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本編
最終話:たとえ私が攻略対象だったとしても
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「!」
私のその返事を聞き目を見開いたリドル様を見て、自分が何を口走ったのか気付いた私の額にじわりと汗が滲む。
“今絶対恥ずかしいことを言った……!”
これではまるで自分から孕ませてくれとねだっているようではないだろうか。
いや、もちろん私たちはもうすぐ結婚するし、彼との子ならば喜んで生む意思がある。
貴族として、そしてゆくゆく侯爵家を継ぐ者としても跡継ぎは必須だということはわかっているけれど。
“私から、今、この瞬間に言うのはなにかが違うのよ!”
あぁあ、と思わず頭を抱えたくなった私が彼の視線から逃げるように目を瞑ると、小さく彼が笑った気配がした。
「あ、ひゃっ」
それと同時に胸の先端を強く吸われる。
すっかり尖っていた乳首をそのまま舌先でころころと転がされ、甘噛みするように歯をたてられるとじんっと快感で痺れた。
「や、それだめ、気持ちい……あ、あぁん!」
ぐりっと先端を潰すように彼の舌が動き、反対の乳首をきゅっと指が強く摘まむ。
「リドルさまっ、あ、伸びちゃ……っ」
摘まんだまま引っ張られると乳房ごと形が変わり、彼が手を離すと同時にぶるんと反動で揺れ戻ると、今度は手で弄んでいた方の胸を舐められた。
ちゅぱりと音が響き乳首から唇が離れるが、今度は私に舐めているところを見せるように舌先を尖らせて乳首を弾く。
「ほんとだ、どれだけ刺激を与えながら吸っても何も出ないね」
「でっ、ですからそうだと……!」
カァッと顔に熱が集まる。
そんな私の頬に軽く口付けたリドル様が、啄むように唇を食んだ。
「大体さっきからなんで胸ばかりっ」
「独り占めできる間にいっぱい吸っとかなきゃと思って」
「……へ?」
“それって”
彼の未来にも、当たり前に家族が増えた私たちを想像してくれているのだと気付き胸の奥に温かい感情が溢れる。
「でも、俺のお姫様は他のところもお望みのようだから」
「え、あ、――ひんっ」
「まだ胸だけだったのに、もうこんなに濡らしてたんだ? ロレッタってばえっちだね?」
彼の手がそっと太股に触れ、そのまま肌を滑るように動き蜜壺へと指が到達すると、私にも聞こえるほど卑猥な音を響かせる。
にちゅ、と指先が挿れられるとくぷりとナカから愛液が溢れ滴った。
ちゅくちゅくと音を立てながら彼の指が浅いところを往復し、内壁を擦る。
「っ、は、あぁ……!」
私の口からも声にならない声が溢れどんどん呼吸が荒くなり、それと同時に彼の指が増やされたことに気が付いた。
「ナカがうねって絡みついてきてるよ」
「ふ、うぅ……んっ」
時々息を詰めながら与えられる快感に身を捩る。
抽挿の速度があがる度に出る嬌声が堪えられない。
ナカでばらばらに動く指の刺激を、こみ上げる快感を少しでも逃がしたくて自然と背を反らせると、ぢゅっと乳首を強く吸われた。
「ひゃぁあ! だめ、同時は……っ」
ビクンと体が跳ねたタイミングで指が抜かれ、ふっと息を吐くと、すぐに今度は指よりもずっと熱く質量があるモノが蜜壺にあてがわれる。
――ぬち、と音がし、ぬぷぷとゆっくりナカを抉りながら彼のモノが挿入された。
「あ、はぁ……あっ、あぁっ」
これ以上ないくらい全身が熱いのに、それ以上に彼のソレが熱く触れた部分から溶けてしまうような錯覚に酔う。
“何度もシたはずなのに……!”
