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レフルート
23.念には念を入れるべき
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鈍器と化した予言書を顔面に受けたレフ様は、その突然の衝撃から私の首を掴んでいた手を離す。
どさりと地面に転がった私は、無我夢中で。
「れっ、レオはっ!確かに過激だしっ!」
ゴッゴッと音をさせながらレフ様に何度も予言書を振り下ろす。
力のないただの令嬢である私の力ではきっと痛くも痒くもないだろうから、と予言書の重さと回数に頼った連続攻撃だ。
「過敏だしっ、過保護で!過干渉もあるけどっ!」
「待っ、ちょ、い、痛ッ」
「それだけ私を大切にしてくれてるからでっ!!」
「落ち着、ひ⋯っ、落ち着いてくれ⋯っ!」
「レフ様にはわからなくてもっ!私のヒーローはレオでっ!」
「ぎゃっ!」
「だから⋯⋯⋯、って、あら?」
変な声が聞こえたかしら、と気付き振り上げていた手を止め恐る恐るレフ様の様子を見ると、どうやら気絶してしまったようで。
「⋯あら、どれかの当たりどころが悪かったのね⋯」
可哀想に、なんてある意味見当違いな事を考えてしまったのは私もパニックになっていたからだと思う。
あくまでも腕力などない令嬢である私の攻撃だ、すぐに目を覚ますだろうことは簡単に想像できて。
「とりあえず私の身を守るためにも縛りたいわね⋯」
しかし当然紐など持っているはずもなく、自然豊かに作られたとはいえ庭園には蔦のようなものもなかった。
“⋯そうだわ!”
ハッとした私は、レフ様の服に手をかける。
「レオを脱がしておいて良かったわ、男性服の構造は理解したもの、抵抗のないレフ様なんて簡単に脱がせるわ!」
それこそ令嬢としてどうなのか、とは少し思ったが、先日レオの服を脱がした要領でレフ様の服を寛げる。
抵抗のない人間の服を脱がすのは容易だったが、意識のない人間がこんなに重いとは思わなかった。
苦戦しつつもなんとか脱がせた服で両手両足を固定する事には成功するが。
「まだ少し不安よね」
下着だけの姿で両手両足を拘束され地面に転がっている姿を眺めながら考える。
「このズボンは⋯そうね」
拘束に使ったのは比較的薄目だった彼のシャツと肌着だった。
脱がせたズボンは生地が分厚く私の力では上手く結べなかったからだ。
その為ズボンはただ脱がせただけになったのだが⋯
「万一拘束から抜け出してもすぐに追いかけてこれないように、このズボンはこうしておきましょう!」
レフ様も貴族。
それも現宰相の息子。
地位のある彼が下着で王宮を走るなんてことは絶対にないだろう事を想定し、私は掴んだズボンを湖に捨てた。
「これなら拘束から逃れても私の事を追えないわね!」
拘束に使った服を慌てて着たとしてもズボンがないのだ。
王宮の方へ真っ直ぐ逃げれば、か弱い令嬢の足でも逃げきれると確信しやっと安堵する。
「ん⋯?」
やりきった、と満足した頃、丁度レフ様が目を覚ましたようで。
「あら、目覚めましたの?」
「く⋯、一体何が⋯、!?ほ、本当に私に一体何が!?」
何度も予言書で殴られた頭が痛むのか顔をしかめつつ瞼を上げたレフ様が、下着姿で拘束された自分の状況を見て焦ったように聞いてくる。
「また襲われたら怖いですもの、少し拘束させていただきましたわ」
「襲われたのは私の方じゃないのか!?ぬ、脱がすなんて⋯っ!」
「貴方の体に価値などありませんからご安心を!」
「色々酷いな!」
ハッキリ断言すると驚愕で目を見開いていたレフ様の目が更に開かれる。
しかし私にはそんな事関係なんかなくて。
「まずは謝罪を要求致しますわ」
「え⋯」
被害者は自分だと言いたそうな彼をコホンと咳払いで黙らせる。
私の首には、きっとしっかりレフ様の手の痕が残っているだろう。
「⋯その、すまなかった⋯」
「何に対して?」
「セシリス嬢を傷つけたことも、アリス嬢に付きまとったことも謝罪しよう」
「先に伝えておきますと、貴方に望みはありませんよ?」
もしあったとしても、メインルートを推す私が絶対に邪魔するもの、というのは心の中に留めておく。
もしかしてまた逆上するかもしれない、と一応警戒しレフ様の様子を窺うが、不思議と彼は落ち着いていた。
「あぁ、わかっている」
「⋯では、何故?」
わかっていたのならば、何故あんなに固執していたのかと疑問に思った私は、彼の返答にショックを受けた。
「ー⋯わからない、んだ」
「は?」
「足元から黒いもやが絡み付くように、彼女に対する欲求が溢れて自分を止められなかった」
“黒いもや⋯?”
