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3rd stage
美少女モデルに触れるわけがない
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「ねえ。お兄ちゃん。今、いい?」
どのくらい経っただろう?
その言葉でふと視線を上げると、いつの間にか栞里ちゃんがベッドの縁に座ってて、じっとこちらを見てた。
「え? どうしたの?」
声をかけられるのは、なんだか嬉しい。
少し照れる様にうつむいた栞里ちゃんだったが、ぼくの機嫌を伺うかの様に、おそるおそる切り出してきた。
「なにか、してほしいこととか… ない?」
「なにか、って?」
「なんか悪いし… あたしにできる事あったら」
「できる事?」
「なんでもするから。言って」
「なんでも、、、」
そのフレーズにドキリとして、思わず栞里ちゃんを見つめる。
恥ずかしそうに彼女は目をそらしたけど、それがまた可愛くて萌えてしまう。
『じゃあ、これを可愛がってもらおうかな』
と、ぼくは立ち上がり、栞里ちゃんの目の前でズボンをおろす。
『これ… そそり立ってるよ。なんか、怖い』
そう言いながら、ギンギンにいきり立ったぼくのモノを、恥ずかしそうに見る栞里ちゃん。
『どうだい? 握ってごらんよ』
『え? これを?』
『さあ、手を出して』
『…』
おそるおそる、手を伸ばしてくる栞里ちゃん。
指先が微かに震えてるのがわかる。
そうして、ギュッと握った栞里ちゃんの顔は、恥ずかしさでみるみる真っ赤に染まっていく。
『どんな感触だい?』
『よ、よくわかんない。なんか、ドクドクしてて、熱い』
『さあ、舐めてごらん』
ぼくの言葉に、栞里ちゃんはぎゅっと目をつむり、ピンクの可愛い舌を口先からチロリと出し、股間に顔を近づけて、、、
一瞬、そんなエロマンガみたいなシーンを妄想してしまった。
バカバカバカバカ~っ!
『なにも望まず、泊め男に徹する』って誓ったばかりだろ~が、自分!
邪念を振り切る様に、ぼくは首を振って答えた。
「べっ、別に、、、 大丈夫だから! なんにもないからっ」
「あたしにできること、なんにもないの?」
「う、うん…」
「…」
栞里ちゃんはなにか考えてるみたいだったが、パソコンの方に視線をやって、訊いてきた。
「お兄ちゃん、女の子のイラスト描いてるんでしょ?」
「え? う、うん。描いてるけど…」
「じゃあ、モデルやったげるのとか、どう?」
「モっ、モデル?!」
「…うん」
「ほっ、ほんとにいいの?」
「ん… お兄ちゃんの絵みたいな、おっきいおっぱいじゃないけど、あたしなんかでいいんだったら…」
なんて唐突。
リアル14歳美少女をイラストのモデルにできる機会なんて、滅多にあるもんじゃない!
萌え絵を描くには、ふつう、モデルなんていらないんだけど、手足や指のポーズや筋肉のつき方、影の落ち方、服の皺のでき方とかは、やっぱり実際のものを観察して描く方が、断然リアリティが出てくるのだ。
そういうのを描きたい時は、ネットでイメージに近い画像を拾ってきたり、『CLIP STUDIO PAINT』に内蔵されてる人形にポーズとらせて、参考にしたりするんだけど、栞里ちゃんがモデルしてくれた方が、ずっとイメージを掻き立てられそうだ!
ほしい!
よだれが出る程、モデルをしてほしい!
「い、いいに決まってるよ! 栞里ちゃんがモデルしてくれるなんて、めっちゃ嬉しいよ!」
「ほんとに?」
栞里ちゃんは、わずかに瞳を輝かせた。
「あ、ああ! さっそくお願いしたいけど、ほっほっ、ほ、、、 本当にいいの?」
吃りながらスケブと鉛筆を持って、ぼくは栞里ちゃんの気が変わらないうちにと、急いで駆け寄った。
ベッドにペタンと座り込み、彼女は訊いてくる。
「どうすればいい?」
「そっ、そうだな…」
「服。脱ぐ?」
「ぬっ、脱がなくていい。脱がなくて!」
「ふ~ん、、、」
本棚に飾ってある、肌色成分の多い成人向け美少女フィギュアの方にチラッと目をやって、彼女は悪戯っぽく笑いながら言う。
「あんな、エッチなカッコの絵を描くんじゃないの?」
「う…」
「パンツくらいなら、見せてもいいよ」
「いい、いい。大丈夫だから!」
「そう… ま、いっか。じゃ、どんなカッコするの?」
あっけらかんと言って、彼女はポーズの指示を待った。
とりあえずぼくは、ベッドに座ってる今の彼女を、デッサンする事にした。
「そのままでいいから。じっとしてて」
そう言って、スケッチブックを開いたぼくは、栞里ちゃんの方をチラチラと観察しながら、からだのアウトラインを軽くスケッチしていく。
すらりとした脚をこちらに向けて、栞里ちゃんはベッドに軽く手をつき、ぼくの方を見る。
昨夜は寝姿だったが、こうして起きてぼくを見ている栞里ちゃんを間近で見るのは、また違う刺激がある。
呼吸のたびに小さな胸がかすかに上下して、微妙な息づかいまで聞こえてくる。
その様子が、なんともなまめかしい。
キャミソールの胸元は確かにあまりふくらみはないけど、いちばん盛り上がったところから、薄い生地がドレープを作ってゆるく折れ曲がっているところに、可愛いさくらんぼの存在を想像してしまう。
自分的には、ロリっ娘は貧乳の方が萌えなので、この微妙な胸のニュアンスがたまらない、、、
って、やっぱり栞里ちゃんは、ぼくにはドストライクな女の子だ。
肩から腰にかけてのラインが、まだ熟しきらない青い果実みたいで、なんともいえないエロさを醸してて、ピッチピチと水を弾きそうな太ももがショーパンのなかに伸びて、仄暗い隙間からはパンツの生地がわずかに見えてて、、、
って、凝視してると鼻血が出そう!
つづく
どのくらい経っただろう?
その言葉でふと視線を上げると、いつの間にか栞里ちゃんがベッドの縁に座ってて、じっとこちらを見てた。
「え? どうしたの?」
声をかけられるのは、なんだか嬉しい。
少し照れる様にうつむいた栞里ちゃんだったが、ぼくの機嫌を伺うかの様に、おそるおそる切り出してきた。
「なにか、してほしいこととか… ない?」
「なにか、って?」
「なんか悪いし… あたしにできる事あったら」
「できる事?」
「なんでもするから。言って」
「なんでも、、、」
そのフレーズにドキリとして、思わず栞里ちゃんを見つめる。
恥ずかしそうに彼女は目をそらしたけど、それがまた可愛くて萌えてしまう。
『じゃあ、これを可愛がってもらおうかな』
と、ぼくは立ち上がり、栞里ちゃんの目の前でズボンをおろす。
『これ… そそり立ってるよ。なんか、怖い』
そう言いながら、ギンギンにいきり立ったぼくのモノを、恥ずかしそうに見る栞里ちゃん。
『どうだい? 握ってごらんよ』
『え? これを?』
『さあ、手を出して』
『…』
おそるおそる、手を伸ばしてくる栞里ちゃん。
指先が微かに震えてるのがわかる。
そうして、ギュッと握った栞里ちゃんの顔は、恥ずかしさでみるみる真っ赤に染まっていく。
『どんな感触だい?』
『よ、よくわかんない。なんか、ドクドクしてて、熱い』
『さあ、舐めてごらん』
ぼくの言葉に、栞里ちゃんはぎゅっと目をつむり、ピンクの可愛い舌を口先からチロリと出し、股間に顔を近づけて、、、
一瞬、そんなエロマンガみたいなシーンを妄想してしまった。
バカバカバカバカ~っ!
『なにも望まず、泊め男に徹する』って誓ったばかりだろ~が、自分!
