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地球を守るための戦い
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レッド視点
こうして黒幕を打ち倒し、地球には無事、平和が訪れた!
そのテロップが流れた途端、ブルーレイが破壊された。
俺のデッキと、テレビごと。
「あーッ!! おい、おまっ……! な、何しやがる!」
「悪い。見るに耐えなかったのでな……」
欠片も悪びれなく言われた。ここは幻影の世界じゃないから、時間も巻き戻らないってのに。
俺の家電を壊しやがった黒幕ことエーは、今では俺のマンションに住み着いている。
そして今日は……。
「ディスクを壊してもコピーがあるから意味ないですよ?」
シロと、元ヒーローたちが集まっての上映会だった。
「わかっていても耐えれなかった。だいたい、人の家にゾロゾロ押しかけてきて迷惑だと思わんのか? そんなに広くもないというのに」
広くもない家で悪かったな。俺の家ですけど。
「それより、気になったんだけどさ、さっきデカデカと書いてあったマニアックヒーローってナニ?」
「戦隊モノには、なんとかマンとか、なんとかレンジャーとついているんですよ。それに少し、オリジナリティを足してみました」
「なるほど。まあ、ボクはマニアっていうより、フェチだけど……」
「俺はマニアじゃねーぞ!」
「赤城サン、こんな部屋でよくソレを言えるよね」
ほんの少し棚にフィギュアが並んでるくらいでマニア扱いかよ。
大半はクローゼットの中に押し込んではいるが……。
「大体なあ、お前ら揃いも揃って暇人かよ。せっかくの休日に全員集合とか」
「俺は……。シロさんが呼ぶなら、いつでも……来る……」
相変わらず、殺し屋みたいなツラで健気なことを呟くクロ。
いつでもって……飲食店は忙しいんじゃねーのか、日曜とかは。
「僕と薙さんは、休みが重なれば元々一緒に出かけるようにしてますから、今日はそれが赤城さんの家になっただけなんで」
人の家をデートスポットにするな。迷惑すぎる。
いつの間にか下の名前呼びになっているのも気に喰わない。
まあ、この年下の金髪美青年にアオがヒイヒイ言わされてんのかと思ったら、興奮しなくもないが。俺も泣かせたかった。むしろ2人まとめて食いたかった。
せっかく男だらけの戦隊だったのに、結局ヤッたのはクロだけだったもんなぁ。しかも俺がネコ。
最近はエーに見張られてて、ナンパもできねーし。
この前なんて浮気者めってスタンガンかまされた。お前はラムちゃんか。
「ですが、これでは上映会の続きはできませんね。壊れてしまって……」
「直接壊したんじゃないとしても、お前ももう少し悪びれろ」
結局ここで上映会は終わりになって、近況報告が始まった。
他の奴らはやりとりしてたのかもしれんが、俺は裏切った気まずさもあって、連絡を取り合っていなかった。
だから誰が今どうしてるか、初めて聞くことになる。
「ボクはね、身長が3センチも伸びたよ!」
心底どうでもいい。というか、わからん。
まあ中学生だしな……。勉強頑張ってるとか、テストで100点とったとか、そんな話題しか出てこねーか。
「オレは……。まだ、就職……できていない」
「お、おう……」
これ以上に切ない近況報告があるだろうか。
「僕は特に、何も変わらないかな。というか、大体は薙さんとのノロケになるので……」
聞きたくはねーな。
「この前、宇宙船らしきものを空に見かけて上を向いて歩いていたらドブに落ちた話はしないのか? 膝にまだアザが残っている」
「も、もう、薙さんてば。その話はしなくてもいいんですよ!」
だから聞きたくねーって。死ぬほどウザいな。このバカップルめ。
「この前……。初めて、シロさんと……。デート、した……」
なん……だと。いつの間に、そんな関係に。
「なんで!? ボクに黙って!?」
どうやらモモも知らなかったらしく、突然の修羅場。
「ちょっと買い物に付き合ってもらっただけですよ」
「そんなのボクを呼んでくれてもいいでしょ!」
「かなり重い物だったので……」
ここは相変わらずの、三角関係か。
無表情なクロが少しドヤ顔をしているように感じる。
「私はモモくんの学校の教師になりました」
「……は? えっ。お前が!? 教師!?」
「ビックリだよね。突然、教室に現れた時は驚きすぎて机から転がり落ちるかと思ったよ。こんな国宝級のお尻の持ち主がボクの担任にって」
しかも担任かよ。ってか、驚くところソコじゃねーだろ。
なんでそんなことになってんだよ。
「ボクの近況とかぶるから、さっきは言えなかったんだよね。赤城サン驚くだろうなーって楽しみにしてた!」
「驚くってレベルじゃねーぞ。シロお前、教員免許なんか持ってたのか?」
「そのあたりは、まあ。こう、適当に……。何か新しいごっこ遊びをする時に、モモくんの担任でいるほうが楽しいかなって」
地球を滅ぼしかけ、クローンに殺されかけたっていうのに懲りないヤツだ。
怒ったエーに部屋を壊されても困るので、心を落ち着かせるため足を撫でてやった。手の甲をつねられた。素直じゃない。
「フン……。働かずに遊んで暮らされても、それはそれで腹が立つからな。せいぜい地球に貢献するといい」
働かずに遊んで暮らしているヤツが言うと重みがあるな。
……まあ、俺もだが。
「とりあえず、テレビは弁償しろよ」
「えっ!? 私が壊したわけではないのにですか?」
「エーがいる時にあんな映像流したら、こうなるって大体わかんだろ」
エーはさもありなんというように頷いている。
いや、実際に壊したのお前だからな、お前。
「それで、レッ……。赤城さんの近況はどうなんですか?」
「俺かぁ。俺はまあ、とりたてて……何もないな」
もう怪物は襲ってこない。平穏でソコソコ楽しい日常に戻った。
それを少しは寂しく思わないこともないが……平和に越したことはない。
ナンパしたいのにできないのだけが困りものだ。
でも……。クローンで、過去がないエーの心の拠り所でいるのも、しばらくは有りかな、なんて、最近では思うようになった。
「えっ!?」
突然、モモが驚いたような声を上げた。
「なんだ? 俺に何もないのが意外だったか?」
「それとは全然違う話だよ! 今、スマホで連絡がきて……」
なるほど俺の話を聞いてなかったと。
「明日、学校が休みになるって……」
「なんだよ。良かったじゃねーか」
俺も学生時代は急な休みが嬉しかったもんだ。
「奇妙な生物に校舎が半壊されて休校なんだよ!」
俺たちは一斉にシロを見た。
「え!? ち、違いますよ! 私じゃありません!」
「そもそもモモの学校の教師になったあたりから怪しいよな……」
「し、シロさん、コレが目的で……ボクの学校に?」
「モモくんまで!」
「貴様、私以外にも自我のある不幸なクローンを……?」
「濡れ衣です! 前例があったのだから、他の星が襲いに来たって何もおかしくはないでしょう」
確かに、それはそうだが。前例があるからこそ、またシロの仕業かとも思ってしまうわけで。
不可抗力ではあるが自作自演みたいなもんだったしな。マッチポンプというべきか。
「それよりも奇妙な生物って、UMAじゃないか!? も、桃くん、どんな形してたって!?」
「いかん、黄原の発作が」
「発作じゃないです! でも、凄い気になる……!」
ガヤガヤする4人を前にして、クロがポツリと呟いた。
司令官、と。
「ふふ……。やりますか? 新たなヒーローごっこを。あっ、今度はごっこじゃないですね!」
「前もごっこではないだろう。私は本気で地球を滅ぼすつもりだったぞ、初めは」
エーは最近のだらけ具合からは想像もできないような恐ろしいことを呟いている。
「今度は本格的にヒーロースーツを強化しないと。また、よろしくお願いしますね、みなさん! あっ、君はゴールドでいいですかね? 追加戦士ですし……」
「私を数に入れるな」
初めからいる追加戦士とは。
「あの……。レッドも、また、お願いできますか?」
はぁ……。また、戦うのか。地球を守るために。
ったく、面倒くせーな。
俺はオタクではないが、こういう展開、まあ、ワクワクしないでもねーし?
「しかたねーから、またアンタのレッドになってやるよ。そのかわり、この戦いが終わったら今度こそ、セッ」
言い終わる前に、本日3度目のスタンガンを豪快に喰らった。
その後、もうハジメテではないですけど、いいですかね、と申し訳なさそうに告げるシロに、やっぱりいただいておけば良かったなとシミジミ思った。
とりあえず、まあ。何はともあれ、あれだけは……。お約束として、言っておくべきだな。
俺たちの戦いはこれからだ!!
……さすがに、口に出せる勇気はなく、心の中でコッソリと呟いた。
こうして黒幕を打ち倒し、地球には無事、平和が訪れた!
そのテロップが流れた途端、ブルーレイが破壊された。
俺のデッキと、テレビごと。
「あーッ!! おい、おまっ……! な、何しやがる!」
「悪い。見るに耐えなかったのでな……」
欠片も悪びれなく言われた。ここは幻影の世界じゃないから、時間も巻き戻らないってのに。
俺の家電を壊しやがった黒幕ことエーは、今では俺のマンションに住み着いている。
そして今日は……。
「ディスクを壊してもコピーがあるから意味ないですよ?」
シロと、元ヒーローたちが集まっての上映会だった。
「わかっていても耐えれなかった。だいたい、人の家にゾロゾロ押しかけてきて迷惑だと思わんのか? そんなに広くもないというのに」
広くもない家で悪かったな。俺の家ですけど。
「それより、気になったんだけどさ、さっきデカデカと書いてあったマニアックヒーローってナニ?」
「戦隊モノには、なんとかマンとか、なんとかレンジャーとついているんですよ。それに少し、オリジナリティを足してみました」
「なるほど。まあ、ボクはマニアっていうより、フェチだけど……」
「俺はマニアじゃねーぞ!」
「赤城サン、こんな部屋でよくソレを言えるよね」
ほんの少し棚にフィギュアが並んでるくらいでマニア扱いかよ。
大半はクローゼットの中に押し込んではいるが……。
「大体なあ、お前ら揃いも揃って暇人かよ。せっかくの休日に全員集合とか」
「俺は……。シロさんが呼ぶなら、いつでも……来る……」
相変わらず、殺し屋みたいなツラで健気なことを呟くクロ。
いつでもって……飲食店は忙しいんじゃねーのか、日曜とかは。
「僕と薙さんは、休みが重なれば元々一緒に出かけるようにしてますから、今日はそれが赤城さんの家になっただけなんで」
人の家をデートスポットにするな。迷惑すぎる。
いつの間にか下の名前呼びになっているのも気に喰わない。
まあ、この年下の金髪美青年にアオがヒイヒイ言わされてんのかと思ったら、興奮しなくもないが。俺も泣かせたかった。むしろ2人まとめて食いたかった。
せっかく男だらけの戦隊だったのに、結局ヤッたのはクロだけだったもんなぁ。しかも俺がネコ。
最近はエーに見張られてて、ナンパもできねーし。
この前なんて浮気者めってスタンガンかまされた。お前はラムちゃんか。
「ですが、これでは上映会の続きはできませんね。壊れてしまって……」
「直接壊したんじゃないとしても、お前ももう少し悪びれろ」
結局ここで上映会は終わりになって、近況報告が始まった。
他の奴らはやりとりしてたのかもしれんが、俺は裏切った気まずさもあって、連絡を取り合っていなかった。
だから誰が今どうしてるか、初めて聞くことになる。
「ボクはね、身長が3センチも伸びたよ!」
心底どうでもいい。というか、わからん。
まあ中学生だしな……。勉強頑張ってるとか、テストで100点とったとか、そんな話題しか出てこねーか。
「オレは……。まだ、就職……できていない」
「お、おう……」
これ以上に切ない近況報告があるだろうか。
「僕は特に、何も変わらないかな。というか、大体は薙さんとのノロケになるので……」
聞きたくはねーな。
「この前、宇宙船らしきものを空に見かけて上を向いて歩いていたらドブに落ちた話はしないのか? 膝にまだアザが残っている」
「も、もう、薙さんてば。その話はしなくてもいいんですよ!」
だから聞きたくねーって。死ぬほどウザいな。このバカップルめ。
「この前……。初めて、シロさんと……。デート、した……」
なん……だと。いつの間に、そんな関係に。
「なんで!? ボクに黙って!?」
どうやらモモも知らなかったらしく、突然の修羅場。
「ちょっと買い物に付き合ってもらっただけですよ」
「そんなのボクを呼んでくれてもいいでしょ!」
「かなり重い物だったので……」
ここは相変わらずの、三角関係か。
無表情なクロが少しドヤ顔をしているように感じる。
「私はモモくんの学校の教師になりました」
「……は? えっ。お前が!? 教師!?」
「ビックリだよね。突然、教室に現れた時は驚きすぎて机から転がり落ちるかと思ったよ。こんな国宝級のお尻の持ち主がボクの担任にって」
しかも担任かよ。ってか、驚くところソコじゃねーだろ。
