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最終章・えぇっ、本気だったんですか!?
25.僕が全部してあげる
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「私は、肉壁じゃ、ないの?」
「僕はそんなこと言ってない」
「じゃあ、私は」
本当に許されるのだろうか。
何にも出来ない私が、何でも出来る彼を望んでも。
「私も」
「ルチア?」
ぽろぽろと涙を流す彼の頬を両手で包む。
カラフルに潤むその瞳が、彼を形作るその全てが、こんな状況で泣いてくれる、そんな彼が愛おしくて堪らない。
「……愛してる」
「!」
「ジルのこと、愛しているわ」
“ずっと言いたかったこの言葉を告げる日がくるなんて”
私が愛の言葉を口にすると、彼の瞳が見開きまん丸になる。
その表情がいつもよりも幼く、そんな表情も可愛いと思った。
「私を本物の婚約者に、してくれる?」
「僕にとって最初から君以外に本物の婚約者なんていないんだけどね」
くしゃりと破顔させて笑うその顔が見れるこの距離が、誰よりも近く触れられるこの距離が。
どうして特別じゃないなんて思えていたのだろう。
手を伸ばせば届くのに、頑なに伸ばそうとしなかった自分を後悔しながら私は少し体を起こしてジルへと口付けた。
「んっ」
僅かに唇を重ねてすぐに離れると、離れた私の唇を追いかけるようにジルがすぐに口付けてくる。
食むように唇を甘噛みし、開いた隙間へと舌を滑り込ませたジルが私の舌を絡め取った。
「好きだルチア、僕の愛しい宝物」
くちゅくちゅと小さな音を立てながら何度も舌が私の舌を扱くように口内で蠢く。
私の全てを奪うように激しく口内が蹂躙されると、その心地よさに互いの熱い吐息が混ざり合った。
“気持ちいい”
必死に舌を伸ばすと、私の舌を唇で挟み固定したジルが強く吸う。
唾液が混ざり合い溶けてしまいそうな錯覚に陥る。
いや、もういっそ溶けて同じになってしまいたい。
「ずっと昔から僕には君だけ、これからも変わらない」
「ん、私も。私もジルだけ」
ぎゅっと彼を抱き締めると、彼も私を抱き締める力を強くする。
彼から与えられるこの強さも、熱も、そして想いも嬉しくて私の胸の奥から温かい気持ちが溢れた。
「大好き、ジル、だいす――ひゃんっ!」
口付けの合間に愛の言葉を囁きながらぎゅうぎゅうと抱き締めていると、彼の服で私の乳首が擦れて甲高い嬌声が漏れる。
“あ、ダメ、また体が”
体の奥で疼く熱が再び燃え上がりビクリと腰が跳ねる。
“……ダメ、なのかしら?”
そしてそんな疑問が私の中に芽生えた。
だって私たちは両想いで、そして本物の婚約者同士なのだ。
「ジル、体が……熱いの……」
「ッ」
上目遣いでそう言うと、ジルがごくりと唾を呑む。
今ならばもういいのではないだろうか。
指では届かない私のナカを、ジルのモノで奥まで突いて、擦って貰えるのではないだろうか。
そんな願いを込めて私が口を開く。
「ジルのこれで、最後までシて……?」
そっと手を伸ばし服の上からでもわかるほど張り詰めたソコを撫でるとビクンと彼が大きく反応する。
“私でこうなってくれてる”
それが嬉しく、そして薬の影響なのかどんどん思考が染まり彼のモノのことしか考えられない。
「奥まで埋めて? 最後までシて?」
卑猥なおねだりを口にする度に体が熱くなり息が上がる。
疼いて疼いて仕方ない私をジルが暫く見つめ、そしていきなり両乳首をきゅっとつねられた。
「ひゃあッ」
いきなりのその刺激に私の視界がチカチカと瞬く。
「……ダメ、今は、しない」
「!? なんでぇ……」
今度こそ、と思ったのにまた却下されたことでへにゃりと顔を歪めた私は、ほぼ無意識に自身の下半身を彼のモノに擦り付けるように腰を動かしながら懇願する。
けれどどうしてもジルが首を縦に振ってはくれない。
「わたし、婚約者なのに、ジルのお嫁さんになるのにぃ」
「――ッ、かわっ、……いや、ダメなものはダメ」
だがさっき拒絶された時とは違い、頬を上気させながら堪えるように言われたからか、悲しい気持ちにはならなかった。
ただ残念なだけで。
“どうしてダメなの?”
そんな疑問を彼も察したのだろう。
熱い吐息を漏らすようにため息を吐いたジルが、そっと私の頬を撫でる。
「ルチアのはじめてを、薬の影響で奪いたくないんだ。……ずっと好きだったから、衝動に任せるんじゃなく、互いの意思でちゃんとやりたい」
「ちゃんと?」
「だから」
だから、と口にするジルが私の耳元に唇を近付ける。
彼の吐息が私をくすぐり、それだけで下腹部が今にも弾けそうなほど更に熱を孕んだ。
「だ、から?」
「薬が抜けたら、僕の部屋に来て」
「――ッ!」
囁かれたその言葉に体が反応し、快感が一気に弾ける。
ビクビクと体を震わせた私を見てくすりと笑ったジルが、そのまま私の耳にくちゅりと舌を入れた。
「言葉だけで達したんだ。可愛い……、想像した?」
「ッ、あ、ぁあ……っ」
「薬なんか関係なく、ルチアの意思で僕の部屋に来るんだよ。そうしたらここに僕のを埋めてあげるからね」
「ぁ、はぁ……ん」
お臍の下をジルの手のひらがなぞり、軽く押す。
そこまで届くことを想像させるようなその刺激に、イッたばかりの敏感な体がまた熱くなった。
「ルチアのナカを擦って、ぐちゃぐちゃに混ざり合おうね」
「あっ、あん」
「指だけでもこんなに音を溢れさせてるんだ、どれだけの音が響いちゃうのかな」
「やぁあ……」
ぬぷ、と指がナカに挿入られ、ゆっくりと膣壁が擦られる。
ぢゅぷぢゅぷと卑猥な水音が部屋に響き、耳からも快感を貪った。
“ジルので擦られたらどうなっちゃうの”
想像させるような言葉を囁きながらナカが強く擦られると、もう何度目かわからない絶頂へと誘われる。
「見て? 僕の手がルチアの愛液でびちゃびちゃだよ」
くすくすと弧を描く唇でそんなことを言ったジルが、私ので濡れた指を掲げ、見せつけるように舐めあげる。
「や、だめ、そんなこと……」
「どうして? あぁ、直接舐めて欲しかったのかな」
「ちがっ、――あぁッ」
そのまま蜜壺へと舌を挿れ、浅いところを刺激された。
くちゅりと音を立てながら指も挿入し、浅いところと深いところを同時に刺激されたと思ったら、蜜壺のすぐ上にある愛芽にちゅっとジルが口付け――
“……ぁ”
ハッとした時にはもう遅く、カリッと歯が立てられる。
「ひ、ぁぁああっ!」
刺激が足先から頭まで一気に巡り、穿つように体がしなった。
ビクビクと痙攣しながら足の指がシーツを掴み、とめどなく押し寄せる快感の波になんとか耐える。
だがそんな私を嘲笑うかのようにぢゅるりと愛芽を吸ったジルが、彼の舌でグリグリと押し潰し強く弾いた。
「あ、あぁんっ、あぁあ!」
訳がわからず視界に星が舞い、ぷしっと何かが吹き出す感覚に愕然とする。
「凄いな、潮が噴けるなんて」
「あ、は……っ、んん……、やだ、私……漏らし……?」
「大丈夫、漏らしたんじゃないよ。それに安心して、ルチアの頭のてっぺんから足先まで僕がちゃんと綺麗にしてあげるからね」
にこりと微笑む彼の笑顔にゾクリとする。
“それって、まさか”
まるでまだまだこれからだと言うようなその笑顔を見て、やっと私はもう自ら毒味をするなんてことは止めようと心に誓ったのだった。
「僕はそんなこと言ってない」
「じゃあ、私は」
本当に許されるのだろうか。
何にも出来ない私が、何でも出来る彼を望んでも。
「私も」
「ルチア?」
ぽろぽろと涙を流す彼の頬を両手で包む。
カラフルに潤むその瞳が、彼を形作るその全てが、こんな状況で泣いてくれる、そんな彼が愛おしくて堪らない。
「……愛してる」
