溺愛コーヒーの淹れ方

登場人物紹介

登場人物３【多部翔平、佐倉涼介】

●多部翔平（たべしょうへい）

　年齢：29歳
　身長：178センチ
　イケメンだけどどこかミステリアスな雰囲気。目の奥が笑っていないことも多い。スーツを着ていることが多く、よく伊達眼鏡もしている。
　九条グループの頭脳。冷徹非情で何にも関心がなかった……佐倉に出会うまでは。
　自分と正反対の性格や考え方を持ってる天真爛漫な佐倉に出会ってからは、どうやって自分のモノにしようかを常に画策している。優しい顔をしているが実は誰よりも腹黒いし変態（自覚なし）



●佐倉涼介（さくらりょうすけ）

　年齢：31歳
　身長：168センチ
　ふわふわ金髪、くりくりおめめ、笑うとえくぼが出来て可愛い。人を惹きつける可愛さがある。
　大学生の時は割と裕福な暮らしをしていたが、実家の会社が悪い奴に騙され、多額の借金を背負う。
　自身の保険金で何とか涼介と従業員にと、両親は自殺するが保険金を親戚に搾取され、その日暮らしで逃げるように生きてきた。
　そんなある日事情を全て知っている猫カフェのオーナーに拾われて幸せに過ごす。しかし、そんな幸せも続かず、大好きなオーナーが病気で余命が幾ばくも無いのがわかる……そんなオーナーから店を譲り受け、ようやく寂しさからも立ち直った矢先に借金取りに猫カフェを奪われ、つかいっぱしりとして連夜の叔父の元で過ごす。
　本当は変態に売られそうになっていたけれど、彰太のお気に入りということで何とかボスの元で暮らしていた。
　もう誰にも愛されないし、愛されることなんてないと思っていたのに……彰太や想、夏目さんに連夜……それに多部ちゃんに出会って人生がまた色付き始めたみたい。