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【9.エルンストの婚約者】
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さて、『夜の散歩』に来たときたまたま聖女ルシルダに遭遇したリーアンナだったが、エルンストを刺した相手がエルンストの婚約者の恋人で、しかもそれにルシルダが関わっているかもれしれないというとてつもない情報を耳にしてかなり動揺していた。
頭を整理するためにもう自分の邸に一旦戻り考えたいと思ったが、せっかく『夜の散歩』に出たのだからエルンストの怪我の具合くらい見ておきたいと思った。
ウォーレスとバートレットの話す感じではエルンストは命に別状はなさそうだったが、やはりリーアンナは心配だった。寝たきりなのだろうか。痛がっている?
しかもその怪我がルシルダ絡みなのだとしたら――もしかしたら、責任の一端は自分にもあるかもしれないとも思えた。
だから、リーアンナは当初の予定通りエルンストのリンブリック公爵邸まで足を向けることにした。
しかし、エルンストの邸に辿り着いたはいいが、部屋までは分からない。
さすが公爵家なので多くの使用人たちが働いており、この時間でもたくさんの人が歩き回っていた。リーアンナは他人の邸を勝手にうろつくという後ろ暗さを感じつつ、エルンストの居室を探した。
すると、応接室の一室にエルンストの婚約者、イェレナ・マセレステン侯爵令嬢の姿を認めた。
「なぜ、こんな時間に婚約者が?」
イェレナはちゃんと自身の侍女を同行させ正当な訪問ではあるようだったが、とはいえ時間帯がおかしい。こんな夜間に訪れるなんて。
リーアンナは不審に思ってその応接室の中へ入っていった。
イェレナの侍女は非常識な時間の訪問に居心地の悪さを感じているらしく、落ち着かなさそうにあちこちをきょろきょろ見回している。
「お嬢様、やっぱりこんな時間の訪問は非常識ですよ……」
しかしイェレナの方は開き直って、でんっと長椅子に深く腰掛けている。
「追い出されてないからいいんですのよ」
「追い出されてないからって! 会えるまで出て行かないと駄々をこねたのはお嬢様じゃないですか」
と侍女が窘めようとしたが、イェレナはふふっと笑って取り付く島もない。
「まあ、これだって演出の一つなんですわ。非常事態な感じが出ますでしょ? 会わせてもらえないから詰めてるんですからね。会えるまでは心配で帰れませんってアピールしてるんですのよ」
侍女がその様子に呆れた声を上げる。
「まあ、お嬢様。心配したフリなんですか?」
「そういう言い方すると角が立ちますわね。心配はしてましてよ、多少はね」
イェレナは急に真面目ぶって答えた。
そのやり取りを聞きながら、「嘘つけ」とリーアンナは思った。
だってさっき盗み聞いたルシルダ様の話では、イェレナ様の恋人がエルンスト様を襲ったって。それが事実なら、イェレナ様は全て承知、心配なんてするはずない。
イェレナ様は疑われないようにするために、ここにいるんだ。
でも、悪いけど逆効果だ。非常識な時間に押しかけてもこんな落ち着き払った様子では、私が初めて見たときに思ったように「おかしい」としか思えない。婚約者を心配しているように見えないのだから。
リーアンナは、ひどく悲しい気持ちになってその場を立ち去った。
こんな人がエルンスト様の婚約者であり、こんな人たちの陰謀でエルンスト様が怪我をしただなんて。そのことはエルンスト様は知っているのかしら?
もうリーアンナはエルンストが気の毒で胸がいっぱいだった。
そして、今度こそエルンストの寝室の方を覗いて帰ろうと思った。
エルンストの寝室は分からなかったので、リーアンナは出会う女中にくっついてふらふらと屋敷内を徘徊した。
少し年配の女中が険しい顔でお湯を入れた水差しを持て速足で歩いてきたので、リーアンナはこの女中がエルンストの寝室に行くのではないかではないかと思った。
そしてその予想は当たった。
女中についてリーアンナが寝室を入ると、奥のベッドにエルンストが横たわっているのが見えた。
リーアンナは苦しそうに横たわるエルンストを見て、胸がときめくと同時にぎゅっと締め付けられる感じがした。
しゅっと霊体のまま近づく。
覗き込むまでもなくエルンストは起きていた。
苦しそうに見えたが、彼は思ったより症状は悪くないようだった。全身に怪我の処置の跡があるが、意識ははっきりしているように見えた。
「おかげんはいかがですか」
と老女中が聞く。
その話しかけ方から、リーアンナはその女中がただの女中ではなく、乳母のようなもう少し親密な間柄の人のように見えた。
「ああ、だいぶ気分がマシになって来たよ」
とエルンストは口の端に笑みを浮かべて答えた。
「よくもここまで回復されたものです。血まみれで帰ってきたときはもうだめなのかと思いましたよ」
とこの乳母はほっとしたように言った。
「そうだな。思ったより傷は浅かったようだ」
「痛みの方は?」
「そりゃ痛いよ。ずっと太い釘をぶすぶす刺されてる気分」
「おかわいそうに。犯人を早く捕まえてほしいものです!」
乳母は天を仰いで願うように叫んだ。
しかし、乳母の嘆きの横でエルンストは微妙な苦笑をしていたので、リーアンナははっとした。
苦笑――。
もしかして、エルンスト様は全部気付いているのでは!
