貴方を愛することできますか?

詩織

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彼の友人&妹

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平日の帰り、ホームで立ってたら

「水沢さん」

と、声を掛けられて

「あっ、こんばんわ」

圭哉君の友達の真下さんだった。

「たまたまこっちまで来る用事あってね、どお?圭哉とは上手くいってる?」

「え?」

「圭哉と、付き合ってるんでしょ?」

「ええ!?それはないですよ」

「え?そうなの?最近圭哉元気だからそうなのかと思ったけど」

「確かに会ってますけど、付き合ってるとかそういうのでは…」

「へー、そなんだ。」

「はい」

「でも、水沢さんと会って圭哉元気になってるから、やっぱり圭哉にとって水沢さんは特別なんだろうね」

そこは、何とも言えなかった。

「俺、よくわからないけど、2人は似てると思うよ」

「え?」

「なんとなくね、素直じゃないところとか」

「ははは」

なんか図星な気がしてなんとも言えない。

この後も少し話して、お別れした。

圭哉君、前より元気になったんだ。

なら、私と会ってるのはよかったんだね。


家に帰ると、電話が来て話すと香苗ちゃんからだった。

「結乃ちゃーん!」

通話開始されから、すぐ結乃ちゃーんはちょっと笑っちゃう。

「香苗ちゃん、元気?」

「うん。元気!元気!聞いて!!私もとうとう実家出て東京に行くことになったの!」

「ええ!?そうなの?」

「うん。今はまでは、呼ばれたときに雑誌に出る感じだったけど、今度から専属になってね、表紙とかもでるからね」

「ええ!?そうなの?」

「うん。で、もう実家からの往復キツイから都内に引っ越すことに」

「へぇー、そうなんだ。あっ、この間のドラマ、見たよ!」

「あー、チョイ役だけどね」

「でも、輝いてたよ」

「へへへ、嬉しい」

「どの辺に引っ越すの?」

「結乃ちゃん、K駅って聞いたんで、隣のM駅にする予定。」

「えええ!?そんな近いの?」

「うん。結乃ちゃんに会いたいし、兄貴ともそこまで遠くないし、事務所も近いしね」

「そっかぁー」

「あとさ、護身用で空手もやってるの」

「え!?そうなの?」

「うん、なんかハマっちゃってそしたら黒帯まで行ってしまった」

「ひーー!!香苗ちゃん、すごー、そんなこと前いってなかったじゃん!」

「まぁ、護身用だしね、言うこともないしね、で道場も近くにあったし」

「そうなんだ」

圭哉君のこと言おうとしたけど、まだたどたどしいから、もう少ししてからでいっか…って、思ったら

「兄貴と会ってるんだって?」

と、言われてしまった。

「えっ?なに?」

「この間兄貴とあった時、様子が変わったんで羽交い締めにして聞いた」

…く、黒帯で羽交い締めって…

「結乃ちゃんと会ってるって聞いたけど」

「仕事でたまたま偶然あってね、それから少しは会ってるけど、そのくらいだよ」

「へー、でも兄貴はちょっと嬉しそうに見えたけど」

「そ、そお?気のせいじゃない?」

と、香苗ちゃんと電話と話をしたが、後に香苗ちゃんに助けられるとは思わなかった。

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