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5th stage

こんな卑猥な角度から見たことない

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「あんっ。ミノルくん。せっかちね」

甘い声を出しながら、彼女はぼくの頭を両手で抱え、髪の毛をぐしゃぐしゃにした。
覆いかぶさる様に、ぼくは麗奈ちゃんに抱きつく。

「んぐ、ぅんんん…」

初めてのキス。
麗奈ちゃんのぽってりとした肉厚な唇を、自分の唇で塞ぐ。
それは濃厚なモッツァレラチーズみたいな舌触りで、そのぬくもりと柔らかさ、湿り気に、恍惚となってくる。

「んぅ、ん、んぐ…」

彼女は言葉にならない声を発し、それが余計にこちらの気持ちを昂めてくる。
唇の感触もそこそこに、ぼくは夢中になって、麗奈ちゃんの柔らかなからだに唇を這わせ、ブラウスのボタンをはずしながら、目の前にドンと盛り上がった、ふたつの大きなふくらみを揉みしだく。

ゴムまりの様な弾力。
こんな気持ちいい物体は、今までの人生で触った事がない。

鼻息を荒げながら、欲望の赴くままにブラジャーをずらし、プルンと飛び出した麗奈ちゃんの大きな胸に、ぼくは思い切り顔を埋めた。
窒息しそうなくらいに、彼女の胸を堪能し、そのすべすべした肌で、頬を撫でる。
そうしながら、ふくらみの頂上にある濃い色をしたさくらんぼを、口に含む。
コリコリしてて、美味しいw

「あん。はうっ、、」

敏感なその部分に触れて、麗奈ちゃんは思わず甘い声を漏らした。

「もうっ。慌てないでよ。もっとゆっくりと、、、 はんっ」

麗奈ちゃんはぼくを止めようとするが、快感には勝てないらしく、ちょっとした刺激で、声をあげる。
胸を愛撫しながら、ぼくは彼女の顔をうかがった。
そういえば、こんな角度から女の子の顔を見たのなんて、初めてだ。
胸から見上げる女の子の表情って、七分開きの瞳が色っぽくて、睫毛の長さが際立って見える。
唇の厚みが強調されて、いっそう艶っぽい。
鼻の穴さえもエロく、淫らに見えてくる。
あの可愛い麗奈ちゃんの顔を、こんな卑猥ひわいなアングルから拝めるとは、ぼくはなんて幸せ者なんだ!

そんな表情を眺めてると、余計に興奮が増してきて、舌の先でポッチを転がしながら、ぼくの右手は、パニエの入ったボリュ-ムのあるスカートをたくし上げていった。
掌で下腹部をなぞりながら、指先はパンツの中へと滑り込んでいく。
今週はずっと栞里ちゃんといっしょにいて、性的刺激をまき散らされてるのに、手も足も出せず、ずっとお預けを喰らってた事もあって、まるで飢えた野良犬の様に、ぼくは麗奈ちゃんのからだをむさぼった。

「ダメっ!」

さらさらしたヘアの感触が指先を撫で、湿り気を帯びた花びらに辿り着いた瞬間、麗奈ちゃんはキツく脚を閉じて、ぼくの腕を掴んで叫んだ。

「えっ? ど、どうして?」

荒い鼻息を立てながら、ぼくは彼女を見た。
頬を赤らめながらも、困惑した様に、麗奈ちゃんはぼくを見下ろして言う。

「だって、、、 そこ、洗ってないもん」
「ぼっ、ぼくは構わないよ」
「あたしは恥ずかしいのっ」

そう言って麗奈ちゃんは、バネの様に勢いよくからだを起こして、スカートを押さえた。

そりゃ~ないだろ~。
ぼくのはもう、こんなになってるのに、、、

おあずけを喰らった犬の様な気分で、恨めし気に麗奈ちゃんを見る。
そんなぼくを慰める様に、彼女は手を伸ばしてきて、パツンパツンに張ったぼくのズボンのふくらみを撫でた。

「あは。こんなにしちゃって。
ね。いっしょにシャワー浴びようよ。綺麗になったら、ミノルくんのここ、いっぱい舐めてあげるから」

潤んだ瞳で麗奈ちゃんはぼくを見つめ、チロリと舌を見せた。

『麗奈ちゃんがこの可愛いお口で、ぼくのを舐めてくれる… wktk』

期待と妄想で頭がいっぱいになり、ぼくは喜んで彼女の言葉に従った。

「じゃあ、ほら、脱いでw」

そう言って麗奈ちゃんはぼくのシャツを脱がし、ベルトをはずして、パンツごとズボンを引っ張り下ろす。
自分のたかまったイチモツが、しゃがみこんだ麗奈ちゃんの目の前にピンッと飛び出す。
彼女はまだ服を着てるのに、自分はなにもかもさらけ出してしまうなんて、、、
なんだか急に恥ずかしくなってきて、ぼくは前かがみになって股間を隠した。

「麗奈ちゃんも、、、 いっしょにお風呂に行こうよ」

そう言いながらぼくも麗奈ちゃんの服を脱がそうとしたけど、彼女はベッドを出てソファに座り、ポーチからコンパクトを取り出して言った。

「先に浴びててよ。女の子はいろいろ準備が大変なんだから」
「そうなんだ、、、 じゃあぼく、先に入っとくよ」
「うん。あたしもすぐ行く」

鏡をのぞき込みながら、麗奈ちゃんは応える。
彼女の言うとおり、ひと足先にぼくはバスルームに入った。

つづく
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