それは初めてアリスに会った時に私も感じたあの言い様のない激情の事だとしたならば。
「貴方も、そうなのね⋯」
決められた配役に振り回された1人だということなのだろう。
そう気付くと私の胸が酷く痛んだ。
「⋯大丈夫です、もう大丈夫⋯」
彼が変な動きをしたら逃げるつもりでいたはずなのに、また彼が豹変する可能性だってあるはずなのに。
私はそっと彼の腕に手を伸ばし、拘束していた服を外した。
「セシリス嬢⋯?」
「レフ様も被害者だったのですね⋯」
「ま、まぁこの状態の私を第三者が見れば間違いなく被害者でしょうが⋯」
下着姿で拘束された令息と、脱がせて拘束した令嬢。
確かにこの状況の加害者は間違いなく私ね?なんてチラッと思う。
「それでも、本当の被害者は貴女です。なんてお詫びすればいいのか⋯」
憑き物が落ちたようなレフ様の様子に少し驚く。
その姿は、私の首を掴み湖に落とそうとした人とは思えないほど後悔と反省にまみれていて。
「ー⋯許します。だから私のことも、許してくださいますか?」
きっと今の彼ならば私達は和解できる。
それは確信だった。
「あぁ、もちろん許そう。しかしセシリス嬢に対する私の行動は許されるべきでは⋯」
「いいえ」
彼の言葉を遮るように強く否定する。
「許します」
そう断言し微笑むと、唖然とした彼の黒に近い焦げ茶の瞳が優しく潤んだ。
“予言書の強制力で、きっと自分で自分を止められなかったんだわ”
そして今目の前にいる彼は、そんな強制力のしがらみから抜け出したように見えていて。
どれがキッカケになったのかはわからないが、きっとこれが『ルートからの脱却』なのだろうと何故かそう思った。
ヒロインと出会い、育み、悪役を排除してエンディングを迎える。
その一連の流れがきっと今終わったのだ。
“育んだのはヒロインとの恋ではなかったけれど⋯もうこのルートに『悪役』はいないわ”
恋物語のエンディングではない、しかし友情に似た和解のエンディングを迎えたのは確かだったから。
レフ様はもう大丈夫だと、そう私は確信した。
大丈夫だったのは、レフ様だけだったのだが。
「ーーーどういうことですかね、セリ」
「えっと、これはその⋯仕方なかったのよ」
氷点下よりも冷たい視線を浴びせられ全身が震えそうになる。
そんな私の目の前にいるのは、もちろんレオだ。
「突然ズボンを持ってこいと言われたと思ったら下着姿のレフ様がいた時の僕の気持ちがわかりますか」
「あの⋯これには事情が⋯」
「しかもセリが脱がせたとか、今この場でこの男を斬らなかった僕を全世界が称賛してますよ」
「そ、そうね⋯ホントに凄いわ、偉い偉い~⋯ごほん、⋯ごめんなさい」
和解した私達は、今までの確執などまるでなかったかのように落ち着いていて。
レフ様とは今後いい関係が築けそうとすら思ったのだが⋯問題が1つ。
彼のズボンが無かったのだ。
“私が湖に捨てたから⋯!”
