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第1話 プロローグ
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<最終クエストをクリアしました>
<全ストーリークエストをクリアしました>
あぁぁ~
やっと終わった
いやー 五徹したかいあったわ~
前々から気になってついこの間発売したこのゲーム。5日前からやり始めて夢中でやってしまった。お陰で身体中がダルくてトイレに行く気もおきない。いや、さすがにトイレは行かないとまずいか。よし ちょっと寝たら行こ。
というか自分でも思うけどよく五徹なんてしたな。普通の貧弱高校生は五徹なんて出来ないと思うし、そもそもたとえ学期が終わった春休みであっても五徹というのは環境的に出来ない。主に親とかの問題で。
まぁ俺は今は一人暮らしだしあんまり関係ないけど。
そう考えても五徹して全クリした俺 最強~
などと寝不足で錯乱しつつ布団に潜り込もうとしていると
≪ザッザー……ザッザザー≫
突然ラジオの雑音のような音が脳の中にびいたような感覚がした。
うん?
寝不足すぎてついに幻聴が聞こえてきたのか?ヤバい これは一刻も早く寝なくては
いそいそと潜り込んで布団にねっころがるとまた
≪ザザザザッザーーー≫
と先程の雑音と似たような、少しだけ大きくなった音がびいた。
だが、幻聴だと思っているので特に気にすることなくうとうとして もうすぐ眠れそうだという時に眠気が吹き飛ぶことが起きた。
≪ザッザー………接続完了≫
≪これより世界の改変を開始する≫
≪接続部分より魔素注入を開始≫
≪……平均魔素濃度が一定値を越えたことを確認≫
≪世界への魔素注入…完了≫
≪魔素注入完了に伴い生物への働き掛けを開始≫
≪……魔素吸収率 変化率上昇…完了≫
≪……各個体の情報を解析 規定のシステムへの入力 ステイタスの調整…完了≫
≪……一定以上の知能がある生物への選択権の付与 完了≫
≪以後これらの生物を「人間」と呼称≫
≪……知能が一定以下の生物への自動強化および種族名の命名…24%完了≫
≪接続解除後も作業を継続≫
≪完了までの時間表示設定…完了≫
≪以後これらの生物を「魔物」と呼称≫
≪世界の改変70%完了≫
≪これより接続を一時的に解除≫
≪この世界にある全ての生物へ≫
≪この世の中を受け入れ逞しく生きていくことを願う≫
は?
<全ストーリークエストをクリアしました>
あぁぁ~
やっと終わった
いやー 五徹したかいあったわ~
前々から気になってついこの間発売したこのゲーム。5日前からやり始めて夢中でやってしまった。お陰で身体中がダルくてトイレに行く気もおきない。いや、さすがにトイレは行かないとまずいか。よし ちょっと寝たら行こ。
というか自分でも思うけどよく五徹なんてしたな。普通の貧弱高校生は五徹なんて出来ないと思うし、そもそもたとえ学期が終わった春休みであっても五徹というのは環境的に出来ない。主に親とかの問題で。
まぁ俺は今は一人暮らしだしあんまり関係ないけど。
そう考えても五徹して全クリした俺 最強~
などと寝不足で錯乱しつつ布団に潜り込もうとしていると
≪ザッザー……ザッザザー≫
突然ラジオの雑音のような音が脳の中にびいたような感覚がした。
うん?
寝不足すぎてついに幻聴が聞こえてきたのか?ヤバい これは一刻も早く寝なくては
いそいそと潜り込んで布団にねっころがるとまた
≪ザザザザッザーーー≫
と先程の雑音と似たような、少しだけ大きくなった音がびいた。
だが、幻聴だと思っているので特に気にすることなくうとうとして もうすぐ眠れそうだという時に眠気が吹き飛ぶことが起きた。
≪ザッザー………接続完了≫
≪これより世界の改変を開始する≫
≪接続部分より魔素注入を開始≫
≪……平均魔素濃度が一定値を越えたことを確認≫
≪世界への魔素注入…完了≫
≪魔素注入完了に伴い生物への働き掛けを開始≫
≪……魔素吸収率 変化率上昇…完了≫
≪……各個体の情報を解析 規定のシステムへの入力 ステイタスの調整…完了≫
≪……一定以上の知能がある生物への選択権の付与 完了≫
≪以後これらの生物を「人間」と呼称≫
≪……知能が一定以下の生物への自動強化および種族名の命名…24%完了≫
≪接続解除後も作業を継続≫
≪完了までの時間表示設定…完了≫
≪以後これらの生物を「魔物」と呼称≫
≪世界の改変70%完了≫
≪これより接続を一時的に解除≫
≪この世界にある全ての生物へ≫
≪この世の中を受け入れ逞しく生きていくことを願う≫
は?
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