50 / 61
だったらお家に帰ります!夫婦喧嘩からはじめる溺愛婚(続行)
最終話.ゆっくりの夜を君とだけ
しおりを挟む
「早く」
「……っ」
促されるままに夜着のリボンをほどき、ぱさりと落とす。
簡単に露になった胸を、少し意地悪な瞳にじっと見られていると思うとなんだか堪らなく恥ずかしくて。
“見られるのなんて、初めてじゃないのに”
今までバルフとは何度もシてきたし、何度も見られていることはわかっている。
それなのに改めて自ら、と思うと何故だかやたらと恥ずかしかった。
けれど、このままじっと見られているままだというのもやはり恥ずかしくて――……
「ん」
自分で胸を持ち上げ、そっと彼の口へ差し出すように近付けた……の、だが。
“ちょっと!?舐めるんじゃないの……!?”
口元に近付けたのに動いてくれないバルフ。
ドクドクと激しく鳴る鼓動がさらに私の羞恥を煽るが、バルフはそれでもにこりと微笑んだまま。
「……ほら、どうして欲しい?」
「ど、どうして欲しいって……」
“口元に持ってこいって言ったのバルフなのにぃ!”
くすりと笑うバルフに内心文句を言うが、どうしようもなく期待してしまった私の体は、微かにかかる彼の吐息にすらもピクピクと反応してしまっていて。
「な、舐めて……っ」
「じゃあ、ほら、舐めさせて?」
「~~~ッッ」
再びれっと出された舌。
熱いほど赤くなった頬が全身を火照らせるようだったが、私は言われるがままに持ち上げた胸をそのままバルフの唇に押し付けた。
「――ひ、ゃぁんっ」
押し付けた乳首は、すぐにパクリと彼の口の中に含まれ強く吸われる。
温かい彼の口内で、舌がくりくりと私の乳首を執拗に捏ねると、ずっと待っていた刺激が私の背中を快感として走りビクリと腰を震えさせた。
「びくびくしちゃって、可愛いな」
私の腰を掴んだままバルフが横に転がると、あっさりと押し倒される形で上下が逆転してしまう。
のし掛かる状態で両胸を掴んだバルフに何度も揉まれつつ、私が差し出した胸は相変わらずバルフの口の中で――
「ふふ、そんなに舐めて欲しかったんだ?」
「も、意地悪……っ」
「そう?俺はシエラがして欲しいことをしてるつもりなんだけどなぁ」
くすくすと笑いながら、舌が強く私の乳首を弾くとやはりそれは堪らなく気持ちよくて。
「シエラって、吸われるのも好きだけと弾かれるのも好きだよね」
「ひゃあっ」
舌先でなぞりながら、反対の乳首がバルフの人差し指で軽く弾かれる。
「ほら、弾きやすいようにこんなにツンと立ってるよ」
「ちがっ、バルフが、触るから……っ」
「本当に俺のせい?それとも、――……俺のため?」
「ッ」
ずっと舐めていた乳首から口を離したバルフは、そのまますぐに反対の乳首に吸い付いてくる。
そのままれろっと舐められると、熱い舌が心地よくて。
「……ていうか、寄せたらどっちも一緒に舐めれるってエロすぎない……?」
「ば、ばかっ」
そしてその雰囲気を壊すように、しみじみと感想を言われて私は思わず文句を言った。
そんな私に、ふはっと小さく吹き出したバルフの手のひらがするりと太股を撫でて。
「……そろそろこっちも、期待してくれた?」
くちゅりと蜜壺に触れられると、まるで準備万端だとでもいうように湿った音を響かせた。
“やだ、欲求不満みたいじゃない、恥ずかしい……!”
