すべて、青

高校生の名璃子は学校帰りに寄ったいつもの公園で、突然、不思議な現象に襲われる。
ひどい耳鳴りに目を閉じると、誰かが自分の名を呼んだ。そこにはほとんど交流のない同級生、湖西の姿があった。
代わりに目の前の何もかもが消えて、世界は足元までの浅い水に覆われた。
名璃子と湖西は高台に運良く残っていた学校まで歩くことを決める。(エブリスタ版の改定版)
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