流石に下着で帰らせる訳にはいかなかったので、王宮にいるレオにズボンを借りに行ったのが間違いだったのだろう。
「そして、今に至るー⋯」
「セリ?」
「なんでもありません!」
私の首の痕を見たレオは怒りで体を震えさせ、痕を残した張本人が下着姿だったことで更に神経を逆撫でし、挙げ句に私達が和解していた事も彼の逆鱗に触れたらしく。
それでも私の為に必死に怒りを押し込めたレオは、投げつけるように彼にズボンを渡してくれた。
「本当はこのズボンでお前の首を絞めてやりたいよ⋯」
「そ、そうしないレオは偉いわ、格好いいわ~!」
苦し紛れの煽てでもそれなりに効果があるらしく、ため息を吐いたレオは「次にセリに何かしたら絶対消すから」と言い切って私の手を握り庭園を後にした。
しかし私には自分の未来がわかっていた。
もちろん予言書を持っているから、ではない。
幾度と無く迎えたこのパターンで学んだのだ。
“絶ッッッ対、この後お仕置きでえっちな事をされるわ⋯!?”
それでも握られた手を離せないのは、やはりレオが好きだからなのだろう。
“私、いつからこんなにレオを好きになったのかしら?”
顔合わせをした時は好きになるまいとすら思っていたハズなのに。
気付けば絆されていた⋯?
しかしその考えに違和感を覚える。
“わからない⋯けど、ずっと昔からレオを求めていたような気すらするのよねぇ⋯”
まるで欠けたピースを埋めるようなその疑問は、予想通り彼の宿舎に着いたことで掻き消された。
「さ、セリ、どうぞ?」
「あは、あはは⋯やっぱりこうなるのね⋯」
どさりと地面に転がった私は、無我夢中で。
「れっ、レオはっ!確かに過激だしっ!」
ゴッゴッと音をさせながらレフ様に何度も予言書を振り下ろす。
力のないただの令嬢である私の力ではきっと痛くも痒くもないだろうから、と予言書の重さと回数に頼った連続攻撃だ。
「過敏だしっ、過保護で!過干渉もあるけどっ!」
「待っ、ちょ、い、痛ッ」
「それだけ私を大切にしてくれてるからでっ!!」
「落ち着、ひ⋯っ、落ち着いてくれ⋯っ!」
「レフ様にはわからなくてもっ!私のヒーローはレオでっ!」
「ぎゃっ!」
「だから⋯⋯⋯、って、あら?」
変な声が聞こえたかしら、と気付き振り上げていた手を止め恐る恐るレフ様の様子を見ると、どうやら気絶してしまったようで。
「⋯あら、どれかの当たりどころが悪かったのね⋯」
可哀想に、なんてある意味見当違いな事を考えてしまったのは私もパニックになっていたからだと思う。
あくまでも腕力などない令嬢である私の攻撃だ、すぐに目を覚ますだろうことは簡単に想像できて。
「とりあえず私の身を守るためにも縛りたいわね⋯」
しかし当然紐など持っているはずもなく、自然豊かに作られたとはいえ庭園には蔦のようなものもなかった。
“⋯そうだわ!”
