117 / 150
第三章 原初の破壊編
#113 究極の『岩』と『氷』
しおりを挟む
「な……何を言ってるんですか! そんなの――」
「いいや、お前なら出来る! お前はらいたんの“盾”だネ! 絶対無敵の防御だネ!」
ガーネは真っ直ぐとジューゴの瞳を見る。
「ネたちにはらいたんの力が有るネ。イメージするネ、お前の『岩』の究極を――」
その間にも、ポセイドンの練り上げる漆黒の水球は大きくなって行く。
ジューゴはごくりと生唾を呑み込み、覚悟を決める。――いや、決めるしかなかった。
「先輩! 後は任せましたよ!」
「おうよ! 信じてるぜ、後輩!」
――その時だった。
ポセイドンの漆黒の水球が、放たれる。
「終わりだ――全て、壊れてしまえ!!!」
ガーネはただその場で佇み、刀へと全神経を集中させる。
ジューゴは宙を舞い、ポセイドンの水球へと真っ直ぐと突っ込んで行く。
「馬鹿め! それは練り上げた『破壊』の波動の塊だ! 触れただけで終わりだ!!」
ジューゴの身体が光り輝く。そして、ジューゴと水球が衝突。
一瞬、天に龍が――いや、その大蛇の様な姿は――リヴァイアサン。一瞬天に浮かび上がったリヴァイアサンのシルエット。
同時に、ポセイドンの放った漆黒の水球は消え去った。
一瞬現れたリヴァイアサンはすぐに、まるで脱皮した蛇の様に、その全身にヒビが入り、砕け散って行く。
その表皮は『岩』――いや、武骨で味気の無い岩では無かった。
光を反射し、透き通る美しい鉱石――その様はまるで『金剛石』の様。
塵行くリヴァイアサンの中から、輝く『金剛石』の鎧を纏ったジューゴがゆっくりと降りて来る。
全くの無傷で、そこに居る。
「僕の色は『岩』。流れゆく『水』ではなく、不動の『岩』なのです」
ジューゴは海に浮かぶ氷の足場へと降り立つ。
「僕は鉄壁の、絶対無敵の王様の盾――そのイメージは『金剛石』! 最も硬く、固く、堅い、最強の防御なのです!!」
それが、ジューゴの色。『岩』の究極。
イメージを変化させ、転換させ、昇華した。
「なん……だと……」
ポセイドンは驚きのあまり、一歩後退りする。
最強のはずの、原初の三柱アークの『破壊』の波動。それは触れたもの全てを消し去るはずだ。
しかし目の前に居る一匹のガイア族は、その波動の塊を正面から受け、防ぎ切り、そして無傷で立っているのだ。
あり得ないはずの現実に、ポセイドンは恐怖を覚え、肝が冷えた。
ジューゴたち契約者には来人との繋がりがある。王の波動が分け与えられている。
その王の力と鉄壁の『金剛石』のイメージが掛け合わされる事によって、ポセイドンという偽物の『破壊』の波動はたった一つの傷すら与える事無く、防ぎ切られたのだ。
「僕の故郷は海でした。だから、見てきた岩はどれも武骨で味気の無い、普通の岩や石ばかり。僕の色もそれと一緒で、綺麗でも格好良くも無い。
でも、先輩の氷は、とても透き通っていて、美しい、まるで『金剛石』みたいに――」
それが、『岩』の究極。ジューゴの色。イメージ。憧れの象徴。
水の大地という狭い胃の中に居ては知る事の出来なかった、新たな世界。
大海へと出て、ジューゴは一段高みへと辿り着いた。
「もう、弱くて泣き虫なジューゴじゃない! 僕は王様の盾! 全部、守るんだ!!」
ジューゴはヒレを刃として振るう。
「――ジューゴカッター!!」
『岩』の――いや、『金剛石』の礫が放たる。
防御しようと手を掲げ水流の盾を作るが、それらは豆腐の様に脆く、いとも容易く礫に穿たれ、それらはポセイドンへと突き刺さる。
「かはっ……」
ポセイドンは口から赤黒い血を吐き出す。