「!」
「ジルのこと、愛しているわ」
“ずっと言いたかったこの言葉を告げる日がくるなんて”
私が愛の言葉を口にすると、彼の瞳が見開きまん丸になる。
その表情がいつもよりも幼く、そんな表情も可愛いと思った。
「私を本物の婚約者に、してくれる?」
「僕にとって最初から君以外に本物の婚約者なんていないんだけどね」
くしゃりと破顔させて笑うその顔が見れるこの距離が、誰よりも近く触れられるこの距離が。
どうして特別じゃないなんて思えていたのだろう。
手を伸ばせば届くのに、頑なに伸ばそうとしなかった自分を後悔しながら私は少し体を起こしてジルへと口付けた。
「んっ」
僅かに唇を重ねてすぐに離れると、離れた私の唇を追いかけるようにジルがすぐに口付けてくる。
食むように唇を甘噛みし、開いた隙間へと舌を滑り込ませたジルが私の舌を絡め取った。
「好きだルチア、僕の愛しい宝物」
くちゅくちゅと小さな音を立てながら何度も舌が私の舌を扱くように口内で蠢く。
私の全てを奪うように激しく口内が蹂躙されると、その心地よさに互いの熱い吐息が混ざり合った。
“気持ちいい”
必死に舌を伸ばすと、私の舌を唇で挟み固定したジルが強く吸う。
唾液が混ざり合い溶けてしまいそうな錯覚に陥る。
いや、もういっそ溶けて同じになってしまいたい。
「ずっと昔から僕には君だけ、これからも変わらない」
「ん、私も。私もジルだけ」
ぎゅっと彼を抱き締めると、彼も私を抱き締める力を強くする。
彼から与えられるこの強さも、熱も、そして想いも嬉しくて私の胸の奥から温かい気持ちが溢れた。
「大好き、ジル、だいす――ひゃんっ!」
口付けの合間に愛の言葉を囁きながらぎゅうぎゅうと抱き締めていると、彼の服で私の乳首が擦れて甲高い嬌声が漏れる。
“あ、ダメ、また体が”
体の奥で疼く熱が再び燃え上がりビクリと腰が跳ねる。
“……ダメ、なのかしら?”
そしてそんな疑問が私の中に芽生えた。
だって私たちは両想いで、そして本物の婚約者同士なのだ。
「ジル、体が……熱いの……」
「ッ」
上目遣いでそう言うと、ジルがごくりと唾を呑む。
今ならばもういいのではないだろうか。
指では届かない私のナカを、ジルのモノで奥まで突いて、擦って貰えるのではないだろうか。
そんな願いを込めて私が口を開く。
「ジルのこれで、最後までシて……?」
そっと手を伸ばし服の上からでもわかるほど張り詰めたソコを撫でるとビクンと彼が大きく反応する。
“私でこうなってくれてる”
それが嬉しく、そして薬の影響なのかどんどん思考が染まり彼のモノのことしか考えられない。
「奥まで埋めて? 最後までシて?」
卑猥なおねだりを口にする度に体が熱くなり息が上がる。
疼いて疼いて仕方ない私をジルが暫く見つめ、そしていきなり両乳首をきゅっとつねられた。
「ひゃあッ」
いきなりのその刺激に私の視界がチカチカと瞬く。
「……ダメ、今は、しない」
「!? なんでぇ……」
今度こそ、と思ったのにまた却下されたことでへにゃりと顔を歪めた私は、ほぼ無意識に自身の下半身を彼のモノに擦り付けるように腰を動かしながら懇願する。
けれどどうしてもジルが首を縦に振ってはくれない。
「わたし、婚約者なのに、ジルのお嫁さんになるのにぃ」
「――ッ、かわっ、……いや、ダメなものはダメ」
だがさっき拒絶された時とは違い、頬を上気させながら堪えるように言われたからか、悲しい気持ちにはならなかった。
ただ残念なだけで。
“どうしてダメなの?”
