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進捗とプレイ時間・雨の日のテンプレート・悪天候の期待の回・忘却のHR(全4話)
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【進捗とプレイ時間】~Life's~
カツキ「クレっちおっはよ~!」
登校してきたクレは廊下を歩いていると、後ろから突然飛び付かれた。
クレ「おはよカッちゃん!」
振り向きながらカツキの肩に触れ、顔を合わせる。
彼女は隣へ来ると「昨日の進んだ~?」と、買ったゲームの進捗について尋ねてきた。
クレ「ちょっとだけやった!1時間もやってないくらいかな?」
そう言うとカツキは「そうなの!」と相づちを打つ。
私は「カッちゃんはどのぐらいやったの~?」と聞くと、彼女は「ん~、多分5時間はやった!」と答える。
クレ「え~そんなに~?結構進んだんだね!」
初日からそんなにもできるのか、と少し驚きがあった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【雨の日のテンプレート】~電脳戦士の理~
朝のHRが始まる前、教室内はガヤガヤと賑わっていた。
と言っても、内容はいいわけではないが。
茉愛「もう雨強すぎ!傘の意味無いじゃん!」
そういった声を上げているのは、制服のポロシャツやスカートが所々濡れてしまったという茉愛。
なんか、雨の日はいつもそれ言ってるような気がする。
美浦「せっかくいい感じにセットできたのに、一瞬出ただけでこれだよ...。」
雨で崩れてしまった髪に、落胆の声を漏らすのは美浦。
わざわざ車で来たのに、たった数秒雨に当たっただけでこうも形が崩れてしまうものなのか。
気分が沈む2人の背中を見て、リーテと美優は苦笑いを浮かべていた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【悪天候の期待の回】~アルスの日常~
1限目が終わり、休み時間が訪れた。
カヤサは椅子にもたれながら「あ~マジ帰りて~」と一人言を呟いていた。
アルス「こんだけ雨が強いと、川の水とかが溢れ返っちまうんとちゃうか?」
アツシ「となると、早いとこ生徒を返した方がいいのでは?」
なんて話をしていると、校内放送を知らせるジングルが流れた。
厚史「お前ら静かにしろ!聞こえん!」
そう言って呼び掛けると、クラスメイト達は口を閉ざす。
校内放送に耳を傾けていると、こう告げられた。
『今後更に強い雨と風が予測されるので、2限目以降は行わず各自下校とします。』
そしたらもうテンション爆上げの大盛り上がりよ。
厚史とカヤサは廊下に駆け出し暴れ回り、この事態を予想していたカツキとサトシは、あらかじめまとめておいた荷物を持って颯爽と教室を出ていった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【忘却のHR】~四元戦士の理~
歓喜の声が溢れる教室に、担任の浜瀬先生が現れた。
いつものファイルを持って、教卓の前までとやってくる。
浜瀬先生「嬉しい気持ちは分かるが、一旦落ち着いてHRだけするぞ。」
そう言って興奮する生徒達を、一度席に座らせる。
アルス「先生、サトシとカツキは帰りました。」
そう告げると浜瀬先生は「なに?」と反応し、廊下に足を運ぶ。
窓から外の様子を見ると、校門へと向かおうとする2人の姿が渡り廊下の下にいるのが見えた。
浜瀬先生「コルァサトシとカツキぃ!!HRを忘れるなー!!」
そう声を上げると、それに気付いた2人は慌てた様子で引き返してきた。
カツキ「クレっちおっはよ~!」
登校してきたクレは廊下を歩いていると、後ろから突然飛び付かれた。
クレ「おはよカッちゃん!」
振り向きながらカツキの肩に触れ、顔を合わせる。
彼女は隣へ来ると「昨日の進んだ~?」と、買ったゲームの進捗について尋ねてきた。
クレ「ちょっとだけやった!1時間もやってないくらいかな?」
そう言うとカツキは「そうなの!」と相づちを打つ。
私は「カッちゃんはどのぐらいやったの~?」と聞くと、彼女は「ん~、多分5時間はやった!」と答える。
クレ「え~そんなに~?結構進んだんだね!」
初日からそんなにもできるのか、と少し驚きがあった。
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【雨の日のテンプレート】~電脳戦士の理~
朝のHRが始まる前、教室内はガヤガヤと賑わっていた。
と言っても、内容はいいわけではないが。
茉愛「もう雨強すぎ!傘の意味無いじゃん!」
そういった声を上げているのは、制服のポロシャツやスカートが所々濡れてしまったという茉愛。
なんか、雨の日はいつもそれ言ってるような気がする。
美浦「せっかくいい感じにセットできたのに、一瞬出ただけでこれだよ...。」
雨で崩れてしまった髪に、落胆の声を漏らすのは美浦。
わざわざ車で来たのに、たった数秒雨に当たっただけでこうも形が崩れてしまうものなのか。
気分が沈む2人の背中を見て、リーテと美優は苦笑いを浮かべていた。
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【悪天候の期待の回】~アルスの日常~
1限目が終わり、休み時間が訪れた。
カヤサは椅子にもたれながら「あ~マジ帰りて~」と一人言を呟いていた。
アルス「こんだけ雨が強いと、川の水とかが溢れ返っちまうんとちゃうか?」
アツシ「となると、早いとこ生徒を返した方がいいのでは?」
なんて話をしていると、校内放送を知らせるジングルが流れた。
厚史「お前ら静かにしろ!聞こえん!」
そう言って呼び掛けると、クラスメイト達は口を閉ざす。
校内放送に耳を傾けていると、こう告げられた。
『今後更に強い雨と風が予測されるので、2限目以降は行わず各自下校とします。』
そしたらもうテンション爆上げの大盛り上がりよ。
厚史とカヤサは廊下に駆け出し暴れ回り、この事態を予想していたカツキとサトシは、あらかじめまとめておいた荷物を持って颯爽と教室を出ていった。
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【忘却のHR】~四元戦士の理~
歓喜の声が溢れる教室に、担任の浜瀬先生が現れた。
いつものファイルを持って、教卓の前までとやってくる。
浜瀬先生「嬉しい気持ちは分かるが、一旦落ち着いてHRだけするぞ。」
そう言って興奮する生徒達を、一度席に座らせる。
アルス「先生、サトシとカツキは帰りました。」
そう告げると浜瀬先生は「なに?」と反応し、廊下に足を運ぶ。
窓から外の様子を見ると、校門へと向かおうとする2人の姿が渡り廊下の下にいるのが見えた。
浜瀬先生「コルァサトシとカツキぃ!!HRを忘れるなー!!」
そう声を上げると、それに気付いた2人は慌てた様子で引き返してきた。
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