貴方を愛することできますか?

詩織

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薬?

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香苗ちゃんと約束の当日、態々私の会社の駅まで来てくれるというので、駅前に待ち合わせをした。

駅に向かって歩くと

「お疲れ様です」

声をかけられたのは、高野君のだった。

「お疲れ様。」

「水沢さん、そろそろ折れてださいよー」

最近ちょっとシツコイなーとおもってた。

しばらくは何もなかったんだけど、最近またガンガン来るようになった。

「ほんと、ごめん。その気ないし、これから友達と飲みなの。」

と言ったら

「じゃー、いいのありますよ」

と、言って出したのは

「これ、二日酔いないですよ!オススメです。俺も飲もうとしてたので一本あげますよ」

「ええ?いいよ!」

「そんなこと、いわないで」

と言って渡される。

栄養ドリンクくらいのサイズで、確かどっかの薬局屋でみたなーくらいだった。

「じゃ、あとで飲むよ」

「今飲んでください」

「え?なんで?まだ先だし」

「これ、長く効くんですよ!それに飲んだら今日は退散しますよ!」

「え?どういうこと?」

「んー、あー俺の渡したの飲んでくれたので満足して?」

「あ、あのねー」

「じゃないと、着いて行きますよ!」

面倒くさいなー

飲んで着いてこなくなるならと、半分くらい飲んだ。

「じゃ、これでいい?また会社で」

と、行こうとすると

「な、なに?」

身体が熱い。

「水沢さんがいけないんですよ」

「え?」

「何度もアプローチしたのに」

危険を察知して、



圭哉君!!



だ、だめ!

電話してすぐ来れる距離でない!

スマホをだして、

「香苗ちゃん、助けて!」

「!!!」

「結乃ちゃん?どこ?」

「駅近く、東口真っ直ぐコンビニ近く脇道」

スマホを取り上げられた。

「か、返して」

腕を触られただけで

「ひゃ!!」

反応する

「いいねー」

と、ニヤッと笑う。

「な、なに入れたの?」

「媚薬ってやつです。飲んだことないんですか?」

「そ、そんなのあるわけないでしょ!!」

「へぇー、じゃきっと快楽に溺れると思いますよ!それが切れるまでお手伝いします」

「離して!」

少し歩けば大通りなのに、誰も気づかない。

いやだ!怖い!!

引っ張って、駅から離れる

「すくそこにラブホあるんで、とりあえずそこまで行きましょう」

「ふざけないでよ!!」

身体が熱く苦しい。

こんなヤツとなんか…

「抱き上げた方が早いか」

と言って、私をお姫様抱っこした

身体ががあちこち痺れて

「いやーー!!触らないで!」

おかしくなりそう

どんどんと、進みホテルが見えてきたとき

ドン!!!

高野君の後ろから鈍い音がした

「う~~~」

と、もがいてるとき、私は離れられて

「結乃ちゃんー!!」

「香苗ちゃん」

香苗ちゃんが来てくれた。

私はもう一人で立ち上がることすらできず、香苗ちゃんに触られるだけでも

「ひゃ!!」

と、悲鳴をあげた

ビックリしてる香苗ちゃん

「び、媚薬飲まされたの」

「はぁ!??」

ビキッとなる香苗ちゃん

スマホに電話して

「もしもし、結乃ちゃんがピンチなの!急いできて!S駅から真っすぐのコンビニ脇道歩いて!早く!!」

そう言って、どこかに電話して切った。

「な、なんだ?女かよ!」

高野君が香苗ちゃんをみて、呆気にとられた。

「女が偉そうにくるんじゃねぇーよ!痛い目みたいの?」

「さぁ、それはどうかしら?」

高野君は、香苗ちゃんにビンタしようとして手をあげようとしたら、その手を後ろに回されて

「いっ!!」

そして、脚を掛けて倒す。

その上に馬乗りになり

「女だと思って、舐めるんじゃないわよ!!」

か、香苗ちゃん…

その時

「何?香苗よんだ?」

2人の美人な女性がきて

「こいつ、私の大事な友達に変な薬飲ませて、ラブホ連れて行こうとかしてるの」

「へぇー、そうなんだ」

「お兄さん、そんな悪いことしてるの?駄目じゃない」

と、ちょっと、手ポキポキって音してません?この美人お二人?

3人の女性が高野君をお相手に…というか、もう既に…

「ちょっと、香苗!こんなんじゃ道場の練習のがまだましよ!練習にも何もならないじゃない!」

「弱すぎる」

3人にもう羽交い締めなり、色々されてもう…

「すまなかった。もうしねーよ」

と、叫んでる高野君

「結乃ちゃん、こいつどうする?」

「か、会社の後輩なの。週明けにでも会社に報告する」

「だってさ!」

と、羽交い締めしてるときに

「おい!香苗!!結乃がどうしたって…」

圭哉君が息を切らしてきたが、一人の男が3人の美人に馬乗りやら羽交い締めされて

それを見て呆気にとられてる

「兄貴!この男が、結乃ちゃんに媚薬飲ましたんだと!」

「はぁ!!?」

「この男に恨みもあるだろうけど、結乃ちゃんがもう限界だから、結乃ちゃん連れてって」

ビックリして私をみる

私は震えて、身体が熱くってどうしよもなくって

「こっちのことは、私達にまかせて!結乃ちゃん、今度だね、飲みに行くの。とりあえず兄貴に助けてもらいな」

助けてもらいなの意味は…、流石にわかる。

でも、私には圭哉君しかいなくって

「お、おい!」

圭哉君も困ってる

「兄貴!こんな男に結乃ちゃんされていいの?」

「…」

「立てるか?」

「ひゃ!!」

あの出来事から圭哉君とは触ったこともなかった。

「ご、ごめん、身体が」

「解ってる。少し触るよ、我慢して」

圭哉君に支えられて大通りに出て、タクシーを拾った。

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