邪念を振り切る様に、ぼくは首を振って答えた。
「べっ、別に、、、 大丈夫だから! なんにもないからっ」
「あたしにできること、なんにもないの?」
「う、うん…」
「…」
栞里ちゃんはなにか考えてるみたいだったが、パソコンの方に視線をやって、訊いてきた。
「お兄ちゃん、女の子のイラスト描いてるんでしょ?」
「え? う、うん。描いてるけど…」
「じゃあ、モデルやったげるのとか、どう?」
「モっ、モデル?!」
「…うん」
「ほっ、ほんとにいいの?」
「ん… お兄ちゃんの絵みたいな、おっきいおっぱいじゃないけど、あたしなんかでいいんだったら…」
なんて唐突。
リアル14歳美少女をイラストのモデルにできる機会なんて、滅多にあるもんじゃない!
萌え絵を描くには、ふつう、モデルなんていらないんだけど、手足や指のポーズや筋肉のつき方、影の落ち方、服の皺のでき方とかは、やっぱり実際のものを観察して描く方が、断然リアリティが出てくるのだ。
そういうのを描きたい時は、ネットでイメージに近い画像を拾ってきたり、『CLIP STUDIO PAINT』に内蔵されてる人形にポーズとらせて、参考にしたりするんだけど、栞里ちゃんがモデルしてくれた方が、ずっとイメージを掻き立てられそうだ!
ほしい!
よだれが出る程、モデルをしてほしい!
「い、いいに決まってるよ! 栞里ちゃんがモデルしてくれるなんて、めっちゃ嬉しいよ!」
「ほんとに?」
栞里ちゃんは、わずかに瞳を輝かせた。
「あ、ああ! さっそくお願いしたいけど、ほっほっ、ほ、、、 本当にいいの?」
吃りながらスケブと鉛筆を持って、ぼくは栞里ちゃんの気が変わらないうちにと、急いで駆け寄った。
ベッドにペタンと座り込み、彼女は訊いてくる。
「どうすればいい?」
「そっ、そうだな…」
「服。脱ぐ?」
「ぬっ、脱がなくていい。脱がなくて!」
「ふ~ん、、、」
本棚に飾ってある、肌色成分の多い成人向け美少女フィギュアの方にチラッと目をやって、彼女は悪戯っぽく笑いながら言う。
「あんな、エッチなカッコの絵を描くんじゃないの?」
「う…」
「パンツくらいなら、見せてもいいよ」
「いい、いい。大丈夫だから!」
「そう… ま、いっか。じゃ、どんなカッコするの?」
あっけらかんと言って、彼女はポーズの指示を待った。
とりあえずぼくは、ベッドに座ってる今の彼女を、デッサンする事にした。
「そのままでいいから。じっとしてて」
そう言って、スケッチブックを開いたぼくは、栞里ちゃんの方をチラチラと観察しながら、からだのアウトラインを軽くスケッチしていく。
すらりとした脚をこちらに向けて、栞里ちゃんはベッドに軽く手をつき、ぼくの方を見る。
昨夜は寝姿だったが、こうして起きてぼくを見ている栞里ちゃんを間近で見るのは、また違う刺激がある。
呼吸のたびに小さな胸がかすかに上下して、微妙な息づかいまで聞こえてくる。
その様子が、なんともなまめかしい。
キャミソールの胸元は確かにあまりふくらみはないけど、いちばん盛り上がったところから、薄い生地がドレープを作ってゆるく折れ曲がっているところに、可愛いさくらんぼの存在を想像してしまう。
自分的には、ロリっ娘は貧乳の方が萌えなので、この微妙な胸のニュアンスがたまらない、、、
って、やっぱり栞里ちゃんは、ぼくにはドストライクな女の子だ。
肩から腰にかけてのラインが、まだ熟しきらない青い果実みたいで、なんともいえないエロさを醸してて、ピッチピチと水を弾きそうな太ももがショーパンのなかに伸びて、仄暗い隙間からはパンツの生地がわずかに見えてて、、、
って、凝視してると鼻血が出そう!
つづく
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