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14.これは戯言だから
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“任せてください! なんて言ったけれど”
そもそも口付けとは何なのか、と思わず首を傾げてしまう。
いや、理解はしている。
唇を重ねるのだ。
そして相手の舌と自分の舌を絡めるということも知っている。
時に唾液を交換し、歯列を舐めて相手の唇を食む。
呼吸は鼻でするということだって知っている、けれど。
“手はどこに置いたらいいの? 息を吸うタイミングは? どれくらいの時間唇を重ねておくのかしら”
書物ではそういった細かい描写はされていないし、ノースィルで覗き見ていた時はどうしても死角が出来て細部はわからなかった。
けれど私からの教えを待ち、大人しくベッドに腰掛けている公爵様が目の前にいる以上、やっぱりよくわかりませんとは絶対に言えない訳で。
「くっ、い、いきます!」
「あぁ、いつでも来い!」
勢いよくそう宣言すると、割りと勢いよく返事が返ってくる。
相変わらずムードなんてものはないが、私もそんなもの作れていないのでそのことには目を瞑った。
ベッドに腰掛ける公爵様の膝に座るように向い合せで私もベッドへと足を乗せる。
スプリングが軋み、ギシリと響いた音がやたらと大きく聞こえた。
「で、では、失礼します」
ドキドキと早くなる鼓動。指先まで熱を持っているような気がするのは何故だろうか。
“大丈夫、ただ重ねるだけでいいんだから”
そっと彼の首に腕を回し、場所を外さないようにと祈りながら顔を近付ける。
そしてすぐにふに、とした柔らかいものが自身の唇に触れた。
“達成したわ!”
「どうですか!? これが口付けってやつですよ!」
パッと彼から顔を離しながら意気揚々とそう告げた私の後頭部に、そっと大きな手のひらが触れる。
一瞬撫でるように動いたと思ったら、そのままグイッと引き寄せられた。
「んっ」
離れたはずの唇が再び重なり、私から呼吸を塞ぐ。
息苦しさと突然の出来事に驚いて口を開くと、ぬるりとした熱いものが口内へと入ってきた。
“これって舌!?”
蠢く彼の舌に、どう応えればいいかわからずはふはふと口呼吸を繰り返していると、今度は私の唇をなぞるように彼の舌が這う。
「ん、公爵、さ、ま……っ」
「練習中は名前で呼んでくれるんじゃなかったのか?」
「ルミ……ん、んんっ」
名前を呼んでと言うくせに口に出来ないほど荒々しく口付けられる。
本当に初めてなのかと疑いたくなるくらい自然に彼の舌が私の舌へと絡められ、くちゅくちゅという淫靡な音が漏れ聞こえゾクリとした。
熱い舌に翻弄され、思考が痺れて働かない。
呼吸すらも支配されているような錯覚に陥り、そしてそれが私の奥を疼かせ下腹部に熱を孕む。
“苦しいのに気持ちいい”
どうりで夜以外でも口付けるはずだと納得する。
暫しの時間夢中になっていると、そっと彼の唇が離れ、それを名残惜しく感じるように互いの唇を繋ぐ透明の橋が伝っていた。
はぁ、と熱っぽい吐息を漏らしルミール様が私の肩へと顔を埋めつつぎゅっと抱きしめる。
そんな彼の髪を撫でるながら私も抱きしめ返した私は、彼の頭に自身の顔を摺り寄せ預けた。
「……これが、口付けか。恐ろしいな」
「そうで――えっ、恐ろしい?」
告げられた言葉に驚き聞き返すと、相変わらず私の肩に顔を埋めながらルミール様が再び口を開いた。
「あっという間に夢中になった。サシャの柔らかさに頭が沸騰しそうだ」
「ッ」
「軽く唇を重ねるのだと聞いていたのに、もっと深くまで犯したくてたまらなくなった」
“それってルミール様が私に欲情したってことなの?”