これがイベントとは関係ない、想い合う相手との愛を重ねる行為なのだろうか。
「ん、ロレッタのナカ、きゅうきゅうと締め付けて……っ」
「あ、あんっ、あぁ、ッ!」
ゆっくり奥まで挿入したリドル様は、私が落ち着くのを待ったあとズズッと抜けてしまうギリギリまで腰を引き、ぱちゅんと奥まで貫いた。
ぱちゅぱちゅと私の愛液が彼の抽挿で泡立てられながら音を響かせ、ぱんぱんと肌がぶつかり合う音に耳からも感じてしまう。
「あ、はげし……、んんっ」
私の腰を掴み何度も体を揺すられると、電流が走ったように快感が駆け巡った。
「りどるさま、りどる、さまぁっ」
「可愛い、俺のロレッタ、俺だけの……!」
ぎゅうっと強く抱きしめられた私も彼の背中に腕を回し抱きしめた。
どちらともなく唇が重ねられる。
ちゅくりと彼の舌が口内を蹂躙し、絡められた舌を強く吸われる。
歯列をなぞるように舐められ、きっと私は彼に触れられていないところなどもうないのだろうとそう感じた。
“全てを、貴方に――”
彼からの愛撫に身を委ね、嬌声をあげる。
そんな私の声ごと奪うように彼の唇で塞がれると、表しようのない幸福感に包まれた。
「っ、ロレッタ、そろそろ……」
「ん、ナカで、あ、んんっ、リドル、さまぁっ」
ばちゅんと深くまで貫いた彼のモノが、最奥をグリッと抉るように動き、降りて来ていた子宮口の入り口をこじ開ける。
ビュクリと彼のモノがナカで震え、熱がじわりと広がるのを感じたのだった。
◇◇◇
「まぁ、流石にまだ結婚前だしね」
何度も使った魔法薬で膣内を洗浄し避妊する。
こんなに簡単に、後付けで避妊できるのは確かに便利で助かる場面だって多いのだろうが、今だけは少し寂しく感じた。
“私は別に構わないのに”
「俺が構うんです」
「ひゃっ!? 私声に出してました?」
「いや、なんかそういうこと考えてるのかなって顔してた」
心の声を読まれ驚きつつ、ちょっとだけ彼の言葉を不満に思う。
“さっきは子供のことだって考えてくれてるみたいなこと言ってたのに”
どうやらその思いも私の表情から察したリドル様がプッと思い切り吹き出した。
「なっ!」
「あはは、あー、ごめん。可愛くてつい」
声を出して笑うリドル様はレアでそんなところも愛おしいが、だがそれとこれとは話が別だ。
むぅっと思わず頬を膨らませると、その膨らんだ頬を潰すように彼の手が摘まむ。
「まず新婚旅行とかしたくない?」
「へ?」
「まず二人でいろんなところや美しい景色を見て、美味しいものを食べてさ。で、子供が大きくなったらまた行く」
にこりと笑いながら未来を話すリドル様がなんだかとても楽しそうで。
「で、ここで昔はこんなものを食べたんだよって思い出話をしながらもう一度思い出の場所を巡ったりさ」
そしてそんな未来が当たり前にあるように話され、私の頬も釣られて緩んだ。
「まぁ、もちろん一番の理由は最初に言った通りまだ結婚前だからなんだけどね」
「あと、旅行に行けるだけの休みをリドル様が取れるかという問題もありますね」
「それは王子に頑張ってもらおう」
あはは、と笑い合い、再びぼすんとベッドに寝転がる。
彼の胸にすり寄るように体を寄せると、私を腕枕したままぎゅうっと抱きしめてくれた。
温もりに包まれ目を瞑る。
微睡みの中、私が自身を『攻略対象』だと認識した日のことを思い出していた。
気付いた時は絶望しかなかった。
前世の兄からもっとゲームの話を聞いておけばよかったとも思ったし後悔したこともある。
それでも自分を見失わず最後まで頑張ってこれたのは彼がいたからだ。
“私とは違いリドル様は完全に巻き込まれただけ”
自分勝手で理不尽なこのご都合主義のゲームの世界で、唯一の幸せを手に入れられた私はなんて幸福なんだろう。
“兄やんが大好きだったゲームなのに、こんなゲームの攻略対象とかお断りって恨んでごめん”
今ならこのゲームも、そして自分たちで掴み取ったバッドエンドの世界も愛せると心から思うから。
たとえこの世界が18禁ギャルゲー世界で私が攻略対象だったとしても、何度でも描かれていない貴方を攻略してみせるのだと、そっと心の中で誓ったのだった。
私のその返事を聞き目を見開いたリドル様を見て、自分が何を口走ったのか気付いた私の額にじわりと汗が滲む。
“今絶対恥ずかしいことを言った……!”
