20 / 42
第20話 深夜の公園、コンビニの弁当
しおりを挟む
掃除当番のない日も、気がつくと片品といることが多くなって、今日も彼女の乗るバス停まで一緒に歩いている。噂話がどんどん一人歩きする。
彼女の白い長袖のシャツは二つ、三つにまくられ、その白い手首には彼女のお気に入りらしいパールホワイトのシュシュが巻かれていた。
彼女はそれを使って髪を結ぶ。掃除の時や、数学の証明問題を解く時。
僕は少しずつ、彼女のことを知っていった。
「あのさぁ、わたしが言うのもなんなんだけど、どうなってんの?」
今は結ばれてない細い髪が、秋の風に揺れる。彼女はそっともつれた髪に指を通した。
「どうってなにも? 片品が知ってる以上のことはないと思うけど?」
片品は言うべきことかどうか迷ってるようだった。口元が今にも言葉を押し出しそうに見えた。
相変わらず僕はなにを言うこともできず、彼女の隣を歩いていた。
「理央、おかしくない?」
「······ああ」
ああ、そうだね、と言いたかったけど、口から出たのは中途半端なため息のようなものだった。
それは相槌だったのか、ため息だったのか、微妙なものだった。
「藤沢くんのことは置いておいて、あの小さい子、なんだっけ、C組の三枝くん」
洋の名前が出て、軽く動揺する。
僕よりきっと勘のいい片品が言い出すことが、それを待つ一瞬の間が怖かった。
「疲れてる? 顔色悪くない?」
「そんなことないよ」
「······わからなくもないけど」
二人、無言になった。
なにをわかってるのか聞いてみたいけど、それが怖い。なにか冗談めいたことの一つでも言って、話の方向を変えたいと思ったけれど、空っぽの脳みそではなにも思い浮かばなかった。
「あのさ、わたしの前で無理しなくていいよ」
「?」
「だからさ、確かにわたしは藤沢くんのことを好きだって言ったけどさ、そういうの抜きにして、なんでも相談してほしい。『友だちからで』って約束したじゃない? だから、悩んでることがあるなら遠慮しないで愚痴でもいいから、なんでも言っていいよ。むしろ、なんでも知りたいよ」
彼女のバス停が目に入ると、いつもと違って「じゃあね」と手を振って走っていってしまった。
いつも一緒にあのバス停に並んでいたと思うと、なんだか手持ち無沙汰だった。
僕はしばらく彼女の凛とした立ち姿を見ていたけど、彼女は振り向きもしなかった。
ただ、一度だけ腕時計を見た。
左手の手首の内側にある文字盤。今どき珍しい皮のバンドだから目を引いた。
バスが出るのを彼女は確認していた。
こうなってくるといよいよ事態は複雑になって、僕は誰の味方になればいいのかわからない。
それが、どんなにバカげたことかはわかってる。
でも単純に『理央』のことだけを考えているのは違うと思うようになってきた。
僕自身のためにも守りたいものがあるような気がしたけど、それはなんなのか、本当に大切なのはなんなのか、わかりかねている。
今まではそんなことはなかった。
大切なのは理央への想いだけで、ほかはどうでもいいと心から思っていた。
でもそれが勘違いってやつで、僕には周りが見えてなかったんだ。くもり硝子の向こう側になにがあるのか、それを見ようとは思いもしなかったんだ。
目の前にあるすべてだけが自分の世界だった。
それまで閉じていた自分と世界を隔てる扉が、そこには本当はあった。
その時、チリンと軽やかな金属音が夜の空に響いた。聞き慣れた、洋の自転車のベルだとすぐに気づいた。
SNSでいつでも繋がれるようになって、こんなのは久しぶりだ。
でも、会って目を見て話したいことがある。
僕は放ってあった白いオクスフォードのシャツを羽織って外に出た。急いでいたので、ニューバランスの気に入って買ったスニーカーの踵を踏んでしまう。
危ないバランスでドアから飛び出した。
「お前なに焦ってんの?」
「いきなり来るからだろう?」
「あ、片品さんと電話でもしてた? それは俺が悪かった」
「してねぇよ」
自転車を軽く蹴飛ばす。洋が転びかけたふりをして笑う。なんだよもう、と思いつつ、僕も笑った。
僕たちは整然とした街並みの緩やかな坂道を、洋の自転車を引きずりながら歩いた。
特にこれといった用事もなかったので、コンビニでコーヒーを買い、ついでにポテトを買う。
その間に洋はコーラのボトルと一緒に、カゴの中に弁当とおにぎりと小さいイチゴサンドクラッカーを放った。
夕食を食べずに抜け出してきたんだなと思った。
まったく洋の家といったら、勉強させることには熱心なのに、それ以外の息子の素行にあまり興味がない。
僕が紙袋にポテトを詰めてもらう間、コンビニの電子レンジのターンテーブルはマイペースにゆっくり回る。
コーヒーはアイスで、そろそろホットでもよかったかもしれないと夜の街に出る。夜気が頬を撫でる。
自転車特有のジャリジャリ言うタイヤの音を聞きながら、一言も話さない。
この先にキレイに整備された子供向けの公園がある。この辺はまだ整備されたばかりの新しい区画だ。
僕たちは公園に着くとまだ真新しい赤と黄色で塗られたベンチに座り込んだ。
洋が弁当を出して、歯で片方を噛んで割り箸をわった。
「奏、食ったの? おにぎりやろうか?」
「僕は食べたよ。一生懸命食えよ」
海苔の貼り付いた白米、チクワの磯辺揚げ、白身魚のフライ。そういったものがひとつの箱に詰まっていた。
洋が食べてる間、ポテトを齧る。サクサクとは言い難いものでも温かい。
「二人きりでゆっくりすんの、久しぶりじゃね?」
「かもしれないなぁ。洋はそもそも塾で忙しいし、理央と付き合い始めたから」
「······そうだな」
タルタルソースが白身魚からぼてっと剥がれるようにダイブする。衣ごと剥がれたようだ。
「なぁ、戻れるかな、俺たち」
「どんな風に?」
「バカ、昔みたいにだよ。一緒にいて楽しかった頃」
「理央はどうするんだよ」
「今は置いておいてさ」
公園の周りにはぐるりと街灯が立っていて、空は明るく、見える星は二つ、三つだった。
「確かに理央は洋の管轄だけど、除け者にはできないだろう?」
「······」
箸はチクワを持ち上げたところで止まった。
「理央と付き合ったのは間違いだったかな? 俺、運命感じたんだけど」
今度は僕が黙る番だった。――どこまで黙っているかが問題だった。
彼女の白い長袖のシャツは二つ、三つにまくられ、その白い手首には彼女のお気に入りらしいパールホワイトのシュシュが巻かれていた。
彼女はそれを使って髪を結ぶ。掃除の時や、数学の証明問題を解く時。
僕は少しずつ、彼女のことを知っていった。
「あのさぁ、わたしが言うのもなんなんだけど、どうなってんの?」
今は結ばれてない細い髪が、秋の風に揺れる。彼女はそっともつれた髪に指を通した。
「どうってなにも? 片品が知ってる以上のことはないと思うけど?」
片品は言うべきことかどうか迷ってるようだった。口元が今にも言葉を押し出しそうに見えた。
相変わらず僕はなにを言うこともできず、彼女の隣を歩いていた。
「理央、おかしくない?」
「······ああ」
ああ、そうだね、と言いたかったけど、口から出たのは中途半端なため息のようなものだった。
それは相槌だったのか、ため息だったのか、微妙なものだった。
「藤沢くんのことは置いておいて、あの小さい子、なんだっけ、C組の三枝くん」
洋の名前が出て、軽く動揺する。
僕よりきっと勘のいい片品が言い出すことが、それを待つ一瞬の間が怖かった。
「疲れてる? 顔色悪くない?」
「そんなことないよ」
「······わからなくもないけど」
二人、無言になった。
なにをわかってるのか聞いてみたいけど、それが怖い。なにか冗談めいたことの一つでも言って、話の方向を変えたいと思ったけれど、空っぽの脳みそではなにも思い浮かばなかった。
「あのさ、わたしの前で無理しなくていいよ」
「?」
「だからさ、確かにわたしは藤沢くんのことを好きだって言ったけどさ、そういうの抜きにして、なんでも相談してほしい。『友だちからで』って約束したじゃない? だから、悩んでることがあるなら遠慮しないで愚痴でもいいから、なんでも言っていいよ。むしろ、なんでも知りたいよ」
彼女のバス停が目に入ると、いつもと違って「じゃあね」と手を振って走っていってしまった。
いつも一緒にあのバス停に並んでいたと思うと、なんだか手持ち無沙汰だった。
僕はしばらく彼女の凛とした立ち姿を見ていたけど、彼女は振り向きもしなかった。
ただ、一度だけ腕時計を見た。
左手の手首の内側にある文字盤。今どき珍しい皮のバンドだから目を引いた。
バスが出るのを彼女は確認していた。
こうなってくるといよいよ事態は複雑になって、僕は誰の味方になればいいのかわからない。