私にわからせるようにちゅくちゅくと水音を響かせるバルフ。
私ばかりが煽られるように、なぞるように入り口を浅く触れるバルフの指がどこかもどかしくて――
「バルフ、も……」
「……凄い濡れてる」
「っ」
「……けど、流石に解さなきゃだよな」
「!」
それは私に向けてというより、自分に向けたような言葉。
熱く荒い吐息が耳にかかり、それだけでじわりと愛液が溢れる。
“バルフ、もう挿入したいんだ……”
早く私のナカに挿いりたくて仕方ないと言うように彼の息が上がる。
その吐息にすら怖いほど感じてしまい、私の方こそ堪らなくナカの欲しくて仕方なくて。
「挿れて、いい……わよ」
「……は?」
「別に初めてじゃないし、いきなりでも大丈夫よ。私だってその、早く欲しいし……」
「ダメ」
「ひゃうっ」
ちゅぷ、とバルフの指が挿れられ思わず声を上げてしまう。
そのままゆっくりとナカを擦るバルフは、少しだけ眉をひそめていて。
「や、なんでぇ……っ」
「もしシエラのナカが傷付いたらどうするの?それに、シエラにもうんと気持ちよくなって欲しいから」
「や、ぁんっ!も、十分気持ち、いい、からぁ……っ」
「まだ足りないの」
「やぁぁんっ!」
ぐちゅぐちゅと指でナカをかき混ぜるバルフ。
耳にあたる彼の吐息は余裕なんてないというように荒いのに、解す指はひたすら優しく丁寧で――……
“大事にされてるわ”
溺れそうなほどの彼からの想いを注がれて。
「バルフ、すき、すき……っ」
「んっ」
彼の首に腕を回し、奪うように口付ける。
少し驚いたのだろうか、一瞬手を止めたバルフはすぐに私の舌と自身の舌を絡めながらぷちゅりと指を引き抜いて。
「――……ひゃ、ぁあっ」
「ッ」
くち、と熱いバルフのソコがあてがわれる。
そのままゆっくり腰を進められると、くぷりと愛液を溢しながら私のナカがバルフのを締め付けた。
「ん、シエラのナカ、熱い……」
「や、バルフのも、熱いしおっきいわ……っ」
「…………そう」
ピキッ、と一瞬固まったバルフは、何故かゆっくり深呼吸したと思ったら再びゆっくり挿入を開始して。
「あ、ぁんっ」
ゆっくり奥まで挿れたと思ったら、そのままゆっくりとした抽挿を開始する。
ゆっくりとナカを擦られると、バルフの形もされていることもわかってしまって、その事実がじんと思考を痺れさせた。
「ね、どう動いて欲しい?」
「や、いっぱい、いっぱい突いて欲し……っ」
「ふふ、素直」
抽挿のスピードを徐々に上げたバルフが、私の腰を掴みぱちゅぱちゅと何度も奥を突く。
部屋に響く湿った音と、肌と肌がぶつかる音が堪らなく恥ずかしくて、そしてそれ以上に気持ちが良い。
バルフから与えられる全てが私を幸せにしているのだと実感すると、より一層私からもバルフに“与えたい”という気持ちが強くなるようで――……
「バルフ、バルフっ、おくっ、奥にいっぱい……!」
「ちょ、シエラそんなに締めたら……っ」
「欲しいの、奥にいっぱいちょーだい……っ」
「くっ」
ぐりっと子宮口の入り口を抉じ開けるように最奥を貫いたバルフから、どぴゅっと熱い熱が放たれる。
じわりと広がる熱が嬉しくて、そして何よりバルフとの子供が欲しくて。
“もし子供が出来たら、バルフは絶対いいパパになるから……”
父親を取り合って喧嘩する未来の自分を想像してくすりと笑ってしまう。
きっとこれからの未来も堪らなく幸せで、愛に満ちた時間を重ねるのだろう。
そう思うと、私の胸に温かい想いが溢れるようで――――
「…………シエラ、まだ、終わらないからね?」
「え?」
少し目元を赤くしたバルフが、何故か拗ねたように私をじっと見つめて……
「や、ひゃんっ、待って、だって今……っ」
「可愛いシエラが悪いよね?」
「ひゃ、あんっ、あぁんっ!」
バルフの出した精液と私の愛液が混ざり、より大きくなった卑猥な水音。
