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白い変身。
しおりを挟むまぁ、いったい なにが おこったのでしょう。
こいぬは しろい めがねをかけて、しろい マントをなびかせ、ぶあついほんを かたてに もっています。
ごほん、と せきばらいをして、むねをはって こいぬは どうどうと いいました。
「わがはいは けんじゃである。おっほん」
ちょうちょは しろい ようせいに かわっていました。
「わたしは、はるの まじょよ」
あたまに しろい とんがりぼうしをかぶり、しろい ふくをきて、しろい つえを てにしています。
こねこも。
「ニャーは なつの まじょ ニャー」
ことりも。
「ピーは あきの まじょ ピー」
りすも。
「カリコリ カリコリ キュッキュッキュ。ぼくは ふゆの まほうつかいっキュ」
みんな しろい とんがりぼうしをかぶって、しろい ふくをきて、しろい つえを もったすがたに へんしんしていました。
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