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本編
24.とろけるくらいに重なって
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「ん、んんっ」
リドル様が用意してくれたという新居はまだ建ったばかりだからか新鮮な木材の香りが心地よく、そしてあえて人払いされていたのか私たち以外誰も居なかった。
つまり御者が迎えに来るまで完全に私たちは二人きりなのである。
大まかな家具、と言われていたように執務室になりそうな部屋の奥にだけ家具が置かれている状態で、きっとここは新生活で彼の仮眠室のような場所になるのだろう。
そしてその少しシンプルな部屋へまさしく連れ込まれた私は、到着早々彼に組み敷かれ口付けを交わしていた。
「ロレッタ、舌出して」
「はひ、リドルさま……ぁっ」
言われるがまま舌を伸ばすと、私の舌に絡めるように彼の舌が動き、そしてそのまま唇で挟むようにして食まれる。
ちゅくちゅくと音が響くが、この部屋どころかこの屋敷には私たちしかいないのだ。
もう誰かに見つかることを心配しなくても、逆に誰かの前でそういった行為に及ばなくてもいい。
愛する人だけを見つめ、憂うことなく没頭してもいいのだということが私の胸を熱くさせる。
“どうしよう、幸せだわ”
少し性急な動きで彼が私の胸を揉み、服を脱がせ始める。
私が脱がせやすいように少し体勢を変えると、慣れた手つきで服を脱がせたリドル様が近くの椅子にバサリとドレスをかけた。
そしてそのまま上下の下着にも手を伸ばされる。
「す、全て脱がされるのですか?」
「ロレッタと裸で抱き合いたいんだけど、ダメかな」
“ダメじゃないけど……!”
行為に及ぶ時は誰かが乱入してくる可能性がある場所が圧倒的に多く、その為実は完全に脱いでシたことはない。
完全にはだけていたりでもちろんとっくに全て見られてはいるのだが、体を重ねる前に全て脱ぐというのは初めてで、緊張から上手く息が出来なかった。
「嫌ならちゃんと嫌って言ってね」
いつまでたっても返事をしない私に、リドル様がそう前置きをしてまずは上の下着に手をかける。
私が嫌がっていないかを確認するためかじっと見つめられながら留め具を外されると、私の胸がふるりとまろび出た。
「ロレッタ、平気?」
何度も見られ、触れられた胸。
改めて見つめられるのは恥ずかしいけれど、相手がリドル様なら嫌じゃない。
私が何も言わないためか、しばらく表情を確認していたリドル様の手がするりと肌を這いながら下がり、最後に残った下の下着へと到達する。
“この一枚を脱がされたら、あっという間に私はもう完全に裸だわ”
ドキドキとする鼓動を誤魔化すようにゆっくり息を吐く。それと同時に下着がずり下げられ、そのまま足から抜かれた。
「わ、私だけ裸なのはその、恥ずかしい、です」
勇気を出してそう口にした私が体を起こし、彼のシャツに手を掛ける。
上から順番にボタンを外そうとするが、緊張からか手が震え上手く外せなかった。
「……自分で脱ごうか?」
「い、いいえ。私がやります」
「そっか」
“誰にも気兼ねせずに触れ合えることが嬉しいのは私だって同じだもの”
まごまごとしつつなんとかボタンを外し、脱がせたシャツを彼に倣って椅子の背もたれに掛ける。
そのまま肌着も脱がせると、彼の上半身が露になった。
“不思議な感じ……”
行為中はいつもすぐに訳がわからなくなってしまい、正直全然覚えていなかった彼の肌が目の前にある。
そっと彼の胸に指を這わすと、ピクリと彼の肩が跳ね顔を背けられた。
そのまま脇腹をツツ、と指でなぞり手のひらで腹部に触れる。
ふと気になって彼の胸を揉むと、完全に文官系だと思っていたが思ったよりも鍛えていたのか、少ししっとりとした手触りの胸の弾力が気持ちよかった。
“リドル様が私の胸を揉むときもこんな気持ちなのかしら?”
新たな一面を発見した私から思わず笑みが溢れる。
「た、楽しい……」
「……ロレッタぁ?」
「ひゃ、ご、ごめんなさい」
思わずその行為に夢中になっていると、ジトッとした視線を向けられてしまう。
だがその表情が照れ隠しなのだと思うと、怖いと思うどころか可愛いとしか思えない。
「……ふふ、そうですね、そろそろこちらも脱がさないと」
「っ」
さっきまでの緊張なんてどこへやら。段々と楽しくなってしまった私が彼のベルトに手を伸ばすと、そんな私と同時にリドル様の両手が私の胸を掬うように揉み上げる。
もにゅもにゅと感触を確かめるように何度か揉まれ、親指で先端を擦られるとすぐにぷっくりと私の乳首が芯を持った。
「ロレッタのここ、すぐに立っちゃったね?」
意趣返しするかのように指で何度も刺激したリドル様が、すっかり尖った私の先端をきゅっと摘まむ。
「だ、だめです、そんなことされると上手く、脱がせな……っ」
「それは困った、だったらもっとされちゃう前に早く脱がせて?」
「ひゃ、んんっ、待っ」
そのままくりくりと乳首を捏ねられ、指先で弾かれる。
かと思ったら次は全体を揉まれ、乳首には触れないよう乳輪をなぞるように指が動いた。
「あっ、だめ、リドル様っ」
「ふふ、本当に可愛いな」
顔を近付けられ額に口付けをされたと思ったら、今度は彼の唇が頬に触れて唇を啄まれる。
ちゅ、ちゅと軽い音を立てながら口付けを重ね、胸を弄られた私は、もういっそのこと、と一気に下着ごと彼のズボンを掴んだ。
脱がせやすいように彼も動いてくれたのか、ベルトという細かい作業のターンが過ぎたからか時間はかかったものの彼の服も脱がせ終わる。
そして反射的に視線が下がった。
「おっきい」
「……そりゃ、まぁ、ロレッタとこんなことしてたらこうなるっていうか」
自分から始めたクセに、改めて見られると照れ臭いのか少し目元を赤く染めたリドル様がそんなことを口にした。
“もしかして私よりリドル様の方がツンデレっぽいんじゃないかしら”
いや、ツンツンもデレデレも彼はしていないのだが。
「大好きです」
「俺もだよ」
向かい合いベッドに座っている私が少し彼の方へ乗り出し唇を重ねると、私からの口付けに応えるように深く重ねられる。
そのまま体重をかけられ、ぽすんと背中からベッドに倒れ込んだ。
リドル様越しに天井を見る。
今日初めて見た天井、そしてこれからはよく知る天井になる。
「愛を囁くわりに集中してないよね」
「え? そ、そんなこと……んっ」
鼻を甘噛みしたリドル様の唇が顎に降り、首筋に軽く歯を立てられるとビクリと肩が跳ねる。
私のその反応を楽しみながら鎖骨を舐め、胸の上部をぢぅっと吸われ所有印を刻まれた。
そして彼の舌が胸の中心に近付き――
「…………」
「……?」
当然来ると思った刺激が来ず、そっと彼の方へ視線を向けると少し躊躇っているようで。
“どうかしたのかし……、あ”
すぐにハッとした。
これは絶対あの授乳イベントがトラウマになっている。
“そんなに気にすることもないのに”
彼にとってそんなに屈辱的な姿だったのだと再確認しつつ、ああいう彼も私としては可愛かったのに、とそう思う。
だがこれを口にするときっと拗ねてしまうだろうと想像し、私はついくすりと笑みを溢した。
そっと彼の美しい銀髪に指を絡めるように頭を撫でると、ピクッと彼が反応する。
ひとつ年上の彼は存外撫でられるのが好きらしい。
「今は出ないですよ」
というか生物学上、人体から人を狂わせるほどの媚薬なんて出るはずがない。
ゲーム中ならともかく、ここはもうバッドエンドの先の世界だ。
だからもし私の乳首から次に何かが出るのだとしたら、それは媚薬ではなくて――
「次に“出る”とすれば、それはリドル様との赤ちゃんが産まれた後ですから」