これではまるで自分から孕ませてくれとねだっているようではないだろうか。
いや、もちろん私たちはもうすぐ結婚するし、彼との子ならば喜んで生む意思がある。
貴族として、そしてゆくゆく侯爵家を継ぐ者としても跡継ぎは必須だということはわかっているけれど。
“私から、今、この瞬間に言うのはなにかが違うのよ!”
あぁあ、と思わず頭を抱えたくなった私が彼の視線から逃げるように目を瞑ると、小さく彼が笑った気配がした。
「あ、ひゃっ」
それと同時に胸の先端を強く吸われる。
すっかり尖っていた乳首をそのまま舌先でころころと転がされ、甘噛みするように歯をたてられるとじんっと快感で痺れた。
「や、それだめ、気持ちい……あ、あぁん!」
ぐりっと先端を潰すように彼の舌が動き、反対の乳首をきゅっと指が強く摘まむ。
「リドルさまっ、あ、伸びちゃ……っ」
摘まんだまま引っ張られると乳房ごと形が変わり、彼が手を離すと同時にぶるんと反動で揺れ戻ると、今度は手で弄んでいた方の胸を舐められた。
ちゅぱりと音が響き乳首から唇が離れるが、今度は私に舐めているところを見せるように舌先を尖らせて乳首を弾く。
「ほんとだ、どれだけ刺激を与えながら吸っても何も出ないね」
「でっ、ですからそうだと……!」
カァッと顔に熱が集まる。
そんな私の頬に軽く口付けたリドル様が、啄むように唇を食んだ。
「大体さっきからなんで胸ばかりっ」
「独り占めできる間にいっぱい吸っとかなきゃと思って」
「……へ?」
“それって”
彼の未来にも、当たり前に家族が増えた私たちを想像してくれているのだと気付き胸の奥に温かい感情が溢れる。
「でも、俺のお姫様は他のところもお望みのようだから」
「え、あ、――ひんっ」
「まだ胸だけだったのに、もうこんなに濡らしてたんだ? ロレッタってばえっちだね?」
彼の手がそっと太股に触れ、そのまま肌を滑るように動き蜜壺へと指が到達すると、私にも聞こえるほど卑猥な音を響かせる。
にちゅ、と指先が挿れられるとくぷりとナカから愛液が溢れ滴った。
ちゅくちゅくと音を立てながら彼の指が浅いところを往復し、内壁を擦る。
「っ、は、あぁ……!」
私の口からも声にならない声が溢れどんどん呼吸が荒くなり、それと同時に彼の指が増やされたことに気が付いた。
「ナカがうねって絡みついてきてるよ」
「ふ、うぅ……んっ」
時々息を詰めながら与えられる快感に身を捩る。
抽挿の速度があがる度に出る嬌声が堪えられない。
ナカでばらばらに動く指の刺激を、こみ上げる快感を少しでも逃がしたくて自然と背を反らせると、ぢゅっと乳首を強く吸われた。
「ひゃぁあ! だめ、同時は……っ」
ビクンと体が跳ねたタイミングで指が抜かれ、ふっと息を吐くと、すぐに今度は指よりもずっと熱く質量があるモノが蜜壺にあてがわれる。
――ぬち、と音がし、ぬぷぷとゆっくりナカを抉りながら彼のモノが挿入された。
「あ、はぁ……あっ、あぁっ」
これ以上ないくらい全身が熱いのに、それ以上に彼のソレが熱く触れた部分から溶けてしまうような錯覚に酔う。
“何度もシたはずなのに……!”
