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オシオキ
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俺は今、部屋へ飛び込んできた秋尋様に正座をさせられている。
ずっと隠し通してきたことが、ついにバレてしまったからだ。
俺の肩には秋尋様の足。愛おしい人がベッドでふんぞり返りながら、こちらを見下してくる。
こんなことをされると俺は……。反省するどころか、興奮してしまうんですけれども。
「お前、高校へは行かないそうだな」
「……はい」
「それを、こっ……恋人、からではなく、他人から聞かされた僕の気持ちがわかるか?」
もう一ヶ月も経つのに、恋人でどもってしまうの可愛い。
「他人って。お父上とお母上でしょう」
「そこはどうでもいい。何故僕に、一番に言わなかったんだ」
実を言えば卒業ギリギリまで俺の口から伝える気はなかった。
「残り少ない学生生活を、そんなことを気にせずに貴方と楽しみたかったからです」
反対された場合、決意が揺らいでしまいそうだったし、秋尋様が学費を出すと言い出しそうだったのもある。
「そもそもどうして進学しない。僕は……お前と高校へ通えるの、結構楽しみにしていたんだぞ」
「あ、秋尋様……ッ!」
ほらもうアッサリとグラグラしてるから~ッ!
気を確かに持て、俺!
「ですが俺が進学して一年で、貴方は卒業してしまいます」
「それはそうだが……」
「大学生になれば行動範囲も増えますし、その時、貴方の傍にいるのは俺でありたいんです」
「お前の気持ちはわかった。だが、やはり僕に黙っていたのは許せない。知っていれば、毎日の過ごし方も変わってくるものだ」
だから俺は、それが……。変わってしまうのが、嫌だったから。
ここは平行線だな。そうなればただ、謝るしかない。秋尋様は絶対だ。隠し事をしていたのは事実なので、それでなくともこちらの分が悪い。
「申し訳ありませ……」
「お仕置きをしてやる」
「えっ……!? お仕置き、ですか」
「嬉しそうにするな、馬鹿」
顔に出てしまった。本当に俺の馬鹿。お仕置きしてもらえるチャンスだったのに。
「しばらく、僕に触れることを禁ずる」
「え、えええ!? そんな、身の回りのお世話はどうするんですか!?」
「他の奴に頼む」
絶望……。この世は地獄か。
「……のは、お前が死にそうだからやめておいてやる」
「秋尋様!」
「言ったそばから飛びついてこようとするな。禁止だ、禁止」
ジェスチャーでも待てをされて、俺はおとなしく床へ戻った。
「本当に、こんなことがお仕置きになるんだな。僕が虐めていた時は平然としていたのに……」
「当然です。俺は貴方に構っていただけないことが何よりつらいのですから」
「そ、そんな顔をしてもダメだぞ。僕は怒ってるんだからな」
死ぬほどショックなのに、怒ってる秋尋様が可愛すぎて感情が忙しい。怒ってる理由も理由だし。
「あの。おやすみなさいのキスくらいは……」
「お前は何を聞いてたんだ」
出ていこうとする秋尋様を引き止めようとするも、触るなと冷たくあしらわれ、俺は部屋にぽつんとひとり、残された。
え。嘘。本当に……? しばらくっていつまで?
友人になる前だって、秋尋様に触れない日はなかったのに。
こんなオシオキ、あんまりです。
触らせてもらえなくなって3日が過ぎた。
時間の進みがとっても遅く感じるし、秋尋様不足でもう死にそう。なのに、秋尋様のほうは平然としている。切ない。
こういう時、まだ片想いの延長なんだなぁと思わずにはいられない。
秋尋様が好きって言ってくれるの、結局えっちの時くらいだしなぁ。それでも充分、涙が出るほど嬉しくはあるんだけどさ。
そして、そんな幸せな毎日を送っていたからこそ、この状況がつらい。
残り少ない学生生活をいつものように過ごしたくて黙っていたのに、これじゃ本末転倒だ。
朝香、身体が疼いて眠れないんだ……って、夜中に俺のベッドへしのんできてくれる、夢のような展開が起こらないかな。
起こってしまった……。
目が覚めたら隣で秋尋様が寝ていた。さすがに妄想とは違って、ただ寝ているだけなんだけど。
なんだこれは……。夢……? ベッドで寝ていただけに、まだ夢の中にいるのでは?
