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本編
13.たとえこれがイベントだったとしても
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「自分が今どんな格好してるかわかってる?」
少し目元を赤くしたリドル様が、じとっと私を見つめる。
そんな顔がやっぱりどうしても可愛らしい。
「なんか……ムカつく」
ボソッとそう言った彼は、その言葉とは裏腹な、まるで慈しむように私の目元に唇を寄せた。
そのままスルリと彼の唇が私の頬へと滑り、唇が重なる。
私がしたよりも少しだけ深く口付けられたせいか、すぐに離れてしまった唇がなんだか切なかった。
「もう少し、触れていい?」
「……はい」
コクリと頷くと私を抱き上げたまま部屋の奥へと進む。
その先には普段私が使っているベッドがあった。
そっとベッドの端に座らされた私は、その足の間にしゃがむようにして床に座ったリドル様にギョッとする。
「な、なにを……っ」
「あれ、ロレッタのここ、少し溶けかかってるね?」
「ひゃん!」
くすりと笑ったリドル様が、紙になった下着の上から軽く蜜壺に触れてきて思わず声が出た。
「さっきの口付けで? それとも期待してくれたのかな。みんなに見られて……だったら俺は楽しくないんだけど」
「そ、そんな趣味はありません!」
慌ててそう答えると、「ならいいんだけど」と笑ったリドル様の顔が私のソコに埋められた。
“嘘でしょ!?”
下着の上から舌を這わされると、彼の唾液と私の愛液でじゅわりと溶けるのがわかる。
「魔法で変化したからかな、普通紙ってこの程度の水分じゃ溶けないんだけど……ふふ、全部溶かさないでおくのも楽しそう」
「全部溶かさないでって……」
「例えばほら、この穴の部分から挿入したりとか?」
「ぁあッ」
説明しながらぐちゅりと彼の指がナカへ挿入され、ゆっくりと内壁をなぞられた。
「あぁ、思った通りだ。こうしてナカを擦ると蜜が溢れてどんどん溶けていくね」
「! や、そんな……っ」
「信じられない? でもほら、さっきまで指しか挿らなさそうだったのにもう俺のが挿入できそうなくらい穴が広がったよ」
「はうっ」
にこりと微笑みながら指がスピードを増し、ぐちゅぐちゅと音を立てる。
「あれ? ロレッタの乳首、まだ触ってないのにもう尖ってるけど」
「ひゃ、ん、それはその、冷えたからで……!」
「冷えたのか、それは大変だ。すぐに温めてあげるからね」
「やぁっ、いきなり吸わないでぇ……っ」
指で私を攻めながら乳首にちゅうっと吸い付かれると、彼の熱い舌が何度も先端を弾くように蠢いた。
“そんな、どっちもされるともう”
「――――……ッ!」
グリッと指がナカを強く擦られると同時にビクンと体が跳ね思い切り背を反らす。
爪先から頭のてっぺんまで痺れるほどの快感が駆け上り、チカチカと視界が白く弾けた。
「イッちゃったの? 可愛い」
達したことで体から力が抜け、はぁはぁと荒い息を整えながらぼすんとベッドへと仰向けに倒れ込む。
そんな私を組み敷くように、ギシリとリドル様もベッドへと上がった。
「溢れる蜜でほとんど溶けちゃったね、お尻の穴まで見えちゃいそう」
「やだ、みな……でぇ……」
「ほらほら泣かないで」
「んんっ」
羞恥と快感で滲んだ雫をちゅっと舐め取った彼が再び口付けを降らせる。
ちゅぱちゅぱと音を響かせながら舌を絡め合うこの行為に夢中になっていると、くち、と熱いソレが私の蜜壺にあてがわれた。
「そういえば、部屋主の魔力で解錠できる寮の鍵、部屋主が中にいるとどうなるか知ってる?」
「え?」
彼のモノの先端でぐちぐちと表面を擦りながらそんなことを聞かれきょとんとしてしまう。
“部屋の鍵?”
「自動で施錠されるって聞きましたが……」
「本当に? 勝手に開くあの鍵が本当に中か外かを正確に判断して施錠してるのかな?」
「それは……」
この場にそぐわない会話を疑問に思いつつ、言われてみればどういう基準で施錠されるのかと考えていると、突然ぐぷりと彼のソレが突きたてられた。
「ぁ……っ、ん!」
「ほら声を堪えて? 言ったでしょ、俺誰にもロレッタの可愛い姿見せたくないんだ」
“私が声を堪えなきゃ誰かが入ってきちゃう……!?”
「だ、だめ、そんなの」
「ん、今俺のきゅうきゅうと締め付けてるよ? まさか興奮してるの?」
「ちが、そんな、ぁっ、こと……!」
ゆっくりと、しかし徐々に速度を増しながら何度もナカを抉られる。
「顔が見たい、手をどけてロレッタ?」
「ぅう、ん」
「真っ赤だ、可愛い」
「ひゃんっ」
羞恥で顔を覆っていた腕を、彼の声に促されるように外すとぱちゅんと奥まで一気に貫かれる。
そのまま私の腰を掴み何度も揺すられる度にゾクゾクとした快感が体中に走った。
「俺が突く度におっぱいが揺れてるね」
「やだ、言わな、あッ」
「ほら、声抑えなきゃ」
「だめ、できな、突きながらおっぱい吸っちゃやだぁ……!」
ぱくりと敏感に尖った乳首を吸われ奥を貫かれる。
馬車内で起きた事故なんかではなく、互いの意思で始めた行為。
“もしかしたらこれもイベントのひとつなのかもしれないけれど”
それでも私の体を貫くのが彼ならばそれでいいと思えるほどの幸福感に包まれた。
「ロレッタ、舌出して? ね、お願い」
「ん、んんっ、りどる、さま……っ」
必死に舌を伸ばすと今度は舌先をちゅうっと吸われ、そのまままるで貪るように口内に彼の舌が差し込まれる。
その舌を今度は私がちうぅと吸うと、彼の肩がピクッと反応した。
“リドル様も気持ちよくなってくれてるのかしら?”
願わくば彼も、幸福感に包まれてくれていますように。
「ほんと、可愛いことばかりしてくれ、るっ!」
「ひゃあぁ!」
ごちゅっと最奥を突いた彼は、抽挿の速度を増しながら何度も何度も私の体を揺さぶった。
ばちゅばちゅと部屋に卑猥な水音が響き、まるで全身が性感帯になってしまったかのように痺れる。
「あ、ぜんぶ、ぜんぶきもちい」
「ん、俺も、全部気持ちいいよ、ロレッタ」
「うんんっ、は、あぁっ」
「俺の子種を欲しがって吸い付いてくるココも、赤く熟れた先端も、その潤んだ深緑の瞳も全部可愛い」
彼が囁くその言葉全てが甘く聞こえ、胸の奥を熱くする。
きっと主人公相手ならこんな気持ちにはならなかった。
「すき、すき……っ、リドル様っ」
「ロレッタ、ロレッタ……!」
何度も彼が私の名を呼び腰を打ちつけたと思ったら、グリッと一際奥を彼のモノが貫いて。
「んぁあ……!」
「ッ」
びゅくりとナカで震え、じわりと熱いものが広がったことに気が付いた。
その熱があまりにも熱く、溶け合うほどに深く交わったことを実感させたのだった。
「浄化完了っと」
「ありがとうございます」
彼が持ってきてくれていた魔道薬で膣内を浄化する。
所謂アフターピルのようなものだった。
“準備いい……”
この世界で二十歳といえば成人も済んだ十分の大人で、子供を持つには決して早すぎるなんて年齢ではないけれど。
「俺たちは一応まだ学生だしね」
「そうですわね」
にこりと微笑むその笑顔がチクリと痛む。
彼の言う通り私たちはまだ学生なのだ。
避妊は当たり前のことだしエチケットでもある。
“でも、それが少し寂しいと感じるなんて”
もし私たちが婚約していたら、彼の対応も違ったのだろうか? なんて。
“それより今は、このゲームを乗り切ることを考えなくちゃ”
一瞬芽生えたその気持ちを振り払うように顔を振った私がリドル様の方へと視線を向けると、彼も何か考え込んでいたようで少し難しい顔をしていた。
「リドル様?」
「ん? あぁ、ちょっと認知されちゃったなって思ってただけ」
「認知?」
何のことかわからずポカンとすると、未だに寝転んだままだった私の横にリドル様もごろりと寝転ぶ。
そしてそのまま私の髪をくしゃりと撫でた。
「ロレッタは気にしなくて大丈夫」
“本当にそうなのかしら?”