ハッとした私は、レフ様の服に手をかける。
「レオを脱がしておいて良かったわ、男性服の構造は理解したもの、抵抗のないレフ様なんて簡単に脱がせるわ!」
それこそ令嬢としてどうなのか、とは少し思ったが、先日レオの服を脱がした要領でレフ様の服を寛げる。
抵抗のない人間の服を脱がすのは容易だったが、意識のない人間がこんなに重いとは思わなかった。
苦戦しつつもなんとか脱がせた服で両手両足を固定する事には成功するが。
「まだ少し不安よね」
下着だけの姿で両手両足を拘束され地面に転がっている姿を眺めながら考える。
「このズボンは⋯そうね」
拘束に使ったのは比較的薄目だった彼のシャツと肌着だった。
脱がせたズボンは生地が分厚く私の力では上手く結べなかったからだ。
その為ズボンはただ脱がせただけになったのだが⋯
「万一拘束から抜け出してもすぐに追いかけてこれないように、このズボンはこうしておきましょう!」
レフ様も貴族。
それも現宰相の息子。
地位のある彼が下着で王宮を走るなんてことは絶対にないだろう事を想定し、私は掴んだズボンを湖に捨てた。
「これなら拘束から逃れても私の事を追えないわね!」
拘束に使った服を慌てて着たとしてもズボンがないのだ。
王宮の方へ真っ直ぐ逃げれば、か弱い令嬢の足でも逃げきれると確信しやっと安堵する。
「ん⋯?」
やりきった、と満足した頃、丁度レフ様が目を覚ましたようで。
「あら、目覚めましたの?」
「く⋯、一体何が⋯、!?ほ、本当に私に一体何が!?」
何度も予言書で殴られた頭が痛むのか顔をしかめつつ瞼を上げたレフ様が、下着姿で拘束された自分の状況を見て焦ったように聞いてくる。
「また襲われたら怖いですもの、少し拘束させていただきましたわ」
「襲われたのは私の方じゃないのか!?ぬ、脱がすなんて⋯っ!」
「貴方の体に価値などありませんからご安心を!」
「色々酷いな!」
ハッキリ断言すると驚愕で目を見開いていたレフ様の目が更に開かれる。
しかし私にはそんな事関係なんかなくて。
「まずは謝罪を要求致しますわ」
「え⋯」
被害者は自分だと言いたそうな彼をコホンと咳払いで黙らせる。
私の首には、きっとしっかりレフ様の手の痕が残っているだろう。
「⋯その、すまなかった⋯」
「何に対して?」
「セシリス嬢を傷つけたことも、アリス嬢に付きまとったことも謝罪しよう」
「先に伝えておきますと、貴方に望みはありませんよ?」
もしあったとしても、メインルートを推す私が絶対に邪魔するもの、というのは心の中に留めておく。
もしかしてまた逆上するかもしれない、と一応警戒しレフ様の様子を窺うが、不思議と彼は落ち着いていた。
「あぁ、わかっている」
「⋯では、何故?」
わかっていたのならば、何故あんなに固執していたのかと疑問に思った私は、彼の返答にショックを受けた。
「ー⋯わからない、んだ」
「は?」
「足元から黒いもやが絡み付くように、彼女に対する欲求が溢れて自分を止められなかった」
“黒いもや⋯?”