潜り込まれても気づかないなんてボディーガードとして失格かもしれないけど、俺がそれだけ秋尋様に心を許しているからだろう。あと、秋尋様不足で憔悴しきってたから……。
はあ……。潤う。なんでいるの。可愛すぎるでしょ。
充電したくてギュウギュウ抱きしめると、んん、と可愛らしい吐息をもらした。
「朝香……?」
「はい。朝香ですよー」
ほっぺたをくっつけあわせて擦りつけると、秋尋様は眠そうにまばたきをしながら、俺の背を抱き返してくれた。
「まだ、許したわけじゃないんだがな……。お前があまりにも死にそうな顔をしているから、しかたなく来てやった」
猫がグルーミングでもするみたいに、丁寧に撫でられる。
しかたなく……と言う割には手つきが優しくて、気持ちよくて目を細めた。
「俺は秋尋様がいなくては、弱って死んでしまいます」
「僕が旅行で離れていることも多々あっただろう」
「毎回死にそうになってるんです」
近くにいられるだけマシかと思っていたけど、餌を目の前にして食べることができないのは想像以上に精神の消耗が激しいんだなと初めて知った。一度は味わってしまったから、なおのこと。
「まあ、僕も……。お前がいないのは不便だし、これからは僕に隠し事をしないと誓うなら、許してやってもいい」
「誓います。本当に反省してます」
普通の日々を過ごしたいというのは、俺の我儘でもあった。秋尋様がどう思うかなんて気にしなかった。と言うよりは、そこまで気にされると思っていなかったと言うほうが正しい。秋尋様が俺のことで感情を揺り動かされてくれたことが嬉しかった。結果は手痛いオシオキで散々だったけれども。
「なので、その……い、いいですか?」
「何がだ?」
恋人のベッドに深夜入ってきておいて、こんな返しってある? しかも抱き合って足まで絡ませてるのに。
腰を押しつけるようにすると、秋尋様はビクリと身体を震わせて頬を染めた。
「ぼ、僕はそんなつもりじゃあ……」
「そのつもりがないのに、夜中、恋人のベッドに入」
「わかった。もう二度来ない」
「申し訳ありません!」
やらしい雰囲気が吹っ飛んでしまった。少しねっとりしかけてたのに。
「まあ、お前が……きちんと寝ているのか不安になるくらい憔悴していたからな……」
「なるほど。心配してきてくださったのですね。感激です!!」
これはこれで愛おしい。
「べ、別に僕が寂しかったわけじゃないぞ。触るなと言い出したのは僕だしな。それは理解しておけ」
秋尋様はまるで言い訳のようにそんなことを言いながら、俺に背を向けて寝てしまった。
えっ。寂しかったのかな。可愛いくて死にそう。
……でもさ。
本当に、このまま何もなし?
わざわざ夜にしのんで来てくださったのに?
しかも仲直りしたすぐあとでだよ?
普通は……。普通はもうちょっと、こう。
「あ。忘れてた」
秋尋様がくるっと俺のほうへ向き直って、唇にチュッとキスをしてくれた。
「まあ。オヤスミのキスくらいはな」
そして今度こそ本当に寝た。
可愛いがすぎるし、生殺しすぎる……。ようやく秋尋様と触れ合えて、しかもキスまでしていただけて元気は出たんだけど、一部はもっと元気になってる。
……きっと、俺が。憔悴していたから、秋尋様は俺の身体を気遣って休まれたのだ。ここは俺もきちんと休むべき。
でも一回くらいなら、寝顔をオカズに抜いてもよくない?
