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第一章
6.
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「あっ、そうだ先輩。家行って良いですか?」
は?
「ちょっ、まだそんな仲良くなってないだろ?」
お前は知ってたかもしんないけど、俺は出逢ってスグの人間を家に呼べる程フレンドリーではない。
それにコイツ家に呼んだら絶対変な事しそう。
……ぅっわ。
一瞬脳内に過ぎった悍ましい映像。
慌てて揉み消し可愛い凛茉の笑顔に変換した。
うん、天使だ。
「そうですか。色々したい事あったんですが、残念です」
ん、色々って何だ?
「仕方ないので三浦先輩に頼みます」
だから何をだ?
「学校外だから別料金だぞ」
「はい。沢山奮発します」
金儲けの話をする三浦と興奮気味な青葉。
嫌な予感しかしないのは何故だろうか。
いや、多分あってるが何をするのか聞けない。怖過ぎて。
あんま変な事すんなよ?頼むから。
コソコソ相談事をする2人を横目に
「自販機行こ?」
凛茉と側を離れた。
「飲む?」
寄せられるいちごみるくのパック。
可愛らしい凛茉によく似合う。
チュゥー、ストローで一口だけ貰った。
あっ、甘くて美味しい。
まるで凛茉みたいだ。
「凛茉」
名前を呼ぶと
「……ん」
そのまま口付けた。
いつもより甘い咥内を味わう様に舌を這わす。
「ふぁ、か…ずちゃ……っ、ぁ、ん、ふ」
キスの合間に洩れる声と蕩けた様な表情が堪らない。
唇を離すと、そのまま首筋に移動した。
チュッ、最初は触れるだけだったのに
「可愛い。凛茉、可愛い」
熱くなる身体。
嗚呼、抱きたい。
「……かずちゃ…ん。好き」
甘える様に伸ばされた腕。
可愛くて堪らない。
そのまま凛茉のネクタイを解いた時だった。
「いって!?」
コンッ、何かが頭に軽く当たった。
見上げると
「授業始まるぞ、バカップル」
三浦が俺の頭を空き缶で小突いていた。
は?お前、三浦いつから居た?
慌てて周囲を見渡したが
青葉は居なかった。
良かった。
じゃない。
何ホッとしてんだよ俺。
意味分かんねぇ。
中途半端に中断させられた為、その日は凛茉の家に泊まって一晩中凛茉を抱いた。
食べちゃいたい位可愛かった痴態を思い出しながら始発で帰宅する。
学校の準備と着替えの為だ。
基本泊まる時は前々から準備しておくのだが、今回は凛茉を可愛がりたい欲求が抑えられなくて急遽お泊まりした為出来てなかったのだ。
あ~あ~、まだ腕に抱いてたかったなぁ。
勿体ない。
だが、学校に行けばまたスグ逢える。
「ただいま」
自室に入った。
ん?
何か置いてある。
『遊びに来たけど居なかったから帰るな?』
机の上にあったのは手紙とポテチ。
合鍵で入ったのか。
因みに合鍵は三浦と凛茉2人に渡している。
別にこの2人ならいつでもウエルカムだからだ。
あっ、でも凛茉とする時は今来ちゃダメって三浦にLINEしてる。
そういや今回は連絡してなかった。
なんか悪い事したな。
『ごめん。今帰った』
三浦にLINEした。
「あれ?珍しいね、何買うの?」
朝凛茉と合流するなり向かったコンビニ。
いつもは少しでも凛茉との時間を満喫する為寄り道せずゆっくり歩いて登校している。
「ん?何か新商品か美味しそうなの」
入るなりお菓子コーナーに向かう。
おっ、コレ良いかも。
気になったお菓子3つとカップのアイス2つをレジに持っていった。
で、急いで登校した。
だって、アイス溶けたらヤダ。
「おはよ」
三浦を見掛けるなり挨拶し
「コレ昨日のお詫び。一緒に食べよ?」
さっきコンビニで買った袋を手渡した。
アイスは凛茉と三浦にそれぞれ渡して、俺は2人から少しずつ分けて貰った。
うん。両方共美味い。
時間がない為お菓子はお昼休みか放課後に食す事にした。
「せ~んぱい。おはようございます。昨日は何処に行ってたんですか?」
休み時間になるなり教室に来た青葉。
俺を見るなり抱き付こうとした為サッと避けた。
「ぅうわっ、危ねっ」
「ちょっ、なんで避けるんですか?」
俺が避けた事で三浦にぶつかりそうになった青葉。
残念そうな顔で見られた。
仕方ないだろ?
ハグなんて出来るか。恥ずかしい。
って
「ぐぇっ!?」
何三浦俺をハグしてんだよ?それもスッゲェ力込めて。
痛い痛い、骨折れちゃう。
「お前が避けたせいで危うく青葉に抱き付かれる所だったんだぞ?避けるならもっと上手く避けろや」
あっ、ご立腹。
「ちょっ、三浦。さっき食べたアイス出ちゃうから。吐いちゃうってぇ~」
力では敵わない為ジタバタ暴れてたら
「ずっる~い、みうちゃん。僕もかずちゃんに甘えるっ」
「クェッ」
凛茉迄突進してきた。
あっ、マジ胃が死んじゃう。
「はぁ~なぁせぇ~。死ぬぅ。ちょっ、苦しくて死んじゃうってぇ~」
微かに咥内に何とも言えない味がし始めた時、ニコニコ笑いながら青葉が
「あっ、安心して下さい。アイスなら俺が全部舐め取りますから」
俺の顎を掬った。
「………………ないわぁ、青葉」
「「………………………………」」
余りにキモイ発言にドン引きした2人は一気に俺を離した。
あっ、助かった。
って、はぁ?
はぁあぁあぁぁあああ!?
「……ん!?んんんっ、ちょっ、何?……ゃっ」
ちょっ、何だ、コレ?
何が起きてるんだ?
「ふゃ、ゃめ……っ、ん、ん…ふ、ぅんん」
頭がクラクラする。
有り得ない位甘くて熱くて思考が麻痺する。
震える身体。痺れた様に力が入らない。
拒絶したいのに全く入らない力のせいで逃げられない。
チュッ。ゆっくり唇を解放すると
「先輩の口の中って、甘いですね。凄く美味しかったです」
ペロリ青葉は俺の唾液で濡れた唇を舐め取った。
は?コイツ今何した。
俺今何されたんだ?
パニックに陥っていたら、パッチーン!!凛茉が青葉を平手打ちし、三浦が俺を回収した。
で、そのままダッシュで連行された。
水道でゴシゴシバシャバシャ何度もしつこく洗われた後、何回もウガイさせられた。
で、その後凛茉と何故か三浦に迄消毒としてキスされた。
それもスッゲェ濃厚なヤツ。
「……ふ、ぁっ」
力が抜け切って、完全にふにゃふにゃになってしまった俺。
「もぉ、やだぁ…」
尚もキスを続けようとする2人にポロポロ泣き出した。
ヨシヨシ撫でられる頭。
ゆっくり顔を上げると
「ごめん、ごめん。やり過ぎた」
「ごめんね?かずちゃん」
漸く2人は怒った顔からいつもの表情に戻った。
………………怖かった。
って、俺悪くなくね?
俺被害者。
何で俺が怒られなきゃいけなかったんだよ?
全部全部青葉のせいだ。ムカつく。
むぅぅ。
拗ね始めたら
「だぁ~かぁ~らぁ~、ごめんって」
「ごめんね?」
チュッ、チュッ。キスされながら謝られた。
何で謝るのにキスが必要なんだよ。
あ~もぉ、疲れた。
腰が抜けて動けなくなった俺は
「三浦抱っこ」
「はいはい」
三浦に手を伸ばした。
は?
