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第三章 原初の破壊編
#141 灰色の世界で
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アークは電波塔だったモノの頂上から、眼下に広がる終わった世界を見下ろしていた。
灯りも無く、ただ灰色の何かだったモノが積み重なり、転がっているだけの、つまらない光景。
そこには何の感慨も無い。
褐色の肌に走る白銀色の線だけが、星や街の灯りの代わりに、黒と灰色の世界で光っている様に見えた。
――全部嫌いだった。大嫌いだ。
お前も、アナも、他の神も。
だから、全部壊した。むしゃくしゃして、頭の中ぐちゃぐちゃで、真っ黒な沸き上がるそれに身を任せた。
それで、このザマだ。
見て見ろよ、何もない。
神も人も、みんな死んじまった。
あのうるせえ奴らが、居なくなった。
でもよ、何にも嬉しくねえし、笑えもしねえ。
静かすぎて、独り言でも言ってねえと耳がおかしくなりそうだ。
……なあ、お前もそう思うだろ?
アークが振り返れば、そこには来人が居た。
両の手にはそれぞれ神々の紋章が握られている。
「……なんだ、アダンじゃねえじゃねえか。――よう。まだ生きてたんだな」
来人とアダンの気配を間違えたのだろうか。
一瞬怪訝そうに表情を曇らせたアークだったが、それもすぐに口角は吊り上がり、その表情はどこか楽し気だ。
しかし、来人は首を横に振る。
「終わりにしよう、アーク」
「世良を返せとは、もう言わないのか? ――って、そりゃそうか。もう何も残っちゃいねえ。お前は全てを守ろうとして、全てを失ったんだからな」
アークは両の手を広げて、あざ笑う様に、
「お前はその自身の強欲さ故に、何一つ守れなかった! お前は大人しく世良だけ諦めておけば良かったんだ!
お前が余計な事をしなければ、人間として楽しくやってられる程度の時間は在っただろうぜ?
でも、お前はあれもこれも欲しがって、何もかもを手に入れようとして、そして全部その手から零れ落ちた。
ああ、もう本当に――大馬鹿者だな!! これが、お前の選んだ未来だよ!!」
まくし立てるアークを他所に、来人は静かに佇んでいる。
何も答えない。
「どうしたよ! 図星で返す言葉も無いってのか!?」
「いや……。お前は、何をそんなに必死になっているんだと、そう思っただけだよ」
「……あぁん?」
アークは露骨に機嫌を損ねて眉を顰める。
「言っただろう、終わりにしようって。もういいんだ。もう――」
来人は両の手の神々の紋章を、剣の形へと変える。
剣の柄の部分が神々の紋章の意匠となり、刃は片刃だ。
髪色は全て白金となり、人間だった頃の赤茶色はもうどこにも無い。
「そうかい。丁度退屈してたんだ、相手してやるよ」
アークもまた、手に漆黒の刃を産み出す。
――重力すらも破綻した世界で、宙を舞う瓦礫に囲まれながら、電波塔の周囲を駆ける。
空を蹴り、白と黒の二つの軌跡が交差する。
「ハッ! どうして神々の紋章が二つもあんのか知らねえが――完全再臨した俺に、勝てる訳ねえだろうがよ!!」
アークが漆黒の刃を振り下ろす。
来人はその刃を受け、そして――、
「――『ギガ・バウンド』」
「――なッ!?」
刃と刃がぶつかり合うと同時に、その衝撃が全てアークへと反射される。
アークは勢いのまま吹き飛ばされ、宙を漂うビルだったモノを足場として着地。
そこにすかさず、来人は追撃する。
「――『結晶』、『金剛石』、『雷光』、『虹』」
色とりどりの極彩色が、来人の周囲に現れる。
それら一つ一つが弾丸となり、礫となり、そして矢となり、数千数万のその輝かしい光の雨が、アークをめがけて降り注ぐ。
「ハッ、ハハハッ!!」
アークは目を見開き、喜色に満ちた笑い声を上げながら、その雨を刃を振るって撃ち落としていく。
しかし、その全てに対処し切れるはずも無い。
刃が折られれば、その拳で。その間にも、打ち漏らした弾丸が、礫が、矢が、アークの身体に突き刺さり、その褐色の肌を飾って行く。
やがて、その無数の輝きの色の雨は止む。
アークはその傷も『破壊』して修正しようとするが、白い煙を上げるばかりでなかなかその傷は塞がらない。
「おいおい、どういう事だ? お前、そんなに馬鹿みてえに色を持ってたのか?」
「まさか。全部、僕の仲間たちの色だよ。でも、もうこの世界は“僕の聖域”だ」
「なるほどな。通りでアダンと見間違う訳だ。しかしまあ、この終焉の世界で王様を気取るのも虚しいもんだ――なッ!」