悶々としながら、再び背を向けてしまわれた秋尋様を後ろから抱きしめる。秋尋様の匂い。体温。酷く興奮した。
なのに……。よほど疲れていたのか眠気のほうが上回りウトウトしてきて、朝起きたら絶対にえっちなことをしてやるぞと誓いながら眠りについた。
もちろん、そんな状態で早起きなどできるはすもなく、秋尋様と慌ただしく支度をするハメに。
思い描いていた『いつも通りの学生生活』とはまったく違うけれど、こういうのもまあ、悪くはない。
ずっと隠し通してきたことが、ついにバレてしまったからだ。
俺の肩には秋尋様の足。愛おしい人がベッドでふんぞり返りながら、こちらを見下してくる。
こんなことをされると俺は……。反省するどころか、興奮してしまうんですけれども。
「お前、高校へは行かないそうだな」
「……はい」
「それを、こっ……恋人、からではなく、他人から聞かされた僕の気持ちがわかるか?」
もう一ヶ月も経つのに、恋人でどもってしまうの可愛い。
「他人って。お父上とお母上でしょう」
「そこはどうでもいい。何故僕に、一番に言わなかったんだ」
実を言えば卒業ギリギリまで俺の口から伝える気はなかった。
「残り少ない学生生活を、そんなことを気にせずに貴方と楽しみたかったからです」
反対された場合、決意が揺らいでしまいそうだったし、秋尋様が学費を出すと言い出しそうだったのもある。
「そもそもどうして進学しない。僕は……お前と高校へ通えるの、結構楽しみにしていたんだぞ」
「あ、秋尋様……ッ!」
ほらもうアッサリとグラグラしてるから~ッ!
気を確かに持て、俺!
「ですが俺が進学して一年で、貴方は卒業してしまいます」
「それはそうだが……」
「大学生になれば行動範囲も増えますし、その時、貴方の傍にいるのは俺でありたいんです」
「お前の気持ちはわかった。だが、やはり僕に黙っていたのは許せない。知っていれば、毎日の過ごし方も変わってくるものだ」
だから俺は、それが……。変わってしまうのが、嫌だったから。
ここは平行線だな。そうなればただ、謝るしかない。秋尋様は絶対だ。隠し事をしていたのは事実なので、それでなくともこちらの分が悪い。
「申し訳ありませ……」
「お仕置きをしてやる」
「えっ……!? お仕置き、ですか」
「嬉しそうにするな、馬鹿」
顔に出てしまった。本当に俺の馬鹿。お仕置きしてもらえるチャンスだったのに。
「しばらく、僕に触れることを禁ずる」
「え、えええ!? そんな、身の回りのお世話はどうするんですか!?」
「他の奴に頼む」
絶望……。この世は地獄か。
「……のは、お前が死にそうだからやめておいてやる」
「秋尋様!」
「言ったそばから飛びついてこようとするな。禁止だ、禁止」
ジェスチャーでも待てをされて、俺はおとなしく床へ戻った。
「本当に、こんなことがお仕置きになるんだな。僕が虐めていた時は平然としていたのに……」
「当然です。俺は貴方に構っていただけないことが何よりつらいのですから」
「そ、そんな顔をしてもダメだぞ。僕は怒ってるんだからな」
死ぬほどショックなのに、怒ってる秋尋様が可愛すぎて感情が忙しい。怒ってる理由も理由だし。
「あの。おやすみなさいのキスくらいは……」
「お前は何を聞いてたんだ」
出ていこうとする秋尋様を引き止めようとするも、触るなと冷たくあしらわれ、俺は部屋にぽつんとひとり、残された。
え。嘘。本当に……? しばらくっていつまで?
友人になる前だって、秋尋様に触れない日はなかったのに。
こんなオシオキ、あんまりです。
触らせてもらえなくなって3日が過ぎた。
時間の進みがとっても遅く感じるし、秋尋様不足でもう死にそう。なのに、秋尋様のほうは平然としている。切ない。
こういう時、まだ片想いの延長なんだなぁと思わずにはいられない。
秋尋様が好きって言ってくれるの、結局えっちの時くらいだしなぁ。それでも充分、涙が出るほど嬉しくはあるんだけどさ。
そして、そんな幸せな毎日を送っていたからこそ、この状況がつらい。
残り少ない学生生活をいつものように過ごしたくて黙っていたのに、これじゃ本末転倒だ。
朝香、身体が疼いて眠れないんだ……って、夜中に俺のベッドへしのんできてくれる、夢のような展開が起こらないかな。
起こってしまった……。
目が覚めたら隣で秋尋様が寝ていた。さすがに妄想とは違って、ただ寝ているだけなんだけど。
なんだこれは……。夢……? ベッドで寝ていただけに、まだ夢の中にいるのでは?
