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第一章・落ちこぼ令嬢、肉壁婚約者になる
5.これは本番のための予行練習
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「返事がないということは、了承と受け取るね」
「はへ……、んぐっ」
反応が遅れたせいで余りにも間抜けな声が私の口から漏れる。
そしてそんな間抜けな口を塞ぐように、殿下の唇が重ねられた。
“ほ、本当に私、今殿下と……”
混乱と動揺で体が硬直する。
あり得ない出来事だが、硬直し閉じ損ねてしまった私の瞳がこれ以上ないほどの至近距離で殿下の瞳と目が合い続けていて真実だと実感した。
「――って! こういう時って瞳は閉じるものなんじゃないんですかっ!?」
「面白いくらい見られてたから、つい……じゃなくて、あぁっ! なんてことだ。つまり僕は失敗してしまったってことだね?」
「へっ!?」
動揺のまま殿下を押し返すと、彼がショックを受けたように顔を覆って俯いてしまう。
その姿に私の心がチクチクと傷んだ。
「だけど初めてだったんだ。仕方ないと思わないかな?」
「し、仕方ないと思います!」
「方法は知っているんだ」
「なるほど」
私も、いつかの為に手練手管の技術は学べとお母様から渡されたロマンス小説を途中まで読んだので、口付けは目を瞑るものだと言うことは知っている。
それにその小説のお陰で男女が休憩室へ消えてナニをするのかというのも、知識ではある。
なんかこう、いちゃいちゃするのだ。
どういういちゃいちゃなのかは男性が女性のドレスをズラし胸を露出させた段階で鼻血を噴いたのでわからないが。
そういえば鼻血を噴いた私を見た日から、色んな理由をつけて影教育をしてくれなくなったっけ。
そんなお母様からの最後の教えはひとつだけ。『とりあえず殿下に任せときなさい』だった。
「つまり、本番で失敗しないよう練習すべきだと思わないか?」
「はい、殿下にお任せします!」
「えっ、いいの?」
“確かに完璧な殿下が失敗なんてしてしまったら大変だもの”
それに殿下はあくまでも練習と言っていた。
つまりは真似事、いつか破棄する関係だとしてもそれくらいなら許されるだろう。
どうせ暫くこの場所で時間を潰さなくてはならないのだ、むしろすることが出来て効率的だ。
「練習、なんですよね?」
「うん、練習だ。だがもちろん実践はルチアにしか絶対しないと約束する」
“そうよね、片っ端から実践練習なんて積まれたら勘違いする令嬢だっているものね”
――私みたいに、という思いには気付かないフリをした私が殿下の言葉に頷くと、彼の手のひらがそっと頬に添えられる。
思ったよりも手のひらが熱くて思わず肩がピクリと跳ねるとまるでその反応に呼応したように殿下も動きを止めるが、今度こそ失敗しないようにと思いながらそっと瞳を閉じた。
私が目を閉じたことで同意を確認したのか、更に彼の顔が近付く気配を感じ心臓が痛いくらいに暴れる。
そしてすぐ私の唇に、再び彼の柔らかい唇が押し付けられた。
「っ」
触れては離れ、そしてまたすぐ重ねられる唇。
“最高の角度を確かめているのかしら?”
それとも押し付ける強さを確認しているのだろうか。
何度もふにふにとした感触が与えられると、なんだか体が熱く、そして息苦しくなってしまう。
“というか、本当に苦しい……!”
「んっ、ぷは……、んぁっ」
まさかこんなに何度も連続で重ねられると思わなかった私が酸素を求めて思わず口を開くと、その動きに反応してすかさず殿下の舌が口内へと侵入した。
「鼻で息をするんだよ」
「!」
流石、方法は知っていると断言するだけはある。
殿下のアドバイス通り必死に鼻で呼吸すると、一応酸素不足は解消したのだが、口付けは止まらない。
私の歯列をなぞるように殿下の舌が動き、口内を蹂躙された。
「あ、待っ、こんな口付け、知らな……っ」
「だったら僕が教えてあげる。ね、舌を出して?」
「舌?」
私の言葉に口付けを止めてくれた殿下。
その彼の言う通りに舌をチロリと出すと、同じく舌を出した殿下と目が合った。
そして舌の先端が殿下の舌と触れる。
“こんな、これも口付け、なの……!?”
