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自業自得とはお互いが共にやらかしていることが多い
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サポートキャラとヒロインが並んだスチルなんて無かったから、というかサポートキャラのスチル自体無かったんだけど。
「思ったより、背が高いんだ⋯」
リザも別に小柄という訳ではないし、今は少しヒールのあるブーツを履いている。
それでもアリアの方が高かった。
「え、そうか?割りと平均身長くらいなんだけど」
お尻を揉む手は止めないのに、まるで何事もないように返事してくるアリアに思わず笑ってしまう。
攻略キャラの背がかなり高い設定なのか、それともヒロインが男性というバグが発生したせいで伸びたのかはわからないが、余計に高く感じてしまう。
小柄だと思い込んでたせいもあるかもしれない。
向かい合って抱きしめられる形で立っているからか、しみじみと男性の骨格であるとか考えてしまった。
「ね、そろそろこっち集中してよ」
そう言って優しく揉むだけだった手に力が入ったのがわかり⋯
「っ!」
いきなりの強さに、痛くはなかったが思わず怯んでしまいアリアの胸元にしがみついてしまう。
「気になってたのはスカートの中じゃなかった?それともリザはそこも脱がしたいの?」
クスクスと笑いながら耳元で囁かれる。
絶対わざとやってる!!!
抗議の1つでも、と口を開けたがすかさず唇で塞がれ、そのまま舌が入ってくる。
反射で引っ込めてしまった舌を逃がさないと言うようにアリアの舌が絡め取り、軽く吸われる。
先ほどまでお尻を揉んでいた左手はいつの間にか服の上から胸を揉んでいて、右手は相変わらず私の臀部にあるがこちらはスカートを捲り上げており下着の隙間に手を入れられていた。
アリアの手が直接お尻に触れていることが恥ずかしく、胸も爪で擦るように先端をかすかに、しかし的確に刺激されそれが服の上からでは少しもどかしくて無意識に体をよじってしまう。
そんな私を逃がさないようお尻に直接触れていた手がより中心に近付いてきて、くちゅ、と水音が零れた。
「すごい濡れてる」
と、キスの合間に囁かれる。
かぁ、と顔に集まる熱がさらに増え、もうこのまま沸騰するのではないだろうか、なんてぼんやり関係ない事を考えてしまって。
「体熱くなってる。ね、このまま制服脱がしていい?リザも暑いよね」
ブラウスのボタンを片手で器用に1つずつ外される。
外気に触れ、それが少し気持ちよく顔だけではなく胸にも熱が籠っていたのかと実感した。
半分ほど開けたところでその隙間から手が滑り込んできて。
「教えて、どうされたい?」
ふふ、と笑いながら小さく囁くように聞いてくる。
私きっと、この声にも感じてる。
そしてアリアは確信犯なのだろう。
はく、と口を動かしてみるが言葉が何も出てこなくてただ浅い呼吸を繰り返す。
クラクラしすぎて足の力が抜けた私をそのまま支えるようにし、一番近くの机に座ったアリアと向かい合う形で膝の上に座らされる。
力が入らない私はただアリアの肩にしがみつくしか出来なくて⋯
「細すぎないところがいいな、子供いっぱい産めそうだな?」
私の腰を掴んで自身の下半身をごり、と強く擦られ反射的に上半身を仰け反るが、それを待っていたとばかりに胸の先に吸い付いてきた。
熱い舌がざら、と舐めたり吸ったり、唇で優しく挟まれたり。
今まで知らなかった快感が背筋を駆け上がる。
「あ、や、あ、あ」
言葉にならない言葉が唇から漏れ落ちる。
「わざとやってる?」
言われた言葉がわからなくて、そもそも言葉なんか紡げなくて。
そんな私に、悪戯を仕掛けるみたいな少し意地の悪い笑顔を向けるアリア。
その表情もまた私の欲情を煽っていく。
本当に楽しい、という顔をして
「自分で擦り付けてるよ」
と答え合わせをしたアリアの言葉を聞いて、やっと自分の腰が勝手に揺れてしまっていることに気が付いた。
アリアから与えられる快感を本能で求めている事に気付かされ、そこで限界を超えて思わず意識を飛ばしたのは、きっと私は悪くない。
キッカケを作ったのは私だから、自業自得なのかもしれないけれど。
「わっ、煽りすぎたか⋯」と意識の向こうで聞こえたような気がしなくもない。
「思ったより、背が高いんだ⋯」
リザも別に小柄という訳ではないし、今は少しヒールのあるブーツを履いている。
それでもアリアの方が高かった。
「え、そうか?割りと平均身長くらいなんだけど」
お尻を揉む手は止めないのに、まるで何事もないように返事してくるアリアに思わず笑ってしまう。
攻略キャラの背がかなり高い設定なのか、それともヒロインが男性というバグが発生したせいで伸びたのかはわからないが、余計に高く感じてしまう。
小柄だと思い込んでたせいもあるかもしれない。
向かい合って抱きしめられる形で立っているからか、しみじみと男性の骨格であるとか考えてしまった。
「ね、そろそろこっち集中してよ」
そう言って優しく揉むだけだった手に力が入ったのがわかり⋯
「っ!」
いきなりの強さに、痛くはなかったが思わず怯んでしまいアリアの胸元にしがみついてしまう。
「気になってたのはスカートの中じゃなかった?それともリザはそこも脱がしたいの?」
クスクスと笑いながら耳元で囁かれる。
絶対わざとやってる!!!
