187 / 259
level 20
「高校生がラブホに入ってもいいんでしょうか?」(性表現あり)
しおりを挟む
息もできないくらいの長いキスと愛撫で、頬が紅潮してくる。
負けじとわたしも、ヨシキさんの下半身を指でなぞってみる。
その部分はもう、固く膨らんでいた。
パンツのチャックをおろして大きくなったモノを取り出したわたしは、指を上下に動かして先の方を撫でながら、ヨシキさんの耳に唇を近づけてささやいた。
「今から、お部屋に行ってもいいですか?」
「最初からそのつもりだったよ。でも、今日の凛子ちゃん、いつにも増して大胆だな」
「ええ。気分変えたくて」
「どうかした?」
ヨシキさんのモノから手を離したわたしは、吐き捨てるように言った。
「やっぱり気分悪いです。このメンツでアフターするのって」
「…そっか」
「以前、ヨシキさんも言ってたじゃないですか。『こんな腐海みたいな場所から、一歩引いた所にいたい』って。改めてその言葉の意味を、実感しました」
「へぇ、、」
「ヨシキさんもアフター嫌いなのに、今日は無理やり誘ってすみません」
「まぁ、いいよ」
「でも、おかげで確認できました」
「え? なにを?」
「ふふ。いいんですよ。これは女の戦いなんですから」
「ふぅん。まあ、いいや。で、凛子ちゃんはそれに勝利したのかい?」
「完勝です」
「じゃあ、戦勝記念に、面白いところに行こうか」
「面白いところ? どこですか?」
「着いてからのお楽しみ」
そう言って意味深に微笑んだヨシキさんは、わたしが放り出したままにしてたモノを仕舞って、パンツのチャックを上げると、ひとつキスをくれて、クルマのイグニションキーを回した。
わたしもセーターの乱れをなおし、シートベルトをつける。
駐車場を出て公道に入る前に、ヒエラルキーの戦いを繰り広げた戦場を、わたしは振り返った。
クルマは次第に加速していき、ファミレスはうしろに遠ざかり、見えなくなっていく。
もう、ここであのメンツとアフターすることは、二度とないだろう。
さよなら。
だけど、、、
わたしは気がつかなかった。
そのファミレスの陰から、一部始終を見てたレイヤーがいたのを。。。
ヨシキさんがクルマを止めたのは、黒の大理石を基調としたシックな外壁に、カラフルなネオンが映えるビルの駐車場。屋上には『Hotel le charme』というサインが、群青色のトワイライトの残光と、綺麗なコントラストをなしてる。
ここって、もしかして、、、
「ラブホテル、ですか? 面白いところって」
「凛子ちゃん、イヤだった?」
「いえ、、 ちょっとびっくりしただけで。こんなとこ、初めてだから」
「なにごとも経験だよ。ホテルガイドでここ知って、凛子ちゃんと来たいって思ってたんだ。
内装がめっちゃハイパーでSFっぽいんだよ。今日のボカロの撮影にはぴったりな場所だと思うよ。さ、入ろうぜ」
そう言いながらクルマを降りたヨシキさんは、後部座席のドアを開け、コスプレ衣装の入ったわたしのバッグを降ろす。
「今からここで撮影するんですか? コスプレの」
「今日はカメコが多くて凛子ちゃんをほとんど撮れなかったし、あのボカロはオレのドストライクなキャラなんだ」
「でも、、、」
「な、撮らせてくれよ。最近はラブホでもオシャレなとこ多いし、ここなら今まで見たことがないような、ハイパーなシチュエーションで撮れると思うんだ。いいだろ、凛子ちゃん」
「ええ、、、」
「な、頼むよ」
躊躇ってるわたしに、ヨシキさんは重ねて懇願する。
こんな風に請われるのって、やっぱり嬉しい。
そういえば以前、
『ラブホでもおしゃれな所いっぱいあって、スタジオもいいけど、『ホテルで撮ろう』ってことになったりもする』って、桃李さんが言ってたことがあった。
おそらく桃李さんも、ラブホで撮影したことあるんだろうし、やっぱり興味はあるし、ヨシキさんのお勧めなら間違いはないはず。
でも、わたしはまだ高校生。
ヨシキさんとは何度もホテルでお泊まりしてるとはいえ、高校生がラブホに入ってもいいんだろうか?