唇を重ねることが口付けだと思っていたのに、まさかこのような派生があったとは。
その事実に驚きながらも、舌だけを器用に絡ませあっていると、突然私の舌が殿下の唇に食まれた。
「ぁっ」
彼の口内に包まれ舌が扱かれるように動かされる。
まるで殿下の口の中に自ら舌を突っ込んだかのような罪悪感と、触れ合わない唇がもどかしくてもっと深く触れたいという欲求。
その相反する気持ちに惑わされるように気付けば私は殿下の服を強く握り締めていた。
「……そんなにされると皺になっちゃうな」
「ご、ごめんなさいっ!」
指摘されて一気に血の気が引いた私だったが、そんな私を慰めるように額に口付けがひとつ落とされる。
そしてバサリとウエストコートを脱ぎ、邪魔だからとクラバットも外した。
“ひえっ、何でクラバットまで!?”
「ほら、これで好きなだけ掴んでいいよ」
「え、でも」
「ほら、ルチア触って?」
「触……っ、!」
薄いシャツ越しに触れる殿下の心音が響き、私と同じくらい殿下もドキドキとしているのだと知る。
緊張しているのが私だけではないということが嬉しかった。
“本当にいいのかな”
練習って、どこまで許されるのだろう。
小説のふたりは口付けながら相手の胸元を露出させていた。
「殿下、あの」
ずっと触れ合っていたのに離れてしまった唇が物悲しくて、ねだるように彼を見上げる。
彼のまるでオパールのようなカラフルに輝くその瞳が妖しく揺らぎ、そして再び口付けをくれた。
“私は序盤しか読めなかったけど”
小説の続きはどんなことをしていたのだろうか。
最後まではダメだとしても、序盤ならば許されるのではないだろうか?
――だってこれは、本番のための練習なのだから。
思わずこくりと喉が鳴る。
どこか熱に浮かされたように、彼の体に触れていた手をそっと滑らせ上からボタンを外すと、一瞬ピクッと反応した殿下の口付けが重なるような優しいものから噛み付くような激しいものへと変化する。
でも、そのどちらの口付けも私を堪らなくさせた。
“好きです、殿下。私だけを見てくれるのが今だけなのだとしても”
「ルチア……っ」
「ん、で、んかっ」
「ルチア、名前で呼んで、ジルって」
「あ、んっ、ジル、ジルっ」
ちゅくちゅくと音をたてながら口内の奥までジルの舌が入り、その舌を求めるように自身の舌を動かすと絡めとるように扱かれる。
与えられる深い交わりに夢中になっていると、ジルの手のひらが私の胸を下から持ち上げるように触れた。
「ひぁ……っ!?」
「ん、ルチアのおっぱい、柔らかいね?」
「やっ、なっ」
「? 先に触れてきたのはルチアでしょ?」
「!!!」
“確かにそうだった!”
自分がしておいて、自分にはするなという言い分は通らない。
「それにこれは練習だよ」
「れ、練習」
「本番で失敗しないための予行練習だ」
「予行練習……!」
胸を露出させた後どうするのかはわからない。
だが母はあの時確かに殿下に任せておけと言っていた。
“流石王家の影だわ、ここまで予測済みだったのね!”
「わかりました、ジルにお任せいたします」
「えっ、いいの?」
「はいっ、どうぞ好きなだけ露出させてください!」
「ろしゅ、……ん、んんッ、わかった、じゃあふたりで本番失敗しないよういっぱい練習しよう」
大きく咳払いしたジルの頬がじわりと赤く染まる。
“そ、そうよね? 普段見せない肌を見られるのって恥ずかしいもの”
そう気付いた私は、おすおずと片手を上げる。
「あの、何でしたら先ほどのクラバットで目隠ししてもいいですよ?」
「目隠し!?」
「見られるのが恥ずかしいなら、私の視界を塞いでいただいても構わないです」
「そのプレイはそのプレイで魅力的だな……」
私の提案を聞いたジルが悩むように片手を顎に当てて考え込んだが、すぐに軽く顔を左右に振った。
「目隠しは次の機会にしよう、やっぱり最初はルチアの顔をしっかり見たいし」
そしてうんうんと満足気に頷きながら、私の肩を軽く後ろに押した。
「きゃっ」
あっさりとバランスを崩した私がそのままソファに仰向けで倒れ込むと、ジルも私を組み敷くようにソファへと上がる。