達したばかりの私の体をしっかり押さえ再び抽挿を開始されると、言葉にならない嬌声が部屋中に響かせた。
「何度もシないとね?」
「やぁ……っ!だめ、今イッたばかりなのぉ……っ」
「大丈夫、まだまだ夜は長いから」
「ひゃ、ぁんっ!んんんッ」
何度も繰り返しバルフの愛に包まれて、そんなバルフにしがみつくように必死に彼の背中に腕を回すと、啄むような口付けが額を掠めて。
「愛してる、シエラ」
「ん、ばる……っ、わた、しも……っ」
ゆっくりと近付く唇が、やはり吸い付くように、そして開いた隙間を埋めるように深く深く重なるのだった。
「……っ」
促されるままに夜着のリボンをほどき、ぱさりと落とす。
簡単に露になった胸を、少し意地悪な瞳にじっと見られていると思うとなんだか堪らなく恥ずかしくて。
“見られるのなんて、初めてじゃないのに”
今までバルフとは何度もシてきたし、何度も見られていることはわかっている。
それなのに改めて自ら、と思うと何故だかやたらと恥ずかしかった。
けれど、このままじっと見られているままだというのもやはり恥ずかしくて――……
「ん」
自分で胸を持ち上げ、そっと彼の口へ差し出すように近付けた……の、だが。
“ちょっと!?舐めるんじゃないの……!?”
口元に近付けたのに動いてくれないバルフ。
ドクドクと激しく鳴る鼓動がさらに私の羞恥を煽るが、バルフはそれでもにこりと微笑んだまま。
「……ほら、どうして欲しい?」
「ど、どうして欲しいって……」
“口元に持ってこいって言ったのバルフなのにぃ!”
くすりと笑うバルフに内心文句を言うが、どうしようもなく期待してしまった私の体は、微かにかかる彼の吐息にすらもピクピクと反応してしまっていて。
「な、舐めて……っ」
「じゃあ、ほら、舐めさせて?」
「~~~ッッ」
再びれっと出された舌。
熱いほど赤くなった頬が全身を火照らせるようだったが、私は言われるがままに持ち上げた胸をそのままバルフの唇に押し付けた。
「――ひ、ゃぁんっ」
押し付けた乳首は、すぐにパクリと彼の口の中に含まれ強く吸われる。
温かい彼の口内で、舌がくりくりと私の乳首を執拗に捏ねると、ずっと待っていた刺激が私の背中を快感として走りビクリと腰を震えさせた。
「びくびくしちゃって、可愛いな」
私の腰を掴んだままバルフが横に転がると、あっさりと押し倒される形で上下が逆転してしまう。
のし掛かる状態で両胸を掴んだバルフに何度も揉まれつつ、私が差し出した胸は相変わらずバルフの口の中で――
「ふふ、そんなに舐めて欲しかったんだ?」
「も、意地悪……っ」
「そう?俺はシエラがして欲しいことをしてるつもりなんだけどなぁ」
くすくすと笑いながら、舌が強く私の乳首を弾くとやはりそれは堪らなく気持ちよくて。
「シエラって、吸われるのも好きだけと弾かれるのも好きだよね」
「ひゃあっ」
舌先でなぞりながら、反対の乳首がバルフの人差し指で軽く弾かれる。
「ほら、弾きやすいようにこんなにツンと立ってるよ」
「ちがっ、バルフが、触るから……っ」
「本当に俺のせい?それとも、――……俺のため?」
「ッ」
ずっと舐めていた乳首から口を離したバルフは、そのまますぐに反対の乳首に吸い付いてくる。
そのままれろっと舐められると、熱い舌が心地よくて。
「……ていうか、寄せたらどっちも一緒に舐めれるってエロすぎない……?」
「ば、ばかっ」
そしてその雰囲気を壊すように、しみじみと感想を言われて私は思わず文句を言った。
そんな私に、ふはっと小さく吹き出したバルフの手のひらがするりと太股を撫でて。
「……そろそろこっちも、期待してくれた?」
くちゅりと蜜壺に触れられると、まるで準備万端だとでもいうように湿った音を響かせた。
“やだ、欲求不満みたいじゃない、恥ずかしい……!”