少し疑問に思うが、だがこれ以上教えてくれそうにないことだけはわかり私は頷くしかない。
そのまま優しく撫でられていると気付けばウトウトとしてしまう。
「疲れたでしょ、寝てもいいよ」
「……はい」
私は促されるまま、目を閉じたのだった。
少し目元を赤くしたリドル様が、じとっと私を見つめる。
そんな顔がやっぱりどうしても可愛らしい。
「なんか……ムカつく」
ボソッとそう言った彼は、その言葉とは裏腹な、まるで慈しむように私の目元に唇を寄せた。
そのままスルリと彼の唇が私の頬へと滑り、唇が重なる。
私がしたよりも少しだけ深く口付けられたせいか、すぐに離れてしまった唇がなんだか切なかった。
「もう少し、触れていい?」
「……はい」
コクリと頷くと私を抱き上げたまま部屋の奥へと進む。
その先には普段私が使っているベッドがあった。
そっとベッドの端に座らされた私は、その足の間にしゃがむようにして床に座ったリドル様にギョッとする。
「な、なにを……っ」
「あれ、ロレッタのここ、少し溶けかかってるね?」
「ひゃん!」
くすりと笑ったリドル様が、紙になった下着の上から軽く蜜壺に触れてきて思わず声が出た。
「さっきの口付けで? それとも期待してくれたのかな。みんなに見られて……だったら俺は楽しくないんだけど」
「そ、そんな趣味はありません!」
慌ててそう答えると、「ならいいんだけど」と笑ったリドル様の顔が私のソコに埋められた。
“嘘でしょ!?”
下着の上から舌を這わされると、彼の唾液と私の愛液でじゅわりと溶けるのがわかる。
「魔法で変化したからかな、普通紙ってこの程度の水分じゃ溶けないんだけど……ふふ、全部溶かさないでおくのも楽しそう」
「全部溶かさないでって……」
「例えばほら、この穴の部分から挿入したりとか?」
「ぁあッ」
説明しながらぐちゅりと彼の指がナカへ挿入され、ゆっくりと内壁をなぞられた。
「あぁ、思った通りだ。こうしてナカを擦ると蜜が溢れてどんどん溶けていくね」
「! や、そんな……っ」
「信じられない? でもほら、さっきまで指しか挿らなさそうだったのにもう俺のが挿入できそうなくらい穴が広がったよ」
「はうっ」
にこりと微笑みながら指がスピードを増し、ぐちゅぐちゅと音を立てる。
「あれ? ロレッタの乳首、まだ触ってないのにもう尖ってるけど」
「ひゃ、ん、それはその、冷えたからで……!」
「冷えたのか、それは大変だ。すぐに温めてあげるからね」
「やぁっ、いきなり吸わないでぇ……っ」
指で私を攻めながら乳首にちゅうっと吸い付かれると、彼の熱い舌が何度も先端を弾くように蠢いた。
“そんな、どっちもされるともう”
「――――……ッ!」
グリッと指がナカを強く擦られると同時にビクンと体が跳ね思い切り背を反らす。
爪先から頭のてっぺんまで痺れるほどの快感が駆け上り、チカチカと視界が白く弾けた。
「イッちゃったの? 可愛い」
達したことで体から力が抜け、はぁはぁと荒い息を整えながらぼすんとベッドへと仰向けに倒れ込む。
そんな私を組み敷くように、ギシリとリドル様もベッドへと上がった。
「溢れる蜜でほとんど溶けちゃったね、お尻の穴まで見えちゃいそう」
「やだ、みな……でぇ……」
「ほらほら泣かないで」
「んんっ」
羞恥と快感で滲んだ雫をちゅっと舐め取った彼が再び口付けを降らせる。
ちゅぱちゅぱと音を響かせながら舌を絡め合うこの行為に夢中になっていると、くち、と熱いソレが私の蜜壺にあてがわれた。
「そういえば、部屋主の魔力で解錠できる寮の鍵、部屋主が中にいるとどうなるか知ってる?」
「え?」
彼のモノの先端でぐちぐちと表面を擦りながらそんなことを聞かれきょとんとしてしまう。
“部屋の鍵?”
「自動で施錠されるって聞きましたが……」
「本当に? 勝手に開くあの鍵が本当に中か外かを正確に判断して施錠してるのかな?」
「それは……」
この場にそぐわない会話を疑問に思いつつ、言われてみればどういう基準で施錠されるのかと考えていると、突然ぐぷりと彼のソレが突きたてられた。
「ぁ……っ、ん!」
「ほら声を堪えて? 言ったでしょ、俺誰にもロレッタの可愛い姿見せたくないんだ」
“私が声を堪えなきゃ誰かが入ってきちゃう……!?”