リドル様が用意してくれたという新居はまだ建ったばかりだからか新鮮な木材の香りが心地よく、そしてあえて人払いされていたのか私たち以外誰も居なかった。
つまり御者が迎えに来るまで完全に私たちは二人きりなのである。
大まかな家具、と言われていたように執務室になりそうな部屋の奥にだけ家具が置かれている状態で、きっとここは新生活で彼の仮眠室のような場所になるのだろう。
そしてその少しシンプルな部屋へまさしく連れ込まれた私は、到着早々彼に組み敷かれ口付けを交わしていた。
「ロレッタ、舌出して」
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言われるがまま舌を伸ばすと、私の舌に絡めるように彼の舌が動き、そしてそのまま唇で挟むようにして食まれる。
ちゅくちゅくと音が響くが、この部屋どころかこの屋敷には私たちしかいないのだ。
もう誰かに見つかることを心配しなくても、逆に誰かの前でそういった行為に及ばなくてもいい。
愛する人だけを見つめ、憂うことなく没頭してもいいのだということが私の胸を熱くさせる。
“どうしよう、幸せだわ”
少し性急な動きで彼が私の胸を揉み、服を脱がせ始める。
私が脱がせやすいように少し体勢を変えると、慣れた手つきで服を脱がせたリドル様が近くの椅子にバサリとドレスをかけた。
そしてそのまま上下の下着にも手を伸ばされる。
「す、全て脱がされるのですか?」
「ロレッタと裸で抱き合いたいんだけど、ダメかな」
“ダメじゃないけど……!”
行為に及ぶ時は誰かが乱入してくる可能性がある場所が圧倒的に多く、その為実は完全に脱いでシたことはない。
完全にはだけていたりでもちろんとっくに全て見られてはいるのだが、体を重ねる前に全て脱ぐというのは初めてで、緊張から上手く息が出来なかった。
「嫌ならちゃんと嫌って言ってね」
いつまでたっても返事をしない私に、リドル様がそう前置きをしてまずは上の下着に手をかける。
私が嫌がっていないかを確認するためかじっと見つめられながら留め具を外されると、私の胸がふるりとまろび出た。
「ロレッタ、平気?」
何度も見られ、触れられた胸。
改めて見つめられるのは恥ずかしいけれど、相手がリドル様なら嫌じゃない。
私が何も言わないためか、しばらく表情を確認していたリドル様の手がするりと肌を這いながら下がり、最後に残った下の下着へと到達する。
“この一枚を脱がされたら、あっという間に私はもう完全に裸だわ”
ドキドキとする鼓動を誤魔化すようにゆっくり息を吐く。それと同時に下着がずり下げられ、そのまま足から抜かれた。
「わ、私だけ裸なのはその、恥ずかしい、です」
勇気を出してそう口にした私が体を起こし、彼のシャツに手を掛ける。
上から順番にボタンを外そうとするが、緊張からか手が震え上手く外せなかった。
「……自分で脱ごうか?」
「い、いいえ。私がやります」
「そっか」
“誰にも気兼ねせずに触れ合えることが嬉しいのは私だって同じだもの”
まごまごとしつつなんとかボタンを外し、脱がせたシャツを彼に倣って椅子の背もたれに掛ける。
そのまま肌着も脱がせると、彼の上半身が露になった。
“不思議な感じ……”
行為中はいつもすぐに訳がわからなくなってしまい、正直全然覚えていなかった彼の肌が目の前にある。
そっと彼の胸に指を這わすと、ピクリと彼の肩が跳ね顔を背けられた。
そのまま脇腹をツツ、と指でなぞり手のひらで腹部に触れる。
ふと気になって彼の胸を揉むと、完全に文官系だと思っていたが思ったよりも鍛えていたのか、少ししっとりとした手触りの胸の弾力が気持ちよかった。
“リドル様が私の胸を揉むときもこんな気持ちなのかしら?”