私にわからせるようにちゅくちゅくと水音を響かせるバルフ。
私ばかりが煽られるように、なぞるように入り口を浅く触れるバルフの指がどこかもどかしくて――
「バルフ、も……」
「……凄い濡れてる」
「っ」
「……けど、流石に解さなきゃだよな」
「!」
それは私に向けてというより、自分に向けたような言葉。
熱く荒い吐息が耳にかかり、それだけでじわりと愛液が溢れる。
“バルフ、もう挿入したいんだ……”
早く私のナカに挿いりたくて仕方ないと言うように彼の息が上がる。
その吐息にすら怖いほど感じてしまい、私の方こそ堪らなくナカの欲しくて仕方なくて。
「挿れて、いい……わよ」
「……は?」
「別に初めてじゃないし、いきなりでも大丈夫よ。私だってその、早く欲しいし……」
「ダメ」
「ひゃうっ」
ちゅぷ、とバルフの指が挿れられ思わず声を上げてしまう。
そのままゆっくりとナカを擦るバルフは、少しだけ眉をひそめていて。
「や、なんでぇ……っ」
「もしシエラのナカが傷付いたらどうするの?それに、シエラにもうんと気持ちよくなって欲しいから」
「や、ぁんっ!も、十分気持ち、いい、からぁ……っ」
「まだ足りないの」
「やぁぁんっ!」
ぐちゅぐちゅと指でナカをかき混ぜるバルフ。
耳にあたる彼の吐息は余裕なんてないというように荒いのに、解す指はひたすら優しく丁寧で――……
“大事にされてるわ”
溺れそうなほどの彼からの想いを注がれて。
「バルフ、すき、すき……っ」
「んっ」
彼の首に腕を回し、奪うように口付ける。
少し驚いたのだろうか、一瞬手を止めたバルフはすぐに私の舌と自身の舌を絡めながらぷちゅりと指を引き抜いて。
「――……ひゃ、ぁあっ」
「ッ」
くち、と熱いバルフのソコがあてがわれる。
そのままゆっくり腰を進められると、くぷりと愛液を溢しながら私のナカがバルフのを締め付けた。
「ん、シエラのナカ、熱い……」
「や、バルフのも、熱いしおっきいわ……っ」
「…………そう」
ピキッ、と一瞬固まったバルフは、何故かゆっくり深呼吸したと思ったら再びゆっくり挿入を開始して。
「あ、ぁんっ」
ゆっくり奥まで挿れたと思ったら、そのままゆっくりとした抽挿を開始する。
ゆっくりとナカを擦られると、バルフの形もされていることもわかってしまって、その事実がじんと思考を痺れさせた。
「ね、どう動いて欲しい?」
「や、いっぱい、いっぱい突いて欲し……っ」
「ふふ、素直」
抽挿のスピードを徐々に上げたバルフが、私の腰を掴みぱちゅぱちゅと何度も奥を突く。
部屋に響く湿った音と、肌と肌がぶつかる音が堪らなく恥ずかしくて、そしてそれ以上に気持ちが良い。
バルフから与えられる全てが私を幸せにしているのだと実感すると、より一層私からもバルフに“与えたい”という気持ちが強くなるようで――……
「バルフ、バルフっ、おくっ、奥にいっぱい……!」
「ちょ、シエラそんなに締めたら……っ」
「欲しいの、奥にいっぱいちょーだい……っ」
「くっ」
ぐりっと子宮口の入り口を抉じ開けるように最奥を貫いたバルフから、どぴゅっと熱い熱が放たれる。
じわりと広がる熱が嬉しくて、そして何よりバルフとの子供が欲しくて。
“もし子供が出来たら、バルフは絶対いいパパになるから……”
父親を取り合って喧嘩する未来の自分を想像してくすりと笑ってしまう。
きっとこれからの未来も堪らなく幸せで、愛に満ちた時間を重ねるのだろう。
そう思うと、私の胸に温かい想いが溢れるようで――――
「…………シエラ、まだ、終わらないからね?」
「え?」
少し目元を赤くしたバルフが、何故か拗ねたように私をじっと見つめて……
「や、ひゃんっ、待って、だって今……っ」