これがイベントとは関係ない、想い合う相手との愛を重ねる行為なのだろうか。
「ん、ロレッタのナカ、きゅうきゅうと締め付けて……っ」
「あ、あんっ、あぁ、ッ!」
ゆっくり奥まで挿入したリドル様は、私が落ち着くのを待ったあとズズッと抜けてしまうギリギリまで腰を引き、ぱちゅんと奥まで貫いた。
ぱちゅぱちゅと私の愛液が彼の抽挿で泡立てられながら音を響かせ、ぱんぱんと肌がぶつかり合う音に耳からも感じてしまう。
「あ、はげし……、んんっ」
私の腰を掴み何度も体を揺すられると、電流が走ったように快感が駆け巡った。
「りどるさま、りどる、さまぁっ」
「可愛い、俺のロレッタ、俺だけの……!」
ぎゅうっと強く抱きしめられた私も彼の背中に腕を回し抱きしめた。
どちらともなく唇が重ねられる。
ちゅくりと彼の舌が口内を蹂躙し、絡められた舌を強く吸われる。
歯列をなぞるように舐められ、きっと私は彼に触れられていないところなどもうないのだろうとそう感じた。
“全てを、貴方に――”
彼からの愛撫に身を委ね、嬌声をあげる。
そんな私の声ごと奪うように彼の唇で塞がれると、表しようのない幸福感に包まれた。
「っ、ロレッタ、そろそろ……」
「ん、ナカで、あ、んんっ、リドル、さまぁっ」
ばちゅんと深くまで貫いた彼のモノが、最奥をグリッと抉るように動き、降りて来ていた子宮口の入り口をこじ開ける。
ビュクリと彼のモノがナカで震え、熱がじわりと広がるのを感じたのだった。
◇◇◇
「まぁ、流石にまだ結婚前だしね」
何度も使った魔法薬で膣内を洗浄し避妊する。
こんなに簡単に、後付けで避妊できるのは確かに便利で助かる場面だって多いのだろうが、今だけは少し寂しく感じた。
“私は別に構わないのに”
「俺が構うんです」
「ひゃっ!? 私声に出してました?」
「いや、なんかそういうこと考えてるのかなって顔してた」
心の声を読まれ驚きつつ、ちょっとだけ彼の言葉を不満に思う。
“さっきは子供のことだって考えてくれてるみたいなこと言ってたのに”
どうやらその思いも私の表情から察したリドル様がプッと思い切り吹き出した。
「なっ!」
「あはは、あー、ごめん。可愛くてつい」
声を出して笑うリドル様はレアでそんなところも愛おしいが、だがそれとこれとは話が別だ。
むぅっと思わず頬を膨らませると、その膨らんだ頬を潰すように彼の手が摘まむ。
「まず新婚旅行とかしたくない?」
「へ?」
「まず二人でいろんなところや美しい景色を見て、美味しいものを食べてさ。で、子供が大きくなったらまた行く」
にこりと笑いながら未来を話すリドル様がなんだかとても楽しそうで。
「で、ここで昔はこんなものを食べたんだよって思い出話をしながらもう一度思い出の場所を巡ったりさ」
そしてそんな未来が当たり前にあるように話され、私の頬も釣られて緩んだ。
「まぁ、もちろん一番の理由は最初に言った通りまだ結婚前だからなんだけどね」
「あと、旅行に行けるだけの休みをリドル様が取れるかという問題もありますね」
「それは王子に頑張ってもらおう」
あはは、と笑い合い、再びぼすんとベッドに寝転がる。
彼の胸にすり寄るように体を寄せると、私を腕枕したままぎゅうっと抱きしめてくれた。
温もりに包まれ目を瞑る。
微睡みの中、私が自身を『攻略対象』だと認識した日のことを思い出していた。
気付いた時は絶望しかなかった。
前世の兄からもっとゲームの話を聞いておけばよかったとも思ったし後悔したこともある。
それでも自分を見失わず最後まで頑張ってこれたのは彼がいたからだ。
“私とは違いリドル様は完全に巻き込まれただけ”
自分勝手で理不尽なこのご都合主義のゲームの世界で、唯一の幸せを手に入れられた私はなんて幸福なんだろう。
“兄やんが大好きだったゲームなのに、こんなゲームの攻略対象とかお断りって恨んでごめん”
今ならこのゲームも、そして自分たちで掴み取ったバッドエンドの世界も愛せると心から思うから。
たとえこの世界が18禁ギャルゲー世界で私が攻略対象だったとしても、何度でも描かれていない貴方を攻略してみせるのだと、そっと心の中で誓ったのだった。
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