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バス待ちにて・特別なボタン・ポップコーンのフレーバー決め(全3話)
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【バス待ちにて】~四元戦士の理~
学校前のバス停で、クレとカツキ、そして茉愛の3人はバスを待っていた。
今日公開の映画を観るために、隣街へ向かうバスに乗るつもりでいた。
茉愛「カッキーと出掛けるのあまりないな~」
カツキ「ね~!なんだか新鮮!」
一緒にどこかへ行くのは、最近で言えば近場のショッピングモールへプリクラを撮りに行った以来である。
あれって確か4月の半ば辺りだったよね、そう考えると約1ヶ月ぶりなんだ。
茉愛「そういえば、マリンは来ないの?」
上映スケジュールを確認するカツキにそう問いかけると、彼女は「今日はリリちゃんとお茶行くみたい」とマリンの予定を教えてくれた。
カツキ「せっかく今日が公開なのに、帰っても話せないじゃん!」
ぷくーっと頬を膨らませるカツキと、その横顔を眺めるクレ。
クレ「マリンちゃんもあれ観れるんだ~!」
カツキ「ああ見えて結構耐性ついてるからね、かなりさ。」
なにでついたかは言わなかった。
ギャップどころの話ではなくなるから。
カツキ「それにしても、なかなかバス来ないね?」
時刻表を見やると、カツキは辺りを見渡した。
クレ「この時間帯は混むからね~、どこかで停まっちゃったかも!」
茉愛「なるほどね~、じゃあ仕方ないか!」
そんな会話をして、各々は思うことがあった。
クレ(バイクで行けるんだけどなぁ)
茉愛(装着機器があれば行けるんだけどなぁ)
カツキ(飛行すれば行けるんだけどなぁ)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【特別なボタン】~電脳戦士の理~
クレ「あ!来た来た~!」
遠くの方から、こちらへ向かうバスが見えた。
電光板には目的地方面の文字が表示されている。
バス停の前に停まると、3人は早速バスに乗り込んだ。
意外にも空いており、一番後ろの席に座ることができた。
カツキ「あれやりたい!降りるときのボタン押すの!」
座るや否や、カツキはそう言って降車ボタンを指差す。
しかし茉愛もまた「私も押したい!」と口にする。
普段バスに乗らない2人に取って、あのボタンは特別ななにかだと思っているようだ。
茉愛「じゃあ一緒に押そ!」
そう提案するとカツキは頷く。
カツキ「いいね~!裏切りは無しだよ!?」
茉愛「しないってば!同じボタンをせーのでね!」
そう話して約束を交わす2人であったが、カツキが「そういえばクレっちはいいの?」と尋ねてきた。
クレ「私はいいかな~!いつも押してるし、押すタイミングだけ教えてあげる!」
笑みを浮かべ、そう答える。
そう、クレは仕事で都会街へ行くとたまにバスを利用している。
そこでいつも押しているので、別に特別な感情はなかった。
茉愛「そうなんだ、じゃあ着く時になったら教えてね!」
彼女の言葉にクレは「おっけ~!任せて!」と得意気に返事をした。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【ポップコーンのフレーバー決め】~Life's~
映画のチケットを買って、シアターロビーへと入場した3人。
茉愛の「ポップコーンとジュース買お!」という呼び掛けに賛成すると、売店から伸びる列へと並んだ。
クレ「2人とも、どの味にするの~?」
メニューを渡しながらそう尋ねると、カツキは「私醤油バター!」と真っ先に答える。
カツキ「今日はこれの気分なんだよね~!クレっちはお決まりのあれ?」
クレ「うん!キャラメルにする!」
彼女の問いかけに頷くと、クレは続けて「やっぱり甘々なのが一番!」と話す。
それにカツキは「やっぱりね~!」と納得していた。
クレ「茉愛ちゃんはどれにする~?」
彼女に尋ねられ、茉愛は少し考える。
茉愛「どうしようかな...キャラメルもいいけどたまには塩味にしてみよう!」
そう答えるとクレは「それもいいね!」と共感した。
カツキ「たまに塩にしたくなるんだよね~!」
