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忘れてた過去 【飯山省吾】
癒やされる女性
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日本に帰って親父の会社に入社した。
御曹司、御子息なんて言われてたりでうざすぎる。
親父の会社はそこまで詳しくはなかった。話しを聞くとかなりの規模の会社で予想をはるかに超えていた。
この会社でいつかは社長になるのか?
アメリカにいたときは、あまり考えてなかったのに、ここにきて重圧みたいなのを感じていた。
うちの爺さんが創業者だが、一体どうやってこんな規模にしたんだよ!
新入社員の仕事もやるし、それと同時に会社の経営に対する勉強も始まった。
日本人って、こんなに仕事するのか。マジ疲れるわ。
そんな生活が2年近く続き、少し前からあるバーで飲むようになった。
1人で酒を飲むのが1番の安らぎかもしれない。
そう思ってふとみると、今にも泣き出しそうな女性がいた。
少し気にはなったが、まぁ色々あるしなっと、これ以降考えないで一人で飲んでた。
またバーに来店してもその女性は泣き出しそうな顔で飲んでる。
そしてまた次もそのまた次も…
何度も見かけたので、勇気を絞って声を掛けてみた。
それが遥だった。
「我慢しないでいいんじゃない?」
俺が言ったその言葉で、一気に泣いてしまった。
俺が泣かしたみたいになってしまったが…、でもそれで元気になるなら泣いたほうがいい。
それをきっかけに遥とバーで話すようになり、遥と話すのがいつも楽しくなって、癒やされる存在になった。
そして俺は遥なしでは考えられなくなり、恋人となり結婚をした。
アメリカでは、彼女に毎日愛してると言うのがウザかったが、遥になら何度でも言える。
完全に俺は遥の虜になっていた。
御曹司、御子息なんて言われてたりでうざすぎる。
親父の会社はそこまで詳しくはなかった。話しを聞くとかなりの規模の会社で予想をはるかに超えていた。
この会社でいつかは社長になるのか?
アメリカにいたときは、あまり考えてなかったのに、ここにきて重圧みたいなのを感じていた。
うちの爺さんが創業者だが、一体どうやってこんな規模にしたんだよ!
新入社員の仕事もやるし、それと同時に会社の経営に対する勉強も始まった。
日本人って、こんなに仕事するのか。マジ疲れるわ。
そんな生活が2年近く続き、少し前からあるバーで飲むようになった。
1人で酒を飲むのが1番の安らぎかもしれない。
そう思ってふとみると、今にも泣き出しそうな女性がいた。
少し気にはなったが、まぁ色々あるしなっと、これ以降考えないで一人で飲んでた。
またバーに来店してもその女性は泣き出しそうな顔で飲んでる。
そしてまた次もそのまた次も…
何度も見かけたので、勇気を絞って声を掛けてみた。
それが遥だった。
「我慢しないでいいんじゃない?」
俺が言ったその言葉で、一気に泣いてしまった。
俺が泣かしたみたいになってしまったが…、でもそれで元気になるなら泣いたほうがいい。
それをきっかけに遥とバーで話すようになり、遥と話すのがいつも楽しくなって、癒やされる存在になった。
そして俺は遥なしでは考えられなくなり、恋人となり結婚をした。
アメリカでは、彼女に毎日愛してると言うのがウザかったが、遥になら何度でも言える。
完全に俺は遥の虜になっていた。
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