リーアンナがハラハラしながらエルンストの横顔を見つめていると、エルンストは乳母にバレないようにこっそりと小さくため息をついて真面目な顔になり下を向いた。
ああ、やっぱり。エルンスト様は気付いている。
そうリーアンナは思った。
リーアンナは居た堪れなくなった。エルンストの心中を想像すると苦しくなる。婚約者に恋人がいて、なおかつその恋人が自分を害したというのだから! どんな屈辱だろうか。
そのとき、エルンストの思いなど何も気づかないように乳母が眉を顰めながら言った。
「ところで、まだ居座っていますよ、イェレナ様。放っておいていいんですか」
「ああ、構わない。向こうもパフォーマンスだろう」
「パフォーマンスって……」
「ああ。ばあや、イェレナはたいして心配しちゃいないってことさ。とはいえ、そうだな、このまま放っておいたらずっと居座るんだろうな。それは家のものにも迷惑か。一目だけ会って追い返すか」
エルンストは顎に手をかけ、少し思案して言う。
「坊ちゃんのそういったところが良くないんですよ! イェレナ様は心配していますよ」
乳母は涙目だ。
リーアンナは先ほどのイェレナの会話を盗み聞きし、エルンストの言う方が正しいことが分かっていたから、この人を疑わない気の優しそうな乳母が気の毒になった。
同じことをエルンストも思ったのだろう。少し困った顔で、しかし慈愛に満ちた眼差しを乳母に投げかけると。
「ばあや、分かったよ、そういう言い方はやめよう。明日、両親も同席のところでイェレナに会うから、そういうふうにイェレナと両親に伝えてもらえるかな?」
と申しつけた。
「分かりました、坊ちゃま」
乳母は少しだけほっとした顔になり、いそいそとエルンストの寝室を出て行った。
リーアンナもエルンストの意識がはっきりしていることが分かってほっとしたので、あまり長居もすべきでないと、帰宅することにした。
これで『夜の散歩』は終了させる。もう、頭の中はたくさんの整理のつかない情報でパンク寸前だった。
頭を整理するためにもう自分の邸に一旦戻り考えたいと思ったが、せっかく『夜の散歩』に出たのだからエルンストの怪我の具合くらい見ておきたいと思った。
ウォーレスとバートレットの話す感じではエルンストは命に別状はなさそうだったが、やはりリーアンナは心配だった。寝たきりなのだろうか。痛がっている?
しかもその怪我がルシルダ絡みなのだとしたら――もしかしたら、責任の一端は自分にもあるかもしれないとも思えた。
だから、リーアンナは当初の予定通りエルンストのリンブリック公爵邸まで足を向けることにした。
しかし、エルンストの邸に辿り着いたはいいが、部屋までは分からない。
さすが公爵家なので多くの使用人たちが働いており、この時間でもたくさんの人が歩き回っていた。リーアンナは他人の邸を勝手にうろつくという後ろ暗さを感じつつ、エルンストの居室を探した。
すると、応接室の一室にエルンストの婚約者、イェレナ・マセレステン侯爵令嬢の姿を認めた。
「なぜ、こんな時間に婚約者が?」
イェレナはちゃんと自身の侍女を同行させ正当な訪問ではあるようだったが、とはいえ時間帯がおかしい。こんな夜間に訪れるなんて。
リーアンナは不審に思ってその応接室の中へ入っていった。
イェレナの侍女は非常識な時間の訪問に居心地の悪さを感じているらしく、落ち着かなさそうにあちこちをきょろきょろ見回している。
「お嬢様、やっぱりこんな時間の訪問は非常識ですよ……」
しかしイェレナの方は開き直って、でんっと長椅子に深く腰掛けている。
「追い出されてないからいいんですのよ」
「追い出されてないからって! 会えるまで出て行かないと駄々をこねたのはお嬢様じゃないですか」
と侍女が窘めようとしたが、イェレナはふふっと笑って取り付く島もない。
「まあ、これだって演出の一つなんですわ。非常事態な感じが出ますでしょ? 会わせてもらえないから詰めてるんですからね。会えるまでは心配で帰れませんってアピールしてるんですのよ」
侍女がその様子に呆れた声を上げる。
「まあ、お嬢様。心配したフリなんですか?」
「そういう言い方すると角が立ちますわね。心配はしてましてよ、多少はね」
イェレナは急に真面目ぶって答えた。
そのやり取りを聞きながら、「嘘つけ」とリーアンナは思った。
だってさっき盗み聞いたルシルダ様の話では、イェレナ様の恋人がエルンスト様を襲ったって。それが事実なら、イェレナ様は全て承知、心配なんてするはずない。
イェレナ様は疑われないようにするために、ここにいるんだ。
でも、悪いけど逆効果だ。非常識な時間に押しかけてもこんな落ち着き払った様子では、私が初めて見たときに思ったように「おかしい」としか思えない。婚約者を心配しているように見えないのだから。
リーアンナは、ひどく悲しい気持ちになってその場を立ち去った。
こんな人がエルンスト様の婚約者であり、こんな人たちの陰謀でエルンスト様が怪我をしただなんて。そのことはエルンスト様は知っているのかしら?
