婚約破棄され売れ残りなのに、粘着質次期宰相につかまりました。

みゆきんぐぅ

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執着旦那と愛の子作り&子育て編

やっぱり、僕って・・・そうなんじゃないだろうか。

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ソファーに寝そべるなんてこと、ガリウスとこんな関係になって初めてだ。
おまけに自ら両足を抱え込む体勢になり、すべてをさらけ出すなんて。
明るい部屋の下では、薄暗い寝室よりも良く見えるのかガリウスの視線が動くのがシャリオンにも見えた。

「っ・・・」

アメジストの瞳が自分の恥ずかしい所に絡み、近づけられた唇に期待に体が震えたが、ガリウスが触ることは無かった。

「蜜が」
「っ」
「溢れてきました」

その言葉の通り、とろりと蜜が溢れる。
まじまじとそんな所を見られるなんて、恥ずかしくてたまらない。

「が・・・りぃっ」

ふぅっと吹きかけられると、たまっていた雫がつぅっと竿を伝った。

「っ・・・っ」
「腰が動いてますよ」
「っ・・・、だ、・・・てっ」

ガリウスの熱いその口に与えられる快感を知っている。
その口淫を期待しない訳が無い。
なのに、ガリウスは腿の付け根を撫でるだけだ。

「っ・・・してくれるってっ・・・い、・・・・たのにっ」
「こんな美味しそうなモノをすぐに食べてしまってはもったいないでしょう?」
「っ・・・っがりぃ」

半泣きになっていると漸く、立ちあがったそれに、愛おしそうに口づけた。
それだけで体は熱くなり、したる雫をれろりと舌で舐められるが、柔らかなタッチに物足りなさを感じた。
わざとやっているのだ。

「っぅ・・・ぁっ・・・んっ」

シャリオンの体が面白ほどびくんと震えるが、ガリウスはその様子をじっと見ていた。
優しい愛撫を繰り返しながら、伸ばされた手が固くなった乳首をもてあそぶようにこねる。

「っ・・・はっ・・・が、りぃ・・・つ、よく、・・・吸って」
「こうですか?」
「んぁぁっ・・・そっ・・・んぁぅ」

じゅっと強く先端を吸われたあと、それを合図かのように口に含まれた。
喘ぐのを止められず、ただ感じることしかできない。

「はぁっ・・・ぁっ・・・・ぁぁっっ」

根元まで吸い込まれたかと思うと吸われたまま先端まで頭が戻されると、再び根元まで咥えられる。
ガリウスの頭が上下するたびに、淫靡な水音とシャリオンの啼き声が響いた。
気持ちよくてもう逝ってしまいそうなのに、ガリウスは唇を離してしまう。
また焦らされるのかと、泣きそうになっていたのだが、すぐに男根の付け根に口づけられた。

「っ」

唇が徐々に下がっていき、陰嚢を吸い付かれ引っ張られる。

「!っ・・・ぅっ」


ガリウスに咥えられた皮が伸びて、いやらしさが増した。
あまりの光景に、・・・興奮しながらもガリウスも唇と視線から目を逸らせない。
ちゅぽんと音を立てて、それが離されるとガリウスの視線が下に下がっていった。

っ・・・みてる・・・っ

今更なのに、穴を直視されるということに体が震えた。
ガリウスの長い指が、引くつくそこをカリカリと掻く。

「っ・・・」

指を濡らしたわけではないのにヌルついているのはシャリオンの先走りの所為だ。
先ほど自分で広げた時よりも濡れている気がするのは気のせいだろうか?
人差指が解すように入ってくる。

「はっ・・・ぁっ」
「シャリオン。・・・、もっと力を抜いてください」
「ぅっ・・・っ」
「いつも上手に出来ているでしょう?頑張ってください。シャリオン」

そんなこと言ったって出来たならやっている。
そう思いながらも助けて欲しくてガリウスを見つめるが、なにか考えに至ったのか思いついたように微笑んだ。

「あぁ・・・。早く舐めて欲しいのですね」
「?・・・・!」

何を言われているかわからなかった。
しかし、ガリウスは膝の裏を掴んでいるシャリオンの腹の前に手を差し込む。
一体何をするのかと思った矢先、ぐっと持ち上げられた。
ガリウスは尻に顔を埋め、唇が・・・。
熱っぽくじっとこちらに視線を向けたままゆっくりとそこへと近づいた。