それが、どんなにバカげたことかはわかってる。
でも単純に『理央』のことだけを考えているのは違うと思うようになってきた。
僕自身のためにも守りたいものがあるような気がしたけど、それはなんなのか、本当に大切なのはなんなのか、わかりかねている。
今まではそんなことはなかった。
大切なのは理央への想いだけで、ほかはどうでもいいと心から思っていた。
でもそれが勘違いってやつで、僕には周りが見えてなかったんだ。くもり硝子の向こう側になにがあるのか、それを見ようとは思いもしなかったんだ。
目の前にあるすべてだけが自分の世界だった。
それまで閉じていた自分と世界を隔てる扉が、そこには本当はあった。
その時、チリンと軽やかな金属音が夜の空に響いた。聞き慣れた、洋の自転車のベルだとすぐに気づいた。
SNSでいつでも繋がれるようになって、こんなのは久しぶりだ。
でも、会って目を見て話したいことがある。
僕は放ってあった白いオクスフォードのシャツを羽織って外に出た。急いでいたので、ニューバランスの気に入って買ったスニーカーの踵を踏んでしまう。
危ないバランスでドアから飛び出した。
「お前なに焦ってんの?」
「いきなり来るからだろう?」
「あ、片品さんと電話でもしてた? それは俺が悪かった」
「してねぇよ」
自転車を軽く蹴飛ばす。洋が転びかけたふりをして笑う。なんだよもう、と思いつつ、僕も笑った。
僕たちは整然とした街並みの緩やかな坂道を、洋の自転車を引きずりながら歩いた。
特にこれといった用事もなかったので、コンビニでコーヒーを買い、ついでにポテトを買う。
その間に洋はコーラのボトルと一緒に、カゴの中に弁当とおにぎりと小さいイチゴサンドクラッカーを放った。
夕食を食べずに抜け出してきたんだなと思った。
まったく洋の家といったら、勉強させることには熱心なのに、それ以外の息子の素行にあまり興味がない。
僕が紙袋にポテトを詰めてもらう間、コンビニの電子レンジのターンテーブルはマイペースにゆっくり回る。
コーヒーはアイスで、そろそろホットでもよかったかもしれないと夜の街に出る。夜気が頬を撫でる。
自転車特有のジャリジャリ言うタイヤの音を聞きながら、一言も話さない。
この先にキレイに整備された子供向けの公園がある。この辺はまだ整備されたばかりの新しい区画だ。
僕たちは公園に着くとまだ真新しい赤と黄色で塗られたベンチに座り込んだ。
洋が弁当を出して、歯で片方を噛んで割り箸をわった。
「奏、食ったの? おにぎりやろうか?」
「僕は食べたよ。一生懸命食えよ」
海苔の貼り付いた白米、チクワの磯辺揚げ、白身魚のフライ。そういったものがひとつの箱に詰まっていた。
洋が食べてる間、ポテトを齧る。サクサクとは言い難いものでも温かい。
「二人きりでゆっくりすんの、久しぶりじゃね?」
「かもしれないなぁ。洋はそもそも塾で忙しいし、理央と付き合い始めたから」
「······そうだな」
タルタルソースが白身魚からぼてっと剥がれるようにダイブする。衣ごと剥がれたようだ。
「なぁ、戻れるかな、俺たち」
「どんな風に?」
「バカ、昔みたいにだよ。一緒にいて楽しかった頃」
「理央はどうするんだよ」
「今は置いておいてさ」
公園の周りにはぐるりと街灯が立っていて、空は明るく、見える星は二つ、三つだった。
「確かに理央は洋の管轄だけど、除け者にはできないだろう?」
「······」
箸はチクワを持ち上げたところで止まった。
「理央と付き合ったのは間違いだったかな? 俺、運命感じたんだけど」
今度は僕が黙る番だった。――どこまで黙っているかが問題だった。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【完結】雨上がり、後悔を抱く
私雨
ライト文芸
夏休みの最終週、海外から日本へ帰国した田仲雄己(たなか ゆうき)。彼は雨之島(あまのじま)という離島に住んでいる。
雄己を真っ先に出迎えてくれたのは彼の幼馴染、山口夏海(やまぐち なつみ)だった。彼女が確実におかしくなっていることに、誰も気づいていない。
雨之島では、とある迷信が昔から吹聴されている。それは、雨に濡れたら狂ってしまうということ。
『信じる』彼と『信じない』彼女――
果たして、誰が正しいのだろうか……?
