ギルド・ティルナノーグサーガ 『ブルジァ家の秘密』

路地裏の喫茶店

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第一章 依頼〜大空洞

世界観(1)

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世界観(1)
転移門……世界に四つある古代の遺物。人くらいの大きさの紅い光体で月の満ち欠けにより他の転移門との移動が可能になる。旅人などに重宝されるが月の状態や天気などにより使用できない場合があるので急ぎの用のある者は馬や船などを使う。転移門の出口付近を狙うならず者なども多い。

これに似た転移の魔術があるが行く先の座標を刻印した刻印石(かなり高価)が必要な上に一度使うと刻印石は砕け、魔術を使用した本人は移動できない、触媒が高価、術者がかなり疲弊する、転移門ほど遠距離の移動はできないといった制約がある。

魔導師……魔導経験の浅い魔法使いは「魔導士」、正式に認可を受けた魔法使いは「魔導師」となる。(鍛治も鍛治士、鍛冶師となる)エイジ、ボケボケマン、ラヴィなどは「師」クラス。
単純な戦闘力で言うと戦闘範囲、対多数、防御のしやすさから魔導師>戦士となる。しかし経験を充分に積んだ熟練の戦士は武器や防具で魔法を防いだり術師の魔法力(マナ)の残量を測り術の隙を突いたりして戦うことができる。

武具……魔法力を秘めた武具などもあるがかなり珍しく持っている者は少ない。強力な魔法武具を持った冒険者などはその武具名の通り名で知られることも多い。
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