天使の報い

忍野木しか

文字の大きさ
上 下
15 / 56
第二章

迷いの天使

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

タイムパラライドッグスエッジ~きみを死なせない6秒間~

藤原いつか
ライト文芸
 岸田篤人(きしだあつと)は2年前の出来事をきっかけに、6秒間だけ時間を止める力を持っていた。  使い道のないその力を持て余したまま入学した高校で、未来を視る力を持つ藤島逸可(ふじしまいつか)、過去を視る力を持つ入沢砂月(いりさわさつき)と出会う。  過去の真実を知りたいと願っていた篤人はふたりに近づいていく中で、自分達3人に未来が無いことを知る。  そしてそれぞれの力が互いに干渉し合ったとき、思いもよらないことが起こった。  そんな中、砂月が連続殺人事件に巻き込まれ――  * * *  6秒間だけ過去や未来にタイムリープすることが可能になった篤人が、過去へ、未来へ跳ぶ。  今度こそ大事な人を失わない為に。

スライム倒して4ゴールド!大好きなお姉さんを1000万ゴールドで買い取ります!【②】

もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
 前回までの『スライム倒して4ゴールド』は、街で出会った16歳のミレイお姉さんに助けられて、恋をした12歳のカイルは、その妹の14歳のフィオナお姉さんと12歳の友達のラルフ君と協力してモンスターを倒してお金を稼いでいました。16歳以下の未成年者は、武器防具所持許可証が発行されないので、武器と防具を持つ事は出来ません。大人達に隠れての冒険は常に危険でしたが、子供がお金を稼ぐにはこの方法しかありませんでした。  父親の借金によりミレイはエッチなお店で働かされる契約を結んでいます。逆らえば下の2人の妹が代わりになるだけでした。そして、フィオナにも他の大陸からの魔の手が迫って来ていました。東海岸での遠征中に2人の人攫いバーンズとゴングに襲われて、ラルフは街に助けを求めて走るりますが、フィオナは連れて行かれ、カイルは瀕死の重傷で死にかけていました。  🔰シーズン1の続きなので、初めて読む人には、『なんか変だぞ?』みたいな違和感がありますが気にせずに読んでください。今回も5話投稿か、10話投稿で進めて行くので、毎日投稿される勤勉な作品ではありません。では、シーズン1の続きです。  

おやすみご飯

水宝玉
ライト文芸
もう疲れた。 ご飯を食べる元気もない。 そんな時に美味しい匂いが漂ってきた。 フラフラと引き寄せられる足。 真夜中に灯る小さな灯り。 「食べるって、生きるっていう事ですよ」

The Color of The Fruit Is Red of Blood

羽上帆樽
ライト文芸
仕事の依頼を受けて、山の頂きに建つ美術館にやって来た二人。美術品の説明を翻訳する作業をする内に、彼らはある一枚の絵画を見つける。そこに描かれていた奇妙な果物と、少女が見つけたもう一つのそれ。絵画の作者は何を伝えたかったのか、彼らはそれぞれ考察を述べることになるが……。

一よさく華 -証と朱色の街-【改訂版】

八幡トカゲ
ライト文芸
あれは、細い月が浮かぶ夜。 偶然を装った必然の出会いに、柚月は禁断の恋へと堕ちていく。 柚月一華(ゆづき いちげ)。 彼は、政府転覆を狙った組織「開世隊(かいせいたい)」お抱えの人斬りだった。 紆余曲折を経て、今は政府の宰相、雪原麟太郎(ゆきはら りんたろう)の小姓をしている。 開世隊との戦が終わり、平穏な日々が続く中、柚月の中にだんだんと、だが確実に、自覚され大きくなってく、罪の重さ。 「俺は所詮、人斬りだ」 そう思いながら、止められない椿への思い。 その椿もまた、人斬り。 それも、柚月を殺そうとしていた人物だというのに。 「好きだ」 いやもう、めっちゃ好き。 好きがだだ洩れている。 そんな椿も、表向きは雪原の世話係。 忙しい雪原について、ずっと城に泊まり込んでいた。 それが、雪原が「本宅に帰る」と言うので、椿は久しぶりに柚月が住む雪原の別宅に帰ってきた。 椿自身気づいてはいないが、足どり軽く。 椿もまた、柚月に会えるのを楽しみにしていたのだ。 だが、もじもじすれ違う二人。 おまけに、椿と仲良さげに話す男まで現れて⁉ さらに、二人の主人雪原は、柚月を遊郭に連れて行き、自分の馴染みだという遊女、白峯(しらみね)と契りを交わすよう柚月に迫る。 柚月と椿。 二人の恋は、前途多難。 一つよにさく華となれ。 幕が開け、渡りを経て、嵐の予兆が訪れるまでの、ほんの隙間の物語。

迷子の僕の異世界生活

クローナ
BL
高校を卒業と同時に長年暮らした養護施設を出て働き始めて半年。18歳の桜木冬夜は休日に買い物に出たはずなのに突然異世界へ迷い込んでしまった。 通りかかった子供に助けられついていった先は人手不足の宿屋で、衣食住を求め臨時で働く事になった。 その宿屋で出逢ったのは冒険者のクラウス。 冒険者を辞めて騎士に復帰すると言うクラウスに誘われ仕事を求め一緒に王都へ向かい今度は馴染み深い孤児院で働く事に。 神様からの啓示もなく、なぜ自分が迷い込んだのか理由もわからないまま周りの人に助けられながら異世界で幸せになるお話です。 2022,04,02 第二部を始めることに加え読みやすくなればと第一部に章を追加しました。

パドックで会いましょう

櫻井音衣
ライト文芸
競馬場で出会った 僕と、ねえさんと、おじさん。 どこに住み、何の仕事をしているのか、 歳も、名前さえも知らない。 日曜日 僕はねえさんに会うために 競馬場に足を運ぶ。 今日もあなたが 笑ってそこにいてくれますように。

白く滲んだ世界はパズルのピースが見えない

猫宮乾
ライト文芸
 現在、俺(灯里)は相馬と同居している。相馬は人を愛する事がわからないという、アロマンティックという指向――LGBTQIA(+)のカウンセラーで、俺は現在ライターをしている。俺達の出会いは大学だ。※現在軸と大学軸で進みます。(表紙は描いて頂きました。本当に有難うございます!)

処理中です...