「可愛いシエラが悪いよね?」
「ひゃ、あんっ、あぁんっ!」
バルフの出した精液と私の愛液が混ざり、より大きくなった卑猥な水音。
達したばかりの私の体をしっかり押さえ再び抽挿を開始されると、言葉にならない嬌声が部屋中に響かせた。
「何度もシないとね?」
「やぁ……っ!だめ、今イッたばかりなのぉ……っ」
「大丈夫、まだまだ夜は長いから」
「ひゃ、ぁんっ!んんんッ」
何度も繰り返しバルフの愛に包まれて、そんなバルフにしがみつくように必死に彼の背中に腕を回すと、啄むような口付けが額を掠めて。
「愛してる、シエラ」
「ん、ばる……っ、わた、しも……っ」
ゆっくりと近付く唇が、やはり吸い付くように、そして開いた隙間を埋めるように深く深く重なるのだった。
2
お気に入りに追加
966
あなたにおすすめの小説
【R18】悪女になって婚約破棄を目論みましたが、陛下にはお見通しだったようです
ほづみ
恋愛
侯爵令嬢のエレオノーラは国王アルトウィンの妃候補の一人。アルトウィンにはずっと片想い中だが、アルトウィンはどうやらもう一人の妃候補、コリンナと相思相愛らしい。それなのに、アルトウィンが妃として選んだのはエレオノーラだった。穏やかな性格のコリンナも大好きなエレオノーラは、自分に悪評を立てて婚約破棄してもらおうと行動を起こすが、そんなエレオノーラの思惑はアルトウィンには全部お見通しで……。
タイトル通り、いらぬお節介を焼こうとしたヒロインが年上の婚約者に「メッ」されるお話です。
いつも通りふわふわ設定です。
他サイトにも掲載しております。
アラサー喪女騎士ですが、護衛対象の年下王子に押し倒されました
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
今年二十八歳になったアンリエッタは、王子レインハルトの専属騎士である。レインハルトは成人を迎え、婚約者を決める時期となったのだが、なぜかアンリエッタは彼に押し倒されていた――。
※いつものごとく、がっつり濡れ場です。
※とにかく、じれもだイチャラブしている話です。特にオチはありません。
※ただひたすら、やるのかやらないのかどっちなんだい!という話です。
※表紙デザインは井笠詩さんに有償依頼したものとなります。
美貌の騎士団長は逃げ出した妻を甘い執愛で絡め取る
束原ミヤコ
恋愛
旧題:夫の邪魔になりたくないと家から逃げたら連れ戻されてひたすら愛されるようになりました
ラティス・オルゲンシュタットは、王国の七番目の姫である。
幻獣種の血が流れている幻獣人である、王国騎士団団長シアン・ウェルゼリアに、王を守った褒章として十五で嫁ぎ、三年。
シアンは隣国との戦争に出かけてしまい、嫁いでから話すこともなければ初夜もまだだった。
そんなある日、シアンの恋人という女性があらわれる。
ラティスが邪魔で、シアンは家に戻らない。シアンはずっとその女性の家にいるらしい。
そう告げられて、ラティスは家を出ることにした。
邪魔なのなら、いなくなろうと思った。
そんなラティスを追いかけ捕まえて、シアンは家に連れ戻す。
そして、二度と逃げないようにと、監禁して調教をはじめた。
無知な姫を全力で可愛がる差別種半人外の騎士団長の話。
お兄様の指輪が壊れたら、溺愛が始まりまして
みこと。
恋愛
お兄様は女王陛下からいただいた指輪を、ずっと大切にしている。
きっと苦しい片恋をなさっているお兄様。
私はただ、お兄様の家に引き取られただけの存在。血の繋がってない妹。
だから、早々に屋敷を出なくては。私がお兄様の恋路を邪魔するわけにはいかないの。私の想いは、ずっと秘めて生きていく──。
なのに、ある日、お兄様の指輪が壊れて?