つづく
負けじとわたしも、ヨシキさんの下半身を指でなぞってみる。
その部分はもう、固く膨らんでいた。
パンツのチャックをおろして大きくなったモノを取り出したわたしは、指を上下に動かして先の方を撫でながら、ヨシキさんの耳に唇を近づけてささやいた。
「今から、お部屋に行ってもいいですか?」
「最初からそのつもりだったよ。でも、今日の凛子ちゃん、いつにも増して大胆だな」
「ええ。気分変えたくて」
「どうかした?」
ヨシキさんのモノから手を離したわたしは、吐き捨てるように言った。
「やっぱり気分悪いです。このメンツでアフターするのって」
「…そっか」
「以前、ヨシキさんも言ってたじゃないですか。『こんな腐海みたいな場所から、一歩引いた所にいたい』って。改めてその言葉の意味を、実感しました」
「へぇ、、」
「ヨシキさんもアフター嫌いなのに、今日は無理やり誘ってすみません」
「まぁ、いいよ」
「でも、おかげで確認できました」
「え? なにを?」
「ふふ。いいんですよ。これは女の戦いなんですから」
「ふぅん。まあ、いいや。で、凛子ちゃんはそれに勝利したのかい?」
「完勝です」
「じゃあ、戦勝記念に、面白いところに行こうか」
「面白いところ? どこですか?」
「着いてからのお楽しみ」
そう言って意味深に微笑んだヨシキさんは、わたしが放り出したままにしてたモノを仕舞って、パンツのチャックを上げると、ひとつキスをくれて、クルマのイグニションキーを回した。
わたしもセーターの乱れをなおし、シートベルトをつける。
駐車場を出て公道に入る前に、ヒエラルキーの戦いを繰り広げた戦場を、わたしは振り返った。
クルマは次第に加速していき、ファミレスはうしろに遠ざかり、見えなくなっていく。
もう、ここであのメンツとアフターすることは、二度とないだろう。
さよなら。
だけど、、、
わたしは気がつかなかった。
そのファミレスの陰から、一部始終を見てたレイヤーがいたのを。。。
ヨシキさんがクルマを止めたのは、黒の大理石を基調としたシックな外壁に、カラフルなネオンが映えるビルの駐車場。屋上には『Hotel le charme』というサインが、群青色のトワイライトの残光と、綺麗なコントラストをなしてる。
ここって、もしかして、、、
「ラブホテル、ですか? 面白いところって」
「凛子ちゃん、イヤだった?」
「いえ、、 ちょっとびっくりしただけで。こんなとこ、初めてだから」
「なにごとも経験だよ。ホテルガイドでここ知って、凛子ちゃんと来たいって思ってたんだ。
内装がめっちゃハイパーでSFっぽいんだよ。今日のボカロの撮影にはぴったりな場所だと思うよ。さ、入ろうぜ」
そう言いながらクルマを降りたヨシキさんは、後部座席のドアを開け、コスプレ衣装の入ったわたしのバッグを降ろす。
「今からここで撮影するんですか? コスプレの」
「今日はカメコが多くて凛子ちゃんをほとんど撮れなかったし、あのボカロはオレのドストライクなキャラなんだ」
「でも、、、」
「な、撮らせてくれよ。最近はラブホでもオシャレなとこ多いし、ここなら今まで見たことがないような、ハイパーなシチュエーションで撮れると思うんだ。いいだろ、凛子ちゃん」
「ええ、、、」
「な、頼むよ」
躊躇ってるわたしに、ヨシキさんは重ねて懇願する。
こんな風に請われるのって、やっぱり嬉しい。
そういえば以前、
『ラブホでもおしゃれな所いっぱいあって、スタジオもいいけど、『ホテルで撮ろう』ってことになったりもする』って、桃李さんが言ってたことがあった。
おそらく桃李さんも、ラブホで撮影したことあるんだろうし、やっぱり興味はあるし、ヨシキさんのお勧めなら間違いはないはず。
でも、わたしはまだ高校生。
ヨシキさんとは何度もホテルでお泊まりしてるとはいえ、高校生がラブホに入ってもいいんだろうか?
つづく
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦妻と若い彼 継承される情熱
MisakiNonagase
恋愛
61歳の睦美と、20歳の悠人。ライブ会場で出会った二人の「推し活」は、いつしか世代を超えた秘め事へと変わっていった。合鍵を使い、悠人の部屋で彼を待つ睦美の幸福。
しかし、その幸せの裏側で、娘の愛美もまた、同じ男の体温に触れ始めていた。
母譲りの仕草を見せる娘に、母の面影を重ねる青年。
同じ男を共有しているとは知らぬまま、母娘は「女」としての業(さが)を露呈していく。甘いお土産が繋ぐ、美しくも醜い三角関係の幕が上がる。
清掃員と僕の密やかな情状
MisakiNonagase
恋愛
都心のオフィスビルで働く会社員の26歳・高城蓮(たかぎれん)。彼の無機質な日常に唯一の彩りを与えていたのは、夕方から現れる70歳の清掃員・山科和子だった。
青い作業服に身を包み、黙々と床を磨く彼女を、蓮は「気さくなおばあちゃん」だと思っていた。あの日、立ち飲み屋で私服姿の彼女と再会するまでは――。
肉じゃがの甘い湯気、溶けゆく氷の音、そして重ねた肌の温もり。
44歳の年齢差を超え、孤独を分かち合った二人が辿り着いた「愛の形」とは。これは、一人の青年が境界線の向こう側で教わった、残酷なまでに美しい人生の記録。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる