四煌の顕現者:ゼクス・ファーヴニルの復讐譚

「貴様はもう、私達の子ではない」

 詠唱と意志力により武器や自然現象を再現する存在、【顕現者】。
 適性審査で「詠唱途中で能力がランダムに発現する」という致命的な欠点を背負い。
 能力者として認められなかった少年は、実の家族と親友に見捨てられ、同時に存在自体を消されかけてしまう。

 幸運にも逃げ延び、心優しき夫妻に拾われることになって――5年後。

 少年は、【学園】へ足を踏み入れた。

 彼が入学した、その時から。
 止まっていた運命の歯車は再び、音を立てて動き出す。

 少年の「復讐」が。
 少年の「2度目の人生」が、始まる。

 異能×復讐×青春 etcetc......

 様々な要素の絡み合った学園譚、開幕。


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