潜り込まれても気づかないなんてボディーガードとして失格かもしれないけど、俺がそれだけ秋尋様に心を許しているからだろう。あと、秋尋様不足で憔悴しきってたから……。
はあ……。潤う。なんでいるの。可愛すぎるでしょ。
充電したくてギュウギュウ抱きしめると、んん、と可愛らしい吐息をもらした。
「朝香……?」
「はい。朝香ですよー」
ほっぺたをくっつけあわせて擦りつけると、秋尋様は眠そうにまばたきをしながら、俺の背を抱き返してくれた。
「まだ、許したわけじゃないんだがな……。お前があまりにも死にそうな顔をしているから、しかたなく来てやった」
猫がグルーミングでもするみたいに、丁寧に撫でられる。
しかたなく……と言う割には手つきが優しくて、気持ちよくて目を細めた。
「俺は秋尋様がいなくては、弱って死んでしまいます」
「僕が旅行で離れていることも多々あっただろう」
「毎回死にそうになってるんです」
近くにいられるだけマシかと思っていたけど、餌を目の前にして食べることができないのは想像以上に精神の消耗が激しいんだなと初めて知った。一度は味わってしまったから、なおのこと。
「まあ、僕も……。お前がいないのは不便だし、これからは僕に隠し事をしないと誓うなら、許してやってもいい」
「誓います。本当に反省してます」
普通の日々を過ごしたいというのは、俺の我儘でもあった。秋尋様がどう思うかなんて気にしなかった。と言うよりは、そこまで気にされると思っていなかったと言うほうが正しい。秋尋様が俺のことで感情を揺り動かされてくれたことが嬉しかった。結果は手痛いオシオキで散々だったけれども。
「なので、その……い、いいですか?」
「何がだ?」
恋人のベッドに深夜入ってきておいて、こんな返しってある? しかも抱き合って足まで絡ませてるのに。
腰を押しつけるようにすると、秋尋様はビクリと身体を震わせて頬を染めた。
「ぼ、僕はそんなつもりじゃあ……」
「そのつもりがないのに、夜中、恋人のベッドに入」
「わかった。もう二度来ない」
「申し訳ありません!」
やらしい雰囲気が吹っ飛んでしまった。少しねっとりしかけてたのに。
「まあ、お前が……きちんと寝ているのか不安になるくらい憔悴していたからな……」
「なるほど。心配してきてくださったのですね。感激です!!」
これはこれで愛おしい。
「べ、別に僕が寂しかったわけじゃないぞ。触るなと言い出したのは僕だしな。それは理解しておけ」
秋尋様はまるで言い訳のようにそんなことを言いながら、俺に背を向けて寝てしまった。
えっ。寂しかったのかな。可愛いくて死にそう。
……でもさ。
本当に、このまま何もなし?
わざわざ夜にしのんで来てくださったのに?
しかも仲直りしたすぐあとでだよ?
普通は……。普通はもうちょっと、こう。
「あ。忘れてた」
秋尋様がくるっと俺のほうへ向き直って、唇にチュッとキスをしてくれた。
「まあ。オヤスミのキスくらいはな」
そして今度こそ本当に寝た。
可愛いがすぎるし、生殺しすぎる……。ようやく秋尋様と触れ合えて、しかもキスまでしていただけて元気は出たんだけど、一部はもっと元気になってる。
……きっと、俺が。憔悴していたから、秋尋様は俺の身体を気遣って休まれたのだ。ここは俺もきちんと休むべき。
でも一回くらいなら、寝顔をオカズに抜いてもよくない?
悶々としながら、再び背を向けてしまわれた秋尋様を後ろから抱きしめる。秋尋様の匂い。体温。酷く興奮した。
なのに……。よほど疲れていたのか眠気のほうが上回りウトウトしてきて、朝起きたら絶対にえっちなことをしてやるぞと誓いながら眠りについた。
もちろん、そんな状態で早起きなどできるはすもなく、秋尋様と慌ただしく支度をするハメに。
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