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牛タンを食べたい回・どこに絞るか(全2話)
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【牛タンを食べたい回】~アルスの日常~
アルスは休み時間、自分の席でネットニュースを見ていた。
携帯の電源を落とすと、アルス机に手を付いて立ち上がった。
エル「どうしたの?」
そのそばで、友人達と話していたエル。
こちらへ振り向きそう尋ねると、俺は口を開いた。
アルス「放課後、牛タン食いに行かね?」
突然の誘いであったが、エルは「いいね~!」と答え承諾する。
すると、彼女と話していたクレも立ち上がると「私も行きた~い!」と手を挙げる。
それに便乗するかのように、藍夏も「あたしも」と言って身を乗り出した。
アルス「よし、みんなで行くか。」
というわけで、今夜は牛タンを食べに行くことになった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【どこに絞るか】~ナタモチ~
昼休みが始まると、自分の席に座っている美浦は一人悩んでいた。
隼士「なにをそんなに考え込んでいるんだ?」
彼女の正面の席に座り、弁当を広げる隼士。
そう尋ねる彼に、美浦の隣に座っていた美優が答えた。
美優「飲み物をどこの自販機で買おうか迷ってるみたいだよ」
すると隼士は思わず「いや、しょーもな!」と声を上げてしまった。
美浦「なによ失礼ね!大事なことなの!」
机を叩きながら、隼士にそう言い返す。
美浦「よく行くところは売り切れが多いし、あまり行かないとこは飲みたいのが無いかもしれないし...。」
そう呟く美浦に、隼士は「無かったらまた探しに行けばいいじゃんか」と提案する。
しかし、それを聞いた彼女は首を横に振った。
なにか事情でもあるのだろうか。
美浦「歩くのめんどくさ~い」
隼士「いや歩け!」
あまり長い距離を歩きたくないようで、美浦はどれか一つの自販機に絞ろうとしていたようだ。
しかし、それがなかなか決まらないようで、こうして悩んでいるというわけだった。
隼士「聞くほどくだらないな、心配して損したわ。」
呆れた隼士はそう言うと、弁当箱の蓋を開け箸で食べ進める。
そんな彼の横顔を見ながら、美浦は「なになに、心配してくれてたんだ?」とニヤニヤしながら言う。
携帯で肩をツンツンと小突いてくる美浦に、隼士は「なんでもいいから行ってこい!」と声を上げた。
アルスは休み時間、自分の席でネットニュースを見ていた。
携帯の電源を落とすと、アルス机に手を付いて立ち上がった。
エル「どうしたの?」
そのそばで、友人達と話していたエル。
こちらへ振り向きそう尋ねると、俺は口を開いた。
アルス「放課後、牛タン食いに行かね?」
突然の誘いであったが、エルは「いいね~!」と答え承諾する。
すると、彼女と話していたクレも立ち上がると「私も行きた~い!」と手を挙げる。
それに便乗するかのように、藍夏も「あたしも」と言って身を乗り出した。
アルス「よし、みんなで行くか。」
というわけで、今夜は牛タンを食べに行くことになった。
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【どこに絞るか】~ナタモチ~
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隼士「なにをそんなに考え込んでいるんだ?」
彼女の正面の席に座り、弁当を広げる隼士。
そう尋ねる彼に、美浦の隣に座っていた美優が答えた。
美優「飲み物をどこの自販機で買おうか迷ってるみたいだよ」
すると隼士は思わず「いや、しょーもな!」と声を上げてしまった。
美浦「なによ失礼ね!大事なことなの!」
机を叩きながら、隼士にそう言い返す。
美浦「よく行くところは売り切れが多いし、あまり行かないとこは飲みたいのが無いかもしれないし...。」
そう呟く美浦に、隼士は「無かったらまた探しに行けばいいじゃんか」と提案する。
しかし、それを聞いた彼女は首を横に振った。
なにか事情でもあるのだろうか。
美浦「歩くのめんどくさ~い」
隼士「いや歩け!」
あまり長い距離を歩きたくないようで、美浦はどれか一つの自販機に絞ろうとしていたようだ。
しかし、それがなかなか決まらないようで、こうして悩んでいるというわけだった。
隼士「聞くほどくだらないな、心配して損したわ。」
呆れた隼士はそう言うと、弁当箱の蓋を開け箸で食べ進める。
そんな彼の横顔を見ながら、美浦は「なになに、心配してくれてたんだ?」とニヤニヤしながら言う。
携帯で肩をツンツンと小突いてくる美浦に、隼士は「なんでもいいから行ってこい!」と声を上げた。
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