「ちょっ、まだそんな仲良くなってないだろ?」
お前は知ってたかもしんないけど、俺は出逢ってスグの人間を家に呼べる程フレンドリーではない。
それにコイツ家に呼んだら絶対変な事しそう。
……ぅっわ。
一瞬脳内に過ぎった悍ましい映像。
慌てて揉み消し可愛い凛茉の笑顔に変換した。
うん、天使だ。
「そうですか。色々したい事あったんですが、残念です」
ん、色々って何だ?
「仕方ないので三浦先輩に頼みます」
だから何をだ?
「学校外だから別料金だぞ」
「はい。沢山奮発します」
金儲けの話をする三浦と興奮気味な青葉。
嫌な予感しかしないのは何故だろうか。
いや、多分あってるが何をするのか聞けない。怖過ぎて。
あんま変な事すんなよ?頼むから。
コソコソ相談事をする2人を横目に
「自販機行こ?」
凛茉と側を離れた。
「飲む?」
寄せられるいちごみるくのパック。
可愛らしい凛茉によく似合う。
チュゥー、ストローで一口だけ貰った。
あっ、甘くて美味しい。
まるで凛茉みたいだ。
「凛茉」
名前を呼ぶと
「……ん」
そのまま口付けた。
いつもより甘い咥内を味わう様に舌を這わす。
「ふぁ、か…ずちゃ……っ、ぁ、ん、ふ」
キスの合間に洩れる声と蕩けた様な表情が堪らない。
唇を離すと、そのまま首筋に移動した。
チュッ、最初は触れるだけだったのに
「可愛い。凛茉、可愛い」
熱くなる身体。
嗚呼、抱きたい。
「……かずちゃ…ん。好き」
甘える様に伸ばされた腕。
可愛くて堪らない。
そのまま凛茉のネクタイを解いた時だった。
「いって!?」
コンッ、何かが頭に軽く当たった。
見上げると
「授業始まるぞ、バカップル」
三浦が俺の頭を空き缶で小突いていた。
は?お前、三浦いつから居た?
慌てて周囲を見渡したが
青葉は居なかった。
良かった。
じゃない。
何ホッとしてんだよ俺。
意味分かんねぇ。
中途半端に中断させられた為、その日は凛茉の家に泊まって一晩中凛茉を抱いた。
食べちゃいたい位可愛かった痴態を思い出しながら始発で帰宅する。
学校の準備と着替えの為だ。
基本泊まる時は前々から準備しておくのだが、今回は凛茉を可愛がりたい欲求が抑えられなくて急遽お泊まりした為出来てなかったのだ。
あ~あ~、まだ腕に抱いてたかったなぁ。
勿体ない。
だが、学校に行けばまたスグ逢える。
「ただいま」
自室に入った。
ん?
何か置いてある。
『遊びに来たけど居なかったから帰るな?』
机の上にあったのは手紙とポテチ。
合鍵で入ったのか。
因みに合鍵は三浦と凛茉2人に渡している。
別にこの2人ならいつでもウエルカムだからだ。
あっ、でも凛茉とする時は今来ちゃダメって三浦にLINEしてる。
そういや今回は連絡してなかった。
なんか悪い事したな。
『ごめん。今帰った』
三浦にLINEした。
「あれ?珍しいね、何買うの?」
朝凛茉と合流するなり向かったコンビニ。
いつもは少しでも凛茉との時間を満喫する為寄り道せずゆっくり歩いて登校している。
「ん?何か新商品か美味しそうなの」
入るなりお菓子コーナーに向かう。
おっ、コレ良いかも。
気になったお菓子3つとカップのアイス2つをレジに持っていった。
で、急いで登校した。
だって、アイス溶けたらヤダ。
「おはよ」
三浦を見掛けるなり挨拶し
「コレ昨日のお詫び。一緒に食べよ?」
さっきコンビニで買った袋を手渡した。
アイスは凛茉と三浦にそれぞれ渡して、俺は2人から少しずつ分けて貰った。
うん。両方共美味い。
時間がない為お菓子はお昼休みか放課後に食す事にした。
「せ~んぱい。おはようございます。昨日は何処に行ってたんですか?」
休み時間になるなり教室に来た青葉。
俺を見るなり抱き付こうとした為サッと避けた。
「ぅうわっ、危ねっ」
「ちょっ、なんで避けるんですか?」
俺が避けた事で三浦にぶつかりそうになった青葉。
残念そうな顔で見られた。
仕方ないだろ?
