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プロポーズ?
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「お話があります」
吉村さんとご飯食べてあと、私から切り出した。
「なんか解らないけど、ずっと悩んでたようだね。」
そう言って、
「それを話してくれるの?」
「はい」
少し気持ちを落ち着かせて
「吉村さんは、ずっと私と結婚していたいですか?」
「え?」
「私、専務さんの娘さんと縁談話があるの聞いてます。離婚してその娘さんと再婚するような話があるってことも」
吉村さんは、ビックリして固まってる
「私…捨てられるんですか?」
一気に言った。
言いたいこと言った。
下向いて目を瞑った。
そうだ、と言われたらどうしよう?
わたし、やっぱり捨てられるのかな
「理沙」
少し間があって
「ちゃんと、話すよ」
そして、
「少し待ってて」
と、部屋に入りすぐ戻ってきた。
私の真正面向いて座った。
「専務のお嬢さんの縁談話は本当だよ。結婚したときは誰でもよかったし、結婚して1ヶ月後くらいにその話がきた。」
そんなに、早くから
「ただ結婚したばかりなのですぐ離婚は考えてないことを伝えたら、少しは待つって話だったんだ。
幹部になるチャンスもあったから、返事はいつも曖昧にしてた。
理沙とははじめは偽装としてやってたし、少し悩んでたのはあったのは事実なんだ。でも、少しずつ理沙の存在が大きくなってきてた。
俺はいつしか幹部になることはどうでもよくなってた。」
「でも、最近腕を組んだりして歩いてたでしょ?」
「え?」
少し考えた。
「確か、ホテルのどっかの会場のような」
「あー、確かに。でも俺は、腕を貸しただけだけど、組んだつもりはない」
それって、どういう?
「結構お酒を飲んだらしくって、歩けないくらいまで飲んでたようなんだ。私をだっこしてくれって言われてね、お断りしたんだ。それじゃ移動できないって言うから、じゃ腕なら貸しますよって貸したんだ」
「確かに腕を組んでるように見られてるかもだけど、抱っこもしたくないし、そこに放置しとくのもね、なんで腕なら貸すって言ったんだ」
「3人で話したりとかあったようだけど」
「正式にお断りしたときじゃないかな。多分部長のホームパーティーくらいのときは、お断りしてたと思うけど」
えっ?そんなに前なの?
吉村さんは、私を立たせた。
そして、膝まづいた。
「浦田理沙さん、私と結婚してれませんか?」
「え?」
ポケットから小箱をだし箱を開けた。
ダイヤモンドのリングがあった。
「よ、吉村さん?」
「今度は最愛の人としてプロポーズしたい。」
ビックリして、言葉がでない。
「理沙、愛してる。ずっと一緒にいて」
こんなことって
「お願い、受け取って?」
「わ、私でいいんですか?」
「理沙がいい」
「わたし、本当に何も」
「理沙がいてくれればいいよ」
その指輪を受け取ろうとして、手を出したけど、触る勇気がなかった。
「私、捨てられると思ったから」
「そんなこと、あるわけない」
「吉村さん」
「いい加減、やめて?吉村さんは」
「し、修吾さん、愛してます。こんな私でよければ」
小箱の箱を受け取った。
「二人だけの結婚式、やろうな」
吉村さんとご飯食べてあと、私から切り出した。
「なんか解らないけど、ずっと悩んでたようだね。」
そう言って、
「それを話してくれるの?」
「はい」
少し気持ちを落ち着かせて
「吉村さんは、ずっと私と結婚していたいですか?」
「え?」
「私、専務さんの娘さんと縁談話があるの聞いてます。離婚してその娘さんと再婚するような話があるってことも」
吉村さんは、ビックリして固まってる
「私…捨てられるんですか?」
一気に言った。
言いたいこと言った。
下向いて目を瞑った。
そうだ、と言われたらどうしよう?
わたし、やっぱり捨てられるのかな
「理沙」
少し間があって
「ちゃんと、話すよ」
そして、
「少し待ってて」
と、部屋に入りすぐ戻ってきた。
私の真正面向いて座った。
「専務のお嬢さんの縁談話は本当だよ。結婚したときは誰でもよかったし、結婚して1ヶ月後くらいにその話がきた。」
そんなに、早くから
「ただ結婚したばかりなのですぐ離婚は考えてないことを伝えたら、少しは待つって話だったんだ。
幹部になるチャンスもあったから、返事はいつも曖昧にしてた。
理沙とははじめは偽装としてやってたし、少し悩んでたのはあったのは事実なんだ。でも、少しずつ理沙の存在が大きくなってきてた。
俺はいつしか幹部になることはどうでもよくなってた。」
「でも、最近腕を組んだりして歩いてたでしょ?」
「え?」
少し考えた。
「確か、ホテルのどっかの会場のような」
「あー、確かに。でも俺は、腕を貸しただけだけど、組んだつもりはない」
それって、どういう?
「結構お酒を飲んだらしくって、歩けないくらいまで飲んでたようなんだ。私をだっこしてくれって言われてね、お断りしたんだ。それじゃ移動できないって言うから、じゃ腕なら貸しますよって貸したんだ」
「確かに腕を組んでるように見られてるかもだけど、抱っこもしたくないし、そこに放置しとくのもね、なんで腕なら貸すって言ったんだ」
「3人で話したりとかあったようだけど」
「正式にお断りしたときじゃないかな。多分部長のホームパーティーくらいのときは、お断りしてたと思うけど」
えっ?そんなに前なの?
吉村さんは、私を立たせた。
そして、膝まづいた。
「浦田理沙さん、私と結婚してれませんか?」
「え?」
ポケットから小箱をだし箱を開けた。
ダイヤモンドのリングがあった。
「よ、吉村さん?」
「今度は最愛の人としてプロポーズしたい。」
ビックリして、言葉がでない。
「理沙、愛してる。ずっと一緒にいて」
こんなことって
「お願い、受け取って?」
「わ、私でいいんですか?」
「理沙がいい」
「わたし、本当に何も」
「理沙がいてくれればいいよ」
その指輪を受け取ろうとして、手を出したけど、触る勇気がなかった。
「私、捨てられると思ったから」
「そんなこと、あるわけない」
「吉村さん」
「いい加減、やめて?吉村さんは」
「し、修吾さん、愛してます。こんな私でよければ」
小箱の箱を受け取った。
「二人だけの結婚式、やろうな」
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