「じゃあ、露出させるね?」
「は、はい……っ」
もしかして凄く大胆なことを言ってしまったのではないかと今更になって気が付くが、あくまでもこれは練習なのだから。
私の喉がごくりと大きく上下したのだった。
「はへ……、んぐっ」
反応が遅れたせいで余りにも間抜けな声が私の口から漏れる。
そしてそんな間抜けな口を塞ぐように、殿下の唇が重ねられた。
“ほ、本当に私、今殿下と……”
混乱と動揺で体が硬直する。
あり得ない出来事だが、硬直し閉じ損ねてしまった私の瞳がこれ以上ないほどの至近距離で殿下の瞳と目が合い続けていて真実だと実感した。
「――って! こういう時って瞳は閉じるものなんじゃないんですかっ!?」
「面白いくらい見られてたから、つい……じゃなくて、あぁっ! なんてことだ。つまり僕は失敗してしまったってことだね?」
「へっ!?」
動揺のまま殿下を押し返すと、彼がショックを受けたように顔を覆って俯いてしまう。
その姿に私の心がチクチクと傷んだ。
「だけど初めてだったんだ。仕方ないと思わないかな?」
「し、仕方ないと思います!」
「方法は知っているんだ」
「なるほど」
私も、いつかの為に手練手管の技術は学べとお母様から渡されたロマンス小説を途中まで読んだので、口付けは目を瞑るものだと言うことは知っている。
それにその小説のお陰で男女が休憩室へ消えてナニをするのかというのも、知識ではある。
なんかこう、いちゃいちゃするのだ。
どういういちゃいちゃなのかは男性が女性のドレスをズラし胸を露出させた段階で鼻血を噴いたのでわからないが。
そういえば鼻血を噴いた私を見た日から、色んな理由をつけて影教育をしてくれなくなったっけ。
そんなお母様からの最後の教えはひとつだけ。『とりあえず殿下に任せときなさい』だった。
「つまり、本番で失敗しないよう練習すべきだと思わないか?」
「はい、殿下にお任せします!」
「えっ、いいの?」
“確かに完璧な殿下が失敗なんてしてしまったら大変だもの”
それに殿下はあくまでも練習と言っていた。
つまりは真似事、いつか破棄する関係だとしてもそれくらいなら許されるだろう。
どうせ暫くこの場所で時間を潰さなくてはならないのだ、むしろすることが出来て効率的だ。
「練習、なんですよね?」
「うん、練習だ。だがもちろん実践はルチアにしか絶対しないと約束する」
“そうよね、片っ端から実践練習なんて積まれたら勘違いする令嬢だっているものね”
――私みたいに、という思いには気付かないフリをした私が殿下の言葉に頷くと、彼の手のひらがそっと頬に添えられる。
思ったよりも手のひらが熱くて思わず肩がピクリと跳ねるとまるでその反応に呼応したように殿下も動きを止めるが、今度こそ失敗しないようにと思いながらそっと瞳を閉じた。
私が目を閉じたことで同意を確認したのか、更に彼の顔が近付く気配を感じ心臓が痛いくらいに暴れる。
そしてすぐ私の唇に、再び彼の柔らかい唇が押し付けられた。
「っ」
触れては離れ、そしてまたすぐ重ねられる唇。
“最高の角度を確かめているのかしら?”
それとも押し付ける強さを確認しているのだろうか。
何度もふにふにとした感触が与えられると、なんだか体が熱く、そして息苦しくなってしまう。
“というか、本当に苦しい……!”
「んっ、ぷは……、んぁっ」
まさかこんなに何度も連続で重ねられると思わなかった私が酸素を求めて思わず口を開くと、その動きに反応してすかさず殿下の舌が口内へと侵入した。
「鼻で息をするんだよ」
「!」
流石、方法は知っていると断言するだけはある。
殿下のアドバイス通り必死に鼻で呼吸すると、一応酸素不足は解消したのだが、口付けは止まらない。
私の歯列をなぞるように殿下の舌が動き、口内を蹂躙された。
「あ、待っ、こんな口付け、知らな……っ」
「だったら僕が教えてあげる。ね、舌を出して?」
「舌?」
私の言葉に口付けを止めてくれた殿下。
その彼の言う通りに舌をチロリと出すと、同じく舌を出した殿下と目が合った。
そして舌の先端が殿下の舌と触れる。
“こんな、これも口付け、なの……!?”