それは初めてアリスに会った時に私も感じたあの言い様のない激情の事だとしたならば。
「貴方も、そうなのね⋯」
決められた配役に振り回された1人だということなのだろう。
そう気付くと私の胸が酷く痛んだ。
「⋯大丈夫です、もう大丈夫⋯」
彼が変な動きをしたら逃げるつもりでいたはずなのに、また彼が豹変する可能性だってあるはずなのに。
私はそっと彼の腕に手を伸ばし、拘束していた服を外した。
「セシリス嬢⋯?」
「レフ様も被害者だったのですね⋯」
「ま、まぁこの状態の私を第三者が見れば間違いなく被害者でしょうが⋯」
下着姿で拘束された令息と、脱がせて拘束した令嬢。
確かにこの状況の加害者は間違いなく私ね?なんてチラッと思う。
「それでも、本当の被害者は貴女です。なんてお詫びすればいいのか⋯」
憑き物が落ちたようなレフ様の様子に少し驚く。
その姿は、私の首を掴み湖に落とそうとした人とは思えないほど後悔と反省にまみれていて。
「ー⋯許します。だから私のことも、許してくださいますか?」
きっと今の彼ならば私達は和解できる。
それは確信だった。
「あぁ、もちろん許そう。しかしセシリス嬢に対する私の行動は許されるべきでは⋯」
「いいえ」
彼の言葉を遮るように強く否定する。
「許します」
そう断言し微笑むと、唖然とした彼の黒に近い焦げ茶の瞳が優しく潤んだ。
“予言書の強制力で、きっと自分で自分を止められなかったんだわ”
そして今目の前にいる彼は、そんな強制力のしがらみから抜け出したように見えていて。
どれがキッカケになったのかはわからないが、きっとこれが『ルートからの脱却』なのだろうと何故かそう思った。
ヒロインと出会い、育み、悪役を排除してエンディングを迎える。
その一連の流れがきっと今終わったのだ。
“育んだのはヒロインとの恋ではなかったけれど⋯もうこのルートに『悪役』はいないわ”
恋物語のエンディングではない、しかし友情に似た和解のエンディングを迎えたのは確かだったから。
レフ様はもう大丈夫だと、そう私は確信した。
大丈夫だったのは、レフ様だけだったのだが。
「ーーーどういうことですかね、セリ」
「えっと、これはその⋯仕方なかったのよ」
氷点下よりも冷たい視線を浴びせられ全身が震えそうになる。
そんな私の目の前にいるのは、もちろんレオだ。
「突然ズボンを持ってこいと言われたと思ったら下着姿のレフ様がいた時の僕の気持ちがわかりますか」
「あの⋯これには事情が⋯」
「しかもセリが脱がせたとか、今この場でこの男を斬らなかった僕を全世界が称賛してますよ」
「そ、そうね⋯ホントに凄いわ、偉い偉い~⋯ごほん、⋯ごめんなさい」
和解した私達は、今までの確執などまるでなかったかのように落ち着いていて。
レフ様とは今後いい関係が築けそうとすら思ったのだが⋯問題が1つ。
彼のズボンが無かったのだ。
“私が湖に捨てたから⋯!”
流石に下着で帰らせる訳にはいかなかったので、王宮にいるレオにズボンを借りに行ったのが間違いだったのだろう。
「そして、今に至るー⋯」
「セリ?」
「なんでもありません!」
私の首の痕を見たレオは怒りで体を震えさせ、痕を残した張本人が下着姿だったことで更に神経を逆撫でし、挙げ句に私達が和解していた事も彼の逆鱗に触れたらしく。
それでも私の為に必死に怒りを押し込めたレオは、投げつけるように彼にズボンを渡してくれた。
「本当はこのズボンでお前の首を絞めてやりたいよ⋯」
「そ、そうしないレオは偉いわ、格好いいわ~!」
苦し紛れの煽てでもそれなりに効果があるらしく、ため息を吐いたレオは「次にセリに何かしたら絶対消すから」と言い切って私の手を握り庭園を後にした。
しかし私には自分の未来がわかっていた。
もちろん予言書を持っているから、ではない。
幾度と無く迎えたこのパターンで学んだのだ。
“絶ッッッ対、この後お仕置きでえっちな事をされるわ⋯!?”
それでも握られた手を離せないのは、やはりレオが好きだからなのだろう。
“私、いつからこんなにレオを好きになったのかしら?”
顔合わせをした時は好きになるまいとすら思っていたハズなのに。
気付けば絆されていた⋯?
しかしその考えに違和感を覚える。
“わからない⋯けど、ずっと昔からレオを求めていたような気すらするのよねぇ⋯”
まるで欠けたピースを埋めるようなその疑問は、予想通り彼の宿舎に着いたことで掻き消された。
「さ、セリ、どうぞ?」
「あは、あはは⋯やっぱりこうなるのね⋯」
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