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7th sense
7th sense 6
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「航平くん、、、 好き。好きだったの、ずっと、、、」
手がベタベタして気持ち悪いのは、もうどうでもいいみたい。
両手で航平くんの髪をまさぐりながら、ミクは吐息混じりにささやいた。
「、、、安藤さん」
「ミクって呼んで」
「、、、ミク、ちゃん」
「航平くん、、」
「オレも、ミクちゃんのこと、好きだよ」
ぇ、、、
えええええええええ~~~~~~~~!!!!
ふざけたこと言わないでよ!
航平くんはあたしのことが好きなんじゃなかったのっ?!
ミクなんかに騙されないで!
航平くんがほんとに好きなのは、あたし!
中学時代からずっと想ってくれてたんでしょ!
告るつもりだったんでしょ!
あたしの写真とか、スク水画像とかも、たくさん大事に持ってくれてるじゃない!
あたしだって航平くんのこと好きなんだから。
ずっと好きで好きで、夜なべしてラブレターまで書いたんだから。
この気持ちを伝えさえすれば、航平くんもそんな女に騙されなくてすむのに!
「嬉しい。航平くん!」
そう言ってミクは航平くんを抱きしめて、自分からキスをした。
「ん、、、 んんっ。航平、くん、、、 ああっ」
航平くんの手が、いつの間にかミクの薄い制服のシャツの上を這い、胸元を優しく撫でていた。
可愛らしい喘ぎ声をあげて、ミクはからだをのけぞらせる。
その声に煽られるように、航平くんの手はミクの胸をやさしく揉みあげる。
「はぁん。あっ。ああっ」
ミクの声が粘り気を増し、静まり返った航平くんの部屋に響く。
もう航平くんは、ミクのからだに夢中だった。
ブラウスのボタンをはずし、ブラをずり上げて胸をはだけさせ、プルンとした真っ白なふたつのふくらみに顔を埋めた。
<やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて~~!!>
折り重なったふたりの前に立って、あたしは声を張り上げる。
もちろんその声は、届かない。
口惜しい!
航平くんとエッチするのは、あたしのはずだったのに!
あたしでさえできなかったこと、ミクがやってる。
しかも、あたしの目の前で!
妬ましい!
恨めしい!
<やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて~~!!>
航平くんの机を力いっぱい叩きながら、あたしはさらに大声を上げた。
“ドサッ…”
そのとき、机の上に置いてあった航平くんの鞄が、床に落ちた。
その音で我に返ったように、航平くんはミクの胸から顔を上げた。
えっ?
もしかして、、、
これ、あたしがやったの?!
床に転がる鞄をじっと見つめたまま、航平くんは固まってしまった。
訝しげな眼差しで、ミクは航平くんを見上げる。
「航平、くん?」
「…」
「どうしたの?」
「…」
「航平くん?!」
「、、、、、、ごめん」
ひとことあやまった航平くんは、ミクから離れて背中を向け、床に座り込むと、ポツリとつぶやいた。
「オレ、、、 やっぱり、できない」
つづく
手がベタベタして気持ち悪いのは、もうどうでもいいみたい。
両手で航平くんの髪をまさぐりながら、ミクは吐息混じりにささやいた。
「、、、安藤さん」
「ミクって呼んで」
「、、、ミク、ちゃん」
「航平くん、、」
「オレも、ミクちゃんのこと、好きだよ」
ぇ、、、
えええええええええ~~~~~~~~!!!!
ふざけたこと言わないでよ!
航平くんはあたしのことが好きなんじゃなかったのっ?!
ミクなんかに騙されないで!
航平くんがほんとに好きなのは、あたし!
中学時代からずっと想ってくれてたんでしょ!
告るつもりだったんでしょ!
あたしの写真とか、スク水画像とかも、たくさん大事に持ってくれてるじゃない!
あたしだって航平くんのこと好きなんだから。
ずっと好きで好きで、夜なべしてラブレターまで書いたんだから。
この気持ちを伝えさえすれば、航平くんもそんな女に騙されなくてすむのに!
「嬉しい。航平くん!」
そう言ってミクは航平くんを抱きしめて、自分からキスをした。
「ん、、、 んんっ。航平、くん、、、 ああっ」
航平くんの手が、いつの間にかミクの薄い制服のシャツの上を這い、胸元を優しく撫でていた。
可愛らしい喘ぎ声をあげて、ミクはからだをのけぞらせる。
その声に煽られるように、航平くんの手はミクの胸をやさしく揉みあげる。
「はぁん。あっ。ああっ」
ミクの声が粘り気を増し、静まり返った航平くんの部屋に響く。
もう航平くんは、ミクのからだに夢中だった。
ブラウスのボタンをはずし、ブラをずり上げて胸をはだけさせ、プルンとした真っ白なふたつのふくらみに顔を埋めた。
<やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて~~!!>
折り重なったふたりの前に立って、あたしは声を張り上げる。
もちろんその声は、届かない。
口惜しい!
航平くんとエッチするのは、あたしのはずだったのに!
あたしでさえできなかったこと、ミクがやってる。
しかも、あたしの目の前で!
妬ましい!
恨めしい!
<やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて!やめて~~!!>
航平くんの机を力いっぱい叩きながら、あたしはさらに大声を上げた。
“ドサッ…”
そのとき、机の上に置いてあった航平くんの鞄が、床に落ちた。
その音で我に返ったように、航平くんはミクの胸から顔を上げた。
えっ?
もしかして、、、
これ、あたしがやったの?!
床に転がる鞄をじっと見つめたまま、航平くんは固まってしまった。
訝しげな眼差しで、ミクは航平くんを見上げる。
「航平、くん?」
「…」
「どうしたの?」
「…」
「航平くん?!」
「、、、、、、ごめん」
ひとことあやまった航平くんは、ミクから離れて背中を向け、床に座り込むと、ポツリとつぶやいた。
「オレ、、、 やっぱり、できない」
つづく
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