クレ「分かる~!」
売店の列に並ぶ3人は、ポップコーンのフレーバーについての話題で盛り上がっていた。
学校前のバス停で、クレとカツキ、そして茉愛の3人はバスを待っていた。
今日公開の映画を観るために、隣街へ向かうバスに乗るつもりでいた。
茉愛「カッキーと出掛けるのあまりないな~」
カツキ「ね~!なんだか新鮮!」
一緒にどこかへ行くのは、最近で言えば近場のショッピングモールへプリクラを撮りに行った以来である。
あれって確か4月の半ば辺りだったよね、そう考えると約1ヶ月ぶりなんだ。
茉愛「そういえば、マリンは来ないの?」
上映スケジュールを確認するカツキにそう問いかけると、彼女は「今日はリリちゃんとお茶行くみたい」とマリンの予定を教えてくれた。
カツキ「せっかく今日が公開なのに、帰っても話せないじゃん!」
ぷくーっと頬を膨らませるカツキと、その横顔を眺めるクレ。
クレ「マリンちゃんもあれ観れるんだ~!」
カツキ「ああ見えて結構耐性ついてるからね、かなりさ。」
なにでついたかは言わなかった。
ギャップどころの話ではなくなるから。
カツキ「それにしても、なかなかバス来ないね?」
時刻表を見やると、カツキは辺りを見渡した。
クレ「この時間帯は混むからね~、どこかで停まっちゃったかも!」
茉愛「なるほどね~、じゃあ仕方ないか!」
そんな会話をして、各々は思うことがあった。
クレ(バイクで行けるんだけどなぁ)
茉愛(装着機器があれば行けるんだけどなぁ)
カツキ(飛行すれば行けるんだけどなぁ)
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【特別なボタン】~電脳戦士の理~
クレ「あ!来た来た~!」
遠くの方から、こちらへ向かうバスが見えた。
電光板には目的地方面の文字が表示されている。
バス停の前に停まると、3人は早速バスに乗り込んだ。
意外にも空いており、一番後ろの席に座ることができた。
カツキ「あれやりたい!降りるときのボタン押すの!」
座るや否や、カツキはそう言って降車ボタンを指差す。
しかし茉愛もまた「私も押したい!」と口にする。
普段バスに乗らない2人に取って、あのボタンは特別ななにかだと思っているようだ。
茉愛「じゃあ一緒に押そ!」
そう提案するとカツキは頷く。
カツキ「いいね~!裏切りは無しだよ!?」
茉愛「しないってば!同じボタンをせーのでね!」
そう話して約束を交わす2人であったが、カツキが「そういえばクレっちはいいの?」と尋ねてきた。
クレ「私はいいかな~!いつも押してるし、押すタイミングだけ教えてあげる!」
笑みを浮かべ、そう答える。
そう、クレは仕事で都会街へ行くとたまにバスを利用している。
そこでいつも押しているので、別に特別な感情はなかった。
茉愛「そうなんだ、じゃあ着く時になったら教えてね!」
彼女の言葉にクレは「おっけ~!任せて!」と得意気に返事をした。
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【ポップコーンのフレーバー決め】~Life's~
映画のチケットを買って、シアターロビーへと入場した3人。
茉愛の「ポップコーンとジュース買お!」という呼び掛けに賛成すると、売店から伸びる列へと並んだ。
クレ「2人とも、どの味にするの~?」
メニューを渡しながらそう尋ねると、カツキは「私醤油バター!」と真っ先に答える。
カツキ「今日はこれの気分なんだよね~!クレっちはお決まりのあれ?」
クレ「うん!キャラメルにする!」
彼女の問いかけに頷くと、クレは続けて「やっぱり甘々なのが一番!」と話す。
それにカツキは「やっぱりね~!」と納得していた。
クレ「茉愛ちゃんはどれにする~?」
彼女に尋ねられ、茉愛は少し考える。
茉愛「どうしようかな...キャラメルもいいけどたまには塩味にしてみよう!」
そう答えるとクレは「それもいいね!」と共感した。
カツキ「たまに塩にしたくなるんだよね~!」
クレ「分かる~!」
売店の列に並ぶ3人は、ポップコーンのフレーバーについての話題で盛り上がっていた。
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