もっと深く、他の誰でもない私と口付けたいと思ってくれたのだと思うと泣きそうなくらいの感動を覚える。
「すまない、怖くは、なかったか?」
申し訳なさそうに眉尻を下げてそんなことを聞かれ、きゅうっと胸が苦しくなった。
不安そうな彼を見てゆっくりと首を左右に振る。
「怖くなんてありません。その、むしろ嬉しい、です」
求められることも、それが貴方だということも。
「ルミール様、練習、しましょう?」
そう告げてそっと瞼を閉じると、再び私たちの唇が重なる。
私の背中に回していた彼の手が前に回り込み、噛みつくように口付けられながらゆっくりと胸が揉まれた。
着替えた質の悪い服は公爵家で着ていたものよりごわごわとしていて、布地が厚い。
そのせいか胸を逆に刺激し、私のもどかしさを誘った。
“早く脱がせて欲しい”
だってここはそういうことをする場所だから。
仕事だなんてころっと忘れ、彼との口付けに夢中になりながら自分で衣服のボタンを外すと、開かれた合わせの部分からすかさずルミール様が手を差し込んだ。
「あ、んっ」
肌を滑る彼の手のひらに小さな嬌声を溢れさせると、くすりと彼から笑みが零れる。
「自分で脱ぐなんてサシャはいやらしいんだな」
「や、そんなこと」
「ほら、舌を出して? もっと口付けたい」
「んぁ、っ」
言われるがまま舌を出すと、彼の舌の先端がくちゅりと触れる。
そのまま舌先が扱くように動かされたと思ったら唇も重なり、そして体重をかけられるままぐらりと体勢が崩れたと思ったらベッドへと組み敷かれていた。
はぁはぁと荒い呼吸をしながら見上げると、逆光になったルミール様と目が合う。
薄暗くて彼の表情があまりわからないはずなのに、彼の瞳に確かな劣情が揺れていることに気付いた私の下腹部がズクンと熱を孕んだ。
“この表情も、この時間も。今だけは私のものなんだ”
彼の閨係として買われただけだとわかっているけれど、それでもこの瞬間は彼を独り占め出来るということが嬉しくて堪らない。
「ルミール、様」
「サシャ」
「あ、ひゃんっ」
自らボタンを外した服を彼の骨ばった長い指がはだけさせ、簡易の胸当てを引きずり下ろされるとふるりと胸がまろび出た。
そのままやわやわと感触を確かめるように揉まれると、思わず息を詰める。
「嫌がることはしない」
“嫌なことなんて”
そんな私にそう囁いたルミール様の人差し指が胸の先端を掠めると、私は小さく嬌声をあげた。
「ひゃんっ!」
「サシャはこうされるのが好きだな」
私の反応をどこか楽しそうに眺めながら、あっさりと勃ってしまった乳首を彼の指先がピンッと弾くと、体がビクッと反応し私は背を思い切り仰け反らせた。
「や、つよ……っ」
「これは嫌じゃないだろう?」
「んんっ、やぁあっ」
クリクリと執拗に敏感になった乳首を弄りながらそんなことを囁かれる。
甘く掠れたその声が私の鼓膜を刺激し、ゾクゾクとした快感が体に走った。
“私が教える立場のはずなのに”
だが彼はたった二回の実践と私の書いた指南書だけでこんなにも私を翻弄してしまうのだ。
私が感じやすいのかとも思ったし、彼の覚えがいいのかもしれないとも思ったけれど。
“きっと、相手が彼だから”
彼の家に対する真摯な想いに触れ、彼の責任感に心を動かされた。
必死になる彼は可愛くて、だが同時に気遣う彼の優しさに頼もしさも感じてしまう。
娼婦だからと不安に思っていたことも、そんなこと思う必要はないのだと彼が教えてくれた。
庶民の私と同じ目線までしゃがみ、一緒に楽しもうとしてくれるその気持ちだって泣きそうなくらい嬉しかったのだ。
“あぁ、私――”
彼はただのお客様だってわかっているのに、どうしようもなく惹かれていることを自覚する。
一方的に与えられる快感に視界を滲ませながら彼の顔を見上げると、黒曜石のような瞳がふわりと細められた。
「可愛い、な」
「え?」