「・・・っ!」

ちゅっと口づけられると、ひくんと動くとガリウスがクスリと笑った。

「シャリオンは上のお口も下のお口もキスが好きですねぇ」
「っ~・・・!」

その穴を食みつくように唇が動かされた。

「ひぃぁっ・・・あぁっっ・・・んっっ・・し、・・・舌っ」

にゅちゅりと押し込まれるガリウスの舌。
指とは違い力んでしまっても侵入してくる。
だが、恥ずかしさよりも、・・・期待する様に体が震える。

「ひぃんっ・・・ぁっ・・・ぁぁっ」

穴はガリウスの舌に嬲られ、長い指がシャリオンのモノをにゅるにゅると扱く。
気持ちよくてイきそうになったときだった。
ぎゅうっと根元を戒められた。

「いっ」

思わず舌を締め付けるがちゅるりと抜かれた。
そして意地悪気に瞳を揺らしたガリウスがクスリと笑みを浮かべた。

「今日は少し我慢しましょうか」
「!?」

何をだなんて言わなくても何かわかった。
今だって散々焦らされているというのに、これで我慢させられるなんて一体何を考えているのか。
シャリオンはフルフルと首を振る。

「っ・・・ゃだぁっ」

声は殆ど涙声だったが、ガリウスは言っていることに反して優しい笑みを浮かべている。

「シャリオンはきっと我慢すれば、するほど気持ちよくなれる人ですよ。
気持ち良いこと嫌いですか?」
「っ・・・」

その言葉にシャリオンは言葉を飲んだ。
ガリウスと婚約をしてから教え込まされた快楽に、シャリオンは抗うことは出来ない。

「それに、すぐに逝ってしまったら、・・・最後まで持ちませんよ?」
「え・・・?」
「貴方が私を煽ったのですから。最後まで付き合って頂かないと」
「・・・っ」

そう言ってニコリと微笑まれた笑顔は、滅多に見ることが無いくらいいい笑顔を浮かべる。

「私のすべてをここで受け止めて下さいね」

そう言いながら親指でその入り口を弄ばれるのだった。

☆☆☆

あれから寝室へと場所を移した。
シャリオンはガリウスの膝に乗せられ前に回された手は、シャリオンの蜜を滴らせている先端の小さな穴をこねられる。はじけそうなほど膨らんだ果実はその根元で細いベルトで戒められていた。

「っ・・・っ」

臀部に熱く猛ったガリウスのモノを押し当てられながらも、シャリオンの中には3本の指が咥えさせられていた。
何度も愛撫された前立腺は、ふくらみを増しコリコリと捏ねられ、とんとんとリズム良く突かれたり、ぐりぐりと嬲られた。そこで快感を拾えるようになり達することの出来るシャリオンは、何度も出さないまま逝かされた。

「ぃっ・・・あぅぅっ・・・んっ~!」

後ろへ愛撫されながら、時折尿道をグリグリと捏ねられると、体をびくびくと震えさせた。

「そこっ・・・だめぇっ・・・はい、らないからぁっ・・・っ・・っ」

そう言いたくなるほど、ガリウスはそこの穴に人差指をねじりこむように指を動かしている。
初めて尻を愛撫されたときの様に、そこをじっくりと解すように広げられるような感覚だ。
だが、尻は知識と知っていても、ガリウスが今弄っているそこは入れる穴ではない。
しかし・・・。

「ここは感じるところですよ」
「!?・・・そ、んなこと」
「それに、貴方のここは小さくならないではないですか」

そう言いながら先端から指を逸らすと、戒められイケないのに根元からゆるゆると意地悪気に扱く。

「っぁぁ・・・!」
「いつか、・・・ここも愛させてくださいね」
「んっ」

嫌だと拒否しようとしたのを察したのか、まるで言わせないようにきゅむっと乳首を摘ままれる。
体に快感が蓄積し、逃げ場のない感度が体にうずめいた。
何をされても気持ちよくて、苦しい。

「はぁっ・・・んっ」
「どうしたのですか?」
「ぁっ・・・またっ」

尿道を怖がったシャリオンの気を紛らわせるように、再びガリウスが前立腺をこね始めたのだ。
何度もそこで逝かされて、シャリオンの体は少しの愛撫で感じてしまう。
それは気持ちが良いのだが、戒めが辛いのだ。
シャリオンは体を捻り、ガリウスの首に手を伸ばした。

「っ・・・っ・・・もぅ・・・がりぃの・・・っいれて・・・っ」
「まだ、これはほどきませんよ?」

痛いほど食い込んだそこを指でなぞられる。

「・・・っいいっ・・・もうっはやく・・・っ・・・おねがい」
「ではシャリオンの好きに入れていいですよ」

ちゅっと唇を重ねながらそんなことを言う。

「言ったでしょう?・・・貴方の好きにしていいと。
私のモノを使って好きに動いてください」
「っ」
「たくさん私を煽ってくださったら、シャリオンが可笑しくなるくらいにここを突いてあげますよ。
そして・・・子種を溢れるくらいここを満たします」
「っ・・・!」
「欲しくないですか?」
「・・・っほ・・・し、ぃ」

