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逢いたくて逢えない
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遠距離恋愛1年。
東京と北海道。
その前はお互い東京の本社で仕事していた。
柴崎遥、28歳。
社内で彼、内藤誠也とは2年前から付き合ってる。
初めの1年は同じ本社だったので、週末はいつもデートしてた。
そして、北海道に転勤後は2ヶ月に1回会う程度。
はじめはもう、寂しくって泣いてたっけ?今も寂しいけど、どうにもならないしっていう諦めもある。
最近連絡も一気に減ったし、向こうで好きな人でも出来たかなとすらも考えてる。
どこかで、もう無理なのかなという諦め。
逢いたくても逢えない。
逢いたいといっても、すぐ逢えるわけではない。
誠也は3つ年上で、北海道支店では課長になっている。
忙しいのは解るが…
もう3週間連絡ない。
最後に連絡したのは私だ。
もう、終わりかなー
「えっ?」
別の部署の方からまさかの告白。
「だから、もし好きな人いないなら付き合ってみない?」
同じ言葉を2回言わせてしまった。
だって、信じられないんだもん。
何度かお仕事したことあるけど、悪い人ではない。
新しい恋、初めてみるのもいいのかな。
そうは言っても誠也に会いたいのは確なので、中途半端な付き合いは申し訳ないからお断りした。
近くにいる人に告白されてぐらッとしたのは確かで、寂しさのあまり近くにいてほしいと思ってしまう。
家に帰ってもぼーっとしてしまう。
誠也は、私と会いたくないんだろうか。
夜23時頃メールが来た。
誠也からだ。
やっと想いの人から連絡が。
『ごめん、終わりにしよう』
涙もでなかった。どこかで終わりなのかっという予想があったので。
そして一か月後、誠也は本社の常務の娘さんと婚約。
本社に営業部長として戻ってきた。
私の顔を一瞬みて「ごめん」って言うのが聞こえた気がした。
もう...どうでもいい。
逢いたかった人はもうここにはいない。あの時の彼には逢えない。
東京と北海道。
その前はお互い東京の本社で仕事していた。
柴崎遥、28歳。
社内で彼、内藤誠也とは2年前から付き合ってる。
初めの1年は同じ本社だったので、週末はいつもデートしてた。
そして、北海道に転勤後は2ヶ月に1回会う程度。
はじめはもう、寂しくって泣いてたっけ?今も寂しいけど、どうにもならないしっていう諦めもある。
最近連絡も一気に減ったし、向こうで好きな人でも出来たかなとすらも考えてる。
どこかで、もう無理なのかなという諦め。
逢いたくても逢えない。
逢いたいといっても、すぐ逢えるわけではない。
誠也は3つ年上で、北海道支店では課長になっている。
忙しいのは解るが…
もう3週間連絡ない。
最後に連絡したのは私だ。
もう、終わりかなー
「えっ?」
別の部署の方からまさかの告白。
「だから、もし好きな人いないなら付き合ってみない?」
同じ言葉を2回言わせてしまった。
だって、信じられないんだもん。
何度かお仕事したことあるけど、悪い人ではない。
新しい恋、初めてみるのもいいのかな。
そうは言っても誠也に会いたいのは確なので、中途半端な付き合いは申し訳ないからお断りした。
近くにいる人に告白されてぐらッとしたのは確かで、寂しさのあまり近くにいてほしいと思ってしまう。
家に帰ってもぼーっとしてしまう。
誠也は、私と会いたくないんだろうか。
夜23時頃メールが来た。
誠也からだ。
やっと想いの人から連絡が。
『ごめん、終わりにしよう』
涙もでなかった。どこかで終わりなのかっという予想があったので。
そして一か月後、誠也は本社の常務の娘さんと婚約。
本社に営業部長として戻ってきた。
私の顔を一瞬みて「ごめん」って言うのが聞こえた気がした。
もう...どうでもいい。
逢いたかった人はもうここにはいない。あの時の彼には逢えない。
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