「あ、いや……その、正直店前に並んでいる商品の何が可愛いのかはわからなかったんだが。だが、サシャのことは可愛いと思う」
「!」
“このタイミングでそのセリフはずるいと思うわ”
これが円満な初夜を迎えるためのただのリップサービスだったとしても。
それでも、今だけは私へと向けられた私のためだけの言葉だから。
“だから今だけは、私の言葉も閨の戯言だと思って貰えますように”
「……私、ルミール様が大好きです」
私も私の言葉で、そう返したのだった。
そもそも口付けとは何なのか、と思わず首を傾げてしまう。
いや、理解はしている。
唇を重ねるのだ。
そして相手の舌と自分の舌を絡めるということも知っている。
時に唾液を交換し、歯列を舐めて相手の唇を食む。
呼吸は鼻でするということだって知っている、けれど。
“手はどこに置いたらいいの? 息を吸うタイミングは? どれくらいの時間唇を重ねておくのかしら”
書物ではそういった細かい描写はされていないし、ノースィルで覗き見ていた時はどうしても死角が出来て細部はわからなかった。
けれど私からの教えを待ち、大人しくベッドに腰掛けている公爵様が目の前にいる以上、やっぱりよくわかりませんとは絶対に言えない訳で。
「くっ、い、いきます!」
「あぁ、いつでも来い!」
勢いよくそう宣言すると、割りと勢いよく返事が返ってくる。
相変わらずムードなんてものはないが、私もそんなもの作れていないのでそのことには目を瞑った。
ベッドに腰掛ける公爵様の膝に座るように向い合せで私もベッドへと足を乗せる。
スプリングが軋み、ギシリと響いた音がやたらと大きく聞こえた。
「で、では、失礼します」
ドキドキと早くなる鼓動。指先まで熱を持っているような気がするのは何故だろうか。
“大丈夫、ただ重ねるだけでいいんだから”
そっと彼の首に腕を回し、場所を外さないようにと祈りながら顔を近付ける。
そしてすぐにふに、とした柔らかいものが自身の唇に触れた。
“達成したわ!”
「どうですか!? これが口付けってやつですよ!」
パッと彼から顔を離しながら意気揚々とそう告げた私の後頭部に、そっと大きな手のひらが触れる。
一瞬撫でるように動いたと思ったら、そのままグイッと引き寄せられた。
「んっ」
離れたはずの唇が再び重なり、私から呼吸を塞ぐ。
息苦しさと突然の出来事に驚いて口を開くと、ぬるりとした熱いものが口内へと入ってきた。
“これって舌!?”
蠢く彼の舌に、どう応えればいいかわからずはふはふと口呼吸を繰り返していると、今度は私の唇をなぞるように彼の舌が這う。
「ん、公爵、さ、ま……っ」
「練習中は名前で呼んでくれるんじゃなかったのか?」
「ルミ……ん、んんっ」
名前を呼んでと言うくせに口に出来ないほど荒々しく口付けられる。
本当に初めてなのかと疑いたくなるくらい自然に彼の舌が私の舌へと絡められ、くちゅくちゅという淫靡な音が漏れ聞こえゾクリとした。
熱い舌に翻弄され、思考が痺れて働かない。
呼吸すらも支配されているような錯覚に陥り、そしてそれが私の奥を疼かせ下腹部に熱を孕む。
“苦しいのに気持ちいい”
どうりで夜以外でも口付けるはずだと納得する。
暫しの時間夢中になっていると、そっと彼の唇が離れ、それを名残惜しく感じるように互いの唇を繋ぐ透明の橋が伝っていた。
はぁ、と熱っぽい吐息を漏らしルミール様が私の肩へと顔を埋めつつぎゅっと抱きしめる。
そんな彼の髪を撫でるながら私も抱きしめ返した私は、彼の頭に自身の顔を摺り寄せ預けた。
「……これが、口付けか。恐ろしいな」
「そうで――えっ、恐ろしい?」
告げられた言葉に驚き聞き返すと、相変わらず私の肩に顔を埋めながらルミール様が再び口を開いた。
「あっという間に夢中になった。サシャの柔らかさに頭が沸騰しそうだ」
「ッ」
「軽く唇を重ねるのだと聞いていたのに、もっと深くまで犯したくてたまらなくなった」
“それってルミール様が私に欲情したってことなの?”