ハグなんて出来るか。恥ずかしい。
って
「ぐぇっ!?」
何三浦俺をハグしてんだよ?それもスッゲェ力込めて。
痛い痛い、骨折れちゃう。
「お前が避けたせいで危うく青葉に抱き付かれる所だったんだぞ?避けるならもっと上手く避けろや」
あっ、ご立腹。
「ちょっ、三浦。さっき食べたアイス出ちゃうから。吐いちゃうってぇ~」
力では敵わない為ジタバタ暴れてたら
「ずっる~い、みうちゃん。僕もかずちゃんに甘えるっ」
「クェッ」
凛茉迄突進してきた。
あっ、マジ胃が死んじゃう。
「はぁ~なぁせぇ~。死ぬぅ。ちょっ、苦しくて死んじゃうってぇ~」
微かに咥内に何とも言えない味がし始めた時、ニコニコ笑いながら青葉が
「あっ、安心して下さい。アイスなら俺が全部舐め取りますから」
俺の顎を掬った。
「………………ないわぁ、青葉」
「「………………………………」」
余りにキモイ発言にドン引きした2人は一気に俺を離した。
あっ、助かった。
って、はぁ?
はぁあぁあぁぁあああ!?
「……ん!?んんんっ、ちょっ、何?……ゃっ」
ちょっ、何だ、コレ?
何が起きてるんだ?
「ふゃ、ゃめ……っ、ん、ん…ふ、ぅんん」
頭がクラクラする。
有り得ない位甘くて熱くて思考が麻痺する。
震える身体。痺れた様に力が入らない。
拒絶したいのに全く入らない力のせいで逃げられない。
チュッ。ゆっくり唇を解放すると
「先輩の口の中って、甘いですね。凄く美味しかったです」
ペロリ青葉は俺の唾液で濡れた唇を舐め取った。
は?コイツ今何した。
俺今何されたんだ?
パニックに陥っていたら、パッチーン!!凛茉が青葉を平手打ちし、三浦が俺を回収した。
で、そのままダッシュで連行された。
水道でゴシゴシバシャバシャ何度もしつこく洗われた後、何回もウガイさせられた。
で、その後凛茉と何故か三浦に迄消毒としてキスされた。
それもスッゲェ濃厚なヤツ。
「……ふ、ぁっ」
力が抜け切って、完全にふにゃふにゃになってしまった俺。
「もぉ、やだぁ…」
尚もキスを続けようとする2人にポロポロ泣き出した。
ヨシヨシ撫でられる頭。
ゆっくり顔を上げると
「ごめん、ごめん。やり過ぎた」
「ごめんね?かずちゃん」
漸く2人は怒った顔からいつもの表情に戻った。
………………怖かった。
って、俺悪くなくね?
俺被害者。
何で俺が怒られなきゃいけなかったんだよ?
全部全部青葉のせいだ。ムカつく。
むぅぅ。
拗ね始めたら
「だぁ~かぁ~らぁ~、ごめんって」
「ごめんね?」
チュッ、チュッ。キスされながら謝られた。
何で謝るのにキスが必要なんだよ。
あ~もぉ、疲れた。
腰が抜けて動けなくなった俺は
「三浦抱っこ」
「はいはい」
三浦に手を伸ばした。
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