なんでそんなことになってんだよ。
「ボクの近況とかぶるから、さっきは言えなかったんだよね。赤城サン驚くだろうなーって楽しみにしてた!」
「驚くってレベルじゃねーぞ。シロお前、教員免許なんか持ってたのか?」
「そのあたりは、まあ。こう、適当に……。何か新しいごっこ遊びをする時に、モモくんの担任でいるほうが楽しいかなって」
地球を滅ぼしかけ、クローンに殺されかけたっていうのに懲りないヤツだ。
怒ったエーに部屋を壊されても困るので、心を落ち着かせるため足を撫でてやった。手の甲をつねられた。素直じゃない。
「フン……。働かずに遊んで暮らされても、それはそれで腹が立つからな。せいぜい地球に貢献するといい」
働かずに遊んで暮らしているヤツが言うと重みがあるな。
……まあ、俺もだが。
「とりあえず、テレビは弁償しろよ」
「えっ!? 私が壊したわけではないのにですか?」
「エーがいる時にあんな映像流したら、こうなるって大体わかんだろ」
エーはさもありなんというように頷いている。
いや、実際に壊したのお前だからな、お前。
「それで、レッ……。赤城さんの近況はどうなんですか?」
「俺かぁ。俺はまあ、とりたてて……何もないな」
もう怪物は襲ってこない。平穏でソコソコ楽しい日常に戻った。
それを少しは寂しく思わないこともないが……平和に越したことはない。
ナンパしたいのにできないのだけが困りものだ。
でも……。クローンで、過去がないエーの心の拠り所でいるのも、しばらくは有りかな、なんて、最近では思うようになった。
「えっ!?」
突然、モモが驚いたような声を上げた。
「なんだ? 俺に何もないのが意外だったか?」
「それとは全然違う話だよ! 今、スマホで連絡がきて……」
なるほど俺の話を聞いてなかったと。
「明日、学校が休みになるって……」
「なんだよ。良かったじゃねーか」
俺も学生時代は急な休みが嬉しかったもんだ。
「奇妙な生物に校舎が半壊されて休校なんだよ!」
俺たちは一斉にシロを見た。
「え!? ち、違いますよ! 私じゃありません!」
「そもそもモモの学校の教師になったあたりから怪しいよな……」
「し、シロさん、コレが目的で……ボクの学校に?」
「モモくんまで!」
「貴様、私以外にも自我のある不幸なクローンを……?」
「濡れ衣です! 前例があったのだから、他の星が襲いに来たって何もおかしくはないでしょう」
確かに、それはそうだが。前例があるからこそ、またシロの仕業かとも思ってしまうわけで。
不可抗力ではあるが自作自演みたいなもんだったしな。マッチポンプというべきか。
「それよりも奇妙な生物って、UMAじゃないか!? も、桃くん、どんな形してたって!?」
「いかん、黄原の発作が」
「発作じゃないです! でも、凄い気になる……!」
ガヤガヤする4人を前にして、クロがポツリと呟いた。
司令官、と。
「ふふ……。やりますか? 新たなヒーローごっこを。あっ、今度はごっこじゃないですね!」
「前もごっこではないだろう。私は本気で地球を滅ぼすつもりだったぞ、初めは」
エーは最近のだらけ具合からは想像もできないような恐ろしいことを呟いている。
「今度は本格的にヒーロースーツを強化しないと。また、よろしくお願いしますね、みなさん! あっ、君はゴールドでいいですかね? 追加戦士ですし……」
「私を数に入れるな」
初めからいる追加戦士とは。
「あの……。レッドも、また、お願いできますか?」
はぁ……。また、戦うのか。地球を守るために。
ったく、面倒くせーな。
俺はオタクではないが、こういう展開、まあ、ワクワクしないでもねーし?
「しかたねーから、またアンタのレッドになってやるよ。そのかわり、この戦いが終わったら今度こそ、セッ」
言い終わる前に、本日3度目のスタンガンを豪快に喰らった。
その後、もうハジメテではないですけど、いいですかね、と申し訳なさそうに告げるシロに、やっぱりいただいておけば良かったなとシミジミ思った。
とりあえず、まあ。何はともあれ、あれだけは……。お約束として、言っておくべきだな。
俺たちの戦いはこれからだ!!
……さすがに、口に出せる勇気はなく、心の中でコッソリと呟いた。
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