刃を砕かれたアークは、そのまま殴りかかる。
「――『鎖拳』、『カンガルースタイル』、『蒼炎』、『マグマ』」
来人は神々の紋章の剣をアクセサリー状に戻し、二つの拳に蒼く冷たい炎と、赤熱する煮えたぎる灼熱を纏い、応戦。
宙を漂う瓦礫を足場として、縦横無尽に立ち回る。
「うおォらよォッ!!」
アークの拳を受け、弾かれる。
そのまま数歩後方へ下がり体勢を立て直す。
すると、辺りの景色は一変した。
「――ここは……」
周囲には砂漠と、海と、裂けた大地から覗く溶岩と、何もかもが滅茶苦茶に存在する混沌。
「――全部壊しちまったからな。なら、街も砂漠も、どこも同じだろ?」
そう言ったアークの掲げた手には、砂漠から抉り取ったピラミッドが在った。
「ほらよ、潰れな!」
ピラミッドという圧倒的質量が、来人へと襲い掛かる。
「――『時空剣』」
神々の紋章をすぐさま剣状へと変える。
刃を伝い、大気がしんと冷えて行く。
すっと一つ目の太刀で軽く空を切れば、振り降りるピラミッドはその空間でぴたりと停止した。
『氷』の色の究極。――時間が、凍結したのだ。
そして、二つ目の太刀を振るえば、ピラミッドはまるで豆腐の様に両断された。
「ったく、滅茶苦茶やりやがる……」
流石のアークも、乾いた笑いしか出てこない。
「――王の色、『創造』。お前の黒き無の『破壊』と対を成す、白き無の波動だよ」
「知ってるっての。アダンが同じ色を散々使ってたからな」
来人は戦う。アークは戦う。
刃を、拳を、波動を、色を、己が持ち得るありとあらゆる力を振るい、ぶつけ合う。
白と黒の軌跡がぶつかり合い、交差し、混じり合う。
壊れてしまった、終ってしまった、そんな灰色の虚無の世界を舞台に、縦横無尽に駆けまわる。
「――初めに、先生が教えてくれた事だ。人間は物語を想像することが出来る。これは神にはない長所だ――ってね。
僕は最強の神の子、王の血統であると同時に、人間の小説家、母さんの子でもあるんだ。
だから、今思えば、最初からこうなる事も全て決まっていたんだろうね。運命だったんだ。
でも、それもここまでだ。ここからは、僕がこの世界のストーリーを紡いでいくんだ。
それは神だけでも、人だけでも無しえない奇跡だ。
想像したストーリーを、創造して現実のものとする――それが、僕の色だ」
かつて師であるユウリから学んだ事だ。それが最初であり、全てであり、真理だった。
“神の力は想像の創造である”。しかし、神は物語を産み出せない。
その想像性の欠如という矛盾が、神という種族を少しずつ停滞させ、衰退させていたのだろう。
破壊、創造、維持の三つの柱から人柱が欠けていたのだから、それも当然の事だったかもしれない。
それをライジンも分かっていた。
このまま自分が王の座を引き継いだとしても何も成さぬだろう。自分ではその座は重過ぎる。と。
図らずとも、ライジンが愛した相手は、群を抜いて創造性に長けた小説書きの女性だった。
そしてライジンと照子の間には、来人という半身半人の子が産まれた。
来人は18までの間を人間として過ごし、その感性を育み、そして神の力に目覚め、周囲の神々に揉まれて行く中で瞬く間にその力を増して行った。
そして、あの“始まりの島”でアダンを喰った事によって、完成した。
それはアークが世良と同調し完全再臨したのと同じだ。
アダンと来人の同調は、ライジンとガーネが最後に残した聖域の結界の中で時間の経過とともに馴染んで行き――そして今、王と成ったのだ。
やがて、無限にも等しい時間を戦い続けた来人とアークは、最後の地へと辿り着いた。
無色透明な海と、白い砂。それだけがただ広がっているだけの、小さな島。
――ここは、“始まりの島”。
世界の始まった場所であり、そしてこの終わった世界を飾る最後の一ページだ。
灯りも無く、ただ灰色の何かだったモノが積み重なり、転がっているだけの、つまらない光景。
そこには何の感慨も無い。
褐色の肌に走る白銀色の線だけが、星や街の灯りの代わりに、黒と灰色の世界で光っている様に見えた。
――全部嫌いだった。大嫌いだ。
お前も、アナも、他の神も。
だから、全部壊した。むしゃくしゃして、頭の中ぐちゃぐちゃで、真っ黒な沸き上がるそれに身を任せた。
それで、このザマだ。
見て見ろよ、何もない。
神も人も、みんな死んじまった。
あのうるせえ奴らが、居なくなった。
でもよ、何にも嬉しくねえし、笑えもしねえ。
静かすぎて、独り言でも言ってねえと耳がおかしくなりそうだ。
……なあ、お前もそう思うだろ?
アークが振り返れば、そこには来人が居た。
両の手にはそれぞれ神々の紋章が握られている。
「……なんだ、アダンじゃねえじゃねえか。――よう。まだ生きてたんだな」
来人とアダンの気配を間違えたのだろうか。
一瞬怪訝そうに表情を曇らせたアークだったが、それもすぐに口角は吊り上がり、その表情はどこか楽し気だ。
しかし、来人は首を横に振る。
「終わりにしよう、アーク」
「世良を返せとは、もう言わないのか? ――って、そりゃそうか。もう何も残っちゃいねえ。お前は全てを守ろうとして、全てを失ったんだからな」
アークは両の手を広げて、あざ笑う様に、
「お前はその自身の強欲さ故に、何一つ守れなかった! お前は大人しく世良だけ諦めておけば良かったんだ!
お前が余計な事をしなければ、人間として楽しくやってられる程度の時間は在っただろうぜ?
でも、お前はあれもこれも欲しがって、何もかもを手に入れようとして、そして全部その手から零れ落ちた。
ああ、もう本当に――大馬鹿者だな!! これが、お前の選んだ未来だよ!!」
まくし立てるアークを他所に、来人は静かに佇んでいる。
何も答えない。
「どうしたよ! 図星で返す言葉も無いってのか!?」
「いや……。お前は、何をそんなに必死になっているんだと、そう思っただけだよ」
「……あぁん?」
アークは露骨に機嫌を損ねて眉を顰める。
「言っただろう、終わりにしようって。もういいんだ。もう――」
来人は両の手の神々の紋章を、剣の形へと変える。
剣の柄の部分が神々の紋章の意匠となり、刃は片刃だ。
髪色は全て白金となり、人間だった頃の赤茶色はもうどこにも無い。
「そうかい。丁度退屈してたんだ、相手してやるよ」
アークもまた、手に漆黒の刃を産み出す。
――重力すらも破綻した世界で、宙を舞う瓦礫に囲まれながら、電波塔の周囲を駆ける。
空を蹴り、白と黒の二つの軌跡が交差する。
「ハッ! どうして神々の紋章が二つもあんのか知らねえが――完全再臨した俺に、勝てる訳ねえだろうがよ!!」
アークが漆黒の刃を振り下ろす。
来人はその刃を受け、そして――、
「――『ギガ・バウンド』」
「――なッ!?」
刃と刃がぶつかり合うと同時に、その衝撃が全てアークへと反射される。
アークは勢いのまま吹き飛ばされ、宙を漂うビルだったモノを足場として着地。
そこにすかさず、来人は追撃する。
「――『結晶』、『金剛石』、『雷光』、『虹』」
色とりどりの極彩色が、来人の周囲に現れる。
それら一つ一つが弾丸となり、礫となり、そして矢となり、数千数万のその輝かしい光の雨が、アークをめがけて降り注ぐ。
「ハッ、ハハハッ!!」
アークは目を見開き、喜色に満ちた笑い声を上げながら、その雨を刃を振るって撃ち落としていく。
しかし、その全てに対処し切れるはずも無い。
刃が折られれば、その拳で。その間にも、打ち漏らした弾丸が、礫が、矢が、アークの身体に突き刺さり、その褐色の肌を飾って行く。
やがて、その無数の輝きの色の雨は止む。
アークはその傷も『破壊』して修正しようとするが、白い煙を上げるばかりでなかなかその傷は塞がらない。
「おいおい、どういう事だ? お前、そんなに馬鹿みてえに色を持ってたのか?」
「まさか。全部、僕の仲間たちの色だよ。でも、もうこの世界は“僕の聖域”だ」
「なるほどな。通りでアダンと見間違う訳だ。しかしまあ、この終焉の世界で王様を気取るのも虚しいもんだ――なッ!」
刃を砕かれたアークは、そのまま殴りかかる。
「――『鎖拳』、『カンガルースタイル』、『蒼炎』、『マグマ』」
来人は神々の紋章の剣をアクセサリー状に戻し、二つの拳に蒼く冷たい炎と、赤熱する煮えたぎる灼熱を纏い、応戦。
宙を漂う瓦礫を足場として、縦横無尽に立ち回る。
「うおォらよォッ!!」
アークの拳を受け、弾かれる。
そのまま数歩後方へ下がり体勢を立て直す。
すると、辺りの景色は一変した。
「――ここは……」
周囲には砂漠と、海と、裂けた大地から覗く溶岩と、何もかもが滅茶苦茶に存在する混沌。
「――全部壊しちまったからな。なら、街も砂漠も、どこも同じだろ?」
そう言ったアークの掲げた手には、砂漠から抉り取ったピラミッドが在った。
「ほらよ、潰れな!」
ピラミッドという圧倒的質量が、来人へと襲い掛かる。
「――『時空剣』」
神々の紋章をすぐさま剣状へと変える。
刃を伝い、大気がしんと冷えて行く。
すっと一つ目の太刀で軽く空を切れば、振り降りるピラミッドはその空間でぴたりと停止した。
『氷』の色の究極。――時間が、凍結したのだ。
そして、二つ目の太刀を振るえば、ピラミッドはまるで豆腐の様に両断された。
「ったく、滅茶苦茶やりやがる……」
流石のアークも、乾いた笑いしか出てこない。
「――王の色、『創造』。お前の黒き無の『破壊』と対を成す、白き無の波動だよ」
「知ってるっての。アダンが同じ色を散々使ってたからな」
来人は戦う。アークは戦う。
刃を、拳を、波動を、色を、己が持ち得るありとあらゆる力を振るい、ぶつけ合う。
白と黒の軌跡がぶつかり合い、交差し、混じり合う。
壊れてしまった、終ってしまった、そんな灰色の虚無の世界を舞台に、縦横無尽に駆けまわる。
「――初めに、先生が教えてくれた事だ。人間は物語を想像することが出来る。これは神にはない長所だ――ってね。
僕は最強の神の子、王の血統であると同時に、人間の小説家、母さんの子でもあるんだ。
だから、今思えば、最初からこうなる事も全て決まっていたんだろうね。運命だったんだ。
でも、それもここまでだ。ここからは、僕がこの世界のストーリーを紡いでいくんだ。
それは神だけでも、人だけでも無しえない奇跡だ。
想像したストーリーを、創造して現実のものとする――それが、僕の色だ」
かつて師であるユウリから学んだ事だ。それが最初であり、全てであり、真理だった。
“神の力は想像の創造である”。しかし、神は物語を産み出せない。
その想像性の欠如という矛盾が、神という種族を少しずつ停滞させ、衰退させていたのだろう。
破壊、創造、維持の三つの柱から人柱が欠けていたのだから、それも当然の事だったかもしれない。
それをライジンも分かっていた。
このまま自分が王の座を引き継いだとしても何も成さぬだろう。自分ではその座は重過ぎる。と。
図らずとも、ライジンが愛した相手は、群を抜いて創造性に長けた小説書きの女性だった。
そしてライジンと照子の間には、来人という半身半人の子が産まれた。
来人は18までの間を人間として過ごし、その感性を育み、そして神の力に目覚め、周囲の神々に揉まれて行く中で瞬く間にその力を増して行った。
そして、あの“始まりの島”でアダンを喰った事によって、完成した。
それはアークが世良と同調し完全再臨したのと同じだ。
アダンと来人の同調は、ライジンとガーネが最後に残した聖域の結界の中で時間の経過とともに馴染んで行き――そして今、王と成ったのだ。
やがて、無限にも等しい時間を戦い続けた来人とアークは、最後の地へと辿り着いた。
無色透明な海と、白い砂。それだけがただ広がっているだけの、小さな島。
――ここは、“始まりの島”。
世界の始まった場所であり、そしてこの終わった世界を飾る最後の一ページだ。
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