毎日!アルスの日常366

星月

文字の大きさ
上 下
131 / 164

唐揚げレモンの回・アイスクリーム(全2話)

しおりを挟む
【唐揚げレモンの回】~アルスの日常~

アルス「唐揚げにレモンかけます」

そう言って、弁当に入っている唐揚げにレモン汁を数滴垂らす。

近藤「夢ならどれだけよかったんだろうな」
アルス「楽曲やがなそれ」



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



【アイスクリーム】~Life's~

クレは友人達と一緒に、近くのショッピングモールへと訪れていた。
目的は、フードコートにあるアイスクリーム屋だった。

クレ「わ~い楽しみ~!」

エスカレーターで登りながら、クレは笑みを浮かべる。

エル「みんなはなににするの?」

携帯でメニュー表を見せながら、みんなに尋ねる。

カツキ「私はチョコバニラ!」
藍夏「あたしはいつものね、あのパチパチのやつ。」

次々とフレーバーが挙がっていくが、味が被ることはなかった。
クレはラムネを選ぶようで、私はレモンにするつもりだ。

カツキ「マリンはぶどうだもんね!」

そう声をかけると、マリンは頷く。
あ、本当にぶどうなのね。

よく分かるよねぇ、これが双子の意思疎通っていうもの?

エル「リリちゃんはどうする?」

最後尾にいたリリーに、持っていた携帯を渡す。

リリー「今日はねぇ~、抹茶にしてみようかなぁ~。」

メニュー表を確認すると、そう口にして携帯を返した。

藍夏「全部緑になるじゃん」

確かに、緑だもんね。

エル「それを言ったら私もクレちゃんも同じ色になるじゃん!」

その言葉にクレも気が付き「本当だ!」と反応を示した。

カツキ「じゃあ私はオレンジで、マリンはブルーベリーじゃない?」
藍夏「あたしは...なんだろう、クリームソーダ?」

そう話し出すみんなに、エルはすかさず「すきなのでいいよ!?」とツッコミを入れた。
しおりを挟む

処理中です...