全7話、ご都合主義のハピエンです! 楽しんでいただけると嬉しいです!
※「小説家になろう」様にも掲載しています。
身代わり婚~暴君と呼ばれる辺境伯に拒絶された仮初の花嫁
結城芙由奈
恋愛
【決してご迷惑はお掛けしません。どうか私をここに置いて頂けませんか?】
妾腹の娘として厄介者扱いを受けていたアリアドネは姉の身代わりとして暴君として名高い辺境伯に嫁がされる。結婚すれば幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱いていたのも束の間。望まぬ花嫁を押し付けられたとして夫となるべく辺境伯に初対面で冷たい言葉を投げつけらた。さらに城から追い出されそうになるものの、ある人物に救われて下働きとして置いてもらえる事になるのだった―。
元男爵令嬢ですが、物凄く性欲があってエッチ好きな私は現在、最愛の夫によって毎日可愛がられています
一ノ瀬 彩音
恋愛
元々は男爵家のご令嬢であった私が、幼い頃に父親に連れられて訪れた屋敷で出会ったのは当時まだ8歳だった、
現在の彼であるヴァルディール・フォルティスだった。
当時の私は彼のことを歳の離れた幼馴染のように思っていたのだけれど、
彼が10歳になった時、正式に婚約を結ぶこととなり、
それ以来、ずっと一緒に育ってきた私達はいつしか惹かれ合うようになり、
数年後には誰もが羨むほど仲睦まじい関係となっていた。
そして、やがて大人になった私と彼は結婚することになったのだが、式を挙げた日の夜、
初夜を迎えることになった私は緊張しつつも愛する人と結ばれる喜びに浸っていた。
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
サラシがちぎれた男装騎士の私、初恋の陛下に【女体化の呪い】だと勘違いされました。
ゆちば
恋愛
ビリビリッ!
「む……、胸がぁぁぁッ!!」
「陛下、声がでかいです!」
◆
フェルナン陛下に密かに想いを寄せる私こと、護衛騎士アルヴァロ。
私は女嫌いの陛下のお傍にいるため、男のフリをしていた。
だがある日、黒魔術師の呪いを防いだ際にサラシがちぎれてしまう。
たわわなたわわの存在が顕になり、絶対絶命の私に陛下がかけた言葉は……。
「【女体化の呪い】だ!」
勘違いした陛下と、今度は男→女になったと偽る私の恋の行き着く先は――?!
勢い強めの3万字ラブコメです。
全18話、5/5の昼には完結します。
他のサイトでも公開しています。
【R18】軍人彼氏の秘密〜可愛い大型犬だと思っていた恋人は、獰猛な獣でした〜
レイラ
恋愛
王城で事務員として働くユフェは、軍部の精鋭、フレッドに大変懐かれている。今日も今日とて寝癖を直してやったり、ほつれた制服を修繕してやったり。こんなにも尻尾を振って追いかけてくるなんて、絶対私の事好きだよね?絆されるようにして付き合って知る、彼の本性とは…
◆ムーンライトノベルズにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる