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待望の続編の回・前作の観直し(全2話)
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【待望の続編の回】~アルスの日常~
7時前、目を覚ましたアルスは枕元に置いてある携帯を取り寄せる。
携帯を立ち上げると、早速ニュースアプリを開いた。
ページを更新し、表示された新着ニュースを読んでいると、一件の通知が届いた。
その文面を見た途端、アルスは飛び起きる。
通知を開くと表示された、とある告知を目にすると...。
アルス「続編や...」
内容を把握したアルスは、思わずそう呟いた。
告知とは、あるホラー小説の映画版の続編が製作決定したというものだった。
アルス「遂に来たか」
続編は正直来ないと思っていたが、ひそかに期待してはいた。
待望の続編に備えて、アルスは一作目を観直すことにした。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【前作の観直し】~四元戦士の理~
閏は台所で料理をしていた。
窓を閉めようとリビングへと向かうと、ダイニングテーブルに置かれた携帯に電話が掛かってきていることに気が付いた。
閏は「この携帯は...」と呟くと、それを持って和室へと向かった。
閏「お兄電話来てるよ~」
本を読んでいたアルスは「お、さんきゅー。」と礼を述べると、電話に出た。
アルス「はいはいどした~」
要件を尋ねると、スピーカーからクレの声が聞こえてきた。
クレ『アルス君!映画の続編が出るって話聞いた!?』
興奮気味にそう話すクレに、アルスは「お~、今朝のな。」と返す。
するとクレは『知ってたんだ!』と言って、こう続けた。
クレ『今から前の方のDVD持ってくから観よ~!』
どうやらこれから、一作目の映画のDVDを持ってうちまで来るようだ。
アルス「マジ?俺も観ようと思ってたからちょうどええわ。」
そう答えるとクレは『本当!じゃあ決まりだね!昼頃に着くかも!』と到着時間を告げる。
アルス「そうなのか。ほんなら閏、クレの分も用意してもらってもええ?」
隣で聞いていた閏にそう尋ねると、彼女は「おっけー!」と言ってキッチンへと向かっていった。
アルス「というわけだから、昼はうちで食おうな。」
そう伝えるとクレは『やった~!』と喜んでいた。
クレ『じゃあそういうわけだから!またお昼頃にね~!』
彼女に向けてアルスは「おう、気を付けてな。」と言うと、クレは『うん!ばいば~い!』と別れを告げて電話を切った。
7時前、目を覚ましたアルスは枕元に置いてある携帯を取り寄せる。
携帯を立ち上げると、早速ニュースアプリを開いた。
ページを更新し、表示された新着ニュースを読んでいると、一件の通知が届いた。
その文面を見た途端、アルスは飛び起きる。
通知を開くと表示された、とある告知を目にすると...。
アルス「続編や...」
内容を把握したアルスは、思わずそう呟いた。
告知とは、あるホラー小説の映画版の続編が製作決定したというものだった。
アルス「遂に来たか」
続編は正直来ないと思っていたが、ひそかに期待してはいた。
待望の続編に備えて、アルスは一作目を観直すことにした。
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【前作の観直し】~四元戦士の理~
閏は台所で料理をしていた。
窓を閉めようとリビングへと向かうと、ダイニングテーブルに置かれた携帯に電話が掛かってきていることに気が付いた。
閏は「この携帯は...」と呟くと、それを持って和室へと向かった。
閏「お兄電話来てるよ~」
本を読んでいたアルスは「お、さんきゅー。」と礼を述べると、電話に出た。
アルス「はいはいどした~」
要件を尋ねると、スピーカーからクレの声が聞こえてきた。
クレ『アルス君!映画の続編が出るって話聞いた!?』
興奮気味にそう話すクレに、アルスは「お~、今朝のな。」と返す。
するとクレは『知ってたんだ!』と言って、こう続けた。
クレ『今から前の方のDVD持ってくから観よ~!』
どうやらこれから、一作目の映画のDVDを持ってうちまで来るようだ。
アルス「マジ?俺も観ようと思ってたからちょうどええわ。」
そう答えるとクレは『本当!じゃあ決まりだね!昼頃に着くかも!』と到着時間を告げる。
アルス「そうなのか。ほんなら閏、クレの分も用意してもらってもええ?」
隣で聞いていた閏にそう尋ねると、彼女は「おっけー!」と言ってキッチンへと向かっていった。
アルス「というわけだから、昼はうちで食おうな。」
そう伝えるとクレは『やった~!』と喜んでいた。
クレ『じゃあそういうわけだから!またお昼頃にね~!』
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