恥ずかしいのに。
だけど、めちゃくちゃにしてほしい。
体にうずめいた興奮が、焦れて可笑しくなりそうだ。
シャリオンの中から指が抜かれたのを合図に、体を起こすとガリウスと向き合うようにして、その体を跨がされる。
とっくにシャリオンは脱がされているというのに、ガリウスはまだバスローブを着たままだ。
しゅっと紐を引くと、ハラリとはだけた。
さらけでた熱い胸板。
それをうっとりと撫でながら鎖骨のあたりを口づけていると、耳元で囁かれる。

「支えてますから、シャリオンは腰を落としてください」
「っ・・・ん」

見れば猛々しくモノはぬらぬらと香油で濡れていた。
いつの間にか準備をしていたらしいガリウスは自分のモノに手を添えて、シャリオンが入れやすいようにさせた。
散々感じさせられ、焦らされたシャリオンはもう羞恥よりも快楽に従順に動いた。
ゆっくりと腰を落とすと、たくさん解されても、熱くて大きいその質量に緊張する。

「ぁぅ・・・っ」
「息をつめては駄目ですよ」
「っ・・・だ・・・って、・・・おっきぃっ」
「ありがとうございます。
・・・ですがもっと腰を下ろしてください。
それとも・・・私を焦らして遊んでるんですか?
・・・悪い子ですねぇ」
「!ひぃぁっ」

先ほど虐められらた小さな穴を親指でなじられる。

「ぁぁぁっ・・・ひぃっ」
「それとも・・・本当はここを愛してほしいのでしょうか」
「!」

本当にそこをされそうで、ゆっくりしている間はくれそうにない。
それほどガリウスの余裕もなくなっているということなのだが、シャリオンはゆるゆると首を横に振ると再び腰を落とし始めた。

「んぅっ・・・ぁっ・・・はっ・・・・っ」

ずっずっと自分の中に入ってくるガリウスのモノ。
熱くて固くて、シャリオンを満たしていく。
しっかりと解されたそこは痛みはなく、一番太い所を飲み込むと・・・気分が焦っていった。

「っ・・・ぁぁっ・・・ぁぁっ・・・!」
「っ・・・」

あっという間に、いっぱいになったそこに、シャリオンはピタリと止まると小さく震えた。

「っ・・・っ・・・んぅっ・・・はっ」
「もうすこしですよ・・・シャリオン」
「っ・・・もうっ・・・はいらなっ」
「そんなことないです。・・・いつだって私のことを、あなたのここで愛してくれているでしょう?」
「っ・・・絶対大きくなったぁっ」

ふるふると首を振って無理だと言うと、ガリウスが戒められたそこをユルユルと扱き始めた。

「あぁ・・・・そうかもしれませんね。いやらしいシャリオンを見て、いつもより興奮しています」
「!」
「つつましやかに閉じていた蕾が・・・私のモノに合わせてこんなに開いて」
「っ・・・」
「っ・・・締め付けては駄目でしょう?」

ガリウスの言葉に、シャリオンはかぁっと熱くなった。
なのに、ガリウスはシャリオンの膝を外側に開くと結合部をよく見えるようにさせた。

「皺もなくなって一杯広がっていますね。」
「っ・・・が、・・・りぃ」
「もう少しですよ。・・・ほら、頑張って下さい」

尻タブを掴まれて開かれ、シャリオンはもう腰を落とすしかなかった。
半泣きになりながら腰を落とし、漸く付け根まで入れられると、よくやったとほめるように口づけられた。
甘いキスに、やっと終わったと思った。
しかし・・・。

「さぁ・・・次は、ここを意識して腰を動かして下さい」
「!」

そう言って腹の上から指をさされた。
シャリオンはもう気持ちよくなることしか考えられなくて、ガリウスの言う通りに腰を動かし始めた。
だがうまくいかない。

「私のモノを貴方のココに当てるように動かすのですよ」
「?・・・、・・・!・・・ぁぁっ」
「そう・・・上手ですよ・・・きゅうきゅう締め付けて、・・・とても気持ちが良いです」
「んぁぁっ・・・ぁ!ぁぁっ・・・ひっ・・・っ・・・んぅぅっ!」

シャリオンの啼き声が響く。
腰をささえられながら、シャリオンは次第に止まれなくなっていく。
気持ちが良くて、頭が解けそうだ。

「ぁぅっ・・・はぁっ・・・がりぃっ・・・あっぁあぁっ」
「っ・・・気持ちが良いのですか?」
「っ・・・うんっ・・・・イィっ・・・いいのっ」
「・・・いやらしく、動いて。・・・可愛いですよ。シャリオン」
「ふぁっ・・・んんんっ」

ガリウスの上で快楽のままに腰を揺らすシャリオン。
淫らだと思うのにどうしようもない。

やっぱり、・・・僕って・・・

違うと思いたいのに止められない腰は、自分の快楽の弱さを現しているようだった。
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