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優しすぎて
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私を見て抱きかかえ
「ちょっと…」
「辛そうだな」
お姫様抱っこされて
「ベッドは?」
「…あのドアの奥」
1LDKのアパートなんで、部屋なんか1つしかないけど、植原さんはその部屋に入って、ベッドの上に私を寝かせて
「とりあえず、飯作るからキッチン貸して」
「え!?」
「勝手に色々借りるぞ」
そう言ってスーパーで買い物したのか、袋から色々だして準備をしはじめた。
もう少しキレイにしとけばよかったーって、イヤイヤそうじゃなく
「そんな、悪いよ」
「病人、怪我人は、余計なこと考えない!治すことだけ考えればいい」
まさか、こんなことになるなんて…
うちに植原さんが来るとは…
「飯できたぞ!」
あっ、いつの間にか寝てしまってた。
なんていう図々しい…
「起きれるか?」
助けてもらいながら起きようとすると
「う、植原さん!!」
またお姫様抱っこされて、リビングのソファに座らされた。
恥ずかしくって赤面しちゃうよ。
そんなのを知ってか笑ってるし
「座るの辛くない?」
「大丈夫」
「嫌いなのないって言ってたから適当に用意した」
煮魚に、サラダに、餃子に、お味噌汁に…
「まぁ、冷凍なのもあるけどな」
「いや、ほんと十分だよ。ありがとう」
二人分用意されていて、植原さんも一緒に…食べるんだよな。
「茶碗が1個しか…」
「あー、いいよ!適当なので」
といって、深めの小さいボールにご飯を入れて
「まぁ、1個しかないのは安心したけどな」
「え?」
「とりあえず、食べよっか」
二人でご飯を食べ始めた。
「美味しい」
そういえば、元彼と別れてからこのアパートに引っ越したし、人を入れたのは初めてかも。
「そか」
「ありがとう」
「しばらく休みだろ?ゆっくり休んで、栄養あるの食べよう」
ちょっと待って
「植原さん、まさか…」
「なに?」
「明日とかも」
「出来るだけ来るつもりだけど」
「そんな、迷惑かけまくってさすがに」
「そんなの気にするな。さっきも言ったけど治すことだけ考えればいい」
…いい男でこんな優しいって、誰だって落ちるよ
心臓の鼓動が凄いことになっていて
きっと、誰にでも優しいんだよ!私にだけじゃない!
と、言い聞かせた。
ご飯の片付けもしてもらって
「風呂どうする?でもしばらくはシャワーがいいな」
「え?」
「湯船に入りたいっていったら、入れようと思っだが…」
入れるって…
「何考えてるの?いやらしい」
と、わざとらしく言われて
「何も考えてないもん!」
と、言う話のあとに
「まぁ、腰は仕方ないけど元気そうな声聞けてよかったよ」
と、言われてやっぱり殺し文句というか、そういう優しいのって…
「とりあえず、風呂入ってきて」
「え?」
「一人のときに風呂入って転んでもしたら大変だろ!」
「覗かないから、ここにいるから」
私は着替えを持って風呂場に向かった。
幸い脱衣所もあるから見えることはないけど…、でも優しすぎてなんかな…
シャワーを浴びて、出てくると
「転んでないな」
と、言われて
「だ、大丈夫だよ」
またベッドまで運んでくれた。
「植原さん、ここまでしてもらって…」
「いいから気にするな」
私をベッドの上に置いたら
「じゃ、行くから!鍵って合鍵ある?」
「あっうん。」
「じゃ、借りていい?」
明日も来る気だ
「いいよ、ホントに」
「俺がしたいの!」
「植原さん…」
「ちゃんと休んで」
と言って、植原さんは帰って行った。
こんなことされたら、好きになるしかないじゃん!
ズルいよ!
私、どうしたらいいの?
「ちょっと…」
「辛そうだな」
お姫様抱っこされて
「ベッドは?」
「…あのドアの奥」
1LDKのアパートなんで、部屋なんか1つしかないけど、植原さんはその部屋に入って、ベッドの上に私を寝かせて
「とりあえず、飯作るからキッチン貸して」
「え!?」
「勝手に色々借りるぞ」
そう言ってスーパーで買い物したのか、袋から色々だして準備をしはじめた。
もう少しキレイにしとけばよかったーって、イヤイヤそうじゃなく
「そんな、悪いよ」
「病人、怪我人は、余計なこと考えない!治すことだけ考えればいい」
まさか、こんなことになるなんて…
うちに植原さんが来るとは…
「飯できたぞ!」
あっ、いつの間にか寝てしまってた。
なんていう図々しい…
「起きれるか?」
助けてもらいながら起きようとすると
「う、植原さん!!」
またお姫様抱っこされて、リビングのソファに座らされた。
恥ずかしくって赤面しちゃうよ。
そんなのを知ってか笑ってるし
「座るの辛くない?」
「大丈夫」
「嫌いなのないって言ってたから適当に用意した」
煮魚に、サラダに、餃子に、お味噌汁に…
「まぁ、冷凍なのもあるけどな」
「いや、ほんと十分だよ。ありがとう」
二人分用意されていて、植原さんも一緒に…食べるんだよな。
「茶碗が1個しか…」
「あー、いいよ!適当なので」
といって、深めの小さいボールにご飯を入れて
「まぁ、1個しかないのは安心したけどな」
「え?」
「とりあえず、食べよっか」
二人でご飯を食べ始めた。
「美味しい」
そういえば、元彼と別れてからこのアパートに引っ越したし、人を入れたのは初めてかも。
「そか」
「ありがとう」
「しばらく休みだろ?ゆっくり休んで、栄養あるの食べよう」
ちょっと待って
「植原さん、まさか…」
「なに?」
「明日とかも」
「出来るだけ来るつもりだけど」
「そんな、迷惑かけまくってさすがに」
「そんなの気にするな。さっきも言ったけど治すことだけ考えればいい」
…いい男でこんな優しいって、誰だって落ちるよ
心臓の鼓動が凄いことになっていて
きっと、誰にでも優しいんだよ!私にだけじゃない!
と、言い聞かせた。
ご飯の片付けもしてもらって
「風呂どうする?でもしばらくはシャワーがいいな」
「え?」
「湯船に入りたいっていったら、入れようと思っだが…」
入れるって…
「何考えてるの?いやらしい」
と、わざとらしく言われて
「何も考えてないもん!」
と、言う話のあとに
「まぁ、腰は仕方ないけど元気そうな声聞けてよかったよ」
と、言われてやっぱり殺し文句というか、そういう優しいのって…
「とりあえず、風呂入ってきて」
「え?」
「一人のときに風呂入って転んでもしたら大変だろ!」
「覗かないから、ここにいるから」
私は着替えを持って風呂場に向かった。
幸い脱衣所もあるから見えることはないけど…、でも優しすぎてなんかな…
シャワーを浴びて、出てくると
「転んでないな」
と、言われて
「だ、大丈夫だよ」
またベッドまで運んでくれた。
「植原さん、ここまでしてもらって…」
「いいから気にするな」
私をベッドの上に置いたら
「じゃ、行くから!鍵って合鍵ある?」
「あっうん。」
「じゃ、借りていい?」
明日も来る気だ
「いいよ、ホントに」
「俺がしたいの!」
「植原さん…」
「ちゃんと休んで」
と言って、植原さんは帰って行った。
こんなことされたら、好きになるしかないじゃん!
ズルいよ!
私、どうしたらいいの?
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