そんな疑問を彼も察したのだろう。
熱い吐息を漏らすようにため息を吐いたジルが、そっと私の頬を撫でる。
「ルチアのはじめてを、薬の影響で奪いたくないんだ。……ずっと好きだったから、衝動に任せるんじゃなく、互いの意思でちゃんとやりたい」
「ちゃんと?」
「だから」
だから、と口にするジルが私の耳元に唇を近付ける。
彼の吐息が私をくすぐり、それだけで下腹部が今にも弾けそうなほど更に熱を孕んだ。
「だ、から?」
「薬が抜けたら、僕の部屋に来て」
「――ッ!」
囁かれたその言葉に体が反応し、快感が一気に弾ける。
ビクビクと体を震わせた私を見てくすりと笑ったジルが、そのまま私の耳にくちゅりと舌を入れた。
「言葉だけで達したんだ。可愛い……、想像した?」
「ッ、あ、ぁあ……っ」
「薬なんか関係なく、ルチアの意思で僕の部屋に来るんだよ。そうしたらここに僕のを埋めてあげるからね」
「ぁ、はぁ……ん」
お臍の下をジルの手のひらがなぞり、軽く押す。
そこまで届くことを想像させるようなその刺激に、イッたばかりの敏感な体がまた熱くなった。
「ルチアのナカを擦って、ぐちゃぐちゃに混ざり合おうね」
「あっ、あん」
「指だけでもこんなに音を溢れさせてるんだ、どれだけの音が響いちゃうのかな」
「やぁあ……」
ぬぷ、と指がナカに挿入られ、ゆっくりと膣壁が擦られる。
ぢゅぷぢゅぷと卑猥な水音が部屋に響き、耳からも快感を貪った。
“ジルので擦られたらどうなっちゃうの”
想像させるような言葉を囁きながらナカが強く擦られると、もう何度目かわからない絶頂へと誘われる。
「見て? 僕の手がルチアの愛液でびちゃびちゃだよ」
くすくすと弧を描く唇でそんなことを言ったジルが、私ので濡れた指を掲げ、見せつけるように舐めあげる。
「や、だめ、そんなこと……」
「どうして? あぁ、直接舐めて欲しかったのかな」
「ちがっ、――あぁッ」
そのまま蜜壺へと舌を挿れ、浅いところを刺激された。
くちゅりと音を立てながら指も挿入し、浅いところと深いところを同時に刺激されたと思ったら、蜜壺のすぐ上にある愛芽にちゅっとジルが口付け――
“……ぁ”
ハッとした時にはもう遅く、カリッと歯が立てられる。
「ひ、ぁぁああっ!」
刺激が足先から頭まで一気に巡り、穿つように体がしなった。
ビクビクと痙攣しながら足の指がシーツを掴み、とめどなく押し寄せる快感の波になんとか耐える。
だがそんな私を嘲笑うかのようにぢゅるりと愛芽を吸ったジルが、彼の舌でグリグリと押し潰し強く弾いた。
「あ、あぁんっ、あぁあ!」
訳がわからず視界に星が舞い、ぷしっと何かが吹き出す感覚に愕然とする。
「凄いな、潮が噴けるなんて」
「あ、は……っ、んん……、やだ、私……漏らし……?」
「大丈夫、漏らしたんじゃないよ。それに安心して、ルチアの頭のてっぺんから足先まで僕がちゃんと綺麗にしてあげるからね」
にこりと微笑む彼の笑顔にゾクリとする。
“それって、まさか”
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