抗議の1つでも、と口を開けたがすかさず唇で塞がれ、そのまま舌が入ってくる。
反射で引っ込めてしまった舌を逃がさないと言うようにアリアの舌が絡め取り、軽く吸われる。
先ほどまでお尻を揉んでいた左手はいつの間にか服の上から胸を揉んでいて、右手は相変わらず私の臀部にあるがこちらはスカートを捲り上げており下着の隙間に手を入れられていた。
アリアの手が直接お尻に触れていることが恥ずかしく、胸も爪で擦るように先端をかすかに、しかし的確に刺激されそれが服の上からでは少しもどかしくて無意識に体をよじってしまう。
そんな私を逃がさないようお尻に直接触れていた手がより中心に近付いてきて、くちゅ、と水音が零れた。
「すごい濡れてる」
と、キスの合間に囁かれる。
かぁ、と顔に集まる熱がさらに増え、もうこのまま沸騰するのではないだろうか、なんてぼんやり関係ない事を考えてしまって。
「体熱くなってる。ね、このまま制服脱がしていい?リザも暑いよね」
ブラウスのボタンを片手で器用に1つずつ外される。
外気に触れ、それが少し気持ちよく顔だけではなく胸にも熱が籠っていたのかと実感した。
半分ほど開けたところでその隙間から手が滑り込んできて。
「教えて、どうされたい?」
ふふ、と笑いながら小さく囁くように聞いてくる。
私きっと、この声にも感じてる。
そしてアリアは確信犯なのだろう。
はく、と口を動かしてみるが言葉が何も出てこなくてただ浅い呼吸を繰り返す。
クラクラしすぎて足の力が抜けた私をそのまま支えるようにし、一番近くの机に座ったアリアと向かい合う形で膝の上に座らされる。
力が入らない私はただアリアの肩にしがみつくしか出来なくて⋯
「細すぎないところがいいな、子供いっぱい産めそうだな?」
私の腰を掴んで自身の下半身をごり、と強く擦られ反射的に上半身を仰け反るが、それを待っていたとばかりに胸の先に吸い付いてきた。
熱い舌がざら、と舐めたり吸ったり、唇で優しく挟まれたり。
今まで知らなかった快感が背筋を駆け上がる。
「あ、や、あ、あ」
言葉にならない言葉が唇から漏れ落ちる。
「わざとやってる?」
言われた言葉がわからなくて、そもそも言葉なんか紡げなくて。
そんな私に、悪戯を仕掛けるみたいな少し意地の悪い笑顔を向けるアリア。
その表情もまた私の欲情を煽っていく。
本当に楽しい、という顔をして
「自分で擦り付けてるよ」
と答え合わせをしたアリアの言葉を聞いて、やっと自分の腰が勝手に揺れてしまっていることに気が付いた。
アリアから与えられる快感を本能で求めている事に気付かされ、そこで限界を超えて思わず意識を飛ばしたのは、きっと私は悪くない。
キッカケを作ったのは私だから、自業自得なのかもしれないけれど。
「わっ、煽りすぎたか⋯」と意識の向こうで聞こえたような気がしなくもない。
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