これは、『しなかったこと』を後悔する人たちの切ない物語。
屋上でポテチ
ノコギリマン
ライト文芸
中学校の屋上で、カップル下校をカウントしている帰宅部の三人、誕生日に次々に告白されて疲れて果てたままバス停で雨宿りする野球部員、失恋するたびに家に帰るとトイレから出て来る父親にウンザリしている女子――
――中学生の何気ない日常を切り取った連作短編。
ひとつひとつは独立していて短いので読みやすいと思います。
順番に読むと、より面白いと思います。
よろしくお願いします。
オーバードライブ・ユア・ソング
津田ぴぴ子
ライト文芸
<一部>ホラー要素あり
春先のある夜、二年前の冬に失踪した兄が首を吊っている夢を見た。
御子柴陽とその幼馴染である香西初は、この春に私立菖蒲ヶ崎高等学校に入学したばかりだ。
陽の四歳年上の兄、晴もかつてはこの学校に通っていたが、二年前の冬に突然行方不明になって以降、未だにその消息は掴めていない。
それからというもの、陽の目には幽霊と呼ばれるものが映るようになった。駅のホーム、近所の公園、通学路。あらゆる場所に当然のようにいる「それ」に、陽は好奇心に近いような感情を抱きつつも、自分から関わっていくことは無かった。
高校に入学したからには青春を謳歌しようと息巻く陽は、部活の一覧の中に軽音部を見つける。
放課後、入部届を片手に意気揚々と軽音部の部室である第二視聴覚室に向かった陽と初は、三年生の方保田織、そして和泉惺の二人と出会う。陽は彼らと話す中で、晴も軽音部に所属していたらしいことを知った。
陽と初、織、惺の四人でバンドを組むことになり、大喜びする陽。
そんな陽に、惺は怖い話は好き?と問い掛けた。
この学校の七不思議が本当にあるのかどうか調べたいと言う惺の話に、陽は好奇心に負けて乗ることにする。
バンドは極めて好調な滑り出しを見せたが、一方で織と惺は、陽と初には言えない何かを抱えているようだった。
晴の失踪、菖蒲ヶ崎高校に伝わる七不思議を始めとする数多の怪談話、校内で立て続けに起こる怪異。
それらは全て、この土地が持つ陰惨な記憶に収束していた。
<二部>ホラー要素なし
夏休みを終えて、文化祭に向けて動き出す軽音部の穏やかな日々の話
※ひとつまみくらいのBL要素、またはBLの匂わせがあります。苦手な方はご注意ください。
ephemeral house -エフェメラルハウス-
れあちあ
恋愛
あの夏、私はあなたに出会って時はそのまま止まったまま。
あの夏、あなたに会えたおかげで平凡な人生が変わり始めた。
あの夏、君に会えたおかげでおれは本当の優しさを学んだ。
次の夏も、おれみんなで花火やりたいな。
人にはみんな知られたくない過去がある
それを癒してくれるのは
1番知られたくないはずの存在なのかもしれない
日給二万円の週末魔法少女 ~夏木聖那と三人の少女~
海獺屋ぼの
ライト文芸
ある日、女子校に通う夏木聖那は『魔法少女募集』という奇妙な求人広告を見つけた。
そして彼女はその求人の日当二万円という金額に目がくらんで週末限定の『魔法少女』をすることを決意する。
そんな普通の女子高生が魔法少女のアルバイトを通して大人へと成長していく物語。
NBAを目指す日本人
らんしゅすてるべんしょん
青春
日本では、身長と身体能力による先天的な不利によりNBAの活躍は基本無理であろうと言われた世界へ、175センチしかないNBAでは圧倒的な低身長で活躍していく少年の物語りである。
《実在する人物の登場あり、架空の人物も存在する、性格などは本人とは少し違う可能性もあるため、イメージを崩されたくないかたはブラウザバックでお願いします》
※超不定期更新です。
ベスティエンⅢ【改訂版】
花閂
ライト文芸
美少女と強面との美女と野獣っぽい青春恋愛物語。
恋するオトメと武人のプライドの狭間で葛藤するちょっと天然の少女と、モンスターと恐れられるほどの力を持つ強面との、たまにシリアスたまにコメディな学園生活。
名門お嬢様学校に通う少女が、彼氏を追いかけて地元で恐れられる最悪の不良校に入学。
女子生徒数はわずか1%という環境でかなり注目を集めるなか、入学早々に不良をのしてしまったり暴走族にさらわれてしまったり、彼氏の心配をよそに前途多難な学園生活。
不良たちに暴君と恐れられる彼氏に溺愛されながらも、さらに事件に巻き込まれていく。
人間の女に恋をしたモンスターのお話がハッピーエンドだったことはない。
鐵のような両腕を持ち、鋼のような無慈悲さで、鬼と怖れられ獣と罵られ、己のサガを自覚しながらも
恋して焦がれて、愛さずにはいられない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる