毎日!アルスの日常366

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運動後のポテチ・部活用ドリンクの回(全2話)

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【運動後のポテチ】~四元戦士の理~

体育の授業が終わり、カツキはマリンと共に教室へと向かっていた。
教室に着くと早々に着替えを済ませ、ドカッと自分の席に座る。

脱いだジャージを簡単に畳むと、横にかけてあったカバンからポテチを取り出す。

袋を開けようとするカツキに、その様子を見ていた藍夏が「よく食えるよねそれ」と声を掛けた。

エル「ね!喉乾いちゃう!」

その隣にいたエルもそう言うが、カツキは「お腹空いたから食べる!」と言ってポテチを食べ始めた。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



【部活用ドリンクの回】~アルスの日常~

サトシは教務室での用事を済ませると、部活を行うグラウンドへと向かっていた。

その道中、陸上部の道具が周りに置かれたベンチに、ウォータージャグと紙コップがあるのが見えた。
俺はその前で立ち止まると、ベンチのそばでストレッチをしていた杏姉に尋ねる。

サトシ「おい、これ飲んでええか?」

俺の問い掛けに反応した杏姉は「あ、どうぞ...。」と振り返りながらそう呟いた。

紙コップを1つ取り出し、タンクのレバーを引く。
手にした紙コップをスポーツドリンクで満たすと、それを一口飲む。

サトシ「これてめぇが作ったやつなんよな」

俺が尋ねると、彼女は「は...はい、そうですが...。」と答える。

サトシ「マジで信じられんな。あんなゲテモノを編み出すのに、こいつだけはうめぇんだからな。」

褒めているのか、それともバカにしているのか。

よく分からなかった杏姉は「は、はぁ...。」と呟くが、それに構わずサトシは歩き出した。

サトシ「まだ残ってるで持ってくわ、それにこいつも練習で活用できるでよ。」

そう言って、俺は杏姉のいるベンチから離れ、その場を去った。
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