唇を重ねることが口付けだと思っていたのに、まさかこのような派生があったとは。
その事実に驚きながらも、舌だけを器用に絡ませあっていると、突然私の舌が殿下の唇に食まれた。
「ぁっ」
彼の口内に包まれ舌が扱かれるように動かされる。
まるで殿下の口の中に自ら舌を突っ込んだかのような罪悪感と、触れ合わない唇がもどかしくてもっと深く触れたいという欲求。
その相反する気持ちに惑わされるように気付けば私は殿下の服を強く握り締めていた。
「……そんなにされると皺になっちゃうな」
「ご、ごめんなさいっ!」
指摘されて一気に血の気が引いた私だったが、そんな私を慰めるように額に口付けがひとつ落とされる。
そしてバサリとウエストコートを脱ぎ、邪魔だからとクラバットも外した。
“ひえっ、何でクラバットまで!?”
「ほら、これで好きなだけ掴んでいいよ」
「え、でも」
「ほら、ルチア触って?」
「触……っ、!」
薄いシャツ越しに触れる殿下の心音が響き、私と同じくらい殿下もドキドキとしているのだと知る。
緊張しているのが私だけではないということが嬉しかった。
“本当にいいのかな”
練習って、どこまで許されるのだろう。
小説のふたりは口付けながら相手の胸元を露出させていた。
「殿下、あの」
ずっと触れ合っていたのに離れてしまった唇が物悲しくて、ねだるように彼を見上げる。
彼のまるでオパールのようなカラフルに輝くその瞳が妖しく揺らぎ、そして再び口付けをくれた。
“私は序盤しか読めなかったけど”
小説の続きはどんなことをしていたのだろうか。
最後まではダメだとしても、序盤ならば許されるのではないだろうか?
――だってこれは、本番のための練習なのだから。
思わずこくりと喉が鳴る。
どこか熱に浮かされたように、彼の体に触れていた手をそっと滑らせ上からボタンを外すと、一瞬ピクッと反応した殿下の口付けが重なるような優しいものから噛み付くような激しいものへと変化する。
でも、そのどちらの口付けも私を堪らなくさせた。
“好きです、殿下。私だけを見てくれるのが今だけなのだとしても”
「ルチア……っ」
「ん、で、んかっ」
「ルチア、名前で呼んで、ジルって」
「あ、んっ、ジル、ジルっ」
ちゅくちゅくと音をたてながら口内の奥までジルの舌が入り、その舌を求めるように自身の舌を動かすと絡めとるように扱かれる。
与えられる深い交わりに夢中になっていると、ジルの手のひらが私の胸を下から持ち上げるように触れた。
「ひぁ……っ!?」
「ん、ルチアのおっぱい、柔らかいね?」
「やっ、なっ」
「? 先に触れてきたのはルチアでしょ?」
「!!!」
“確かにそうだった!”
自分がしておいて、自分にはするなという言い分は通らない。
「それにこれは練習だよ」
「れ、練習」
「本番で失敗しないための予行練習だ」
「予行練習……!」
胸を露出させた後どうするのかはわからない。
だが母はあの時確かに殿下に任せておけと言っていた。
“流石王家の影だわ、ここまで予測済みだったのね!”
「わかりました、ジルにお任せいたします」
「えっ、いいの?」
「はいっ、どうぞ好きなだけ露出させてください!」
「ろしゅ、……ん、んんッ、わかった、じゃあふたりで本番失敗しないよういっぱい練習しよう」
大きく咳払いしたジルの頬がじわりと赤く染まる。
“そ、そうよね? 普段見せない肌を見られるのって恥ずかしいもの”
そう気付いた私は、おすおずと片手を上げる。
「あの、何でしたら先ほどのクラバットで目隠ししてもいいですよ?」
「目隠し!?」
「見られるのが恥ずかしいなら、私の視界を塞いでいただいても構わないです」
「そのプレイはそのプレイで魅力的だな……」
私の提案を聞いたジルが悩むように片手を顎に当てて考え込んだが、すぐに軽く顔を左右に振った。
「目隠しは次の機会にしよう、やっぱり最初はルチアの顔をしっかり見たいし」
そしてうんうんと満足気に頷きながら、私の肩を軽く後ろに押した。
「きゃっ」
あっさりとバランスを崩した私がそのままソファに仰向けで倒れ込むと、ジルも私を組み敷くようにソファへと上がる。
「じゃあ、露出させるね?」
「は、はい……っ」
もしかして凄く大胆なことを言ってしまったのではないかと今更になって気が付くが、あくまでもこれは練習なのだから。
私の喉がごくりと大きく上下したのだった。
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