もっと深く、他の誰でもない私と口付けたいと思ってくれたのだと思うと泣きそうなくらいの感動を覚える。
「すまない、怖くは、なかったか?」
申し訳なさそうに眉尻を下げてそんなことを聞かれ、きゅうっと胸が苦しくなった。
不安そうな彼を見てゆっくりと首を左右に振る。
「怖くなんてありません。その、むしろ嬉しい、です」
求められることも、それが貴方だということも。
「ルミール様、練習、しましょう?」
そう告げてそっと瞼を閉じると、再び私たちの唇が重なる。
私の背中に回していた彼の手が前に回り込み、噛みつくように口付けられながらゆっくりと胸が揉まれた。
着替えた質の悪い服は公爵家で着ていたものよりごわごわとしていて、布地が厚い。
そのせいか胸を逆に刺激し、私のもどかしさを誘った。
“早く脱がせて欲しい”
だってここはそういうことをする場所だから。
仕事だなんてころっと忘れ、彼との口付けに夢中になりながら自分で衣服のボタンを外すと、開かれた合わせの部分からすかさずルミール様が手を差し込んだ。
「あ、んっ」
肌を滑る彼の手のひらに小さな嬌声を溢れさせると、くすりと彼から笑みが零れる。
「自分で脱ぐなんてサシャはいやらしいんだな」
「や、そんなこと」
「ほら、舌を出して? もっと口付けたい」
「んぁ、っ」
言われるがまま舌を出すと、彼の舌の先端がくちゅりと触れる。
そのまま舌先が扱くように動かされたと思ったら唇も重なり、そして体重をかけられるままぐらりと体勢が崩れたと思ったらベッドへと組み敷かれていた。
はぁはぁと荒い呼吸をしながら見上げると、逆光になったルミール様と目が合う。
薄暗くて彼の表情があまりわからないはずなのに、彼の瞳に確かな劣情が揺れていることに気付いた私の下腹部がズクンと熱を孕んだ。
“この表情も、この時間も。今だけは私のものなんだ”
彼の閨係として買われただけだとわかっているけれど、それでもこの瞬間は彼を独り占め出来るということが嬉しくて堪らない。
「ルミール、様」
「サシャ」
「あ、ひゃんっ」
自らボタンを外した服を彼の骨ばった長い指がはだけさせ、簡易の胸当てを引きずり下ろされるとふるりと胸がまろび出た。
そのままやわやわと感触を確かめるように揉まれると、思わず息を詰める。
「嫌がることはしない」
“嫌なことなんて”
そんな私にそう囁いたルミール様の人差し指が胸の先端を掠めると、私は小さく嬌声をあげた。
「ひゃんっ!」
「サシャはこうされるのが好きだな」
私の反応をどこか楽しそうに眺めながら、あっさりと勃ってしまった乳首を彼の指先がピンッと弾くと、体がビクッと反応し私は背を思い切り仰け反らせた。
「や、つよ……っ」
「これは嫌じゃないだろう?」
「んんっ、やぁあっ」
クリクリと執拗に敏感になった乳首を弄りながらそんなことを囁かれる。
甘く掠れたその声が私の鼓膜を刺激し、ゾクゾクとした快感が体に走った。
“私が教える立場のはずなのに”
だが彼はたった二回の実践と私の書いた指南書だけでこんなにも私を翻弄してしまうのだ。
私が感じやすいのかとも思ったし、彼の覚えがいいのかもしれないとも思ったけれど。
“きっと、相手が彼だから”
彼の家に対する真摯な想いに触れ、彼の責任感に心を動かされた。
必死になる彼は可愛くて、だが同時に気遣う彼の優しさに頼もしさも感じてしまう。
娼婦だからと不安に思っていたことも、そんなこと思う必要はないのだと彼が教えてくれた。
庶民の私と同じ目線までしゃがみ、一緒に楽しもうとしてくれるその気持ちだって泣きそうなくらい嬉しかったのだ。
“あぁ、私――”
彼はただのお客様だってわかっているのに、どうしようもなく惹かれていることを自覚する。
一方的に与えられる快感に視界を滲ませながら彼の顔を見上げると、黒曜石のような瞳がふわりと細められた。
「可愛い、な」
「え?」
「あ、いや……その、正直店前に並んでいる商品の何が可愛いのかはわからなかったんだが。だが、サシャのことは可愛いと思う」
「!」
“このタイミングでそのセリフはずるいと思うわ”
これが円満な初夜を迎えるためのただのリップサービスだったとしても。
それでも、今だけは私へと向けられた私のためだけの言葉だから。
“だから今だけは、私の言葉も閨の戯言だと思って貰えますように”
「……私、ルミール様が大好きです」
私も私の言葉で、そう返したのだった。
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