がなぞった。彼は、勃起したそれを愛おしそうに、丹念に舐め上げる。十分に俺の息子が硬さを持ち、そして彼の唾液が絡んだ頃合いで、彼は舐めるのを止めた。さあ、次の『懇願』だ。床に尻をつき、足を浅ましくも大きく開き、その足を抱えたうえで彼は言葉を口にした。
「……っは、どうぞ、どうぞ俺のケツマンコをお使いくださいっ、使ってください、お願いします……!」
そう、うわごとのように使ってくださいと口にする彼の一物もまた完全に勃起していて。俺は期待に満ちた彼のまなざしに答える代わりに挿入した。どちゅ、と鈍い水音が部屋に響き、それと同時に彼が大きく声を上げる。
「そうにゅう……あいがとうございますっ、あ、は、ぁあ」
そして俺が教え込んだ通り、ナカが入口から奥にかけて大きくうねる。俺を歓迎する動きだ。彼は自分で締め付けたというのに、それにさえ感じて身を震わせる。彼に構わず中で突き動かすと、彼はより一層高い声を上げた。これから俺たちを待っている愉しい夜を思い浮かべて俺は口の端を引き上げるのを抑えられなかった。
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