新たな一面を発見した私から思わず笑みが溢れる。
「た、楽しい……」
「……ロレッタぁ?」
「ひゃ、ご、ごめんなさい」
思わずその行為に夢中になっていると、ジトッとした視線を向けられてしまう。
だがその表情が照れ隠しなのだと思うと、怖いと思うどころか可愛いとしか思えない。
「……ふふ、そうですね、そろそろこちらも脱がさないと」
「っ」
さっきまでの緊張なんてどこへやら。段々と楽しくなってしまった私が彼のベルトに手を伸ばすと、そんな私と同時にリドル様の両手が私の胸を掬うように揉み上げる。
もにゅもにゅと感触を確かめるように何度か揉まれ、親指で先端を擦られるとすぐにぷっくりと私の乳首が芯を持った。
「ロレッタのここ、すぐに立っちゃったね?」
意趣返しするかのように指で何度も刺激したリドル様が、すっかり尖った私の先端をきゅっと摘まむ。
「だ、だめです、そんなことされると上手く、脱がせな……っ」
「それは困った、だったらもっとされちゃう前に早く脱がせて?」
「ひゃ、んんっ、待っ」
そのままくりくりと乳首を捏ねられ、指先で弾かれる。
かと思ったら次は全体を揉まれ、乳首には触れないよう乳輪をなぞるように指が動いた。
「あっ、だめ、リドル様っ」
「ふふ、本当に可愛いな」
顔を近付けられ額に口付けをされたと思ったら、今度は彼の唇が頬に触れて唇を啄まれる。
ちゅ、ちゅと軽い音を立てながら口付けを重ね、胸を弄られた私は、もういっそのこと、と一気に下着ごと彼のズボンを掴んだ。
脱がせやすいように彼も動いてくれたのか、ベルトという細かい作業のターンが過ぎたからか時間はかかったものの彼の服も脱がせ終わる。
そして反射的に視線が下がった。
「おっきい」
「……そりゃ、まぁ、ロレッタとこんなことしてたらこうなるっていうか」
自分から始めたクセに、改めて見られると照れ臭いのか少し目元を赤く染めたリドル様がそんなことを口にした。
“もしかして私よりリドル様の方がツンデレっぽいんじゃないかしら”
いや、ツンツンもデレデレも彼はしていないのだが。
「大好きです」
「俺もだよ」
向かい合いベッドに座っている私が少し彼の方へ乗り出し唇を重ねると、私からの口付けに応えるように深く重ねられる。
そのまま体重をかけられ、ぽすんと背中からベッドに倒れ込んだ。
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「え? そ、そんなこと……んっ」
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私のその反応を楽しみながら鎖骨を舐め、胸の上部をぢぅっと吸われ所有印を刻まれた。
そして彼の舌が胸の中心に近付き――
「…………」
「……?」
当然来ると思った刺激が来ず、そっと彼の方へ視線を向けると少し躊躇っているようで。
“どうかしたのかし……、あ”
すぐにハッとした。
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彼にとってそんなに屈辱的な姿だったのだと再確認しつつ、ああいう彼も私としては可愛かったのに、とそう思う。
だがこれを口にするときっと拗ねてしまうだろうと想像し、私はついくすりと笑みを溢した。
そっと彼の美しい銀髪に指を絡めるように頭を撫でると、ピクッと彼が反応する。
ひとつ年上の彼は存外撫でられるのが好きらしい。
「今は出ないですよ」
というか生物学上、人体から人を狂わせるほどの媚薬なんて出るはずがない。
ゲーム中ならともかく、ここはもうバッドエンドの先の世界だ。
だからもし私の乳首から次に何かが出るのだとしたら、それは媚薬ではなくて――
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