しかし、まだ立っている。
「先輩!」
ジューゴの声に、ガーネは応える。
「お待たせだネ!」
ガーネが刀を振るう。――瞬間、世界は静止した。
ジューゴも、ポセイドンも、動かない。波打つ海も彫刻の様に固まって動かない。
異形の水生生物も、鬼人たちも、戦いの最中が切り取られた一枚の絵画の様。
「よっと」
ガーネは氷の大地を足場を飛び移りながら、ポセイドンの元へと近づいて行く。
「ジューゴの『岩」の究極『金剛石』――良いイメージだネ。ネの『氷』にインスピレーションを受けたという所が、なんとも可愛いネ」
ガーネはポセイドンのすぐ傍までやって来た。
しかしそれでも、ポセイドンは身動ぎ一つしない。出来ない。
「神の力は想像の創造。イメージさえ出来れば、何だって出来るネ。じゃあ、ネの『氷』の究極とは何か――」
刀をポセイドンの胸の中心へと突き立てる。
「――『氷』、つまり凍結、凍らせて、動きを止める、停止のイメージだネ。名付けるなら――“時空剣”」
ガーネは、“時を凍らせた”。
次の瞬間、凍り付いていた時はゆっくりと溶け、動き出す。
刀はポセイドンの胸へと深く突き刺さり、“死”のイメージを刻みつける。
「ぐはっ……、が、ぐ……」
ガーネが刀を引き抜いて飛び退けば、ポセイドンは膝を付き悶え苦しむ。
身体から漆黒の波動を噴出させ、自信の治癒を試みる。
しかし契約者であるガーネとジューゴの攻撃には来人の王の波動を帯びている。アークの波動による再生も出来ない。
刀の刺し傷と礫の与えた裂傷が、ポセイドンの身体を蝕む。
「まだ、まだだ……」
ポセイドンは自身の身を漆黒の波動で埋め尽くして行く。
「先輩、あれは――」
「まさか、再臨!?」
もう一度、自信を破壊し、そして再構築する。何度でも、何度でも――。
しかし、
「―――――ッッ!!!!」
突如、ポセイドンは声にならない声を上げる。
そして、その場へと倒れ込んだ。
「なんだ……?」
ガーネたちは事態が理解出来ず、しばらく呆然とそれを眺めていた。
ポセイドンは、真っ黒に染まった後、動かなくなった。
同時に、暴れていた水生生物の群れも動きを止める。
そして、それらの身体は炭のようにボロボロと崩れ落ち、風に舞って海の藻屑と消えて行った。
「どういう事、なのでしょう?」
「――きっと、アークの波動に耐え切れなかったんだネ。“再臨”なんて、魂の再構築だなんて、そう何度も耐えられる訳が無かったんだネ」
原初の三柱の強すぎる、色濃過ぎる波動にそう何度も耐えられるはずが無かった。
その“黒”に呑まれ、ポセイドンという存在は塗り潰された。ポセイドンは『破壊』された。
ガーネはジューゴの傍へと戻り、
「ジューゴ、まだやれるかネ?」
「ええと……はい、まだ全然――」
と、そう言いかけたジューゴだったが、ふらりと倒れ込む。
ガーネは自分の背でそれを受け止めた。
「おっと」
「うう……。ごめんなさい、ガス欠なのです」
「まあ仕方ないネ。お前はよくやったネ」
この地の脅威は去ったが、まだ戦っている場所もある。援軍に向かうべきだろう。
そして地球の全てが終われば、来人の元へと駆け付けたいという気持ちも有った。
しかし、ジューゴは初めての『金剛石』の色を使ってガス欠状態、しばらくは戦えない。
ガーネだって、平気なように振るまってはいるが、時空剣という大技で殆ど力を使い果たしていた。
付け焼刃の慣れない戦いに、二人共へとへとだ。
ガーネはジューゴを背負ったまま、歩いて陸へと戻って行った。
少し休もう。そして、また飛んで行こう。仲間たちの元へ。
「いいや、お前なら出来る! お前はらいたんの“盾”だネ! 絶対無敵の防御だネ!」
ガーネは真っ直ぐとジューゴの瞳を見る。
「ネたちにはらいたんの力が有るネ。イメージするネ、お前の『岩』の究極を――」
その間にも、ポセイドンの練り上げる漆黒の水球は大きくなって行く。
ジューゴはごくりと生唾を呑み込み、覚悟を決める。――いや、決めるしかなかった。
「先輩! 後は任せましたよ!」
「おうよ! 信じてるぜ、後輩!」
――その時だった。
ポセイドンの漆黒の水球が、放たれる。
「終わりだ――全て、壊れてしまえ!!!」
ガーネはただその場で佇み、刀へと全神経を集中させる。
ジューゴは宙を舞い、ポセイドンの水球へと真っ直ぐと突っ込んで行く。
「馬鹿め! それは練り上げた『破壊』の波動の塊だ! 触れただけで終わりだ!!」
ジューゴの身体が光り輝く。そして、ジューゴと水球が衝突。
一瞬、天に龍が――いや、その大蛇の様な姿は――リヴァイアサン。一瞬天に浮かび上がったリヴァイアサンのシルエット。
同時に、ポセイドンの放った漆黒の水球は消え去った。
一瞬現れたリヴァイアサンはすぐに、まるで脱皮した蛇の様に、その全身にヒビが入り、砕け散って行く。
その表皮は『岩』――いや、武骨で味気の無い岩では無かった。
光を反射し、透き通る美しい鉱石――その様はまるで『金剛石』の様。
塵行くリヴァイアサンの中から、輝く『金剛石』の鎧を纏ったジューゴがゆっくりと降りて来る。
全くの無傷で、そこに居る。
「僕の色は『岩』。流れゆく『水』ではなく、不動の『岩』なのです」
ジューゴは海に浮かぶ氷の足場へと降り立つ。
「僕は鉄壁の、絶対無敵の王様の盾――そのイメージは『金剛石』! 最も硬く、固く、堅い、最強の防御なのです!!」
それが、ジューゴの色。『岩』の究極。
イメージを変化させ、転換させ、昇華した。
「なん……だと……」
ポセイドンは驚きのあまり、一歩後退りする。
最強のはずの、原初の三柱アークの『破壊』の波動。それは触れたもの全てを消し去るはずだ。
しかし目の前に居る一匹のガイア族は、その波動の塊を正面から受け、防ぎ切り、そして無傷で立っているのだ。
あり得ないはずの現実に、ポセイドンは恐怖を覚え、肝が冷えた。
ジューゴたち契約者には来人との繋がりがある。王の波動が分け与えられている。
その王の力と鉄壁の『金剛石』のイメージが掛け合わされる事によって、ポセイドンという偽物の『破壊』の波動はたった一つの傷すら与える事無く、防ぎ切られたのだ。
「僕の故郷は海でした。だから、見てきた岩はどれも武骨で味気の無い、普通の岩や石ばかり。僕の色もそれと一緒で、綺麗でも格好良くも無い。
でも、先輩の氷は、とても透き通っていて、美しい、まるで『金剛石』みたいに――」
それが、『岩』の究極。ジューゴの色。イメージ。憧れの象徴。
水の大地という狭い胃の中に居ては知る事の出来なかった、新たな世界。
大海へと出て、ジューゴは一段高みへと辿り着いた。
「もう、弱くて泣き虫なジューゴじゃない! 僕は王様の盾! 全部、守るんだ!!」
ジューゴはヒレを刃として振るう。
「――ジューゴカッター!!」
『岩』の――いや、『金剛石』の礫が放たる。
防御しようと手を掲げ水流の盾を作るが、それらは豆腐の様に脆く、いとも容易く礫に穿たれ、それらはポセイドンへと突き刺さる。
「かはっ……」
ポセイドンは口から赤黒い血を吐き出す。
しかし、まだ立っている。
「先輩!」
ジューゴの声に、ガーネは応える。
「お待たせだネ!」
ガーネが刀を振るう。――瞬間、世界は静止した。