もうリーアンナはエルンストが気の毒で胸がいっぱいだった。
そして、今度こそエルンストの寝室の方を覗いて帰ろうと思った。
エルンストの寝室は分からなかったので、リーアンナは出会う女中にくっついてふらふらと屋敷内を徘徊した。
少し年配の女中が険しい顔でお湯を入れた水差しを持て速足で歩いてきたので、リーアンナはこの女中がエルンストの寝室に行くのではないかではないかと思った。
そしてその予想は当たった。
女中についてリーアンナが寝室を入ると、奥のベッドにエルンストが横たわっているのが見えた。
リーアンナは苦しそうに横たわるエルンストを見て、胸がときめくと同時にぎゅっと締め付けられる感じがした。
しゅっと霊体のまま近づく。
覗き込むまでもなくエルンストは起きていた。
苦しそうに見えたが、彼は思ったより症状は悪くないようだった。全身に怪我の処置の跡があるが、意識ははっきりしているように見えた。
「おかげんはいかがですか」
と老女中が聞く。
その話しかけ方から、リーアンナはその女中がただの女中ではなく、乳母のようなもう少し親密な間柄の人のように見えた。
「ああ、だいぶ気分がマシになって来たよ」
とエルンストは口の端に笑みを浮かべて答えた。
「よくもここまで回復されたものです。血まみれで帰ってきたときはもうだめなのかと思いましたよ」
とこの乳母はほっとしたように言った。
「そうだな。思ったより傷は浅かったようだ」
「痛みの方は?」
「そりゃ痛いよ。ずっと太い釘をぶすぶす刺されてる気分」
「おかわいそうに。犯人を早く捕まえてほしいものです!」
乳母は天を仰いで願うように叫んだ。
しかし、乳母の嘆きの横でエルンストは微妙な苦笑をしていたので、リーアンナははっとした。
苦笑――。
もしかして、エルンスト様は全部気付いているのでは!
リーアンナがハラハラしながらエルンストの横顔を見つめていると、エルンストは乳母にバレないようにこっそりと小さくため息をついて真面目な顔になり下を向いた。
ああ、やっぱり。エルンスト様は気付いている。
そうリーアンナは思った。
リーアンナは居た堪れなくなった。エルンストの心中を想像すると苦しくなる。婚約者に恋人がいて、なおかつその恋人が自分を害したというのだから! どんな屈辱だろうか。
そのとき、エルンストの思いなど何も気づかないように乳母が眉を顰めながら言った。
「ところで、まだ居座っていますよ、イェレナ様。放っておいていいんですか」
「ああ、構わない。向こうもパフォーマンスだろう」
「パフォーマンスって……」
「ああ。ばあや、イェレナはたいして心配しちゃいないってことさ。とはいえ、そうだな、このまま放っておいたらずっと居座るんだろうな。それは家のものにも迷惑か。一目だけ会って追い返すか」
エルンストは顎に手をかけ、少し思案して言う。
「坊ちゃんのそういったところが良くないんですよ! イェレナ様は心配していますよ」
乳母は涙目だ。
リーアンナは先ほどのイェレナの会話を盗み聞きし、エルンストの言う方が正しいことが分かっていたから、この人を疑わない気の優しそうな乳母が気の毒になった。
同じことをエルンストも思ったのだろう。少し困った顔で、しかし慈愛に満ちた眼差しを乳母に投げかけると。
「ばあや、分かったよ、そういう言い方はやめよう。明日、両親も同席のところでイェレナに会うから、そういうふうにイェレナと両親に伝えてもらえるかな?」
と申しつけた。
「分かりました、坊ちゃま」
乳母は少しだけほっとした顔になり、いそいそとエルンストの寝室を出て行った。
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