「だ、だめ、そんなの」
「ん、今俺のきゅうきゅうと締め付けてるよ? まさか興奮してるの?」
「ちが、そんな、ぁっ、こと……!」
ゆっくりと、しかし徐々に速度を増しながら何度もナカを抉られる。
「顔が見たい、手をどけてロレッタ?」
「ぅう、ん」
「真っ赤だ、可愛い」
「ひゃんっ」
羞恥で顔を覆っていた腕を、彼の声に促されるように外すとぱちゅんと奥まで一気に貫かれる。
そのまま私の腰を掴み何度も揺すられる度にゾクゾクとした快感が体中に走った。
「俺が突く度におっぱいが揺れてるね」
「やだ、言わな、あッ」
「ほら、声抑えなきゃ」
「だめ、できな、突きながらおっぱい吸っちゃやだぁ……!」
ぱくりと敏感に尖った乳首を吸われ奥を貫かれる。
馬車内で起きた事故なんかではなく、互いの意思で始めた行為。
“もしかしたらこれもイベントのひとつなのかもしれないけれど”
それでも私の体を貫くのが彼ならばそれでいいと思えるほどの幸福感に包まれた。
「ロレッタ、舌出して? ね、お願い」
「ん、んんっ、りどる、さま……っ」
必死に舌を伸ばすと今度は舌先をちゅうっと吸われ、そのまままるで貪るように口内に彼の舌が差し込まれる。
その舌を今度は私がちうぅと吸うと、彼の肩がピクッと反応した。
“リドル様も気持ちよくなってくれてるのかしら?”
願わくば彼も、幸福感に包まれてくれていますように。
「ほんと、可愛いことばかりしてくれ、るっ!」
「ひゃあぁ!」
ごちゅっと最奥を突いた彼は、抽挿の速度を増しながら何度も何度も私の体を揺さぶった。
ばちゅばちゅと部屋に卑猥な水音が響き、まるで全身が性感帯になってしまったかのように痺れる。
「あ、ぜんぶ、ぜんぶきもちい」
「ん、俺も、全部気持ちいいよ、ロレッタ」
「うんんっ、は、あぁっ」
「俺の子種を欲しがって吸い付いてくるココも、赤く熟れた先端も、その潤んだ深緑の瞳も全部可愛い」
彼が囁くその言葉全てが甘く聞こえ、胸の奥を熱くする。
きっと主人公相手ならこんな気持ちにはならなかった。
「すき、すき……っ、リドル様っ」
「ロレッタ、ロレッタ……!」
何度も彼が私の名を呼び腰を打ちつけたと思ったら、グリッと一際奥を彼のモノが貫いて。
「んぁあ……!」
「ッ」
びゅくりとナカで震え、じわりと熱いものが広がったことに気が付いた。
その熱があまりにも熱く、溶け合うほどに深く交わったことを実感させたのだった。
「浄化完了っと」
「ありがとうございます」
彼が持ってきてくれていた魔道薬で膣内を浄化する。
所謂アフターピルのようなものだった。
“準備いい……”
この世界で二十歳といえば成人も済んだ十分の大人で、子供を持つには決して早すぎるなんて年齢ではないけれど。
「俺たちは一応まだ学生だしね」
「そうですわね」
にこりと微笑むその笑顔がチクリと痛む。
彼の言う通り私たちはまだ学生なのだ。
避妊は当たり前のことだしエチケットでもある。
“でも、それが少し寂しいと感じるなんて”
もし私たちが婚約していたら、彼の対応も違ったのだろうか? なんて。
“それより今は、このゲームを乗り切ることを考えなくちゃ”
一瞬芽生えたその気持ちを振り払うように顔を振った私がリドル様の方へと視線を向けると、彼も何か考え込んでいたようで少し難しい顔をしていた。
「リドル様?」
「ん? あぁ、ちょっと認知されちゃったなって思ってただけ」
「認知?」
何のことかわからずポカンとすると、未だに寝転んだままだった私の横にリドル様もごろりと寝転ぶ。
そしてそのまま私の髪をくしゃりと撫でた。
「ロレッタは気にしなくて大丈夫」
“本当にそうなのかしら?”
少し疑問に思うが、だがこれ以上教えてくれそうにないことだけはわかり私は頷くしかない。
そのまま優しく撫でられていると気付けばウトウトとしてしまう。
「疲れたでしょ、寝てもいいよ」
「……はい」
私は促されるまま、目を閉じたのだった。
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