ジューゴも、ポセイドンも、動かない。波打つ海も彫刻の様に固まって動かない。
異形の水生生物も、鬼人たちも、戦いの最中が切り取られた一枚の絵画の様。
「よっと」
ガーネは氷の大地を足場を飛び移りながら、ポセイドンの元へと近づいて行く。
「ジューゴの『岩」の究極『金剛石』――良いイメージだネ。ネの『氷』にインスピレーションを受けたという所が、なんとも可愛いネ」
ガーネはポセイドンのすぐ傍までやって来た。
しかしそれでも、ポセイドンは身動ぎ一つしない。出来ない。
「神の力は想像の創造。イメージさえ出来れば、何だって出来るネ。じゃあ、ネの『氷』の究極とは何か――」
刀をポセイドンの胸の中心へと突き立てる。
「――『氷』、つまり凍結、凍らせて、動きを止める、停止のイメージだネ。名付けるなら――“時空剣”」
ガーネは、“時を凍らせた”。
次の瞬間、凍り付いていた時はゆっくりと溶け、動き出す。
刀はポセイドンの胸へと深く突き刺さり、“死”のイメージを刻みつける。
「ぐはっ……、が、ぐ……」
ガーネが刀を引き抜いて飛び退けば、ポセイドンは膝を付き悶え苦しむ。
身体から漆黒の波動を噴出させ、自信の治癒を試みる。
しかし契約者であるガーネとジューゴの攻撃には来人の王の波動を帯びている。アークの波動による再生も出来ない。
刀の刺し傷と礫の与えた裂傷が、ポセイドンの身体を蝕む。
「まだ、まだだ……」
ポセイドンは自身の身を漆黒の波動で埋め尽くして行く。
「先輩、あれは――」
「まさか、再臨!?」
もう一度、自信を破壊し、そして再構築する。何度でも、何度でも――。
しかし、
「―――――ッッ!!!!」
突如、ポセイドンは声にならない声を上げる。
そして、その場へと倒れ込んだ。
「なんだ……?」
ガーネたちは事態が理解出来ず、しばらく呆然とそれを眺めていた。
ポセイドンは、真っ黒に染まった後、動かなくなった。
同時に、暴れていた水生生物の群れも動きを止める。
そして、それらの身体は炭のようにボロボロと崩れ落ち、風に舞って海の藻屑と消えて行った。
「どういう事、なのでしょう?」
「――きっと、アークの波動に耐え切れなかったんだネ。“再臨”なんて、魂の再構築だなんて、そう何度も耐えられる訳が無かったんだネ」
原初の三柱の強すぎる、色濃過ぎる波動にそう何度も耐えられるはずが無かった。
その“黒”に呑まれ、ポセイドンという存在は塗り潰された。ポセイドンは『破壊』された。
ガーネはジューゴの傍へと戻り、
「ジューゴ、まだやれるかネ?」
「ええと……はい、まだ全然――」
と、そう言いかけたジューゴだったが、ふらりと倒れ込む。
ガーネは自分の背でそれを受け止めた。
「おっと」
「うう……。ごめんなさい、ガス欠なのです」
「まあ仕方ないネ。お前はよくやったネ」
この地の脅威は去ったが、まだ戦っている場所もある。援軍に向かうべきだろう。
そして地球の全てが終われば、来人の元へと駆け付けたいという気持ちも有った。
しかし、ジューゴは初めての『金剛石』の色を使ってガス欠状態、しばらくは戦えない。
ガーネだって、平気なように振るまってはいるが、時空剣という大技で殆ど力を使い果たしていた。
付け焼刃の慣れない戦いに、二人共へとへとだ。
ガーネはジューゴを背負ったまま、歩いて陸へと戻って行った。
少し休もう。そして、また飛んで行こう。仲間たちの元へ。
0
お気に入りに追加
238
あなたにおすすめの小説
魔石と神器の物語 ~アイテムショップの美人姉妹は、史上最強の助っ人です!~
エール
ファンタジー
古代遺跡群攻略都市「イフカ」を訪れた新進気鋭の若き冒険者(ハンター)、ライナス。
彼が立ち寄った「魔法堂 白銀の翼」は、一風変わったアイテムを扱う魔道具専門店だった。
経営者は若い美人姉妹。
妹は自ら作成したアイテムを冒険の実践にて試用する、才能溢れる魔道具製作者。
そして姉の正体は、特定冒険者と契約を交わし、召喚獣として戦う闇の狂戦士だった。
最高純度の「超魔石」と「充魔石」を体内に埋め込まれた不死属性の彼女は、呪われし武具を纏い、補充用の魔石を求めて戦場に向かう。いつの日か、「人間」に戻ることを夢見て――。
【中間選考残作品】医大生が聖女として異世界に召喚されましたが、魔力はからっきしなので現代医術の力で治癒魔法を偽装します!【3章終】
みやこ。@他コン2作通過
ファンタジー
♦️カクヨム様で開催されたコンテストで中間選考に残った作品です。
元医療従事者によるちょっぴりリアルな異世界転移ラブコメディ♡
唱える呪文はデタラメ、杖は注射器、聖水ならぬ聖薬で無垢な人々を欺き、王子を脅す。突然異世界に飛ばされても己の知識と生存本能で図太く生き残る......そんな聖女のイメージとはかけ離れた一風変わった聖女(仮)の黒宮小夜、20歳。
彼女は都内の医科大学に特待生として通う少しだけ貧しい普通の女の子だったが、ある日突然異世界に召喚されてしまう。
しかし、聖女として異世界召喚されたというのに、小夜には魔力が無かった。その代わりに小夜を召喚したという老婆に勝手に改造されたスマートフォンに唯一残った不思議なアプリで元の世界の医療器具や医薬品を召喚出来る事に気付く。
小夜が召喚されたエーデルシュタイン王国では王の不貞により生まれ、国を恨んでいる第二王子による呪いで国民が次々と亡くなっているという。
しかし、医者を目指す小夜は直ぐにそれが呪いによる物では無いと気が付いた。
聖女では無く医者の卵として困っている人々を助けようとするが、エーデルシュタイン王国では全ての病は呪いや悪魔による仕業とされ、治療といえば聖職者の仕事であった。
小夜は召喚された村の人達の信用を得て当面の生活を保障して貰うため、成り行きから聖女を騙り、病に苦しむ人々を救う事になるのだった————。
★登場人物
・黒宮小夜(くろみやさよ)⋯⋯20歳、貧乏育ちで色々と苦労したため気が強い。家族に迷惑を掛けない為に死に物狂いで勉強し、医大の特待生という立場を勝ち取った。
・ルッツ⋯⋯21歳、小夜が召喚された村の村長の息子。身体は大きいが小心者。
・フィン⋯⋯18歳、儚げな美少年。聖女に興味津々。
・ミハエル・フォン・ヴィルヘルム⋯⋯20歳、エーデルシュタイン王国の第二王子。不思議な見た目をしている。
・ルイス・シュミット⋯⋯19歳、ミハエルの護衛騎士。
⚠️ 薬や器具の名前が偶に出てきますが、なんか薬使ってるな〜くらいの認識で問題ございません。また、誤りがあった場合にはご指摘いただけますと幸いです。
現在、ファンタジー小説大賞に参加中です。応援していただけると嬉しいです!
angel observerⅢ 大地鳴動
蒼上愛三(あおうえあいみ)
ファンタジー
審判の時が再び訪れた。試されるのは神か人か・・・。
ヒルデたちの前に立ち塞がるのはガイア、今なお心を探す彼女にガイアの圧倒的な力が猛威を振るう時人々は何を思うのか。
少女たちは死地へと赴く。
angel observer の第3章「大地鳴動編」開幕!

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる